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はじまり
6※
しおりを挟む「魔薬の効果がきれてきたみたいですね」
「ンあっ、う」
ズプリ、とアナルから指が引き抜かれ小さく身体が震えた
腕の中で息も絶え絶えになっている俺の頭に、ロワンが唇を落とす。その直後、ぐるりと視界が周り、背中に感じるロワンの体温。そして、目の前には額から汗を拭うアルドの姿
何が起こった?と脳が状況を理解するより早く、後ろから肩口にロワンの顎が乗り、太腿の下をロワンの手がゆっくりと這ったかと思うと、お尻に近い内腿を掴まれグッと足を開かれた。
目の前にはズボンの紐を解くアルドの姿
恥ずかしさで顔が熱くなり、慌てて震える手で前を隠すが、アルドの熱い視線は俺が隠したペニスではなく、もっと下を凝視している。
紐を解きズボンを降ろしたそこには、すでに勃ち上がったアルドのペニス
それは俺のと比べると大きく、太い
「ええ…下着はどうしたんですか」
「ンなもん、数十年前に要らねえって気づいたんだよ」
「いや、要りますよ」
いや、要るよ。
俺の思いとロワンの言葉が思わずシンクロした。
降ろしたズボンを少し乱暴に脱ぎ散らしたアルドがニヤリと笑う
逞しく、鍛え上げられた美しい肉体。だが、俺にはそんな肉体を見ている余裕などは無かった
目の前に現れたアルドのペニス、あられもない姿の俺自身
これから何が起こるのかなんて、馬鹿な俺にも分かる
絶対むり。あんなの入らない
頭ではそう思うのに、お尻の奥がズクズクと疼き心臓が高鳴る
「ゃ、やだっ」
アルドのペニスから目を離せないまま、少し身体を捻って小さく抵抗すると、後ろにいるロワンが俺の首筋をペロリと舐めた。
ゾワゾワとした刺激に思わず鳥肌が立つ
「もう一度、魔薬入れましょうか?さっき程の効果は無いと思いますが…」
ま、まやく?俺そんなの入れられてたの?大丈夫?後遺症…依存性とか色々大丈夫??
「要らねえ。なしでヤりたい」
「分かりました」
俺が嫌だと言う前にアルドから要らないとの声が上がり、ロワンがそれを了承した
それは良かったのだが、俺のこの状況は何も変わりそうには無い。
このままだと俺、鬼とセックスする事になってしまう…
さっきまでの身体の熱は消え、明瞭になった思考ではとてもじゃ無いけど、今の状況は受け入れ難い。
というか何で…俺、さっきまであんな…
さっきまでは快楽を求める事が頭の大部分を占めてたし、息をするだけで気持ちよかった。
考えれば考える程、ダメになってた思考回路が繋がっていく
「おれ、やだ!っむり…」
逃げ出そうと全身に力を入れたが、ロワンに抑えられた身体は思うように動かない
それどころか、俺の足を開いていたロワンの手に一層力が入る
「アルドが嫌なら、私のものから入れますか?」
囁いたロワンが後ろから腰を押し付けてきた
背中に当たる硬いなにか
ナニか、なんて分かっている、分かっているけど信じたく無い。服越しでも感じる程熱いそれは、その綺麗な顔の下に付いてて良いはずもない程の質量。
間違いなく、アルドより大きい
俺のに比べると大きいアルドよりも圧倒的に大きい
「やだ!!!!むり…」
こんなの入れられたら裂けてしまう。
絶対に無理だ
嫌だ嫌だと首を振っていると、後ろでロワンが小さく笑い、前からはアルドがゆっくりと近づいて来て、目の前で膝をついた。
そして徐に、靴を履いていない右足からズボンと下着を抜き取り、そのまま足首を掴まれ少し上へと持ち上げられる
この格好はダメだ、と自分のペニスを隠していた手を少し下へズラし両手でアナルを覆った
「ンな事されっと、余計興奮する」
「っなんで!」
どんな性癖だよ!!
その言葉通り、アルドのペニスは勃起し、先端から溢れた液体がテカテカと卑猥に輝いている
とても興奮した様子で覆い被さってきたアルドが、俺の額に唇を落とした。
ちゅっ、と音を立てて唇を離し、俺の瞳を覗き込みニヤリと笑うと、片手で自分のペニス掴んだアルドは、アナルを隠す俺の手へと乱暴にそのペニスを擦り付けくる。
ニチャニチャと卑猥な音を立てて、指の間から割り入ってこようとするアルドのペニスを両手で必死にガードした。
アルドが本気になれば、いつでも俺の手は退かせるはずだ。
彼はきっと、この状況楽しんでいる
手の奥に割り入ろうとするアルドのペニスが滑って、時折俺の陰嚢を押し上げる。その刺激にほんの少し身体が反応した。
早くどうにかしないと、このまま続けられたら勃起してしまいそう…
「っロワン!!離して…お願い!!」
全然期待は出来ないが、首だけ後ろを向きロワンに助けを乞う
「大丈夫ですよ。中の1番気持ち良い所、沢山突いてもらいましょう」
そう言って綺麗な顔でニッコリと笑ったロワンが静かに唇を重ねてきた。
アルドの少し乱暴なキスとは違う、静かでねっとりとしたキス
右足を抑えていたロワンの手が離れて行き、かわりに頬へと添えられる
その手は優しく俺の髪を梳かし、まるで抱きしめるかのように頭を抱え込んだ
より深く口付けられ、口内の隅々を舌で舐め上げられ、小さく息が漏れる
ロワンの口のなかは、何故か少し甘い味がした。
じゅるり、と舌を吸い上げられた時、右手を何かに、誰かに、掴まれた。
誰かって、それはもう1人しかなくて…
慌ててロワンの唇から逃れようとしたが、頭を強く抱き込まれびくともしない。
お尻に触れる熱、緊張で全身が固まる
ヌルヌルとその場で擦り付けるように動いたその熱がゆっくりと、確かな質量を持って俺のアナルを押し開いた。
「ん゛んっっ~~!!!」
グチリ、と入り込んできたその異物感を追い出そうと、思わず全身に力を入れるが、中に入ってきたソレは構う事なく入り口付近でゆっくりと前後に律動する。
圧迫感、違和感、異物感、よく分からない感覚のものを色々と感じるが、思ってた程の痛みはない
それより入り口付近で前後するその感覚に、奥の方がジクジクと疼いているのが分かった
「もうちょっと奥か?」
「っん、んっ、ふぅぅッ」
アルドの先端の太い部分が粘膜を擦り上げる。
下からはヌチヌチと卑猥な音が鳴っていて、それが自分の体内から発する音など信じられない
「ふぁっ、はぅう!!あっ」
ロワンが俺の頭から手を離し、キスをやめた事によって小さく声があがった。
自由になった頭を動かし、視線を落とせば俺のお尻の間から生えるアルドのペニス
「もう少し奥、上の方ですね」
「お前に聞いてねぇんだよッ!と」
「ひぃっ、あ゛あーーー!!」
ズン、と突然奥を突かれ目の前が真っ白になった。
グチグチと奥を確認する様に掻き回され、感じた事のない快感に身体が震える
「あッ、あ゛ぁっ!ま、まってえーー!」
「まだまだ、これからだぞ」
「ちょっと、乱暴ですよ」
最奥でグルリと回ったアルドのペニスがゆっくりと引き抜かれていく。まるで内臓まで一緒に出て行ってしまうような感覚にゾワリと鳥肌がった。
入り口ギリギリまで引き抜かれたペニスが、粘膜を擦りながら小刻みに揺れつつ、また奥へと向かってくる
「ひぃいいっーー!
っぁ、……あン゛んっ!!」
「ここか。」
そこです。とは言えない
さっきロワンの指で散々突かれた場所
ガシリ、と俺の腰を掴んだアルドがニヤリと笑う
ああ、ダメな笑い方のやつ…
この笑みを見た後いい事が起こった事はない。全て悪いことだ。
「ふふ、しっかり勃起して…アルドの粗末な棒、そんなにいいですか?」
ロワン、何てことを
今アルドを煽らないでほしい
「粗チンでしっかり喘げよっ!」
ほら!!!怒っちゃったじゃん!!!!
ズン、と1突きされ星が散った。
声にならない声が上がり、腰を引くがアルドに掴まれた腰は全く動かない
「あ゛ッ!!!あぅーーっ!、ひぃっ、!」
「ココが1番イイんだろッ?」
「ひあ゛ッ!ち、ちがっ!やだぁああ!!」
ズンズンと中の1番敏感な部分を何度も突かれ、持ち上げられた足がガクガクと震える
指とは比べ物にならない刺激に、絶頂のような快感が腰全体に響く
ずっとイってるような感覚にビクビクと全身が痙攣した
「もぉ゛っ!やだあ!むりぃいッ!!」
「っくそ、美味えなっ!」
ブンブンと頭を振るが、アルドが止まることはない。
自然と溢れた涙をロワンが後ろから舌で舐めとり、そのまま耳朶へとしゃぶりついた。
耳の中で鳴る卑猥な音と、下半身から聞こえる卑猥な音が頭の中で反響して、もうどちらから鳴る音なのか判別がつかない
「むり?とても気持ちよさそうですよ」
「っ締め付けやベェ」
「ッちが!ち、がぅうう!こんな、のおッ」
全身が痙攣し、つま先に変な力が入る。
アルドがズンズンと突くたび、勃ちあがった自分自身がお腹に当たり、新しい快感の波を産む
なんか、でそう
なにか、くる。
アナルの奥がズクズクと疼き、ペニスの奥から何かが込み上げてくる
「ぅああ゛ーー!な、っか!へんん!!」
「イきそうですか?」
「あっ、あ、ちが、ッ、
なんかっ、でちゃぅぅ…!」
「しっかりだせよ」
何度も俺の中を突き上げていたアルドのペニスが更にスピードを上げ、力強く、抉るように敏感な所を突き上げる。
強すぎる快感に視界が歪み、歯の根が合わず、ガチガチと音を鳴らす
ペニスの奥の奥の、更に奥から込み上げてくる何かに腰が反り、目の前が真っ白になった
「で、っ…出ッ
あ゛あーーッ、っ!」
ペニスの先から出た何かは白濁としていて、アルドが腰を揺するたびダラダラと途切れる事なく溢れ出てくる
アナルの中がヒクヒクと痙攣し、足の先はこれ以上無いくらいに突っ張った
「やだぁあっ、とま、んないいっっ!!」
身体がおかしい
多分射精なのだろうけど、精液にいつもみたいな勢いは無く、溢れ出るように次から次へと幹を伝う
絶頂感がなかなか過ぎ去らず、上手く息を吸えない
そんな俺を気にも留めず、静かに腰を揺すっていたアルドがゆっくりと奥へと進み、ペニスを全て中へ埋める
奥に感じるジンジンとした刺激に面白いくらい腰が跳ねた
「はあっ、はぅうっ!!もお、やだあ…っ!」
「次は奥、グチャグチャにしてやるよ」
「中にいっぱい出してもらいましょうね」
出すって何を?なんて聞ける筈もなく
アルドがまた腰を引き、奥を勢いよく突く
星がチカチカと瞬き、目の前は真っ白になり、限界を迎えた身体に力は入らず、ダランと四肢を放り出した。
もう、本当に無理…
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