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キミ。
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『う~ん、ごそごそ、むにゃむにや。』
「あっ、目あけた!」
『ふぁ~あ。良く寝た。ん~?キミは誰?』
「今日からキミとぼくは友達だよ」
『友達ってなに?』
「ずっと一緒だよ」
『そっか、僕はキミと友達なんだね。よろしくね。』
~
「学校行ってきま~す」
『キミは、そんなに大きなものを背負って、どこに行くの?』
「学校だよ、キミはお留守番しててね」
『うん、わかった。お留守番してるね。早く帰ってきてね』
~
「今日はお外で遊ぼ?」
『お外? お外ってなぁに?』
「ほら、こっちおいで」
『わぁ~、すごい!すごい!広いね!ここで遊ぶの?』
「何してあそぼっかなぁ」
『おいかけっこ!』
「こら、待ってよ~」
~
「ねぇ、これ、見て」
『なぁに、これ』
「ちょっとごめんね」
『ん~、くすぐったいぞ』
「こら、動かないの」
『苦しい』
「これで良し」
『なにが?』
「お外、いこ!」
『お外!』
~
『はやく、はやく!』
「ちょっと待ってよ~」
『キミはいつも僕の後ろにいるね』
「キミは足が速いね」
『あんまり遅いとおいてっちゃうぞ?』
「頑張ってついていくよ」
『ちゃんとついてきてね』
~
「学校、いってきます」
『行ってらっしゃい。あの重そうに背負ってたものはもういいの?』
「うん。帰ってきたら、遊びいこうな。」
『うん、お留守番でしょ、まかせてよ』
~
「それにしても、大きくなったなぁ」
『うん?君の方こそ。でも、まだ僕の方が早いぞ』
「こら、まてよ~」
『ちゃんとついてこれる?』
「子供の頃よりはね」
『ちゃんとついてきてね』
~
『最近、キミはお外に連れて行ってくれないね
どうしたの? なにを怒っているの?』
「うるさい、こっちくんな」
『ほっとけないよ、友達だもん』
「親父と喧嘩した。」
『そっか、そっか。』
「気分転換しにいくぞ」
『お外?』
「今日は走らないんだな」
『うん、いまのキミと競争しても楽しくないからね。隣にいてあげるよ』
~
「学校、いってきます」
『なんだか、おしゃれだね。今日は違うところにいくの?』
「お留守番、しててな」
『はいはい。』
~
「ほら、外行くぞ~、ちゃんとついて来いよ」
『キミこそ』
「ゆっくり行こうな」
『大丈夫だよ。キミこそ、ちゃんとついてきてる?』
「大丈夫、ちゃんといるよ。」
『とても、、、大きくなったね』
「なぁ、長生き…しろよ」
『うん、ありがと』
~
「ただいま。」(照れくさそうに)
『おかえり。その人は誰? お友達?』
「いや、その…。お前に会いたいっていうから。」
『そっか、キミが嬉しそうだと、なんだか嬉しいな。』
~
「会社、いってきます」
『うん、いってらっしゃい。』
「今日は散歩、いこうな」
『うん、ありがと』
~
「あぁ、ごめん。早かったな」
『大丈夫だよ、ちゃんといるよ』
「ゆっくりいこう」
『うん、頑張ってついていくよ』
「ん?あっ、ごめん。また早か…った…」
『あれ?動かないや』
~
『ん~、むにゃむにゃ。』
「先生、こいつは大切な家族なんです。ガキの頃から一緒だったんです。」
『家族? キミは友達じゃないの?
そっか。友達じゃなくなるのは残念だけど、
ずっと一緒なら、家族でもいいよ。 いままでありがとう。』
~
「会社、行ってきます…」
「…ただいま」
「そっか。。。キミは速いね…」
~
『ついてこれないでしょ?』
「うん、ごめんな」
『だから、、、ゆっくり来てね?』
「寂しくない?」
『うん。だって、家族でしょ。 ずっと一緒』
「…そうだったな。」
『いつもみたいに、お留守番して待ってるね』
「うん。もうちょっとしたら、、、遊びいこうな。」
『ねぇ、長生きしてね?』
「うん、ありがと」
「あっ、目あけた!」
『ふぁ~あ。良く寝た。ん~?キミは誰?』
「今日からキミとぼくは友達だよ」
『友達ってなに?』
「ずっと一緒だよ」
『そっか、僕はキミと友達なんだね。よろしくね。』
~
「学校行ってきま~す」
『キミは、そんなに大きなものを背負って、どこに行くの?』
「学校だよ、キミはお留守番しててね」
『うん、わかった。お留守番してるね。早く帰ってきてね』
~
「今日はお外で遊ぼ?」
『お外? お外ってなぁに?』
「ほら、こっちおいで」
『わぁ~、すごい!すごい!広いね!ここで遊ぶの?』
「何してあそぼっかなぁ」
『おいかけっこ!』
「こら、待ってよ~」
~
「ねぇ、これ、見て」
『なぁに、これ』
「ちょっとごめんね」
『ん~、くすぐったいぞ』
「こら、動かないの」
『苦しい』
「これで良し」
『なにが?』
「お外、いこ!」
『お外!』
~
『はやく、はやく!』
「ちょっと待ってよ~」
『キミはいつも僕の後ろにいるね』
「キミは足が速いね」
『あんまり遅いとおいてっちゃうぞ?』
「頑張ってついていくよ」
『ちゃんとついてきてね』
~
「学校、いってきます」
『行ってらっしゃい。あの重そうに背負ってたものはもういいの?』
「うん。帰ってきたら、遊びいこうな。」
『うん、お留守番でしょ、まかせてよ』
~
「それにしても、大きくなったなぁ」
『うん?君の方こそ。でも、まだ僕の方が早いぞ』
「こら、まてよ~」
『ちゃんとついてこれる?』
「子供の頃よりはね」
『ちゃんとついてきてね』
~
『最近、キミはお外に連れて行ってくれないね
どうしたの? なにを怒っているの?』
「うるさい、こっちくんな」
『ほっとけないよ、友達だもん』
「親父と喧嘩した。」
『そっか、そっか。』
「気分転換しにいくぞ」
『お外?』
「今日は走らないんだな」
『うん、いまのキミと競争しても楽しくないからね。隣にいてあげるよ』
~
「学校、いってきます」
『なんだか、おしゃれだね。今日は違うところにいくの?』
「お留守番、しててな」
『はいはい。』
~
「ほら、外行くぞ~、ちゃんとついて来いよ」
『キミこそ』
「ゆっくり行こうな」
『大丈夫だよ。キミこそ、ちゃんとついてきてる?』
「大丈夫、ちゃんといるよ。」
『とても、、、大きくなったね』
「なぁ、長生き…しろよ」
『うん、ありがと』
~
「ただいま。」(照れくさそうに)
『おかえり。その人は誰? お友達?』
「いや、その…。お前に会いたいっていうから。」
『そっか、キミが嬉しそうだと、なんだか嬉しいな。』
~
「会社、いってきます」
『うん、いってらっしゃい。』
「今日は散歩、いこうな」
『うん、ありがと』
~
「あぁ、ごめん。早かったな」
『大丈夫だよ、ちゃんといるよ』
「ゆっくりいこう」
『うん、頑張ってついていくよ』
「ん?あっ、ごめん。また早か…った…」
『あれ?動かないや』
~
『ん~、むにゃむにゃ。』
「先生、こいつは大切な家族なんです。ガキの頃から一緒だったんです。」
『家族? キミは友達じゃないの?
そっか。友達じゃなくなるのは残念だけど、
ずっと一緒なら、家族でもいいよ。 いままでありがとう。』
~
「会社、行ってきます…」
「…ただいま」
「そっか。。。キミは速いね…」
~
『ついてこれないでしょ?』
「うん、ごめんな」
『だから、、、ゆっくり来てね?』
「寂しくない?」
『うん。だって、家族でしょ。 ずっと一緒』
「…そうだったな。」
『いつもみたいに、お留守番して待ってるね』
「うん。もうちょっとしたら、、、遊びいこうな。」
『ねぇ、長生きしてね?』
「うん、ありがと」
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