最強の能力者~season1~

syoi421915

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第一章 episode of side(B)

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莉乃、優太、俊介、舞花は、特急電車に乗り第六十五区に向かっていた。
四人は、四人席で向かい合わせで座り談話をしていた。莉乃は優太に話しかけていた「優太君ってさ、趣味とかあるの?」優太はう~んと考え「特には無いかな、これと言ってやることが無かったからな」と莉乃に話す莉乃は「なるほどね、でも趣味は持ったほうが得だよ」と答える。一方で舞香は俊介に何かを質問していた「俊介君って大人だよね~背も高いし」そう言うと俊介はビックっとして「まっまあ~牛乳とか飲んでるしな」と何かを誤魔化しているように見える俊介。それを優太は見ていた。
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数分後目的地に到着し四人はそれぞれの荷物を持ち歩きながらも話を続けていた。優太は、
「次は、学園エリアの寮内だったな。」と口にして歩く。舞香は「楽しみだな~」とルンルンで歩く俊介はどこかに電話をしていた「はい、はい、もうすぐ到着予定です・・・(その件は後々話しましょう)」とほぼ小声で電話相手と話が終わると端末の電源を切った。優太は舞香と話していた「舞香ってさ、そんな大荷物で重くないのか?無理そうなら手伝うけど」と荷物のほうへと手を差し伸べたが「大丈夫だよ!半分魔力で軽くしてるから」と言う。優太は、そうかと言葉の後前を向いて歩く。俊介は心の中で「(誰も聞こえてねーよな?まーそもそも魔力を使って当たりの声や自然の音を全て消していたからな。)」と思っていた。そして遂に学園エリアへと到着した。看板にはローマ字と日本語で【ウェルコム
トゥスクールエリア】と書かれていた。四人は学園エリアに足を踏み入れた。
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四人はそれぞれの寮に記載されてる場所に向かう。寮というのは一般的にマンションや、アパートに学生達や教師、その他の人々が住まう。四人はいったん別れ、別々に歩き出す。優太は「それじゃー学園でな!」と三人に手を振る。三人はそれぞれの場所へと向かった。午後六時三十分。とある喫茶店より

ある男は「さて、どうする?アルファ計画は実行するのか?」と男はアルファという女に話しかけていた。女は「彼が来てから立てましょう。これを始めるには彼が必要なのだから・・・」喫茶店で話す二人はいったい何者なのか・・・
午後七時七分 俊介の寮にて

俊介の寮はマンション七階建てだった。「マンションか・・・まあいい、早くボスに連絡しないと。「出ない・・・」何回も俊介がボスという人に連絡するが応答がない。俊介が諦めかけたときプルルっとなり俊介はスマホをとり、応答の所にタッチする。「もしもし!・・・」俊介は電話に出ると謎の男の声だった。しかも機械での声・・・『明日の正午に・・・人工島第三十区にある倉庫にこい・・・送迎車はこちらで用意する。以上』その言葉の後に電源が切れた。俊介は「明日の正午・・・しかも送迎車って・・・」俊介はベランダに出て空を眺める・・・始めるのか・・・と強い口調で呟き、目を閉じる俊介。
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その後ベランダから部屋に戻り、部屋着に着替える俊介。端末の電源を入れある所へと連絡する。「アルファ、準備を始めとけ、明日の正午第三十二区にある倉庫・・・場所が分からんが俺が支持されたのは、送迎車に乗り行くらしい。その車を追ってくれ!言いな?」と連絡を入れた俊介・・・
午後八時五十分 とある喫茶店入り口前

アルファの女は男に言う「ね~どうするの?車を追うか・・・それとも・・・」そう口にするが男のほうは「話は簡単だ。俺らはその場所を知っているそこで隠れていればいい」と話す。二人は車の中に乗り込みその場を立ち去った。
続く
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