田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件

マルルン

文字の大きさ
116 / 162
1年目の秋~冬の件

猫の細道の先に厄介なモノが待ち受けていた件

しおりを挟む


 唖然としながらも、その強引なフィニッシュを見詰める陽菜ひなとみっちゃん。よくあんな突然の指示だけで、そこまでのコンビプレーを完成させられたモノだ。
 不思議な生き物を見る眼つきでの問い掛けに、そりゃあずっと一緒に生活してるからねとの姫香の返答。その間に、香多奈が宝箱の中身の確認を始めている。

 いつもの事ながら、その無邪気さは周囲の空気を明るくしている。ミミックのドロップ品は、全部箱の中に集約されていた模様。
 ってか、宝箱のお化けが本当の宝箱に戻った感じだろうか。中身も割と豪華で、金貨やら装飾品が結構な数出て来てビックリ!

 中には金の燭台しょくだいや、恐らく金箔きんぱく仕立ての招き猫とかも入っていた。他にもオモチャっぽい品々も少々、チェス駒のセットとか拳銃みたいな物とか。
 他にもベーゴマみたいな物や、ボードゲームみたいなのまで入っている。それを香多奈が全部取り出して、みんなに自慢げに見せびらかしている。

 それを紗良が魔法の鞄に回収、素直に感心しながらその豪運を見守るゲスト陣。何しろ彼女たちは、そんな良ドロップにお目に掛かった事など無いのだ。
 それにはミミックを倒すか、深層に潜るしか手段は無い感じ。

「確かに手強かったね、あの食い付いて来る宝箱……大抵の成り済まし生物は、ミケの雷一発でお亡くなりになるんだけどなぁ」
「あぁ、配送センターの時はそうだったな……おっと、今度は爆破石のセットか。えらくたくさん入ってるな、香多奈?」
「えっと、黄色と赤色が7個ずつだねっ! こんなにいっぱい出て来たの、確かに初めてかも?」

 妖精ちゃんも確認に付き合ってくれて、どうもさっきの拳銃が怪しいとの事。魔法のアイテムの可能性があって、その弾に魔玉を使用するんじゃないのとアドバイスに。
 途端に香多奈の顔が生き生きして来て、護人に訴えるように視線を送る。それを探索を終えてからにしなさいと、渋い顔でたしなめられてその話は終了に。

 ケチンボと途端にむくれる末妹に、紗良がすかさずフォローに入る。旅行中なんだから楽しまなきゃ損だよと、優しく妹をさとす仕草。
 先導するハスキー軍団の足並みには、未だに一切の迷いはない。この層の階段も見付けたのかなと、姫香の想像は大当たり。5分後には皆で階段を下り、4層へと辿り着いていた。
 ここまで約1時間半、まずまずのペースである。


 この層も風景はそんなに変わらず、坂の路地を隊列を組んで進む一行。そして相変わらず、ハスキー軍団は先行して露払い役に余念が無い。
 お陰で本隊は安全だが、極端に戦闘機会が減って本当に観光気分。たまに空から飛んで来る敵を片付けたり、軒先を覗き込んで変な敵を見付けたり。

 一度など、住人を見付けたと驚いた香多奈の発言にビビりまくる一行。下手したら不法侵入だと、ここがダンジョンだと言う事実を忘れて慌てる護人だったり。
 そして人影だと思われたのは、何とろくろ首だったと言うオチ。

「わわっ、首が伸びて来るっ……悪いのは香多奈だよっ、勝手に人んの敷地に侵入したのは、あっちの小さい子だからっ!」
「ズルいっ、姫香お姉ちゃん……! いいもんっ、叔父さんに助けて貰うからっ!」

 何だか余裕のある姉妹の掛け合いだが、実際はミケの何だコイツ的な落雷攻撃で、女性タイプの首長妖怪は呆気なくお亡くなりに。
 このダンジョンは妖怪モンスターが多いと聞いていたが、確かにその通りだねと呑気に逃げ切った香多奈が感想を述べる。

 そして2度目の空からの襲来にも、妖怪カテゴリーの一反木綿はバッチリ含まれていた。実はさっき、一つ目小僧も見掛けたよとの末妹の証言に、そう言う系統のダンジョンなのは確定っぽい。
 だからどうだとか思わないが、トリッキーなタイプの奴が中ボスとかだったら少々厄介かも。それより5層の攻略が大変だぞと、ここも体験済みな陽菜が静かに呟く。

 その前にアレ取ってと、全く遠慮の無い末妹のおねだりなのだが。何と電柱に風船の束が引っ掛かっていて、それは小さなかごを運んでいた。
 少女はさとく、それに宝物の匂いを嗅ぎ取っている様子。

 仕方無いなと姫香が電柱を登ろうとするが、そこにドローン飛行のルルンバちゃんが待ったを掛けた。今まで目を付けられるのが嫌で低空飛行をしていたが、取って来てくれるらしい。
 献身的な申し出に、子供達からは頑張れとの声援が惜しみなく飛び交う。それに勢いを貰った彼は、香多奈に付けて貰ったアームを駆使して、見事風船の束のゲットに成功。
 そして何事もなく、無事に地上へと降りて来た。

「うんっ、これは……ああっ、水風船じゃ無くて風船の中に薬品が入ってるんだ? それが合計3つに鑑定の書が2枚、それから小っちゃい木の実が4つだね」
「何か、普通に凄いアイテム入手率っスねぇ! 何で階層ごとに、アイテムをゲット出来ちゃうのか不思議でたまらないっスよ?」
「……確かにそうだな、姫香のチームはちょっとおかしい」

 友達2人にそんな批難をされるモノの、姫香にそんな自覚は無いと言う。それよりまたミミックいないかなと、無邪気な香多奈の呟きが怖い。
 そんなにポンポンあの手の罠モンスターが出現したら、自分達が今までつちかって来た探索常識が崩壊してしまう。幸いそんな事にはならなくて、定例のハスキー軍団のお出迎えが。

 この4層も、どうやらあっさりと20分程度でクリアしてしまいそう。恐るべし来栖家チームの探索能力に、ついて行ってるだけのゲスト組は少々肩身の狭い思い。
 リーダーの護人が、MP回復休憩を取るよと階段前でチームに号令を掛けた。紗良がポーションを取り出して、ハスキー達へと振る舞って行く。
 ついでに怪我のチェックと、サポート役を果たし始める。

「えっと、次が中ボス前の難所のお墓エリアなんだっけ、陽菜? あれっ、お寺エリアだっけ?」
「墓とスケルトンは通常エリア扱いだな……その奥の、山門を潜った先の境内けいだいが中ボスエリアの扱いになる。
 だからそこに入らない限り、中ボスはこっちに攻撃して来ないぞ」
「へえっ、スケルトンが出るんだ~。怖いねぇ、ミケさん……!」

 ちっとも怖そうにない香多奈は、ミケを抱っこして大人しく休憩中。次の5層が墓地エリアなのは、ダンジョン構造的に確定の情報らしい。
 そこにセットで出て来るスケルトンは、雑魚ながら結構数が多いと注意を受けた。お寺の山門を潜れば追い掛けては来ないが、結局は戻る際に鉢合わせする。
 護人は素直に、全部を殲滅しようと子供たちに通達。

 そして薔薇のマントから、白木のハンマーを取り出して姫香に手渡す。それから紗良に、前衛陣へのパワーアップ木の実の配布をお願い。
 ついでに陽菜とみっちゃんにも、殲滅のお手伝いをお願いする。つまり理想の作戦は、横に長い前線を張ってそのまま前衛陣で突き進む形である。

 紗良が魔法の鞄から、木の実と予備のハンマーを取り出してくれた。陽菜の武器は今回から、来栖家にプレゼントして貰った双魔剣である。
 みっちゃんは素直に、ハンマーを借りてそれを武器にする事に。念の為にツグミとコロ助がサポートに入ってくれるそうで、何と言うか至れり尽くせりな環境かも。
 そうして作戦も決まり、一行はいざ5層エリアへ。



 そこは何故か、今までと違って薄暗くてまるで冬の夕暮れのような日差しだった。さすが墓地エリアだと、元気娘の香多奈もどことなく不安そう。
 墓地は確かに、一面に広がって不気味さをかもし出していた。その奥に石垣で一段高い位置に、お寺の敷地らしきものが窺える。

 そこへと向かう階段までは、墓地を突っ切らないと至れない構造。階段を登り切った場所に、中ボスエリアの境の寺の山門が立っているのがここからも目視出来た。
 そして墓地エリアにたむろする、無数のスケルトンの群れ。それに混じって、ろくろ首や一つ目小僧も少ないながらも存在している。
 パッと見、確かに敵の密度は今までの比でなく濃い感じ。

「うわぁ、これは結構敵の数多いねぇ……こいつ等を全滅させるの、少人数チームだと確かに大変だぁ」
「うむっ、実はウチのチームもここを突破した事は一度も無いな……そんな訳で護人リーダー、勝算の程は?」
「多分平気だろう、ただし強敵がいたら無理せず知らせるようにな。2人とも怪我したら周囲に声を掛けて、紗良の所まで下がるのも忘れずに。
 それからハスキー軍団が無茶しないよう、紗良が見ててくれ」
「分かりました……頑張ろうね、香多奈ちゃん!」

 頑張るよと、声を掛けて欲しそうな少女の元気な返事。まぁ、敵がこれだけ密集していたら、香多奈の爆破石の投擲の機会もあるだろう。
 末妹には『応援』スキルもあるので、その言葉は的外れでは決してない。低空飛行で気配を消していたルルンバちゃんも、魔石拾いを頑張ってくれる筈。

 物陰に隠れながら作戦会議をしていた、来栖家チーム+ゲストの娘さん達は早速の行動開始。ちなみにこのお墓やお寺の景色だが、昨日観光した尾道の風景とは全く違っている。
 それでもお墓やお寺の景観は、どこかで目にしたような感じではある。しかもどの墓石にも、丁寧に家名が刻まれていると言う妙なリアル感。
 そんな中、周囲でドタバタ戦闘するのは結構な罰当たりかも?

 とか思っている内にも、ハスキー達は空気を読まずに敵陣へと突入して行った。途端に反応するモンスター陣営、骨と妖怪の混成軍が一斉に襲い掛かって来る。
 姫香が皆にげきを飛ばして、積極的に戦線の構築をになって行く。白木のハンマーを振り回し、ほぼ一撃でスケルトンをほふって進撃するその勇姿。

 来栖家チームのムードメーカーには違いない、その隣ではシャベルの平面で敵を粉砕する護人の姿が。陽菜とみっちゃんも、負けじと犬達と共に奮闘している。
 背後からは香多奈の、みんな頑張れとの声援が。それに後押しされるように、目の前の敵を片付けながら前進するメンバーたち。

 厄介な妖怪モンスターも、遊撃のハスキー達が片付けてくれている。そして気が付いたら、敵の数も半数以下に減っていた。
 スケルトンも一筋縄のモンスターとは違い、大柄な奴とか元が獣人とか、卒塔婆そとうばを剣のように振り回す罰当たりな奴とか種類も色々だ。

 ただし、幸いにも魔法やスキルを使う強者は混ざってなかった。残りのスケルトン軍も、実際そんな感じで殲滅にはそれほど手間取らず終い。
 後衛陣とルルンバちゃんは、後ろでせっせと魔石拾いに余念が無い。そうして20分程度で、何とか墓地での戦いは終了の運びに。

「ふうっ……やれば出来るモノだな、私はちょっと感動してるぞ。弟子入りして、みっちり訓練した甲斐もあったぞ、姫香」
「へえっ、そうなんスか……私も今度、姫ちゃん家に遊びに行こうかなっ?」

 みっちゃんの言葉に、大歓迎だよと気楽に請け合う姫香である。それは全然構わない護人だが、まだダンジョン探索中だよと気を引き締めるのも忘れない。
 は~いと真面目に休憩に入る子供たち、紗良は毎度のハスキー達の怪我チェック中。今回MPを使った香多奈は、ポーションで回復作業に忙しい。


 後は中ボス戦だけかなと、階段先まで移動した一同はもう一度集中を高めつつ。短い休憩を挟んで、山門を潜って境内へと足を踏み入れる。
 先頭のハスキー軍団は、敵の姿を探して地面をしきりに嗅いでいる。割と広い敷地は建物も多くて、敵が隠れる場所も自然と多い感じ。姫香と香多奈は、投擲準備バッチリで敵の出現待ち。

 それに応じた訳では無いだろうが、中ボスはのっそりとから顔を見せた。それを唖然と見上げる一同、今まで見て来た敵の中でも一番の大きさかも。
 これは大入道おおにゅうどうかなぁと、紗良がその巨人を見上げながら呟いた。僧の姿の巨人の妖怪らしく、このダンジョンなら出て来ても不思議は無い。

 そんな事に構わず、姫香が速攻のシャベル投擲の先制攻撃。しかし驚いた事に、大入道の首がにゅうっと伸びてその攻撃はかわされてしまった。
 そして建物の影から近付く敵の本体、それと同時に護衛役の茶釜タヌキが2匹出て来た。この連中も割と大きくて、かまくらサイズのサプライズ出演。

 何だコイツ等と、慌てる一同だったけど姫香は気にせず2投目を投入。香多奈も炎の爆破石を投げつけて、片方の茶釜タヌキが炎に包まれて行く。
 そして茶釜の反撃で、途端に真っ白な霧が周囲に出現した。

「わっ、わっ……敵の吐いた霧で、視界がふさがれちゃうっ! 護人叔父さん、どうしようっ!?」
「みんな下手に動かずに、取り敢えず攻撃はハスキー達に任せよう! 後衛の護衛だけはきっちりな、近付いて来た敵には気を付けて対処して!」

 その号令の最中も、弓を“四腕”で装備していた護人は大入道の顔目掛けて矢を射かけ続けていた。命中する度に苦しむ中ボスだが、姫香のシャベル攻撃を含めてもまだ元気そう。
 そこにハスキー軍団の攻撃が炸裂する、まずは遠距離からのレイジーの《魔炎》ブレスが。それを目晦めくらましにして、ツグミとコロ助が足元に噛み付いて行く。

 残念ながら喉元は高い位置にあり過ぎるし、あれだけ伸びていたらどこが急所やら分かりはしない。そして向こうの茶釜タヌキ部隊も、自ら生み出した霧を隠れみのに接近戦を仕掛けて来た。
 それを迎え撃つ姫香と護人、大声を出して接近戦を始めた事を周囲に知らせている。視界はようやく開けて来て、敵の居場所がチーム全員に共有される。

 そしていきなりの落雷で、姫香の前の茶釜タヌキが没。横槍を何とも思わないミケの一撃、フリーになった姫香が護人と共にもう1匹の茶釜タヌキを退治する。
 硬い茶釜の外皮を避けての戦闘に、2匹目も同じ運命を辿って行く。

 そして気付いたら、大入道も伸びた首筋を3匹に咬まれて万事休すの形に。いかに巨体を誇ろうとも、伸ばした首が逆効果だったみたい。
 手で振り払おうにも、払える距離に犬達がいないと言う。頭脳プレイの勝利に、体形の差は関係無かった様子。大入道はちりと消え、後にはドロップ品が。
 それを見て、やったねと素直に喜ぶ子供たち。




 ――これにて遠征先のダンジョン攻略、何とか無事に終わりそう。




しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~

シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。 目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。 『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。 カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。 ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。 ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。

親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました

空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。 平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。 どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界帰りの最強勇者、久しぶりに会ったいじめっ子を泣かせる

枯井戸
ファンタジー
学校でイジメを受けて死んだ〝高橋誠〟は異世界〝カイゼルフィール〟にて転生を果たした。 艱難辛苦、七転八倒、鬼哭啾啾の日々を経てカイゼルフィールの危機を救った誠であったが、事件の元凶であった〝サターン〟が誠の元いた世界へと逃げ果せる。 誠はそれを追って元いた世界へと戻るのだが、そこで待っていたのは自身のトラウマと言うべき存在いじめっ子たちであった。

処理中です...