39 / 46
○3章 旅館のあり方
-11『マナ人形』
しおりを挟む
「今日の来客は向こうの世界の王族の家系の人物です。商人としての才もお持ちで、異世界における物流の大半を占めているほどの御方です。この度は家族旅行をかねて来訪されますので、くれぐれも粗相の無いよう、丁重にお持て成しするようにお願いします」
当直の仲居たちが集まった事務所で、ふみかさんが手元の資料を見ながら伝えた。一同は「はい」と返事をするが、その声は緊張に上擦っている。
彼女たちの意識はみな、部屋の片隅で椅子に腰掛けている中條へ向けられている。
「そう固くなることはないさ。政府の高官がやってきて一緒に立ち会う予定だ。親睦を深めるなんてのはそういった上の連中の仕事だ。キミたちはマニュアルどおりにしっかりと働いて接待をしていればいい」
「中條さん。その辺りはみんな弁えています。いまさらプレッシャーを与えるようなことを言わなくても」
「なあに。ここには学生もいるものでね。家業の手伝い感覚でなあなあに動かれて、大人の事情をぶち壊されでもしないよう念のために言っているだけだよ」
中條の視線は隠す気もなく俺に向いていた。
陰険な悪意ではない。ただ、実際に俺が一番の不安要因だと言いたいのだろう。
これまでのトラブルの手前、俺には言い返すことができない。
ぱん、と緊張で張り詰めた風船を割るようにふみかさんが平手を打つ。
「それではみなさん。今日も頑張りましょう」
彼女の言葉とともに仲居たちは解散し、俺も自分の仕事場へと戻っていった。
◇
事務所での打ち合わせから数刻経った正午ごろ。
例の賓客がやってきた知らせを受け、旅館の中は瞬く間に慌しくなった。
仲居たちが裏で駆け回っている。
俺も手伝いに借り出され、荷物運びをすることになった。
来客したのはルナインという異世界にある人間の国の王族で、王位継承権第四位の王子だった。
王室において男四兄弟の末っ子で、かねてから王位継承を諦めていた彼は、幼少から興味を抱いていた商人としての知識や経験を積極的に学習。類稀なる才を発揮し、齢三十にして異世界側の物流の六割を占めるほどの商業ギルドを設立させた。まさに向こうを代表する商人だ。
風貌ははやや腹が小太りだが顔立ちは鼻が高くて目の堀が深く、温厚そうな垂れ目をしている。高級な絹の服に煌びやかな財宝の装飾を纏い、金塊が一人歩きしているかのようだった。
王子の傍らには細身の女性が付き添い歩いている。
王子よりも一回りほど若そうな女性だが、どうやら正妻らしく、彼女の子どもと思われる五歳くらいの男の子と手を繋いでいた。
「しばらく世話にならせて貰うよ」
「ようこそいらっしゃいました。従業員一同、心よりお待ち申しておりました」
『門』がある部屋の前で一列に並んで迎えた仲居たちが一斉に深々と頭を下げる。
担当する一番年長の仲居が出迎えて接客する。荷物を運ぶのが俺の役目だ。
「ん? なんだ、これ」
荷物の中にあった薄い麻布の袋に、なにかバスケットボールくらいの大きさの丸っこい何かが入っている。
不思議に思って手で感触を確かめていると、
「これはね、僕のお気に入りなんだ!」
声が聞こえたかと思うと突然、俺の前に王子の一人息子が顔を出してきた。いつの間にか母親の元から抜け出してきたらしい。
王子たちの方を見ると、ちょうど政府から使わされた高官の男性とその場で挨拶を交わしていた。側には中條も立ち会っている。
男の子はどうやら彼らの長ったらしい挨拶が退屈になって、離れた場所にいる俺に興味を持ったようだ。
男の子が麻布の袋を持ち出し、紐を解いて中身を取り出す。
出てきたのは漆器のように艶やかな、丸い曲線を描いた、卵によく似た形をしたものだった。
短い足が生えていて自立できるらしく、男の子がそれを床に置くと、まるでペンギンのようにちょこんと立った。
「へえ、珍しい。マナ人形だね」
声がして振り返るとエルナトがいた。
シエラも一緒だ。相変わらず仲がいい。
「マナ人形?」
「マナを動力にして自動で動く玩具だよ。向こうではけっこう人気があるんだ」
「私も、町の子どもたちがこぞって抱きかかえている光景を何度か見かけたことがあります」
なるほど。異世界にもそういった定番の玩具があるのか。
男の子もよほど愛着があるのだろう。それを抱きかかえながら頬を擦り当てて笑顔を浮かべている。
俺もそれを微笑ましく眺めていると、
「――でもいいのかな。こっちの世界じゃマナが少ないからまともに動かないと思うけど」
そうエルナトが呟いた矢先だった。
「これね。とっても可愛いんだ。僕の言うとおりに動くんだよ」
男の子が言ってマナ人形の背中のスイッチのような物を弄った瞬間、マナ人形の目が光り輝いた。動き出すのかと思ったが、しかし何も起こらずに目の光が途端に明滅をはじめる。
その直後、
「うわあっ!」
男の子が悲鳴を漏らして両手を持ち上げたかと思うと、落下したマナ人形は短い足でしっかりと着地をした。そしてたちまちに動き始め、人が走るような速さで辺りを駆け回り始めた。
俺たちの足元を不規則にひたすら動き回り、並べられた王族一家の荷物たちにぶつかっても構わず押し倒して進み続けている。荷物の転げる物音と慌てふためく男の子の悲鳴に『門』前のフロアは瞬く間に騒然となった。
「これはいったい何事だっ」
フロアの脇に控えていた中條が、普段の冷静さを欠いたように声を荒げながら駆け寄ってきた。乱雑した荷物のそばにいる俺を見て、彼が眉をひそめて溜め息を漏らす。
「またキミか。一体何の騒ぎなんだ」
「急に人形が暴れ始めたんですよ」
「人形が?」
俺は走り回っているマナ人形を指差す。
マナ人形はまだ止まる気配もなく部屋の中をひたすら駆け回り、壁を蹴り、観葉植物などを押し倒してめちゃくちゃにしていく。
それだけではない。その魔道具が側を横切ると、倒れた観葉植物たちはたちまち茶色くくすんで枯れてしまったのだ。
「どうやらマナを吸い取っているようです」
気づいたのはシエラだった。
「おそらくマナ人形を起動させた際に、周囲のマナが不足しているために誤作動を起こしているのでしょう。正常に駆動するために、不足しているマナを周囲から掻き集めようとしているのだと思います。高性能な自立型の魔道具であるがゆえに、無理やりにでもマナを集めて指示を実行しようと考えたのだと思われます」
なるほど。
理由はわかったが、それを素直に凄いと褒め称えるには些かまずい状況だ。
魔道具は観葉植物のマナをあらかた吸い取った後も、一切止まることなく、むしろ走る勢いを加速させるばかりだった。
しまいには近くにあった木造の椅子に駆け寄り、マナを吸われた椅子が瞬く間に枯れ木のように足をしなれさせている。
「マナがまだ足りていないと判断しているのでしょう。きっと手当たり次第にでも集めるつもりです。こちらの世界はマナが希薄ですから、一つの物からマナを吸収しても大した量にはなりませんので」
「じゃあ足りるまでこいつは周りのマナを吸い続けるってことか」
「はい。ですが、こちらの世界のマナの量では駆動し続けるだけですぐに枯渇してしまいます。無くなっては補充し、補充するために移動しては消耗し、また足りなくなって補充する。これではキリがありません」
マナ人形が通り過ぎていったフロアの椅子の脚があっという間に全てひしゃげていく。マナ人形に止まる気配はなく、しまいにはフロアの外に出て廊下の奥へと走り去ろうとしていた。
「僕が……僕が動かしちゃったから……」
ぐす、ぐす、と少年が鼻を啜る。
俺たちの話を聞いて事の次第を理解したのだろう。瞳には薄っすらと涙が浮かび上がり始める。
さすがの騒ぎに、男の子の親である賓客の王子たちもこちらに気づき始めている。これほどの大事になってしまっては、たとえ王子の息子とはいえ叱責は免れないだろう。
もしこれでひどく落ち込もうものならば、旅館で過ごした思い出が暗いものになってしまいかねない。いつかここに来たことを思い返すとき、辛い思い出しかないなんて悲しすぎる。
――そんなの、イヤだ。
俺は拳を握り締めると、中條や王子たちの視線から男の子を庇うように立ちふさがった。
「すみません俺が触ったら勝手に動き出しちゃったんです」
「キミが?」
中條の問いに俺は頷いた。
「そうか。やはりまたキミか」
「責任は全部俺が取ります。すぐに捕まえてきますから」
「お、おい。そういう問題では――」
中條の言葉を遮り、俺は後ろに庇い立てていた男の子に振り返る。
しゃがみ込んで目の高さをあわせると、そっと頭に手を置いてやった。
「人形はすぐここに持って帰ってくるから。だから泣かないで待っててくれよ」
「ほんと?」
「ほんともほんと。嘘をついているような顔に見えるか?」
そう言って真剣に男の子の目を見つめる。
涙を啜る顔にはまだ一抹の不安さを残していたが、くすりと笑ってくれた。
俺は安堵して立ち上がった。
マナ人形はいつの間にか姿が小さく見えるほどに遠くまで走り去っている。このままでは館内をひたすら走り回りかねない。
「シエラ、エルナト、手伝ってくれ。追いかける」
「わかりました」
「まっかせてよ」
声をかけると、俺は二人を連れてマナ人形の後を追って走り始めた。
当直の仲居たちが集まった事務所で、ふみかさんが手元の資料を見ながら伝えた。一同は「はい」と返事をするが、その声は緊張に上擦っている。
彼女たちの意識はみな、部屋の片隅で椅子に腰掛けている中條へ向けられている。
「そう固くなることはないさ。政府の高官がやってきて一緒に立ち会う予定だ。親睦を深めるなんてのはそういった上の連中の仕事だ。キミたちはマニュアルどおりにしっかりと働いて接待をしていればいい」
「中條さん。その辺りはみんな弁えています。いまさらプレッシャーを与えるようなことを言わなくても」
「なあに。ここには学生もいるものでね。家業の手伝い感覚でなあなあに動かれて、大人の事情をぶち壊されでもしないよう念のために言っているだけだよ」
中條の視線は隠す気もなく俺に向いていた。
陰険な悪意ではない。ただ、実際に俺が一番の不安要因だと言いたいのだろう。
これまでのトラブルの手前、俺には言い返すことができない。
ぱん、と緊張で張り詰めた風船を割るようにふみかさんが平手を打つ。
「それではみなさん。今日も頑張りましょう」
彼女の言葉とともに仲居たちは解散し、俺も自分の仕事場へと戻っていった。
◇
事務所での打ち合わせから数刻経った正午ごろ。
例の賓客がやってきた知らせを受け、旅館の中は瞬く間に慌しくなった。
仲居たちが裏で駆け回っている。
俺も手伝いに借り出され、荷物運びをすることになった。
来客したのはルナインという異世界にある人間の国の王族で、王位継承権第四位の王子だった。
王室において男四兄弟の末っ子で、かねてから王位継承を諦めていた彼は、幼少から興味を抱いていた商人としての知識や経験を積極的に学習。類稀なる才を発揮し、齢三十にして異世界側の物流の六割を占めるほどの商業ギルドを設立させた。まさに向こうを代表する商人だ。
風貌ははやや腹が小太りだが顔立ちは鼻が高くて目の堀が深く、温厚そうな垂れ目をしている。高級な絹の服に煌びやかな財宝の装飾を纏い、金塊が一人歩きしているかのようだった。
王子の傍らには細身の女性が付き添い歩いている。
王子よりも一回りほど若そうな女性だが、どうやら正妻らしく、彼女の子どもと思われる五歳くらいの男の子と手を繋いでいた。
「しばらく世話にならせて貰うよ」
「ようこそいらっしゃいました。従業員一同、心よりお待ち申しておりました」
『門』がある部屋の前で一列に並んで迎えた仲居たちが一斉に深々と頭を下げる。
担当する一番年長の仲居が出迎えて接客する。荷物を運ぶのが俺の役目だ。
「ん? なんだ、これ」
荷物の中にあった薄い麻布の袋に、なにかバスケットボールくらいの大きさの丸っこい何かが入っている。
不思議に思って手で感触を確かめていると、
「これはね、僕のお気に入りなんだ!」
声が聞こえたかと思うと突然、俺の前に王子の一人息子が顔を出してきた。いつの間にか母親の元から抜け出してきたらしい。
王子たちの方を見ると、ちょうど政府から使わされた高官の男性とその場で挨拶を交わしていた。側には中條も立ち会っている。
男の子はどうやら彼らの長ったらしい挨拶が退屈になって、離れた場所にいる俺に興味を持ったようだ。
男の子が麻布の袋を持ち出し、紐を解いて中身を取り出す。
出てきたのは漆器のように艶やかな、丸い曲線を描いた、卵によく似た形をしたものだった。
短い足が生えていて自立できるらしく、男の子がそれを床に置くと、まるでペンギンのようにちょこんと立った。
「へえ、珍しい。マナ人形だね」
声がして振り返るとエルナトがいた。
シエラも一緒だ。相変わらず仲がいい。
「マナ人形?」
「マナを動力にして自動で動く玩具だよ。向こうではけっこう人気があるんだ」
「私も、町の子どもたちがこぞって抱きかかえている光景を何度か見かけたことがあります」
なるほど。異世界にもそういった定番の玩具があるのか。
男の子もよほど愛着があるのだろう。それを抱きかかえながら頬を擦り当てて笑顔を浮かべている。
俺もそれを微笑ましく眺めていると、
「――でもいいのかな。こっちの世界じゃマナが少ないからまともに動かないと思うけど」
そうエルナトが呟いた矢先だった。
「これね。とっても可愛いんだ。僕の言うとおりに動くんだよ」
男の子が言ってマナ人形の背中のスイッチのような物を弄った瞬間、マナ人形の目が光り輝いた。動き出すのかと思ったが、しかし何も起こらずに目の光が途端に明滅をはじめる。
その直後、
「うわあっ!」
男の子が悲鳴を漏らして両手を持ち上げたかと思うと、落下したマナ人形は短い足でしっかりと着地をした。そしてたちまちに動き始め、人が走るような速さで辺りを駆け回り始めた。
俺たちの足元を不規則にひたすら動き回り、並べられた王族一家の荷物たちにぶつかっても構わず押し倒して進み続けている。荷物の転げる物音と慌てふためく男の子の悲鳴に『門』前のフロアは瞬く間に騒然となった。
「これはいったい何事だっ」
フロアの脇に控えていた中條が、普段の冷静さを欠いたように声を荒げながら駆け寄ってきた。乱雑した荷物のそばにいる俺を見て、彼が眉をひそめて溜め息を漏らす。
「またキミか。一体何の騒ぎなんだ」
「急に人形が暴れ始めたんですよ」
「人形が?」
俺は走り回っているマナ人形を指差す。
マナ人形はまだ止まる気配もなく部屋の中をひたすら駆け回り、壁を蹴り、観葉植物などを押し倒してめちゃくちゃにしていく。
それだけではない。その魔道具が側を横切ると、倒れた観葉植物たちはたちまち茶色くくすんで枯れてしまったのだ。
「どうやらマナを吸い取っているようです」
気づいたのはシエラだった。
「おそらくマナ人形を起動させた際に、周囲のマナが不足しているために誤作動を起こしているのでしょう。正常に駆動するために、不足しているマナを周囲から掻き集めようとしているのだと思います。高性能な自立型の魔道具であるがゆえに、無理やりにでもマナを集めて指示を実行しようと考えたのだと思われます」
なるほど。
理由はわかったが、それを素直に凄いと褒め称えるには些かまずい状況だ。
魔道具は観葉植物のマナをあらかた吸い取った後も、一切止まることなく、むしろ走る勢いを加速させるばかりだった。
しまいには近くにあった木造の椅子に駆け寄り、マナを吸われた椅子が瞬く間に枯れ木のように足をしなれさせている。
「マナがまだ足りていないと判断しているのでしょう。きっと手当たり次第にでも集めるつもりです。こちらの世界はマナが希薄ですから、一つの物からマナを吸収しても大した量にはなりませんので」
「じゃあ足りるまでこいつは周りのマナを吸い続けるってことか」
「はい。ですが、こちらの世界のマナの量では駆動し続けるだけですぐに枯渇してしまいます。無くなっては補充し、補充するために移動しては消耗し、また足りなくなって補充する。これではキリがありません」
マナ人形が通り過ぎていったフロアの椅子の脚があっという間に全てひしゃげていく。マナ人形に止まる気配はなく、しまいにはフロアの外に出て廊下の奥へと走り去ろうとしていた。
「僕が……僕が動かしちゃったから……」
ぐす、ぐす、と少年が鼻を啜る。
俺たちの話を聞いて事の次第を理解したのだろう。瞳には薄っすらと涙が浮かび上がり始める。
さすがの騒ぎに、男の子の親である賓客の王子たちもこちらに気づき始めている。これほどの大事になってしまっては、たとえ王子の息子とはいえ叱責は免れないだろう。
もしこれでひどく落ち込もうものならば、旅館で過ごした思い出が暗いものになってしまいかねない。いつかここに来たことを思い返すとき、辛い思い出しかないなんて悲しすぎる。
――そんなの、イヤだ。
俺は拳を握り締めると、中條や王子たちの視線から男の子を庇うように立ちふさがった。
「すみません俺が触ったら勝手に動き出しちゃったんです」
「キミが?」
中條の問いに俺は頷いた。
「そうか。やはりまたキミか」
「責任は全部俺が取ります。すぐに捕まえてきますから」
「お、おい。そういう問題では――」
中條の言葉を遮り、俺は後ろに庇い立てていた男の子に振り返る。
しゃがみ込んで目の高さをあわせると、そっと頭に手を置いてやった。
「人形はすぐここに持って帰ってくるから。だから泣かないで待っててくれよ」
「ほんと?」
「ほんともほんと。嘘をついているような顔に見えるか?」
そう言って真剣に男の子の目を見つめる。
涙を啜る顔にはまだ一抹の不安さを残していたが、くすりと笑ってくれた。
俺は安堵して立ち上がった。
マナ人形はいつの間にか姿が小さく見えるほどに遠くまで走り去っている。このままでは館内をひたすら走り回りかねない。
「シエラ、エルナト、手伝ってくれ。追いかける」
「わかりました」
「まっかせてよ」
声をかけると、俺は二人を連れてマナ人形の後を追って走り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
最弱Sランク冒険者は引退したい~仲間が強すぎるせいでなぜか僕が陰の実力者だと勘違いされているんだが?
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
冒険者のノエルはSランクパーティーの荷物もちだった。
ノエル自体に戦闘能力はなく、自分のことを足手まといだとすら思っていた。
そして、Sランクになったことで、戦うモンスターはより強力になっていった。
荷物持ちであるノエルは戦闘に参加しないものの、戦場は危険でいっぱいだ。
このままじゃいずれ自分はモンスターに殺されてしまうと考えたノエルは、パーティーから引退したいと思うようになる。
ノエルはパーティーメンバーに引退を切り出すが、パーティーメンバーはみな、ノエルのことが大好きだった。それどころか、ノエルの実力を過大評価していた。
ノエルがいないとパーティーは崩壊してしまうと言われ、ノエルは引退するにできない状況に……。
ノエルは引退するために自分の評判を落とそうとするのだが、周りは勘違いして、ノエルが最強だという噂が広まってしまう。
さらにノエルの評判はうなぎのぼりで、ますます引退できなくなるノエルなのだった。
他サイトにも掲載
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる