22 / 32
22
しおりを挟む
アラームが鳴って我に返る。すぐに懐海の幼稚園の送迎バスが、園児を送ってくる時間だ。少しばかり身だしなみを整えてから部屋を出た。
残暑厳しく、容赦なく日差しが照り付ける。日傘を持ってくればよかったと思うが、今更遅い。目指す先には顔見知りが先に待っていた。
「ナツミちゃんママ、大丈夫? 顔色が悪いわよ?」
「そう? 寝不足かしら……それより咲菜ちゃんママ、そろそろ歩くのも大変なんじゃ?」
「そうなのよぉ……」
咲菜ちゃんママが幸せそうに笑う。明らかに妊婦とわかる体形が、はち切れんばかりに命の輝きを見せている。もうすぐ二人目が生まれるのだ。
「ナツミが咲菜ちゃんを羨ましがってたわ」
「あら、そうなの? だったらナツミちゃんママ、そろそろ次の人を探してみる?」
ママ友たちはわざわざ愛実にパートナーがいないことをいちいち詮索したりはしない。別れたのか、もともといなかったのか、あるいはすでにこの世にいない……その三通りしかないし、どれであったにしろ、本人から話し出さない限り、あれこれ聞くのは遠慮するものだ。
たまにずかずか立ち入ったことを聞きだそうとする人もいたが、そんな人からはそれとなく遠ざかった。少なくとも愛実はこの五年間、そうしてきた。
「次の人?」
「そうよ、次の人。どんな事情があるか知らないけれど、昔の人は忘れて、この先一緒にいてくれる人を探すのも悪くないかもしれないよ」
あぁ、そういうことか――別の誰かなんて、考えたこともなかった。それに、昔の人とは思っていなかった。
「どんな人がいいか言ってくれれば、当てがないわけじゃないのよ。主人の友達に独身男が何人かいてね、いい人がいないかって言われてるの」
そう言いながら咲菜ちゃんママが愛実を見る。そして愛実の戸惑う顔を見て、少しだけ笑む。
「ごめん、無理よね――咲菜が言ってた。ナツミちゃんがね、『ママはパパを待っているの』ってお話ししてくれたって」
「ナツミが?」
「うん……ナツミちゃんのパパはひょっとして亡くなったの? まぁ、どっちにしても、ナツミちゃんのママの心の中には今もその人が住んでいるんでしょ? 次の人なんか無理よね……あ、バスが来た」
バイバイ! また明日ね! 子どもの明るい声が響く。遠ざかるバスを見送って、それぞれの親子も別れていく。
「ありがとう、咲菜ちゃんママ」
愛実の言葉に、ママ友は笑顔で答えた。
「咲菜ちゃんママと、どんなお話ししてたの?」
愛実を見上げてナツミが問う。このところ、好奇心が旺盛になってきたようで、いろいろなことを知りたがる。『なぜなぜ?』『どうして?』攻撃はまだないけれど、そのうち始まるのかしら、と期待と不安が入り混じる心境の愛実だ。
「赤ちゃん、もうすぐね、って」
少しはそんな話もした。まるきりの嘘じゃない。
あぁ、と、頷いてナツミが笑む。なんとなく、大人の真似をしているように見えて、心の中で笑ってしまう。
「弟なんだって。咲菜ちゃん、妹がよかったのに、ちょっとがっかりなんだって」
「へぇ……でも、生まれてきたら大喜びよ」
「うん、弟だってきっと可愛いよね!」
アパートの階段をのぼりながら、暑いわねぇ、と呟くナツミに、あら、ひょっとしてわたしの真似? と愛実が思う。
ナツミは意識してそうしているのかしら? それとも親子だから真似ているように見えるの? それとも、一緒に暮らしているから、口癖や仕草が似てくるの? 見た目はともかく、きっとその全部で親子って似てくるんだろうな、と思う。
蒸かしたサツマイモのおやつを食べながら、晩ご飯はなぁに? とナツミが訊いてくる。
「そうね、ナツミは何が食べたい?」
「エビ!」
「エビ? 珍しいわね、エビが食べたいなんて初めてね」
「うん! パパもエビ、好きでしょ?」
「え?」
確かに、懐空はエビが好きだった。でも、なぜナツミがそれを知っている?
「エビが好きだって、どうして知ってるの? パパに聞いたの?」
まさか、と思いつつ、そう訊いてみる。夢ででも会ったのかもしれない。するとナツミは
「ううん、ナツミはパパに会ったことないよ?」
と、キョトンとした顔をする。
「それじゃあ、なんで、パパがエビを好きだって知ってるの?」
「だってママが言ってたもん」
「ママが?」
「うん、『カイア、エビ好きね』って」
「懐空……?」
「カイア、ってナツミのパパでしょ?」
血の気が引くのを感じる。
「……ママ、いつそんなこと言ったっけ?」
「エビ好きね、ってのは昨日。でも、いっつも言ってるよ、カイアって……夜、寝てるとき。ママ、ってナツミが呼んでもお返事しないの」
「あ……」
「カイアって言って泣いてるときもある。ママ、会いたくって泣いてるんだと思った。違った?―― あれ、ママ、泣かないで……」
ナツミの不思議な発言は、自分の寝言が原因だった。愛実に覚えはないものの、何度か繰り返される寝言をつなぎ合わせ、ナツミなりのストーリーを作り上げた。
どうしよう……どんなに頑張っても、夢までは制御できない。これからも繰り返される寝言をナツミはどう受け止めるだろう。今はまだ判らないことも、物事への理解が深まるとともに知られることになる。
そして愛実に聞くだろう。パパは死んだの? なんでパパは一緒にいないの? パパはどこにいるの?
それよりも、懐空と言う名をナツミはすでに知っている。愛実の本棚に並べられた『大野懐空』といつか必ず結び付ける。漢字が読めないから気が付いていないだけだ。
急に泣き出した愛実をナツミが心配そうにのぞき込む。
「少し疲れちゃったみたい――一緒にお昼寝しよう」
疲れると大人は泣くの? ナツミは不思議そうな顔をしたけれど、愛実に従ってベッドに潜り込んだ。そして添い寝する母親にしがみ付くように、やがて眠りにつく。その寝顔を見つめながら、真由美との話を思い出していた。
杉山はナツミのことも、愛実に偶然会ったことも、懐空には知らせていないらしい。それどころか、懐空が杉山の子だと言うことも、今のところ知らせていない。
愛実の予想通り、由紀恵は懐空を妊娠したと杉山に言わないまま離れていた。
「大野先生の母親は、自分のしたことがまわりまわって息子に帰ってきたと感じているそうよ。罰が当たったんだって」
「罰? わたしが懐空に、あるいはお母さんに罰を当てるため、懐空の前から姿を消したと言うの? 違う、そんなんじゃない!」
愛実の抗議に真由美は
「大野先生の母親はそう感じているってことよ。それにあみ、わたしに言っても仕方ないでしょう。彼の母親か、本人に言えばいいのよ」
と呆れる。そして、ふと疑問に思ったことを愛実に聞いた。
「そういえば、大野懐空の母親っていくつなの?」
「今年六十三のはずよ。彼を産んだのが三十五の時、その時、杉山先生は二十か二十一」
「……そうだったんだ――そうね、それなら黙って身を引くってありそうよね」
真由美が溜息を吐く。
「その事実を大野先生が知ったら、どう思うんだろう?」
「父親が杉山涼成だってこと?」
「うん、それもあるけど、母親が、父親に黙っていなくなったってこと、そして父親がずっと自分の母親を探してたってこと。しかも子供がいるなんて知らなかったってこと」
答えない愛実に真由美が続ける。
「大野先生ね、あみがいなくなった時、あみが病気なんじゃないかって、相当心配したらしいわよ」
「わたしが病気?」
「悪阻だったんじゃない? 彼はそんなこと思ってもいないだろうから、病気で彼に負担をかけるんじゃないかって、あみがいなくなったのかも、って思ったみたい」
「……」
「役所に行って、警察に行って、病院もいくつか回ったって――どこにも手掛かりはなかったって。教えて貰えなかったってことだと思うけど。警察ではストーカーと間違えられたとか」
真由美は愛実が何か言うかと待ったようだが、
「ねぇ、あみ、どうなの? 大野先生があなたにナツミちゃんがいると知ったら、どう思うと思う?」
と愛実に訊いた。
「それは……」
「杉山先生は、大野先生のお母さんを責めたそうよ」
クスリと真由美が笑う。それを
「なんで笑うのよ?」
と愛実が責める。
「ごめん、あみを笑ったんじゃないの――その話をしてくれた時の杉山先生を思い出して、笑っちゃったのよ」
「――どういうこと?」
「ん、なんていうかな。ただの愚痴? 顔を顰めて、そんなに僕は頼りなかったか、そりゃそうか、やっと二十を過ぎた程度だ、でも、少しは信じてくれても、って、グダグダだった」
「……」
「そうそう、こうも言ってた――子どもを苦労して育てる楽しみを奪われた、そう思ったって」
「苦労して育てる楽しみ……」
「ねぇ、あみ。あなたの彼はなんていうかしらね? わたしは大野先生に会ったことがない。どんな人なのか判らない。でも、あなたなら判るんじゃないの?」
残暑厳しく、容赦なく日差しが照り付ける。日傘を持ってくればよかったと思うが、今更遅い。目指す先には顔見知りが先に待っていた。
「ナツミちゃんママ、大丈夫? 顔色が悪いわよ?」
「そう? 寝不足かしら……それより咲菜ちゃんママ、そろそろ歩くのも大変なんじゃ?」
「そうなのよぉ……」
咲菜ちゃんママが幸せそうに笑う。明らかに妊婦とわかる体形が、はち切れんばかりに命の輝きを見せている。もうすぐ二人目が生まれるのだ。
「ナツミが咲菜ちゃんを羨ましがってたわ」
「あら、そうなの? だったらナツミちゃんママ、そろそろ次の人を探してみる?」
ママ友たちはわざわざ愛実にパートナーがいないことをいちいち詮索したりはしない。別れたのか、もともといなかったのか、あるいはすでにこの世にいない……その三通りしかないし、どれであったにしろ、本人から話し出さない限り、あれこれ聞くのは遠慮するものだ。
たまにずかずか立ち入ったことを聞きだそうとする人もいたが、そんな人からはそれとなく遠ざかった。少なくとも愛実はこの五年間、そうしてきた。
「次の人?」
「そうよ、次の人。どんな事情があるか知らないけれど、昔の人は忘れて、この先一緒にいてくれる人を探すのも悪くないかもしれないよ」
あぁ、そういうことか――別の誰かなんて、考えたこともなかった。それに、昔の人とは思っていなかった。
「どんな人がいいか言ってくれれば、当てがないわけじゃないのよ。主人の友達に独身男が何人かいてね、いい人がいないかって言われてるの」
そう言いながら咲菜ちゃんママが愛実を見る。そして愛実の戸惑う顔を見て、少しだけ笑む。
「ごめん、無理よね――咲菜が言ってた。ナツミちゃんがね、『ママはパパを待っているの』ってお話ししてくれたって」
「ナツミが?」
「うん……ナツミちゃんのパパはひょっとして亡くなったの? まぁ、どっちにしても、ナツミちゃんのママの心の中には今もその人が住んでいるんでしょ? 次の人なんか無理よね……あ、バスが来た」
バイバイ! また明日ね! 子どもの明るい声が響く。遠ざかるバスを見送って、それぞれの親子も別れていく。
「ありがとう、咲菜ちゃんママ」
愛実の言葉に、ママ友は笑顔で答えた。
「咲菜ちゃんママと、どんなお話ししてたの?」
愛実を見上げてナツミが問う。このところ、好奇心が旺盛になってきたようで、いろいろなことを知りたがる。『なぜなぜ?』『どうして?』攻撃はまだないけれど、そのうち始まるのかしら、と期待と不安が入り混じる心境の愛実だ。
「赤ちゃん、もうすぐね、って」
少しはそんな話もした。まるきりの嘘じゃない。
あぁ、と、頷いてナツミが笑む。なんとなく、大人の真似をしているように見えて、心の中で笑ってしまう。
「弟なんだって。咲菜ちゃん、妹がよかったのに、ちょっとがっかりなんだって」
「へぇ……でも、生まれてきたら大喜びよ」
「うん、弟だってきっと可愛いよね!」
アパートの階段をのぼりながら、暑いわねぇ、と呟くナツミに、あら、ひょっとしてわたしの真似? と愛実が思う。
ナツミは意識してそうしているのかしら? それとも親子だから真似ているように見えるの? それとも、一緒に暮らしているから、口癖や仕草が似てくるの? 見た目はともかく、きっとその全部で親子って似てくるんだろうな、と思う。
蒸かしたサツマイモのおやつを食べながら、晩ご飯はなぁに? とナツミが訊いてくる。
「そうね、ナツミは何が食べたい?」
「エビ!」
「エビ? 珍しいわね、エビが食べたいなんて初めてね」
「うん! パパもエビ、好きでしょ?」
「え?」
確かに、懐空はエビが好きだった。でも、なぜナツミがそれを知っている?
「エビが好きだって、どうして知ってるの? パパに聞いたの?」
まさか、と思いつつ、そう訊いてみる。夢ででも会ったのかもしれない。するとナツミは
「ううん、ナツミはパパに会ったことないよ?」
と、キョトンとした顔をする。
「それじゃあ、なんで、パパがエビを好きだって知ってるの?」
「だってママが言ってたもん」
「ママが?」
「うん、『カイア、エビ好きね』って」
「懐空……?」
「カイア、ってナツミのパパでしょ?」
血の気が引くのを感じる。
「……ママ、いつそんなこと言ったっけ?」
「エビ好きね、ってのは昨日。でも、いっつも言ってるよ、カイアって……夜、寝てるとき。ママ、ってナツミが呼んでもお返事しないの」
「あ……」
「カイアって言って泣いてるときもある。ママ、会いたくって泣いてるんだと思った。違った?―― あれ、ママ、泣かないで……」
ナツミの不思議な発言は、自分の寝言が原因だった。愛実に覚えはないものの、何度か繰り返される寝言をつなぎ合わせ、ナツミなりのストーリーを作り上げた。
どうしよう……どんなに頑張っても、夢までは制御できない。これからも繰り返される寝言をナツミはどう受け止めるだろう。今はまだ判らないことも、物事への理解が深まるとともに知られることになる。
そして愛実に聞くだろう。パパは死んだの? なんでパパは一緒にいないの? パパはどこにいるの?
それよりも、懐空と言う名をナツミはすでに知っている。愛実の本棚に並べられた『大野懐空』といつか必ず結び付ける。漢字が読めないから気が付いていないだけだ。
急に泣き出した愛実をナツミが心配そうにのぞき込む。
「少し疲れちゃったみたい――一緒にお昼寝しよう」
疲れると大人は泣くの? ナツミは不思議そうな顔をしたけれど、愛実に従ってベッドに潜り込んだ。そして添い寝する母親にしがみ付くように、やがて眠りにつく。その寝顔を見つめながら、真由美との話を思い出していた。
杉山はナツミのことも、愛実に偶然会ったことも、懐空には知らせていないらしい。それどころか、懐空が杉山の子だと言うことも、今のところ知らせていない。
愛実の予想通り、由紀恵は懐空を妊娠したと杉山に言わないまま離れていた。
「大野先生の母親は、自分のしたことがまわりまわって息子に帰ってきたと感じているそうよ。罰が当たったんだって」
「罰? わたしが懐空に、あるいはお母さんに罰を当てるため、懐空の前から姿を消したと言うの? 違う、そんなんじゃない!」
愛実の抗議に真由美は
「大野先生の母親はそう感じているってことよ。それにあみ、わたしに言っても仕方ないでしょう。彼の母親か、本人に言えばいいのよ」
と呆れる。そして、ふと疑問に思ったことを愛実に聞いた。
「そういえば、大野懐空の母親っていくつなの?」
「今年六十三のはずよ。彼を産んだのが三十五の時、その時、杉山先生は二十か二十一」
「……そうだったんだ――そうね、それなら黙って身を引くってありそうよね」
真由美が溜息を吐く。
「その事実を大野先生が知ったら、どう思うんだろう?」
「父親が杉山涼成だってこと?」
「うん、それもあるけど、母親が、父親に黙っていなくなったってこと、そして父親がずっと自分の母親を探してたってこと。しかも子供がいるなんて知らなかったってこと」
答えない愛実に真由美が続ける。
「大野先生ね、あみがいなくなった時、あみが病気なんじゃないかって、相当心配したらしいわよ」
「わたしが病気?」
「悪阻だったんじゃない? 彼はそんなこと思ってもいないだろうから、病気で彼に負担をかけるんじゃないかって、あみがいなくなったのかも、って思ったみたい」
「……」
「役所に行って、警察に行って、病院もいくつか回ったって――どこにも手掛かりはなかったって。教えて貰えなかったってことだと思うけど。警察ではストーカーと間違えられたとか」
真由美は愛実が何か言うかと待ったようだが、
「ねぇ、あみ、どうなの? 大野先生があなたにナツミちゃんがいると知ったら、どう思うと思う?」
と愛実に訊いた。
「それは……」
「杉山先生は、大野先生のお母さんを責めたそうよ」
クスリと真由美が笑う。それを
「なんで笑うのよ?」
と愛実が責める。
「ごめん、あみを笑ったんじゃないの――その話をしてくれた時の杉山先生を思い出して、笑っちゃったのよ」
「――どういうこと?」
「ん、なんていうかな。ただの愚痴? 顔を顰めて、そんなに僕は頼りなかったか、そりゃそうか、やっと二十を過ぎた程度だ、でも、少しは信じてくれても、って、グダグダだった」
「……」
「そうそう、こうも言ってた――子どもを苦労して育てる楽しみを奪われた、そう思ったって」
「苦労して育てる楽しみ……」
「ねぇ、あみ。あなたの彼はなんていうかしらね? わたしは大野先生に会ったことがない。どんな人なのか判らない。でも、あなたなら判るんじゃないの?」
10
あなたにおすすめの小説
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜
野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」
「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」
この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。
半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。
別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。
そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。
学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー
⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。
⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる