85 / 173
カツオフィレの猛威
冥王、勇者ユカリ達の決意を知る。
しおりを挟む
歓喜の声に包まれるカツオフィレとランドベルク国境の開いている門。
つい先程まで激しく撃ち合う金属音と共に魔法の破裂音や衝撃音が、野次馬と化した冒険者達の歓声と共に俺に伝わっていた。だが、それも無くなると今度は、歓喜に包まれていた空気が一変する。
「殺せっ殺せっ。 殺せ」
「殺せぇっ殺せっ、殺せぇっ」
野次馬達の声が、嫌悪の対象の排除を求める声が一斉に上げる。
その野次馬達の雰囲気で見えない俺でも現在のユカリ達の状況を容易に想像できる。
「倒したという事だな」
「そうね。 あの第七騎士団団長って言ってたけど。 今のユカリ達なら余裕なんじゃないの」
「そうだな。 第八のあの団長と戦ったユカリよりも今は、遥かに強くなっているしな。 レベル的に」
ペルセポネとの会話の流れの中、「殺せ殺せ」と野次馬が荒らげていた声が消え、更に高まる歓喜に包まれる。
「殺ったって言う事ね」
「そうだな。 それにしても人が簡単に魔族になれるのか?」
「いま、そこ? なれるんじゃないの? 私からみたら人種が違うだけしかみえないし」
「俺もそれを考えていた。 だとしたら何故分けるし何故敵対するのか……やはり神の存在がか」
「まぁ、この世界の事を考えるなんて必要ないわ」
「俺らの世界から勝手に転移や転生されるのを阻止出来れば、それで良いがな」
「終わったのね。 野次馬共が去るわ」
喜びに満ち溢れる笑顔をする冒険者達が、ざわめきと共に疎らに去っていく。それを眺めていると目の前の光景にユカリ達の姿が。
腰を下ろし杖でやっと体を支えるミミンが、初めに目が付くと横たわるフルプレートを身にまとった騎士の遺体にユカリが、見下ろしている。
リフィーナとフェルトは、その遺体に少し離れた所で崩れるように地面に座り込んでいた。
「はぁ、はぁ」
「こいつ、そんなに力強くないのに反応が速すぎ」
「はぁ~。 まだ口開けるならまだリフィーナは、余裕あるわ」
「ユカリなんてもっとあるわよ。 それにしてもフェルト、ミミン大丈夫?」
「むぅーっ。 もうムリぃ。 早くおねぇさまに抱きついて癒されたい」
「本当にミミンってペルセポネさんが、好きね」
「むっ。 柔らかいし、常に良い香りするし」
疲労困憊の顔をした三人が談笑に変わると、その中でリフィーナが、横たわる騎士の遺体を見下ろしているユカリの顔を見詰め声を掛ける。
「ユカリ、どうした?」
「この団長って言ってた人……元々、人族だったんだよね」
「魔族になったとか言ってたし、そうらしいね」
「それじゃぁ、魔族と人族ってなんなんだろうかと……同じ人なんじゃ」
「ユカリ……魔族は、人族を殺す者なのよ。 魔族になるということはエウラロノース様を裏切った者って言う事だわ」
フェルトが、立ち上がってユカリを安堵させるかのように肩を軽く叩く。
「あまり考えない方が良いんじゃない? ユカリは考え過ぎ」
「そうかな……」
「そうよ。 魔族であれ魔物であれ敵意が、ある者は敵だと思えば良いんじゃないかなぁ」
リフィーナが、諭すように無い胸を張って誇らしげに語ってくるのをフェルトやユカリは、笑うと一瞬しかめっ面になるリフィーナだが、ユカリの笑顔を見て笑いに変わる。
そこに俺とペルセポネも歩み寄るが、もう一人この街の冒険者ギルドのマスターである筋骨隆々の髭面中年男性が、ユカリ達に話し掛ける。
「まさか、魔族が。 いや、あのカツオフィレ軍の騎士団長が、魔族になるとは驚きだ」
「何故、人族から魔族に」
「分からん。 変われることすら不思議だ。 でもな噂と言うか言い伝えがあってな」
「言い伝え?」
ギルドマスターの言葉に首を傾げるユカリ達。
そして、俺とペルセポネもその言葉に耳を傾ける。
「人の弱みに付け込んだ魔の王は、人を魔に変えると言う言い伝えがある」
「それ、子供が悪さした時に親が言うヤツじゃないの」
「私も、聞いた事あるわ。 『悪い事すると悪魔がやってきて魔族にされるわよ』と何度も親から言われたわ」
「言い伝え、伝承として残ってるのなら俺たちが目の前にしているあの騎士は、それ通りに心に付け込まれ魔族になってしまったのかもな」
「魔王……が、人を弱らせそれに付け込まれ魔族にされる。 なんて酷い」
「あぁ、確かに酷い。 魔族にされて家族からも仲間からも白い目で見られると。 コイツはどうだったんだろうな……。 これはギルド全体に情報共有しなくてはならん。 お前達はこれからどうするんだ?」
ユカリは、転がる騎士団長の遺体を見下ろした後ギルドマスターへ視線を変える凛々しい顔で答える。
「私達は、相手の情報が無いから直ぐには攻められ無いけど……。 このままカツオフィレに向かって魔王と対峙します」
「そうか……。 それが良いかもな、空が再び元の青さに戻った今、慎重に進むのが良い。 相手が人族を魔族に変えるほどの魔王。 隙をつかれてしまっては元の木阿弥だからな……。 すまぬが、セレヌの街とランドベルクがこんな状態で何の協力も出来んが。 応援はしている」
ギルドマスターが、頭を下げると困るユカリだが、それに合わせ軽く会釈をする。
「カツオフィレは、まだまだ赤い空なんですね」
「人族の姿が少なく魔族か魔物が蔓延っているんだろう。 それに魔王……」
「えぇ、だから勇者がいるんですね」
「勇者ユカリよ。 頼んだぞ」
かかとを返しギルドマスターは、俺達の元から去っていく。ユカリ達は、カツオフィレ側の空を見上げているが、その空は赤い。
――――魔族と人族。 元は同じ人なのかもな。環境で人種に変化か……。 対立関係なら何故『魔』の反対に『人』と名乗るのか?普通なら『聖』を持ってくると思うのだと。 まぁ、人族が魔族になるのなら逆もあるのか。
そんな考えをしながら俺とペルセポネは、ユカリ達に近づくとトンドが、息を切らして汗だくになりながらぽっこりお腹を上下に揺らして走ってくる。
「はぁっ。 はぁっ。 きっつぅ」
「なによ。 こっちがキツい」
「魔族が出たと聞いてな。 ポーション持ってきたんだが。 要らんみたいだな」
「ありがとうトンドさん。 でももう結構休んだから」
「フェルトも言っているし。 ミミンは?」
「むーっ。 もう大丈夫。 魔法はちょっと無理だけど。 普段なら問題ないなぁ」
「まぁ、それ見ればわかるよ」
「そうね。 ミミン早いわ」
俺とペルセポネが、近づいたのを視野に入ったミミンが目を光らせ、疲れていた事すら分からないぐらいペルセポネに飛びつき抱きついている。そしてユカリは、フェルト達に目配りをしながらトンドに問題無いと返事をしていた。
「コベソは?」
「あいつは出てこん。 集中しているなか張り切っているのか分からんが」
「私達の武具を作っているんです。 それぐらい真剣になってくれていると言う事ですね」
「フェルトぉ。 あなた変わった感じがする」
「そう?」
「そう思わない、ユカリ?」
「落ち着きが増したような。 気がする」
「気がする……かぁ。 そうね、ポジティブな考えが更に増したような」
「ふふ、それはいい事よ。 状況を認知して冷静な判断をする事が大事なのよ」
微笑むフェルトの言葉に若干困惑気味を隠せない顔をするリフィーナは、腰を上げ背伸びをすると座るフェルトも立ち上がる。
リフィーナ、フェルト、ミミンはユカリの姿を凝視し逆にユカリも三人を見つめる。
「相手が、どんな魔王であっても倒す。 でもどんな魔王か分からない今。 ゆっくりと慎重に相手に向け進むわ」
「人族を魔族に変える魔王……」
「アンデッドに変える魔王……」
「魔王ノライフ……」
「まだ、それしか分からない。 それに異常なまでに高レベルの魔物スペクターを扱う魔王。 それ以上強いと思う」
ユカリの言葉に溜飲する三人だが、その言葉を真剣に受け取っているように見える。
そして、赤い空を見上げていた。
つい先程まで激しく撃ち合う金属音と共に魔法の破裂音や衝撃音が、野次馬と化した冒険者達の歓声と共に俺に伝わっていた。だが、それも無くなると今度は、歓喜に包まれていた空気が一変する。
「殺せっ殺せっ。 殺せ」
「殺せぇっ殺せっ、殺せぇっ」
野次馬達の声が、嫌悪の対象の排除を求める声が一斉に上げる。
その野次馬達の雰囲気で見えない俺でも現在のユカリ達の状況を容易に想像できる。
「倒したという事だな」
「そうね。 あの第七騎士団団長って言ってたけど。 今のユカリ達なら余裕なんじゃないの」
「そうだな。 第八のあの団長と戦ったユカリよりも今は、遥かに強くなっているしな。 レベル的に」
ペルセポネとの会話の流れの中、「殺せ殺せ」と野次馬が荒らげていた声が消え、更に高まる歓喜に包まれる。
「殺ったって言う事ね」
「そうだな。 それにしても人が簡単に魔族になれるのか?」
「いま、そこ? なれるんじゃないの? 私からみたら人種が違うだけしかみえないし」
「俺もそれを考えていた。 だとしたら何故分けるし何故敵対するのか……やはり神の存在がか」
「まぁ、この世界の事を考えるなんて必要ないわ」
「俺らの世界から勝手に転移や転生されるのを阻止出来れば、それで良いがな」
「終わったのね。 野次馬共が去るわ」
喜びに満ち溢れる笑顔をする冒険者達が、ざわめきと共に疎らに去っていく。それを眺めていると目の前の光景にユカリ達の姿が。
腰を下ろし杖でやっと体を支えるミミンが、初めに目が付くと横たわるフルプレートを身にまとった騎士の遺体にユカリが、見下ろしている。
リフィーナとフェルトは、その遺体に少し離れた所で崩れるように地面に座り込んでいた。
「はぁ、はぁ」
「こいつ、そんなに力強くないのに反応が速すぎ」
「はぁ~。 まだ口開けるならまだリフィーナは、余裕あるわ」
「ユカリなんてもっとあるわよ。 それにしてもフェルト、ミミン大丈夫?」
「むぅーっ。 もうムリぃ。 早くおねぇさまに抱きついて癒されたい」
「本当にミミンってペルセポネさんが、好きね」
「むっ。 柔らかいし、常に良い香りするし」
疲労困憊の顔をした三人が談笑に変わると、その中でリフィーナが、横たわる騎士の遺体を見下ろしているユカリの顔を見詰め声を掛ける。
「ユカリ、どうした?」
「この団長って言ってた人……元々、人族だったんだよね」
「魔族になったとか言ってたし、そうらしいね」
「それじゃぁ、魔族と人族ってなんなんだろうかと……同じ人なんじゃ」
「ユカリ……魔族は、人族を殺す者なのよ。 魔族になるということはエウラロノース様を裏切った者って言う事だわ」
フェルトが、立ち上がってユカリを安堵させるかのように肩を軽く叩く。
「あまり考えない方が良いんじゃない? ユカリは考え過ぎ」
「そうかな……」
「そうよ。 魔族であれ魔物であれ敵意が、ある者は敵だと思えば良いんじゃないかなぁ」
リフィーナが、諭すように無い胸を張って誇らしげに語ってくるのをフェルトやユカリは、笑うと一瞬しかめっ面になるリフィーナだが、ユカリの笑顔を見て笑いに変わる。
そこに俺とペルセポネも歩み寄るが、もう一人この街の冒険者ギルドのマスターである筋骨隆々の髭面中年男性が、ユカリ達に話し掛ける。
「まさか、魔族が。 いや、あのカツオフィレ軍の騎士団長が、魔族になるとは驚きだ」
「何故、人族から魔族に」
「分からん。 変われることすら不思議だ。 でもな噂と言うか言い伝えがあってな」
「言い伝え?」
ギルドマスターの言葉に首を傾げるユカリ達。
そして、俺とペルセポネもその言葉に耳を傾ける。
「人の弱みに付け込んだ魔の王は、人を魔に変えると言う言い伝えがある」
「それ、子供が悪さした時に親が言うヤツじゃないの」
「私も、聞いた事あるわ。 『悪い事すると悪魔がやってきて魔族にされるわよ』と何度も親から言われたわ」
「言い伝え、伝承として残ってるのなら俺たちが目の前にしているあの騎士は、それ通りに心に付け込まれ魔族になってしまったのかもな」
「魔王……が、人を弱らせそれに付け込まれ魔族にされる。 なんて酷い」
「あぁ、確かに酷い。 魔族にされて家族からも仲間からも白い目で見られると。 コイツはどうだったんだろうな……。 これはギルド全体に情報共有しなくてはならん。 お前達はこれからどうするんだ?」
ユカリは、転がる騎士団長の遺体を見下ろした後ギルドマスターへ視線を変える凛々しい顔で答える。
「私達は、相手の情報が無いから直ぐには攻められ無いけど……。 このままカツオフィレに向かって魔王と対峙します」
「そうか……。 それが良いかもな、空が再び元の青さに戻った今、慎重に進むのが良い。 相手が人族を魔族に変えるほどの魔王。 隙をつかれてしまっては元の木阿弥だからな……。 すまぬが、セレヌの街とランドベルクがこんな状態で何の協力も出来んが。 応援はしている」
ギルドマスターが、頭を下げると困るユカリだが、それに合わせ軽く会釈をする。
「カツオフィレは、まだまだ赤い空なんですね」
「人族の姿が少なく魔族か魔物が蔓延っているんだろう。 それに魔王……」
「えぇ、だから勇者がいるんですね」
「勇者ユカリよ。 頼んだぞ」
かかとを返しギルドマスターは、俺達の元から去っていく。ユカリ達は、カツオフィレ側の空を見上げているが、その空は赤い。
――――魔族と人族。 元は同じ人なのかもな。環境で人種に変化か……。 対立関係なら何故『魔』の反対に『人』と名乗るのか?普通なら『聖』を持ってくると思うのだと。 まぁ、人族が魔族になるのなら逆もあるのか。
そんな考えをしながら俺とペルセポネは、ユカリ達に近づくとトンドが、息を切らして汗だくになりながらぽっこりお腹を上下に揺らして走ってくる。
「はぁっ。 はぁっ。 きっつぅ」
「なによ。 こっちがキツい」
「魔族が出たと聞いてな。 ポーション持ってきたんだが。 要らんみたいだな」
「ありがとうトンドさん。 でももう結構休んだから」
「フェルトも言っているし。 ミミンは?」
「むーっ。 もう大丈夫。 魔法はちょっと無理だけど。 普段なら問題ないなぁ」
「まぁ、それ見ればわかるよ」
「そうね。 ミミン早いわ」
俺とペルセポネが、近づいたのを視野に入ったミミンが目を光らせ、疲れていた事すら分からないぐらいペルセポネに飛びつき抱きついている。そしてユカリは、フェルト達に目配りをしながらトンドに問題無いと返事をしていた。
「コベソは?」
「あいつは出てこん。 集中しているなか張り切っているのか分からんが」
「私達の武具を作っているんです。 それぐらい真剣になってくれていると言う事ですね」
「フェルトぉ。 あなた変わった感じがする」
「そう?」
「そう思わない、ユカリ?」
「落ち着きが増したような。 気がする」
「気がする……かぁ。 そうね、ポジティブな考えが更に増したような」
「ふふ、それはいい事よ。 状況を認知して冷静な判断をする事が大事なのよ」
微笑むフェルトの言葉に若干困惑気味を隠せない顔をするリフィーナは、腰を上げ背伸びをすると座るフェルトも立ち上がる。
リフィーナ、フェルト、ミミンはユカリの姿を凝視し逆にユカリも三人を見つめる。
「相手が、どんな魔王であっても倒す。 でもどんな魔王か分からない今。 ゆっくりと慎重に相手に向け進むわ」
「人族を魔族に変える魔王……」
「アンデッドに変える魔王……」
「魔王ノライフ……」
「まだ、それしか分からない。 それに異常なまでに高レベルの魔物スペクターを扱う魔王。 それ以上強いと思う」
ユカリの言葉に溜飲する三人だが、その言葉を真剣に受け取っているように見える。
そして、赤い空を見上げていた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる