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夢と野望の街アテルレナスへ
冥王、討伐の工夫と勇者パーティー
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エビナの街に着きそのままコベソやトンドがいる支店へと向かい到着する。
急ぎもせず馬車から降りて俺は背伸びを深呼吸をすると、合わせてペルセポネとユカリもやっていると思っていたらミミンとフェルトも前屈までしている。
だが、リフィーナは、急いで降りると真っ先にコベソを呼び出す。
「コベソっ!!」
「うるせぇっ。 リフィーナの声がすると、絶対何問題があるんだろ?」
「いや、それよりも……。 確かに問題っ」
頭を掻きむしりながら出てくるコベソとその後に続いてやってきたトンドは、俺たちを笑顔で迎えてくれたが、リフィーナのバダバタとした暴れっぷりに少しため息を漏らす。
「ロック鳥どうだった!?」
「そ、そのロック鳥よっ。 この女……ペルセポネが」
「簡単に倒せただろ?」
「へっ?」
「簡単なって……。 ロック鳥よっ」
コベソが発した言葉に俺たちの視線は、一気にコベソへと向けられる。その隣にいたトンドは、コベソの発言があたかも当然であるかのように平然としている。
俺は、コベソの顔を見て思いだすとペルセポネにその事を伝える。
「そうだ。 ペルセポネ」
「ん?」
「ロック鳥の討伐証拠としてギルドに持っていくんだ、必要な所、コベソに見てもらえば」
「あー、そうね。 あんな馬鹿でかい物だしたら笑い者になるわ」
――――ならんだろ。 むしろ迷惑と驚愕の嵐だろ。
「おお、そうですな。 ペルセポネさん。 早くロック鳥、すまんが奥に広い所あるんでそこに出してくれ」
コベソの案内で、ついて行くペルセポネは、既に腰にあるバックに手を掛けていた。
「あれは、たんなる鳥だからな。 皮を剥いだワイルドボアに、無味無臭の即効性が高い毒を塗って於けば、餌を加えてほんの少しだけ待つと、すぐにコロッと死んでしまうからな」
そう答えるトンドは、腕を組みしたり顔をしていると眉間に力が入ったリフィーナは、突然の大声をだす。
「ちょっ毒って!! そんなんで倒せる訳無いじゃ……って本当に?」
「毒だと食用になる肉もダメになるし、使える素材も毒を帯びるからな」
「即効性の……」
「無味無臭の毒って?」
毒の話でフェルトとミミンは、小声でトンドの言葉に首を傾げていて「そんな毒薬ある?」「聞いた事無いがあのトンドが言うんだからあるんじゃない」毒について話しているが、「まぁ、無味無臭やら即効性の毒なんて、街で売られてたりなんて無いからな」とトンドが二人に向けて答えた。
高ランクでしか依頼受けられなく、討伐出来ない高ランクの魔物ロック鳥を意図も簡単に倒せる方法を知ってしまったリフィーナは、口を半開きになって呆然としている。
「な、ななっ。 それならロック鳥なんて……」
「嫌、毒物で魔物討伐は薦めんぞ」
奥から戻ってくるコベソの言葉が、この部屋に入る。
ペルセポネも戻ってきていて、奥の方に微かに見えたロック鳥の胴体やらに、複数の従業員が集っていたのも目に入る。
「なんで?」
「毒なら簡単なんでしょ?」
ミミンとフェルトもコベソの注意に疑問を投げると、そのコベソは、軽くトンドの肩を叩く。
すると、トンドは少し息を吸い、その理由を話し出した。
「毒を使うと、魔物から取れる素材に悪影響が悪影響があるんだ。 あのロック鳥なら羽毛に毒が混じって使えんし、爪や骨もだし、肉なんて毒混じりになって食えないし市場に出す事なんて尚更、出来ない」
「なら、レベル上げとかに……」
フェルトの言葉にリフィーナとミミンの視線が集まると、首を横に振りトンドはその理由を口にする。
「上がらん。 と言うよりレベルが上がるとか、そう言う反応が無かった」
「倒したのにか?」
「毒だからって事じゃない」
「私が思うとどんな高ランクの魔物でも労力や経験を得ないと、レベルなんて上がらないって事じゃ」
フェルトの見識にミミンは、納得したのか頷いているがその隣のリフィーナは、眉が寄ってフェルトの言葉を理解してないみたいだ。
「それだろうな。 毒を塗らせたのはウチの若い新人だったが俺やトンドの【鑑識眼】で見ても変わらんし上がる兆候さえ無い」
「なら、無理じゃん。 期待させてっ!! 簡単に殺せるって言ったのに」
「そうだよ。 素材は、毒で使え物にならない。 オマケにレベル上げにもならない。 そんな倒し方何の意味も無いよぉ」
「リフィーナ、ミミン。 二人は倒し方なんて沢山あるって言いたかったんじゃないかな?」
「まぁ、フェルトの言う事が一番か。 お前ら【青銀の戦乙女】一年前からレベル……フェルトとミミンは上がっているが、特にお前!! 全く変わってないぞっ!!」
コベソの『お前!!』発言で指を刺されてたリフィーナの顔が驚きと共に目が泳ぐ。
「はぁ、そんな毒を使った倒し方なんてしてないと思ってて、カマかけてみたが。 ……してなくて安心――――」
「そりゃあぁね。 そそそんな倒し方でレベル上げられるなら……高レベルな私は上げ辛いのよ」
「――――したが一年、一年だぞ!! なにサボってるんだ?」
「サボってなんかないわよ!! 私レベル二十を超えてるのよっ! 中々そんな簡単に上がらないわっ……よ」
リフィーナは、耳鳴りがするほどの大声で怒りを込めてコベソに訴えかけるが、コベソは白い目でそのリフィーナの顔を見ていると、次第に怒り口調なリフィーナの言葉尻が萎む。
「私達だって頑張っているんだ」
「そんなにひょいひょいっとレベル上がらないわ」
「私達……」
フェルトもミミンもリフィーナのフォローでコベソに食いかかるが、リフィーナの言葉を遮るようにコベソが睨む。
「アテルレナスのダンジョン――――」
「「「ダンジョン?」」」
「――――勇者であるユカリ嬢ちゃんと共にパーティー組んで潜れ」
コベソの言葉に目を丸くする【青銀の戦乙女】三人と、その近くでこの光景をぼーっと聞いていたユカリも驚いている。
「一人で活動する勇者なんてこの世界……じゃ話
、聞かんし。 それに一人じゃこの先、高い壁にぶつかる。 仲間がいた方がいいだろう? そう思わないか?」
「わ私は、出来れば仲間になってくれると有難い。 ペルセ……」
ユカリが喋っているのを横から口を挟んで進めてくるリフィーナは、お高く止まったかのような鼻を鳴らし、髪をかき分ける。
「ふん、分かったわっ。 勇者の仲間なんて大層な役割出来るなんて、神エウラロノース様に感謝しなくちゃ」
「うん。 そうだね」
「勝手に……。 わかったわコベソ。 そしてユカリ……様。 これからよろしくお願いいたします」
「様は、要らない。ユカリでいいよ」
頷くフェルトに勇者の仲間になった事を喜ぶミミンと、見られてなかったのか握り拳をこっそりするリフィーナ。
「よかったな、ユカリ嬢ちゃん。 リーダーのフェルトには悪いがもし、こいつが断ってたら」
「断ってたら?」
フェルトの目が鋭く深刻な顔をしコベソの顔を覗き込むように見ている。それを見てミミンも怪しげにコベソの言葉に耳を傾けている。
「断ってたら、うちの護衛の話も今回で契約解除しようと考えていた」
息を吸い深く吐き出しホッとするフェルトにミミンだが、リフィーナは、「無い無い私達ランクBなのよ。こんな護衛他に探しても居ないわ」と手を振って笑っている。
「アテルレナスからカツオフィレの行商や運搬は当面無くなるし、そうしたら……」
「なななななら、コベソあんた達の護衛は!?」
「俺たちの護衛? それなら既にいるだろ?」
「あっ……」
「いつまでもその位置に居られると思ってたら大間違い。 あーうるさいアホエルフ」
「あっ?うるさいって!!」
「あーうるさいッシュ、アホ、エルフだった?」
ペルセポネの言葉に怒りをむき出しに顔を紅潮させるリフィーナは、今でも殴り掛かりそうな勢いでペルセポネに突っかかるのを、フェルトとミミンが抑え込んでいる。
「アーク種のハイエルフだっ!!そいつに判らせてぇぇっ」
「そんな事言っている場合か?」
「あっ? あんたの妻が私のっ」
「早くギルドに行かないと、あーうるさいッシュが受けた依頼の内容聞きに行くんだろ?」
「夫婦揃ってぇっ! そもそも『あーうるさいッシュ』って何じゃいぃぃっ」
フェルトとミミンは、鬼の形相で睨み耳の先や眉間が真っ赤になるリフィーナを抑えているので精一杯のようだ。
すると、パンっと一拍、部屋に響く。
その音に視線を変えた先にはユカリが微笑んでいる。
「まずは、山賊討伐の依頼内容聞きに行きましょっ」
静かにゆっくりとユカリの言葉に、憤慨していたリフィーナの怒りが急に落ち着き、二人に謝り出すと、ミミンとフェルトがゆっくりリフィーナの腕を離す。
ペルセポネと俺の顔を見ても平然としているリフィーナが、二人から解放された時に呟いた。
「……あんなに怒ってたのに……これっ? 勇者の風格ってやつ……」
フェルトとミミンは、リフィーナの言葉をどう返答するか悩んでいたが、言葉が出ない。
「大丈夫、冒険者ギルド行こう」
「そうね」
リフィーナの明るい声にユカリは、笑顔で返事をするとミミンとフェルトも、返事をする。
そして、勇者パーティーとなった三人と一緒にユカリは、冒険者ギルドに向かっていくのを俺とペルセポネも後からついて行った。
急ぎもせず馬車から降りて俺は背伸びを深呼吸をすると、合わせてペルセポネとユカリもやっていると思っていたらミミンとフェルトも前屈までしている。
だが、リフィーナは、急いで降りると真っ先にコベソを呼び出す。
「コベソっ!!」
「うるせぇっ。 リフィーナの声がすると、絶対何問題があるんだろ?」
「いや、それよりも……。 確かに問題っ」
頭を掻きむしりながら出てくるコベソとその後に続いてやってきたトンドは、俺たちを笑顔で迎えてくれたが、リフィーナのバダバタとした暴れっぷりに少しため息を漏らす。
「ロック鳥どうだった!?」
「そ、そのロック鳥よっ。 この女……ペルセポネが」
「簡単に倒せただろ?」
「へっ?」
「簡単なって……。 ロック鳥よっ」
コベソが発した言葉に俺たちの視線は、一気にコベソへと向けられる。その隣にいたトンドは、コベソの発言があたかも当然であるかのように平然としている。
俺は、コベソの顔を見て思いだすとペルセポネにその事を伝える。
「そうだ。 ペルセポネ」
「ん?」
「ロック鳥の討伐証拠としてギルドに持っていくんだ、必要な所、コベソに見てもらえば」
「あー、そうね。 あんな馬鹿でかい物だしたら笑い者になるわ」
――――ならんだろ。 むしろ迷惑と驚愕の嵐だろ。
「おお、そうですな。 ペルセポネさん。 早くロック鳥、すまんが奥に広い所あるんでそこに出してくれ」
コベソの案内で、ついて行くペルセポネは、既に腰にあるバックに手を掛けていた。
「あれは、たんなる鳥だからな。 皮を剥いだワイルドボアに、無味無臭の即効性が高い毒を塗って於けば、餌を加えてほんの少しだけ待つと、すぐにコロッと死んでしまうからな」
そう答えるトンドは、腕を組みしたり顔をしていると眉間に力が入ったリフィーナは、突然の大声をだす。
「ちょっ毒って!! そんなんで倒せる訳無いじゃ……って本当に?」
「毒だと食用になる肉もダメになるし、使える素材も毒を帯びるからな」
「即効性の……」
「無味無臭の毒って?」
毒の話でフェルトとミミンは、小声でトンドの言葉に首を傾げていて「そんな毒薬ある?」「聞いた事無いがあのトンドが言うんだからあるんじゃない」毒について話しているが、「まぁ、無味無臭やら即効性の毒なんて、街で売られてたりなんて無いからな」とトンドが二人に向けて答えた。
高ランクでしか依頼受けられなく、討伐出来ない高ランクの魔物ロック鳥を意図も簡単に倒せる方法を知ってしまったリフィーナは、口を半開きになって呆然としている。
「な、ななっ。 それならロック鳥なんて……」
「嫌、毒物で魔物討伐は薦めんぞ」
奥から戻ってくるコベソの言葉が、この部屋に入る。
ペルセポネも戻ってきていて、奥の方に微かに見えたロック鳥の胴体やらに、複数の従業員が集っていたのも目に入る。
「なんで?」
「毒なら簡単なんでしょ?」
ミミンとフェルトもコベソの注意に疑問を投げると、そのコベソは、軽くトンドの肩を叩く。
すると、トンドは少し息を吸い、その理由を話し出した。
「毒を使うと、魔物から取れる素材に悪影響が悪影響があるんだ。 あのロック鳥なら羽毛に毒が混じって使えんし、爪や骨もだし、肉なんて毒混じりになって食えないし市場に出す事なんて尚更、出来ない」
「なら、レベル上げとかに……」
フェルトの言葉にリフィーナとミミンの視線が集まると、首を横に振りトンドはその理由を口にする。
「上がらん。 と言うよりレベルが上がるとか、そう言う反応が無かった」
「倒したのにか?」
「毒だからって事じゃない」
「私が思うとどんな高ランクの魔物でも労力や経験を得ないと、レベルなんて上がらないって事じゃ」
フェルトの見識にミミンは、納得したのか頷いているがその隣のリフィーナは、眉が寄ってフェルトの言葉を理解してないみたいだ。
「それだろうな。 毒を塗らせたのはウチの若い新人だったが俺やトンドの【鑑識眼】で見ても変わらんし上がる兆候さえ無い」
「なら、無理じゃん。 期待させてっ!! 簡単に殺せるって言ったのに」
「そうだよ。 素材は、毒で使え物にならない。 オマケにレベル上げにもならない。 そんな倒し方何の意味も無いよぉ」
「リフィーナ、ミミン。 二人は倒し方なんて沢山あるって言いたかったんじゃないかな?」
「まぁ、フェルトの言う事が一番か。 お前ら【青銀の戦乙女】一年前からレベル……フェルトとミミンは上がっているが、特にお前!! 全く変わってないぞっ!!」
コベソの『お前!!』発言で指を刺されてたリフィーナの顔が驚きと共に目が泳ぐ。
「はぁ、そんな毒を使った倒し方なんてしてないと思ってて、カマかけてみたが。 ……してなくて安心――――」
「そりゃあぁね。 そそそんな倒し方でレベル上げられるなら……高レベルな私は上げ辛いのよ」
「――――したが一年、一年だぞ!! なにサボってるんだ?」
「サボってなんかないわよ!! 私レベル二十を超えてるのよっ! 中々そんな簡単に上がらないわっ……よ」
リフィーナは、耳鳴りがするほどの大声で怒りを込めてコベソに訴えかけるが、コベソは白い目でそのリフィーナの顔を見ていると、次第に怒り口調なリフィーナの言葉尻が萎む。
「私達だって頑張っているんだ」
「そんなにひょいひょいっとレベル上がらないわ」
「私達……」
フェルトもミミンもリフィーナのフォローでコベソに食いかかるが、リフィーナの言葉を遮るようにコベソが睨む。
「アテルレナスのダンジョン――――」
「「「ダンジョン?」」」
「――――勇者であるユカリ嬢ちゃんと共にパーティー組んで潜れ」
コベソの言葉に目を丸くする【青銀の戦乙女】三人と、その近くでこの光景をぼーっと聞いていたユカリも驚いている。
「一人で活動する勇者なんてこの世界……じゃ話
、聞かんし。 それに一人じゃこの先、高い壁にぶつかる。 仲間がいた方がいいだろう? そう思わないか?」
「わ私は、出来れば仲間になってくれると有難い。 ペルセ……」
ユカリが喋っているのを横から口を挟んで進めてくるリフィーナは、お高く止まったかのような鼻を鳴らし、髪をかき分ける。
「ふん、分かったわっ。 勇者の仲間なんて大層な役割出来るなんて、神エウラロノース様に感謝しなくちゃ」
「うん。 そうだね」
「勝手に……。 わかったわコベソ。 そしてユカリ……様。 これからよろしくお願いいたします」
「様は、要らない。ユカリでいいよ」
頷くフェルトに勇者の仲間になった事を喜ぶミミンと、見られてなかったのか握り拳をこっそりするリフィーナ。
「よかったな、ユカリ嬢ちゃん。 リーダーのフェルトには悪いがもし、こいつが断ってたら」
「断ってたら?」
フェルトの目が鋭く深刻な顔をしコベソの顔を覗き込むように見ている。それを見てミミンも怪しげにコベソの言葉に耳を傾けている。
「断ってたら、うちの護衛の話も今回で契約解除しようと考えていた」
息を吸い深く吐き出しホッとするフェルトにミミンだが、リフィーナは、「無い無い私達ランクBなのよ。こんな護衛他に探しても居ないわ」と手を振って笑っている。
「アテルレナスからカツオフィレの行商や運搬は当面無くなるし、そうしたら……」
「なななななら、コベソあんた達の護衛は!?」
「俺たちの護衛? それなら既にいるだろ?」
「あっ……」
「いつまでもその位置に居られると思ってたら大間違い。 あーうるさいアホエルフ」
「あっ?うるさいって!!」
「あーうるさいッシュ、アホ、エルフだった?」
ペルセポネの言葉に怒りをむき出しに顔を紅潮させるリフィーナは、今でも殴り掛かりそうな勢いでペルセポネに突っかかるのを、フェルトとミミンが抑え込んでいる。
「アーク種のハイエルフだっ!!そいつに判らせてぇぇっ」
「そんな事言っている場合か?」
「あっ? あんたの妻が私のっ」
「早くギルドに行かないと、あーうるさいッシュが受けた依頼の内容聞きに行くんだろ?」
「夫婦揃ってぇっ! そもそも『あーうるさいッシュ』って何じゃいぃぃっ」
フェルトとミミンは、鬼の形相で睨み耳の先や眉間が真っ赤になるリフィーナを抑えているので精一杯のようだ。
すると、パンっと一拍、部屋に響く。
その音に視線を変えた先にはユカリが微笑んでいる。
「まずは、山賊討伐の依頼内容聞きに行きましょっ」
静かにゆっくりとユカリの言葉に、憤慨していたリフィーナの怒りが急に落ち着き、二人に謝り出すと、ミミンとフェルトがゆっくりリフィーナの腕を離す。
ペルセポネと俺の顔を見ても平然としているリフィーナが、二人から解放された時に呟いた。
「……あんなに怒ってたのに……これっ? 勇者の風格ってやつ……」
フェルトとミミンは、リフィーナの言葉をどう返答するか悩んでいたが、言葉が出ない。
「大丈夫、冒険者ギルド行こう」
「そうね」
リフィーナの明るい声にユカリは、笑顔で返事をするとミミンとフェルトも、返事をする。
そして、勇者パーティーとなった三人と一緒にユカリは、冒険者ギルドに向かっていくのを俺とペルセポネも後からついて行った。
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