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起源から世界を思う神、樹海と祀るエルフ。
冥王、まさか言われるとは……
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アルファ達五人の合わせ技【ベット・ファイナル・マキシマム・バスター】の光を必死に食い止めている俺。しかし、指にしびれが起きる。
俺の耐えようとする構えに、アルファ達も構えを崩さずに俺に光を放ったままだ。
――――ふぅ、ただ痺れるだけの。本来ならその威力に恐怖する場面なのだろうが、拍子抜けだな。
やがて光が消えそうな時俺を包む混む爆煙が湧き上がる。俺は痺れた手の指を動かしその煙が沈むのをまっていると聞こえるアルファの声。
「やったか?」
――――その言葉を言ってしまうとは。
強力な技を使って敵を倒したと思ったら、まだ敵は無事だったと言う……。
――――まさかこの俺が、言われる側になるとはな。
やがて、煙は晴れていく。すると沸き立つ声。
「人影がっ!!」
「う、嘘だろっ」
「そんなはずは無いわ」
「そうよ。 私たちの最大の技で五人の合わせたのよ」
取り乱す五人に俺は、視線を向ける。
「これで終わりでいいか? もう、遊びは終わりにしたいんだ」
「あ、遊びぃぃぃぃっ!?」
「そうだ。 俺は早くエルフの国に行きたい。 この場に少しでも留まるのは遠慮したい」
「このやろぉぉぉ」
「まぁ、お前達の栄華も地位もその家名も、これで終わりにしよう」
俺の鋭い視線を五人に突きつけると、五人は目を見開き顔が青ざめていく。
「……栄枯盛衰……」
武器を構える五人に、俺はバイデントの穂先を彼らに向けその言葉を告げる。
「なに、えい…こ?」
「せい、すい?」
俺の言葉に戸惑う五人の足元に流れる白煙に身震いしだす五人は、青ざめた表情が固まっていく。
その白い煙が彼らの足首にまとわりつく。煙から飛び出てくる白い手が彼らの足首を掴み、煙の中からうめき声を鳴らし彼らの体をつたって真っ白な亡者が這い上がってくる。
「い、いやぁぁぁぁっ」
「なんだ、こいつらぁ!」
アルファ達は、振り払おうともがくが、何をしても剥がれる事も無く幾つもの人の形をした煙が彼らにまとわりつき、白煙で見えなくなる。
「ライズ、アンド、フォールズ……栄ええば衰える。君たちはここで終わりだ」
もがく彼らから何も反応は無い。
――――聞こえないか。あの白煙で視覚聴覚が奪われているのだからな。
知ってて発した言葉に恥ずかしさを覚える俺だが、聞こえてないことを良いことに彼らをどうするか考える。
――――殺してしまうのが簡単だ。だが、これは戦争。関係の無いこの俺がこいつらの処遇を決めるよりも帝国に決めさせた方がいいだろう。となると……。
既に抵抗すらせず動きも見せない彼らは今、白い煙がまるで蚕のようになって閉じ込めている。その煙の中から微かに聞こえる悲痛のうめき声に彼らも抵抗する力無くしている。
「煙よ。 彼らを眠ら……意識を奪え」
アルファら五人にまとわりついていた煙が消えると、地に横たわり微かに息をしている姿が見える。
彼らを無視し俺は、未だに眠る聖王メイガザスの襟首を掴みあげる。
「こいつ、起きないな……まぁ都合がいいか。 むこうは終わりそうだな」
眺めるのはペルセポネの戦い。地に両膝が着いている老人と初老の男二人を見下すペルセポネ。
「もう、終わりなの? あんな啖呵切ってっ」
「……」
「弱いわ、弱すぎっ。 あんたたちさぁ~、魔法もスキルどれも面白みがないのよ」
「……」
「なにぃぃが『ペルセポネを倒す』ですって? 減らず口を叩いた割にはこんなものなのよね」
「……」
返答すらできない男二人は、そこいて息をするだけで精一杯と、この俺でも見てわかる。
ペルセポネが、俺に気づく。
「あら、そっちは楽しかった?」
「最大級の魔法や技を見たがどれも心が躍らない。 まったく詰まらなかったな」
「そいつ、どうするの?」
「聖王メイガザス、こいつを持って行って皇帝に渡そうとおもってな。 あいつら置いていくか」
「その方が良いわ。 変態丸デブがあれば彼らは必要なくて?」
「そうだな」
意識を取り戻さない聖王メイガザスを引き釣りながら、動くことすらできない彼らに背をむけこの場から離れる。その時、俺の後ろベット家のあの老人オメガ・ベットから憎悪の視線を感じ取る。だが、襲いかかってくる気配はない。
「あぁなっては、もぅどうすることも出来ないわ」
「ヤツに、回復する手段は?」
「さぁ。 あっても力の差が分かっているはずよ」
――――ペルセポネは無傷、自分は地に倒れる。わからなければ……。
「うっ、ぎゃぁあぁぁ!!」
帰路に着く俺たちは、突然の大声に振り返る。
しかし、あの老人がやってきたかとペルセポネは剣に手をかけていたが、その声は引きづっていた聖王メイガザス。
「いだぁぁいっ、ケツがぁぁ」
「黙れっ!! クソまるデブがっ」
冷たい目で見下ろすペルセポネの非情なる口調に、縮こまる聖王メイガザスの口から「はい」とボソッと返事する。
俺は、聖王メイガザスを引き釣りペルセポネと共にそのまま先に進む。それ以降歯を食いしばって耐えている聖王メイガザスが、突然大声を荒らげる。
「いぎゃぁぁぁっ! だっずぅっげぇぇでぇぇえぇっ」
「うるさい! 黙れってぇ……」
「どうした?」
「何あれ?」
聖王メイガザスは、立ち上がり俺の背に隠れると、ペルセポネの指さす方から徐々に地鳴りが、俺たちの元に迫ってくる。
姿を見せたのは、巨大な漆黒の甲冑。
真っ赤に光る目で睨むと、無言のまま振り上げていた巨大な剣を俺たちに向け振り下ろした。
俺の耐えようとする構えに、アルファ達も構えを崩さずに俺に光を放ったままだ。
――――ふぅ、ただ痺れるだけの。本来ならその威力に恐怖する場面なのだろうが、拍子抜けだな。
やがて光が消えそうな時俺を包む混む爆煙が湧き上がる。俺は痺れた手の指を動かしその煙が沈むのをまっていると聞こえるアルファの声。
「やったか?」
――――その言葉を言ってしまうとは。
強力な技を使って敵を倒したと思ったら、まだ敵は無事だったと言う……。
――――まさかこの俺が、言われる側になるとはな。
やがて、煙は晴れていく。すると沸き立つ声。
「人影がっ!!」
「う、嘘だろっ」
「そんなはずは無いわ」
「そうよ。 私たちの最大の技で五人の合わせたのよ」
取り乱す五人に俺は、視線を向ける。
「これで終わりでいいか? もう、遊びは終わりにしたいんだ」
「あ、遊びぃぃぃぃっ!?」
「そうだ。 俺は早くエルフの国に行きたい。 この場に少しでも留まるのは遠慮したい」
「このやろぉぉぉ」
「まぁ、お前達の栄華も地位もその家名も、これで終わりにしよう」
俺の鋭い視線を五人に突きつけると、五人は目を見開き顔が青ざめていく。
「……栄枯盛衰……」
武器を構える五人に、俺はバイデントの穂先を彼らに向けその言葉を告げる。
「なに、えい…こ?」
「せい、すい?」
俺の言葉に戸惑う五人の足元に流れる白煙に身震いしだす五人は、青ざめた表情が固まっていく。
その白い煙が彼らの足首にまとわりつく。煙から飛び出てくる白い手が彼らの足首を掴み、煙の中からうめき声を鳴らし彼らの体をつたって真っ白な亡者が這い上がってくる。
「い、いやぁぁぁぁっ」
「なんだ、こいつらぁ!」
アルファ達は、振り払おうともがくが、何をしても剥がれる事も無く幾つもの人の形をした煙が彼らにまとわりつき、白煙で見えなくなる。
「ライズ、アンド、フォールズ……栄ええば衰える。君たちはここで終わりだ」
もがく彼らから何も反応は無い。
――――聞こえないか。あの白煙で視覚聴覚が奪われているのだからな。
知ってて発した言葉に恥ずかしさを覚える俺だが、聞こえてないことを良いことに彼らをどうするか考える。
――――殺してしまうのが簡単だ。だが、これは戦争。関係の無いこの俺がこいつらの処遇を決めるよりも帝国に決めさせた方がいいだろう。となると……。
既に抵抗すらせず動きも見せない彼らは今、白い煙がまるで蚕のようになって閉じ込めている。その煙の中から微かに聞こえる悲痛のうめき声に彼らも抵抗する力無くしている。
「煙よ。 彼らを眠ら……意識を奪え」
アルファら五人にまとわりついていた煙が消えると、地に横たわり微かに息をしている姿が見える。
彼らを無視し俺は、未だに眠る聖王メイガザスの襟首を掴みあげる。
「こいつ、起きないな……まぁ都合がいいか。 むこうは終わりそうだな」
眺めるのはペルセポネの戦い。地に両膝が着いている老人と初老の男二人を見下すペルセポネ。
「もう、終わりなの? あんな啖呵切ってっ」
「……」
「弱いわ、弱すぎっ。 あんたたちさぁ~、魔法もスキルどれも面白みがないのよ」
「……」
「なにぃぃが『ペルセポネを倒す』ですって? 減らず口を叩いた割にはこんなものなのよね」
「……」
返答すらできない男二人は、そこいて息をするだけで精一杯と、この俺でも見てわかる。
ペルセポネが、俺に気づく。
「あら、そっちは楽しかった?」
「最大級の魔法や技を見たがどれも心が躍らない。 まったく詰まらなかったな」
「そいつ、どうするの?」
「聖王メイガザス、こいつを持って行って皇帝に渡そうとおもってな。 あいつら置いていくか」
「その方が良いわ。 変態丸デブがあれば彼らは必要なくて?」
「そうだな」
意識を取り戻さない聖王メイガザスを引き釣りながら、動くことすらできない彼らに背をむけこの場から離れる。その時、俺の後ろベット家のあの老人オメガ・ベットから憎悪の視線を感じ取る。だが、襲いかかってくる気配はない。
「あぁなっては、もぅどうすることも出来ないわ」
「ヤツに、回復する手段は?」
「さぁ。 あっても力の差が分かっているはずよ」
――――ペルセポネは無傷、自分は地に倒れる。わからなければ……。
「うっ、ぎゃぁあぁぁ!!」
帰路に着く俺たちは、突然の大声に振り返る。
しかし、あの老人がやってきたかとペルセポネは剣に手をかけていたが、その声は引きづっていた聖王メイガザス。
「いだぁぁいっ、ケツがぁぁ」
「黙れっ!! クソまるデブがっ」
冷たい目で見下ろすペルセポネの非情なる口調に、縮こまる聖王メイガザスの口から「はい」とボソッと返事する。
俺は、聖王メイガザスを引き釣りペルセポネと共にそのまま先に進む。それ以降歯を食いしばって耐えている聖王メイガザスが、突然大声を荒らげる。
「いぎゃぁぁぁっ! だっずぅっげぇぇでぇぇえぇっ」
「うるさい! 黙れってぇ……」
「どうした?」
「何あれ?」
聖王メイガザスは、立ち上がり俺の背に隠れると、ペルセポネの指さす方から徐々に地鳴りが、俺たちの元に迫ってくる。
姿を見せたのは、巨大な漆黒の甲冑。
真っ赤に光る目で睨むと、無言のまま振り上げていた巨大な剣を俺たちに向け振り下ろした。
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