冥王さま、異世界に憧れる。~現地の神からいきなり貰った勇者スキルが全く使えない冥王とその妻は破壊神!?~

なまけものなのな

文字の大きさ
51 / 173
夢と野望の街アテルレナスへ

冥王、山賊との攻防中傍らで突き刺して

しおりを挟む
「もみあげ男から魔石は頂いたわ。 貴方は用済み」
「ううっ」

 ペルセポネの剣の穂先が、禿げ面男の鼻の先に当たり血が垂れる。

「ペルセポネさん。 こいつらを、ギルドに渡さないと!!」
「そうよ。 殺してもいいと言ってたけど……人族を殺すのはねぇ」
「うーん、でも殺しても良いんじゃ……」
「ダメでしょ!! ここの人……山賊、生きている者は、全員連れていくから!!」
「そうです。 ペルセポネさん、無駄な殺生は……」
「魔石持っていない……悪党なのに?」
「魔石は関係ないと……。 どんだけ魔石を!! 分かるけど」
「そうです。 悪党だけど、人族なのでダメです!!」

 ペルセポネの『意味わからん』という顔をしながらユカリとリフィーナから説得を受けている。
 だが、そのやり取りで隙が生まれたのか禿げ面男とスキンヘッド男は、一瞬しゃがみ地面に転がっていた武器を手にした途端、ペルセポネとユカリ達から遠ざかる。

「フフっ。 あまちゃんだなぁ」
「これだから、女はっ」

 体に見合ってないがショートソードだろうか、それを振り回して威嚇する禿げ面男とスキンヘッド男。

「ユカリ……いやアホが、うるさいから!!」
「何ぃっ私のせいだと……? ってぇぇ私、アホじゃない!!」
「でも無駄な殺生ですからぁ」
「そんなのあの城での出来事で、話したじゃない」
「ですが……」
「まぁ、あいつらが逃げられたら溜まったもんじゃ無いわね」
「そうです。 早く捕まえなと」
「って!! 言うかぁっ。 二人とも私を無視するなっ」

 剣を突き出し、牽制するペルセポネ達三人に、意気揚揚と手にした武器を振り回す禿げ面男とスキンヘッド男。
 その状況の中、コベソとトンドは、馬車から出て来ている。そして、コベソは俺に聞いてくる。

「ペルセポネさん、もしかして攻撃出来ない?」
「まぁ、そうだな」
「やはり、そうなのか」
コベソは、俺の回答に頷くが、トンドは眉間に皺を寄せて尋ねてくる。
「おい、なんでだ?」
「そりゃぁ、あれだ」
「ペルセポネが手を出せば、あいつらを確実に殺すからな」

 俺の発言に納得するコベソとトンドは、呻き声が連なる倒れた山賊共の景色を見渡している。

「でもよ。 コベソ」
「なんだ?」
「この人数、捕らえて連れてくんだろ?」
「あぁ、そうだな。 トンドどうした?」
「……食糧大丈夫かと思ってな」
「あ~ぁ~そっちか!! 正直無理だな。 こりゃ戻っても進んでも全くと言っていい程、足りんな」
「なら、俺が口減らしてくればいいか? あの二人だけで、その証拠が充分なんだろ?」

 俺の提案をすんなりと受け入れているコベソとトンドは、改まって俺への言葉を付け加えてくる。

「そ、そうですが。 ハーデスさん、良いんで?」
「まぁ」

 不安な顔をするコベソとトンドだが、俺はその顔を気にせず返事をすると、二人が小声で伝えてくる。

「お願いですが、奴らの武具を回収したいんで……」
「出来たら、武具を傷付けないような……」
「あ~、分かったが。 まぁ出来る限りそうするさ」

 その言葉を残し俺は、ハルバードを片手に近くにいた山賊を見下げる。
 その山賊は俺の顔を見るや涙目の顔をしながら「うぅ~っ。 痛い、助けぇ」情けない声で助けを乞うが、その言葉を俺の耳に届く瞬間、水風船が破裂する音と共に俺の足元が赤く染まる。
 そう、ハルバードの穂先で山賊の頭を貫き地面に刺している。

――――こうすれば、まぁ武器や防具に傷付けないだろう。

 そして、俺は近くで倒れている山賊に足を運び、再び「助けぇ~」と乞うが、ハルバードを振り下ろし次々に地面に赤い水玉模様を描いていく。

――――これ、靴が汚れるのが欠点だな。

 俺の黒い靴が徐々に赤い液体が付き、靴の色が焦げ茶になっていく。
 それをお構い無しにどんどんハルバードを突きつけ、当たりを見渡すとコベソとトンドにその従業員やらが「おいっ!! どんどん回収しろっ」「汚れた手袋は直ぐに取り替えろよ」などせっせと死体から武器や防具を外して回収している。
 そして、ペルセポネの方も少し動いたのか禿げ面男とスキンヘッド男の声が聴こえる。

「おおおおっいいっ!! あの男っあの変な槍を地面に突き刺していると思ったらァ。 俺たちの部下殺してるんじゃねぇかぁっ!!」
「あいつぅっ。 狂気の沙汰じゃねぇぞぉ!! 人族を殺すのって!!」
「あんた達も殺したんじゃないの?」
「あぁっ? 俺たちは殺してなんかねぇよっ」
「殺さん。 奪うもん奪ってぇ。 はい、さよならだっ」

 リフィーナが、睨みながらスキンヘッドの顔に唾を吐きつけるぐらいの勢いの言葉だが、彼等も自分の正当性を自称して来た。

「さぁ、どうだか……」
「奪われた人達が、その後どんな苦しい生活をしたか……。 もしかしたら生活出来なくて亡くなってしまったとか」

 ユカリの考えを受けた禿げ面男は、冷たい目でユカリを睨み返す。

「ふん、いやいや。 死んで当然。 奪った奴らからは命は取らんかったさでもな。 城にいるヤツら貴族の奴らは死んで当然!!」
「それは聞いたわ!!でも……」
「でもではない。 国王とその周りの貴族共は自分たちの利益しか考えてない。 ならその利益が近づかず無くなっていくのが奴らに取って苦しい事だろう」

 魔族討伐に義兵を募る国王、それに手を挙げた数名の冒険者。そして、援軍を送ると約束した国王だが、その国王と貴族達は、魔族討伐で兵を失う事が損失、援軍は送らず魔族討伐を冒険者で募った義兵に委ねる。

「俺達が死を覚悟した瞬間!! 正に奇跡。 ロック鳥が頭上を旋回したし、魔族は引き返し俺たちは魔族を退けたんだ」
「そうだ。 たがなぁ、俺たちの仲間の中にはなぁ、魔族襲撃で滅ぼされた村に家族が住んでいるヤツもいたんだ」
「だからっ、俺たちが、国に民を裏切るとどうなるか思い知らせてやるんだ!!」
「そ、それはっ!!」
「でも、犯罪は犯罪でしょうがっ!!」

 リフィーナとユカリが、少しずつ構えて突きつけている武器をほんの少しだけ下ろしてしまうが、ペルセポネは、あっけらかんとしている。

「ふーん。 まぁでもあんた達は、な~んにも被害ないんじゃない? 家族が殺されたのも別の人だし、魔族と戦ってたらこの場に居ないし」
「う、それはっ」
「うるさいっ!! 俺たちだって索敵やらあったんだ」

 スキンヘッド男と禿げ面男は、急に目が泳ぎ始めると、下がっていた武器を再び上げるユカリとリフィーナ。

「まぁ、兎も角、あんた達はもう用済みだからさぁ。大人しく捕まりなよ」
「うるせぇ!! 捕まって貯まるかよォ」
「冒険者ギルドまで依頼は依頼で受け付けているがよォ。 受けたらギルドはそいつらに適当に説明して、やってきた奴らを俺たちは搾取する。 こっちは、ギルドに守られているからよぉ。 最高だよっ!!」

 じわじわと目に活気を取り戻しているスキンヘッド男と禿げ面男は、何時でも武器片手に攻撃できる体全体動き始めた。

「ちっ!! すげぇ、正論言っているかと思ったら。 本人全く関係ないし」
「……二人とも観念しなさいっ。 そして捕まって罪を償いなさい」
「ふんっ!! なーんで俺達が捕まんなきゃならん。 俺たちは殺してなんかいないからなっ」
「ここでお前達を殺せば……俺、俺たちは晴れて無実!!」
「無実?」
「こんな状況でも、あんな行動しているあの男よりは、俺達は、マシだぜ」

 スキンヘッド男は、顎で俺のいる場所を示すと、リフィーナ達は一瞬だが、俺の方に目をやる。
 俺は、もちろんお構い無しにハルバードの穂先を死にかけの山賊共の頭に突き刺している。
 まるで作業の様に、突き刺しては頭が破裂し移動、そして突き刺すと……。
 そんな視線を気にせずに淡々と俺は、その作業をこなし、あらかた終わったのだが、ふと山の高台に目をやる。

「おい、ペルセポネ!!」
「何?」

 俺の呼び掛けに、普通に返事をしてくるペルセポネだが、その隣のリフィーナとユカリは、瞬きすら無いほど俺を直視している。

「うぉっ!! 隙だらけだぜっ」
「余所見してる余裕あんなぁっ!!」

 禿げ面男とスキンヘッド男の怒号が、山肌に伝わると、更に反響が増幅しリフィーナとユカリは、まごつき、咄嗟に武器を構い直す。
 だが、山賊の二人は、武器を大きく振りかぶってユカリ達に迫り渾身の一撃を振り下ろす。
 大盾を持ち攻撃を防ぎに入るフェルトに魔法を放とうと構えるミミンだが、やはりレベル差が大きく別れている。ユカリの動きは、リフィーナよりも早く、禿げ面男とスキンヘッド男の攻撃を自前の剣で払いのけ、激しい金属音が山肌に反響し二人の武器が、弾き飛ばされた。

「手を挙げ!!」
「「はっはいぃぃぃぃっ」」

 ユカリは、禿げ面男とスキンヘッド男にむけ切っ先を向け、武器が無くなった二人は、ユカリの動きで力量不足を思い知った用で、両手を高らかに挙げて、涙ぐんでいた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる

静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】 【複数サイトでランキング入り】 追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。 イラスト 卯月凪沙様より

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

『召喚ニートの異世界草原記』

KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。  ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。  剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。  ――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。  面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。  そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。  「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。  昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。  ……だから、今度は俺が――。  現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。  少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。  引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。 ※こんな物も召喚して欲しいなって 言うのがあればリクエストして下さい。 出せるか分かりませんがやってみます。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

処理中です...