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追憶
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「ハァ・・・ハァ・・・危なかったにゃ」
エメレッタは気づくと斬られたと思っていたぎんたが偽ラクシスを後ろから攻撃していた
「ぎ、ぎんたさん!?大丈夫だったんですか??」
驚きと心配を隠せないエメレッタは戸惑いつつ尋ねた
「にゃふふふ、咄嗟に実体化を解除して血飛沫を演出してやったにゃ!」
ぎんたはドヤりながらエメレッタに話す
「えっ!?そ、そうだったんですか!?」
「ま、それによりもあいつにゃ!!あいつはどうにゃったにゃ!?」
ぎんたの声に気づき偽ラクシスの方を見て確認するエメレッタ
「そ、そうですよ!!偽ラクシスさんはどうな・・・えっ!?」
偽ラクシスを見たエメレッタは驚いた
なぜならローブと身体ごと切り裂かれパックリと割れた状態で本人は停止しているのだから
「にゃ!?ど、どうにゃってるにゃ??」
目を真ん丸にし状況をうまく理解できていないぎんた
「「イタイナァ・・・これは元に戻れないナァ・・・」」
どこからか、不気味な仮面の声が周囲に響く・・・
「にゃ!?」
「ど、どうなってるんですかね??」
2人は周囲を警戒しつつ見回す
すると偽ラクシスはボコボコと身体(?)沸騰した水のように膨れ上がる
その異変(音)に近くにいたぎんたは気づき、偽ラクシスへ振り向く
「にゃ!?」
その光景にぎんたは警戒し、慌てて距離を取る
「ぎんたさん!危ないですよ!」
距離を取ったぎんたにエメレッタの注意が飛ぶ
「分かってるにゃ!なんか変にゃ!」
2人がやり取りしている間もボコボコと沸騰した水のように気泡が偽ラクシスの体中を覆い隠していく
そして・・・パンッ、パンパパパパンッと破裂音と共に偽ラクシスだった物は気泡と共に割れて白い靄のような物が周囲を覆い隠していくいった
「にゃ!?」「なっ!?」
パシュゥ・・・
だんだんとその範囲を広げていく白い煙霧
「にゃ!!やばいにゃ!なんか怖いにゃ!」「そ、そうですよね!?危険ですよ!きっと!」
2人は慌てて広がっていく煙霧から距離を取るべく背を向け走り出す
「にゃぁぁ!!!」
必死に走るぎんた
「な、なんですかぁあああ!!」
チラッと振り返っては猛ダッシュするエメレッタ
そんな2人の思惑とは関係なく無慈悲に白い煙は2人に追い付き包み飲み込んでいく・・・
「「うわぁあああああああああ!!!」」
・・・
「ハァハァ・・・」
「にゃ・・・」
思わず目を瞑ってしまった2人は恐る恐る瞼を開けると大の字に寝転んでいた
「な、なんですか・・・これ・・・」
「にゃんか、変な感じにゃ・・・」
エメレッタとぎんたはそれぞれ姿勢を戻すため起き上がり、改めて周囲を見回す
「もどって来れたかにゃ?」
「そ、そうみたいですね」
気づけば白い世界から脱出しており、元に居た広場へ戻っていた
「なっなんですかね?あれ」
杖を広場の中央に向けぎんたに尋ねるエメレッタ
「にゃ?」
エメレッタの声に振り向き、突き出された杖の先へと視線を向けるぎんた
「にゃ?ほ、祠かにゃ?」
首を傾げ疑問符を浮かべるぎんた
「そ、そうみたいですね・・・?」
お互いに見つめ、確認し合う2人
「行ってみます?」
ビビりながら恐る恐る尋ねるエメレッタ
「う~ん捜査が今回の依頼だから・・・仕方がにゃいにゃ」
渋りつつも応えるぎんた
「で、ですよね・・・」
ぎこちない硬い表情で賛同するエメレッタ
警戒しつつ、2人はゆっくりとその祠へと歩を進めていく
頭に仮面と偽ラクシスの謎を抱えたまま・・・
ゆっくりと確実に近づいていく祠は良く見ると古ぼけていて長い年月が経過している年代物だと感じられる
ポツンと如何にも怪しいその祠は青く、どことなく仮面を連想してしまう
「「クルナ!」」
「わっ!?」「にゃ!」ビクッ
唐突の声に驚くぎんたとエメレッタ
あと少しで祠に着くというところで突如、どこからか声が聞こえた
2人は震えながらも目を合わせ確認する
「や、やっぱり祠からで、ですかね?」
「そ、そうしか考えられにゃい・・・にゃ」
「「こ、コナイデ!」」
「ひ、ひぃ」
再び聞こえた声に怯えるエメレッタ
「にゃ?こ、来ないで?」
先ほどと違って一気に柔らかい感じの声に聞こえたぎんた
「・・・にゃ!まさか」
少し考えたぎんたはある事に気付きニヤつく
「なっ??ぎんたさんどうしたんですか?」
未だにビビりまくっているエメレッタ
「・・・こいつ、多分弱ってるにゃ!」
右の籠手を祠に向け宣言するぎんた
「えっ!?」
「エッ!?」
エメレッタとなぜか謎の声もぎんたの声に驚く
「ふふふ!」
弱っていると確信を得たぎんたは先ほどの弱気と一片し強気になる
「だ~いじょうぶにゃ!ぎんた的に大丈夫にゃ!」
ぎんたは鼻をふふ~んと鳴らしながら自信たっぷりにエメレッタへ話す
「え、えぇ・・・」
ぎんたの態度に躊躇するエメレッタを気にする事なくぎんたはズカズカと祠の中へと入って行く
「「ク、ク、クルナァ!!」」
「もう怖くにゃいから無駄にゃ!」
謎の声も気にすることなく奥まで入って行くぎんた
その後を怯えながら離されないようについて行くエメレッタ
ぎんたは最奥に辿りつきある者に気づく
「お前かにゃ!!」
「えっ?」
ぎんたの影からゆっくりと覗き込むエメレッタ
「「ク、クルナ!!とイッタダロ!!」」
ぎんたとエメレッタが見たその声の持ち主は仮面と同じ模様を持つ蛇で2人に向かって舌を出しシャーッと威嚇をしている
「にゃ、にゃんだこいつ!」
蛇に籠手を向けマウントを取るぎんたと未だに怯えるエメレッタ
エメレッタは気づくと斬られたと思っていたぎんたが偽ラクシスを後ろから攻撃していた
「ぎ、ぎんたさん!?大丈夫だったんですか??」
驚きと心配を隠せないエメレッタは戸惑いつつ尋ねた
「にゃふふふ、咄嗟に実体化を解除して血飛沫を演出してやったにゃ!」
ぎんたはドヤりながらエメレッタに話す
「えっ!?そ、そうだったんですか!?」
「ま、それによりもあいつにゃ!!あいつはどうにゃったにゃ!?」
ぎんたの声に気づき偽ラクシスの方を見て確認するエメレッタ
「そ、そうですよ!!偽ラクシスさんはどうな・・・えっ!?」
偽ラクシスを見たエメレッタは驚いた
なぜならローブと身体ごと切り裂かれパックリと割れた状態で本人は停止しているのだから
「にゃ!?ど、どうにゃってるにゃ??」
目を真ん丸にし状況をうまく理解できていないぎんた
「「イタイナァ・・・これは元に戻れないナァ・・・」」
どこからか、不気味な仮面の声が周囲に響く・・・
「にゃ!?」
「ど、どうなってるんですかね??」
2人は周囲を警戒しつつ見回す
すると偽ラクシスはボコボコと身体(?)沸騰した水のように膨れ上がる
その異変(音)に近くにいたぎんたは気づき、偽ラクシスへ振り向く
「にゃ!?」
その光景にぎんたは警戒し、慌てて距離を取る
「ぎんたさん!危ないですよ!」
距離を取ったぎんたにエメレッタの注意が飛ぶ
「分かってるにゃ!なんか変にゃ!」
2人がやり取りしている間もボコボコと沸騰した水のように気泡が偽ラクシスの体中を覆い隠していく
そして・・・パンッ、パンパパパパンッと破裂音と共に偽ラクシスだった物は気泡と共に割れて白い靄のような物が周囲を覆い隠していくいった
「にゃ!?」「なっ!?」
パシュゥ・・・
だんだんとその範囲を広げていく白い煙霧
「にゃ!!やばいにゃ!なんか怖いにゃ!」「そ、そうですよね!?危険ですよ!きっと!」
2人は慌てて広がっていく煙霧から距離を取るべく背を向け走り出す
「にゃぁぁ!!!」
必死に走るぎんた
「な、なんですかぁあああ!!」
チラッと振り返っては猛ダッシュするエメレッタ
そんな2人の思惑とは関係なく無慈悲に白い煙は2人に追い付き包み飲み込んでいく・・・
「「うわぁあああああああああ!!!」」
・・・
「ハァハァ・・・」
「にゃ・・・」
思わず目を瞑ってしまった2人は恐る恐る瞼を開けると大の字に寝転んでいた
「な、なんですか・・・これ・・・」
「にゃんか、変な感じにゃ・・・」
エメレッタとぎんたはそれぞれ姿勢を戻すため起き上がり、改めて周囲を見回す
「もどって来れたかにゃ?」
「そ、そうみたいですね」
気づけば白い世界から脱出しており、元に居た広場へ戻っていた
「なっなんですかね?あれ」
杖を広場の中央に向けぎんたに尋ねるエメレッタ
「にゃ?」
エメレッタの声に振り向き、突き出された杖の先へと視線を向けるぎんた
「にゃ?ほ、祠かにゃ?」
首を傾げ疑問符を浮かべるぎんた
「そ、そうみたいですね・・・?」
お互いに見つめ、確認し合う2人
「行ってみます?」
ビビりながら恐る恐る尋ねるエメレッタ
「う~ん捜査が今回の依頼だから・・・仕方がにゃいにゃ」
渋りつつも応えるぎんた
「で、ですよね・・・」
ぎこちない硬い表情で賛同するエメレッタ
警戒しつつ、2人はゆっくりとその祠へと歩を進めていく
頭に仮面と偽ラクシスの謎を抱えたまま・・・
ゆっくりと確実に近づいていく祠は良く見ると古ぼけていて長い年月が経過している年代物だと感じられる
ポツンと如何にも怪しいその祠は青く、どことなく仮面を連想してしまう
「「クルナ!」」
「わっ!?」「にゃ!」ビクッ
唐突の声に驚くぎんたとエメレッタ
あと少しで祠に着くというところで突如、どこからか声が聞こえた
2人は震えながらも目を合わせ確認する
「や、やっぱり祠からで、ですかね?」
「そ、そうしか考えられにゃい・・・にゃ」
「「こ、コナイデ!」」
「ひ、ひぃ」
再び聞こえた声に怯えるエメレッタ
「にゃ?こ、来ないで?」
先ほどと違って一気に柔らかい感じの声に聞こえたぎんた
「・・・にゃ!まさか」
少し考えたぎんたはある事に気付きニヤつく
「なっ??ぎんたさんどうしたんですか?」
未だにビビりまくっているエメレッタ
「・・・こいつ、多分弱ってるにゃ!」
右の籠手を祠に向け宣言するぎんた
「えっ!?」
「エッ!?」
エメレッタとなぜか謎の声もぎんたの声に驚く
「ふふふ!」
弱っていると確信を得たぎんたは先ほどの弱気と一片し強気になる
「だ~いじょうぶにゃ!ぎんた的に大丈夫にゃ!」
ぎんたは鼻をふふ~んと鳴らしながら自信たっぷりにエメレッタへ話す
「え、えぇ・・・」
ぎんたの態度に躊躇するエメレッタを気にする事なくぎんたはズカズカと祠の中へと入って行く
「「ク、ク、クルナァ!!」」
「もう怖くにゃいから無駄にゃ!」
謎の声も気にすることなく奥まで入って行くぎんた
その後を怯えながら離されないようについて行くエメレッタ
ぎんたは最奥に辿りつきある者に気づく
「お前かにゃ!!」
「えっ?」
ぎんたの影からゆっくりと覗き込むエメレッタ
「「ク、クルナ!!とイッタダロ!!」」
ぎんたとエメレッタが見たその声の持ち主は仮面と同じ模様を持つ蛇で2人に向かって舌を出しシャーッと威嚇をしている
「にゃ、にゃんだこいつ!」
蛇に籠手を向けマウントを取るぎんたと未だに怯えるエメレッタ
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