クマちゃんと森の街の冒険者とものづくり ~ほんとは猫なんじゃないの?~

猫野コロ

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第433話 欲深い商隊長に真の幸福を教えるべく、お布団でおねんねするクマちゃん。夢の中での出会い。

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 現在クマちゃんは幸の薄そうな彼らを救うため、お布団に入り、お目目をつぶっている。



 菓子の国にいる彼らは、あれを見てくだちゃい! と、可愛らしい猫手で掲示板を示すクマちゃんに従いすぐに視線をそちらに向けようとした。

 ――が、向けたつもりで、時が止まったように、ルークの服のあいだからお顔を出しているクマちゃんをじっと眺めていた。

 もこもこした子猫のような生き物が、お口の周りをもふっと膨らませ、つぶらなお目目をうるうるさせながら右の猫手をぐいー――と前に伸ばしている。

 彼らは一瞬だけ(のつもりで)、小さな黒い湿ったお鼻やピンとまっすぐに伸びる短い猫手、やや真剣な表情に見えなくもない子猫似のお顔をじっくりと見つめ、『お手々みじか……』『お口もふっとしてる……』『クソ可愛い……』とクマちゃんの可愛らしさを己の胸に刻み込んだ。

 謎の時間が数秒過ぎたのち、あたかも最初からそちらを見ていたかのように、全員で掲示板を見る。

 すると、掲示板の中では商隊長の人形とおさげ姿の人形の頭上に、もわもわとした吹き出しが浮かんでいるのが見えた。

 吹き出しには、たくさんの金貨に埋もれて大喜びしている彼らの姿が描かれている。いかにも欲望にまみれた商人らしい、ピコピコと動く絵が。

「えぇ……なにあれ。まさか夢の内容とかいわないよね?」

 リオはいかにも『うわぁ……』と言いたげな顔で、可愛い我が子に尋ねた。

 商隊長達が夢を見ていること、あるいはその夢の内容にとやかく言いたいわけではない。

 彼が気になったのは『まさか森に転がっている彼らが見ている夢の中身が、自分達の目、というかこのとんでもない掲示板に映っているわけではありませんよね?』ということだ。
 そうだとしたらさすがに気の毒だ。
 たとえ彼らが穢れた大人だったとしても、寝ているあいだの――それも夢の中の出来事を大勢に大公開するのはやめてやれ。
 それに、そのなかに赤子が見てはいけない何かが含まれていたら、それこそ『大変ちゃん』である。

 意外と常識人であるリオは、我が子にさりげなく「クマちゃんあれどうやって消すの?」と、人間観察に余念のないもこもこからプライバシーを保護するため、そして我が子を人間の穢れから護るための質問をした。

「クマちゃ……!」

 風のささやきを耳にしたクマちゃんは、ハッとお目目を開き、もこもこしたお口を押さえた。
 仲良しのリオちゃんは、夢見の悪そうな彼らの夢を消してしまいたいらしい。
 きゅお……。クマちゃんは困った顔でお鼻を鳴らし、肉球をペロペロした。
 
 そしてピンク色の肉球のお手入れをしながら、ハッと思いつく。
『たくちゃんの金貨ちゃんに埋もれる夢』はお鼻の上に皺がよるほどつまらなそうだが、『山のようなお菓子ちゃんに埋もれる夢』なら、とても楽しくて幸せなのではないだろうか。

 うむ――。クマちゃんは深く頷くと、商隊長ちゃん達を幸せにするための準備を開始した。



 リオの質問に、色々と忙しいもこもこは答えを返さなかった。
 だが、彼はそれを追求しなかった。それよりも気になることが目の前で行われているからだ。

「え、リーダー何やってんの」

「…………」

 ルークは無言のまま、小さくて可愛らしい寝床を整えると、クマちゃんを優しくもふ……と寝かせ、肌触りのよさそうな毛布をかけた。
 いつもなら一人で寝るのを嫌がるクマちゃんが、お目目をキュム――と閉じ、先の丸い猫手をちょこんと、黒猫柄の毛布の上にのせる。

 ――!!!

 目撃してしまった人間達の胸が、ギュッ!! と激しく締め付けられる。

 真っ白な子猫にそっくりなクマちゃんが、なんと、人間用のベッドをそのまま小さくしたような子猫サイズのベッドで、まるで人間のように仰向けで、お行儀よく毛布の上にお手々までのせ、可愛らしくおねんねを始めてしまったのだ。

「…………」

 あまりの愛らしさに全員が無言になる。
 そして二名ほど意識が遠のき、またもや空白の時間が過ぎる。

 クマちゃんのお口がちょっとだけ動き、チャ……、チャ……と、子猫が小さく舌を動かすような音が聞こえる。
 目が離せない――。魅了の力でも働いているのか――。

 人間達がなんとか視線を動かそうとした、そのとき。

 薄くて小さなピンク色の舌が、もこもこした口からちょろ……と、少しだけはみ出し、それによって彼らの心臓はギューン!! とさらに激しく締め付けられた。

 冒険者達は声を出さぬことに全力を注ぎながら、心の中で絶叫した。

『舌チョロ……!!!』


 そして数分後――。

 もこもこの仲間達も、精鋭達も、クマちゃんのお友達の生徒会役員達も、商業ギルドマスターも、皆が苦悶の表情を浮かべ、『小さなベッドでおねんねするクマちゃん』から無理やり視線を剥がし、掲示板に視線を戻した。

 するとそこには、『おねんねするクマちゃんのお口からチョロ……とはみ出したピンク色の舌』と同じくらい驚愕するものが映っていた。

『商隊長ちゃんとおさげちゃんの良い子ちゃんな夢』

 まるで本の題名のようなそれが掲示板のど真ん中でキラキラと光を放ち、その下には『――ダウンロード中ちゃんですちゃーん――』という、まるで意味の分からない言葉が、時折踊るように跳ねていたのだ。

『クマちゃん映画ちゃ』という妙に見覚えのある文字と、その右下でお絵描きをしているクマちゃんの絵に、リオの口から思わず嫌そうな声が漏れた。

「可愛い……つーかめっちゃ嫌な予感するんだけど」



 掲示板に変化が起きたのは、円卓に着く彼らに飲み物を運ぶカフェ店員妖精ちゃん達のお手々から、全員にそれが行き渡ったころだった。

 そこに映っているのは、さきほどまでの人形劇とは違い、生身の人間のように見えた。
 金貨に埋もれた商隊長らしき男が「これで田舎に土地でも買うか! ははは!」
と清々しい表情で笑っている。
 夢の中だからだろう。どこかのもこもこのせいでずっとおさげ姿だった商人は元の姿に戻り、普通の地味な、旅装のおっさんになっていた。

 そして人形劇では分からなかったが、二人とも顔立ちが整っていた。


 とはいえ、掲示板を眺める人間は皆美形ばかりで、人を超えたといっても過言ではないほど麗しいルークを毎日目にしている彼らが、顔立ちの整ったおっさんごときに反応するはずもない。

 可愛さがまるでなくなった映像に、リオの口から肯定的ではない「えぇ……」が漏れる。

「人形劇のがマシなんだけど」 

 いったいどうやって人の夢を映像化しているのか。
 凄いを通り越してえげつない魔道具に対し彼が思ったのは『もうこれ封印したほうがいいって』という感想であった。

 商業ギルドマスターのリカルドは表情の消えた悪人顔で「ハッ……。これは夢に違いない。……この酒が異様に美味いのも夢だからだろう」と呟き、美しく澄んだ無色透明な酒を、ぐいと勢いよく呷っている。

 精鋭達が美味い酒を片手に、映像を見ながら雑談混じりの感想を述べる。

「このおっさん随分つまんねー夢見てんなぁ」
「疲れてんじゃね?」
「圧倒的もこもこ不足」
「間違いねーな。王都よりこっちのが百倍もこもこしてるし。夢の中なのに路地裏っていうのがさらにつまらん。全然ダメ。薄暗い。『助けてクマちゃん!』って感じ」


 自身の欲望にまみれた夢を酒の肴にされているうえにボロクソに言われているとも知らぬ男が、掲示板の中でフハハ! と笑う。
 しかし映像の中の高笑いは、長くは続かなかった。

 カッ――!!

 路地裏が何事かというほど強く輝き、商隊長の周りから金貨が、唐突に、ひとつ残らずかき消えたのだ。


「あ」
「金貨消えた」
「あーあーあー。夢も希望ももこもこもねぇ。顔色わるっ! おっさん泣くんじゃね?」

 精鋭達が商隊長の反応を予想し、震えるおっさんの絶望顔を眺めていた、そのとき。


 金貨があった場所に、大量のお菓子が降ってきた。

 ガタガタと震える商隊長と、腕組みをして「そうだ……。うまい話なんてそこらに転がっているわけがないんだ……。地面に財宝が落ちてるなんてありえない。アレだってそうだ。ああ、そんなことは分かっていたさ……」とたそがれている地味な商人の頭に、コツン、コツン、と飴やクッキーがぶつかった。

「……菓子?」

 うつろな瞳でそれを拾った商隊長の目が、クマの形の飴を見てキッと吊り上がる。

「なんだこんなもの! 私の……私の金貨を返せ……!」

 商隊長の手が、石畳にそれを叩きつけようとするかのように高く上げられ、路地裏に怒声が響く。
 すると彼らの背後から、驚いた子猫のような、か細い声が聞こえた。

「クマちゃ……!」

 リオが「え」と言うのと、映像の中の商隊長が「ん? 今のはなんだ」と言ったのはほぼ同時であった。

 マスターが渋い声で「おい、まさか……」と呟く。


「クマちゃ……」

 掲示板の中からもう一度、彼らが聞き間違えるはずのない愛らしい声がした。
 小さなもこもこは、さきほどと変わらず小さなベッドで眠っている。どこかへ行った様子はない。
 菓子の国の住人達は、固唾を飲んで映像を見つめた。
『だが、今の声は――』と。


 ふらりと立ち上がった商隊長が「おい、いま変わった声の子猫が鳴かなかったか?」とあたりを見回す。

「え? ああ……はい。そういえば『クマちゃ』と聞こえたような……」

「捨て猫か? ここの通りは治安が良くないだろう。はやく見つけてやらねば」

 商隊長は「声はどこから聞こえた? あっちか?」と言いながら細い道へ進もうとした。
 しかし数歩もいかぬうちに、ヨチヨチ……と頼りない足取りで、木箱の陰から小さなもこもこが姿を現した。

 真っ白で小さなもこもこは、頭にすっぽりと、三角耳がついた黒猫風頭巾を被っている。

「な、なんだこの愛くるしい生き物は……! すごい毛並みだな……貴族のペットか……? いや、だがこんな裏通りに貴族が来るはずがない。それより、ここの住人に見つかったら誘拐されて売られてしまうぞ! 危ないから早くこちらへ来なさい!」

 商隊長は消えた金貨のことなどすっかり忘れてしまった様子で、黒猫の頭巾を被った幼いもこもこを心配し、服が汚れることにも構わず石畳に膝を突く。


 映像を見ている森の街の住人達は腕組みをして目を細め、とうぜんである、というふうに頷いた。


 映像の中、地味な商人が驚いたように声を上げた。

「こ、これはまた随分と愛くるしい生き物ですね……。黒猫の頭巾を被った白い子猫、でしょうか」

「分からんが、こんなところに置いてはおけん。誰かに見られでもしたら目の色を変えて追いかけられるだろう。……子猫など育てたことはないが、ひとまず私の家で保護しよう」

 商隊長は険しい顔つきで薄暗い路地を見回すと、胸元から取り出した大き目のハンカチで小さき生き物をふわりと包んだ。
 しかし、その場から移動しようとする彼らを愛らしい声が止める。

「クマちゃ、クマちゃ……」
『クマちゃ、お菓子ちゃ……』

 クマちゃんのお菓子ちゃんは持っていかないのでちゅか……?

 商隊長はぎぎぎ、と音でもしそうなぎこちない動きで、地味な商人を振り返った。

「おい……いまの、聞こえたか……?」

「……菓子を……持っていかないのかと、聞かれたような……」

「クマちゃ……」

 愛くるしい生き物が、大き目のハンカチのふちを小さな猫手でつかみ、うむ、と頷いている。

「…………可愛いな」
 
「……え、ええ。こんなに愛らしい生き物は見たことがありません……。商隊長、誰かが来る前に移動しましょう。ここにある菓子は俺が拾って持って行くので、先に家に帰ってください」

 商隊長はもこもこした生き物を瞬きも忘れた様子でじっくりと眺め、地味な商人は動揺しつつ彼に進言した。

 そうして『路地裏に置いておくにはあまりに毛艶が良く、愛らし過ぎる生き物』は、第一発見者である彼らの手で保護されることとなった。



 場面が変わり、次に映されたのは小さな屋敷の中だった。
 商隊長といっても、執事やメイドがいる豪邸に住んでいるわけではないらしい。

 もこもこした生き物をテーブルに置こうとして、「いや、ここじゃ硬いな……何か敷くものを探さねば……」と言った商隊長はもこもこを抱え直し、室内をウロウロしていた。

「これはどうだ……いや、駄目だ。もっと高級感のある布でなければ、この子には合わない」

「こっちなら……。これも駄目だな。刺繍がくどい。この子にはもっと高貴で淡い色味が似合う」

 商隊長は無駄に目利きができるせいで、美し過ぎるもこもこにぴったりな布を探せないようだった。

 地味な商人が菓子を抱えて入ってきてもまだ、ああでもない、こうでもないと、左腕にもこもこを抱えたまま部屋の中をひっくり返している。

「……商隊長、気持ちは分かりますが、それでは子猫が疲れてしまうでしょう。とにかく柔らかいものを選んで座らせてみては……」

「柔らかい……? ああ! そういえば、どこぞの貴族からもらった最高級のクッションがあったな。あれならこの子にピッタリだ」

「まさか、あの希少な布で作られたクッションのことですか……?!『高価すぎて箱から出せない』と、たしか以前言っていましたよね?」
  
 そう言って驚く地味な商人の言葉など聞こえていないかのように、商隊長は超美麗で愛くるしいもこもこを座らせるに相応しいクッションをささっと箱から取り出すと、大事に大事にしまっておいたはずのそれを、テーブルの上にぽふ――と置いて頷いた。

「ああ、これで良い。手触りももうぶんない」



 家主よりも高級な席を用意された黒猫頭巾姿のもこもこが、ふんふん、ふんふん……と湿ったお鼻を鳴らし、クッションの座り心地を確かめる。

「…………可愛いな」

「……本っ当に、可愛いですね」

 映像の中の彼らは座りもせずにもこもこを眺め続けている。
 
 そんな風に、落ち着かない二人からの視線を一心に浴びるもこもこは、ハッとした表情で「クマちゃ……」と言った。

 お菓子ちゃ……と。

「菓子が好きなのか……? だが子猫とは菓子を食っていいものなのか……おい、お前は知ってるか?」

「あいにく俺も小動物のことはさっぱりでして……。とりあえず一つ渡してみますか」

 地味な商人はテーブルに置いた菓子の中から袋入りのクッキーをひとつ取り出し、黒猫頭巾のもこもこへそっと差し出した。

 小さな両手でそれを受け取った生き物が、彼らを見上げ「クマちゃ……」と愛らしい声を出す。

 どうぞ、と。

 ――!!!

 商隊長達は心臓をドス……! ともこもこした天使の矢で射抜かれたかのように身を震わせた。
 それぞれが胸や口を押さえ、言葉にならぬ声で叫ぶ。

『なんて愛くるしい生き物なんだ……!!』

「クマちゃ……」
 
 黒猫頭巾を被った天使は、お目目をうるませ首を傾げている。
 いらないちゃんでちゅか……? と。

「こんなにうれしい贈り物は人生で初めてだ……! 是非ともいただこう!」

 商隊長は涙を流さんばかりに喜び、全身がもこもこした天使の猫手から受け取ったクッキーを、さっと口に入れた。
 袋に入っていたとはいえ、一度は地面に落ちたものであると分かっているだろうに、躊躇する様子はまるでなかった。
 本当に嬉しそうに目を細め、子猫の手から受け取ったクッキーを咀嚼している。

 地味な商人はそんな商隊長を羨ましそうに眺めていたが、突然目の前がきらきらしたように感じて、少しのあいだ顔を押さえた。


 映像を眺めていた菓子の国の住人達が「あ」「ああ~」「あーあ」と、長さは違えど意味は変わらぬ声を上げる。

 商隊長に起こった変化は、彼らにとって『まぁ、クマちゃんのクッキーならそういうこともあるかも』といった、驚かないわけではないが、あり得ぬことでもない、『クマちゃんだから』で納得のいくものだった。


 衝撃を受けたのは、地味な商人だ。
 視界が妙にきらきらするからと目を擦って開けたら、なんと目の前の商隊長が、若々しい美青年になっていたのだ。
 若いといっても三十代半ばていどかもしれないが、そういう問題ではない。

「しょ……しょうたいちょう……」声を震わせた商人は、混乱のあまり微妙にずれた質問をした。

「『私は若い頃超美男子でモテモテだった』って、まさか、本当のことだったんですか……?」
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