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第6章:迎撃作戦―実行編Ⅰ
第27話「補強チームの奔走」
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東京上空に青白い結界が張られてから、まだ三十分も経っていない。しかし街の様子は一変していた。SNSには「政府の秘密兵器?」「エイリアンの侵攻?」といった憶測が飛び交い、避難指示に従う人々と野次馬とが入り乱れて、都心の交通は大混乱に陥っている。
「優先ノード配列、更新する」宅男の声が無線に響く。「港区プライマリー三点、新宿セカンダリー二点、湾岸ターシャリー四点。順番に回って補強ブロックを設置してくれ。プロトコル確認、停止語は?」
「カット」作良、秋奈、米田の三人が同時に答える。
「退避方向は?」
「右後方」
「第三者接触時は?」
「即停止」宅男が満足そうに頷く。「よし、それでいく。作良、準備はどうだ?」
小林作良は搬送車の荷台で、補強ブロックの最終チェックを行っていた。魔鉄片を核にした触媒結晶と、それを包む金属フレーム。一つ一つが彼女の工房で丁寧に作り上げられたものだ。
「二十四基準備完了。予備の魔鉄片も持参済み」作良が報告する。「現場合わせで出力調整も可能です」
「秋奈、搬送ルートは?」
箱根秋奈は手にした端末で、リアルタイムの交通情報を確認していた。メイン通りは避難車両で詰まり、裏道も報道陣や野次馬で混雑している。
「正直、予定ルートは全滅」秋奈が苦笑いを浮かべる。「でも抜け道は確保した。路地からの搬入、貨物用リフト、屋上ヘリポート。カネと口約束で道を開く」
「米田さん」宅男が陸自特殊作戦群の隊員に声をかける。「護衛の準備は?」
米田美咲は無線機を調整しながら答える。「四人一組で三チーム配置済み。群衆整理、危険排除、通路確保。市民への説明は『訓練』で統一」
「よし」宅男が深呼吸する。「それじゃあ始めよう。第一ノード、港区虎ノ門の高層ビル屋上。出発」
搬送車が静かに動き出した。運転席には米田の部下が座り、助手席に秋奈、荷台に作良と補強ブロックが積まれている。米田自身は別の車両で前方を警戒していた。
都心の街並みは異様な光景だった。上空には青白い結界が張られ、まるで巨大なドームの下にいるような感覚。道路には避難する人々の列が続き、その隙間を縫うように報道陣が行き交っている。
「結界、きれいですね」作良が上を見上げて呟く。
「でも不安定だ」秋奈が端末を見ながら言う。「東側の強度、まだ予定より十五パーセント低い。早く補強しないと」
最初の目的地である虎ノ門の高層ビルに到着すると、既に野次馬の群衆が集まっていた。ビルの管理人は困惑した表情で、米田の説明を聞いている。
「政府の訓練ですので、屋上への立ち入りをお願いします」米田が丁寧に説明する。
「でも、テナントさんへの説明が」管理人が戸惑う。
秋奈が前に出た。「追加の保証金をお支払いします。即金で」彼女がアイテムボックスから封筒を取り出す。「それと、政府からの正式な許可証も」
管理人の表情が変わった。「それなら、どうぞ」
エレベーターで屋上に上がると、作良が素早く作業を開始した。補強ブロックを所定の位置に設置し、魔力導管を引き回す。金属製のアンカーをコンクリートに打ち込む音が響く。
「同調開始」作良が両手をブロックにかざす。青白い光が彼女の手から流れ、ブロック内部の魔鉄片が共振を始める。低い発振音が空気を震わせる。
「上空の結、聞こえる?」宅男が無線で呼びかける。
「はい、感じます」結の声が微かに聞こえる。彼女は新宿の屋上から都市全体の結界を維持しながら、各ノードの同調に力を貸している。「第一ノード、接続確認」
ブロックが完全に起動すると、上空の結界にわずかな変化が現れた。東側の不安定だった部分が、少し安定を取り戻している。
「よし、成功」宅男が安堵の声を上げる。「次、新宿のセカンダリーノードへ移動」
しかし、新宿への道のりは困難を極めた。避難車両で渋滞した道路を避け、秋奈が手配した裏ルートを使うが、そこにも群衆が押し寄せている。
「正面は無理」米田が報告する。「搬入路に避難民の列が」
「任せて」秋奈が車から降りる。彼女は避難民の列の先頭にいる老夫婦に近づいた。
「すみません、緊急の設備点検で通らせていただけませんか」秋奈が丁寧に頭を下げる。「皆さんの安全のためです」
「設備点検?」老夫婦が疑問顔を見せる。
そこに森下優斗の声が拡声器から響いた。「皆さん、落ち着いてください。現在の光は政府の新しい防災システムのテストです。安全確保のため、作業員の通行にご協力ください」
フリー記者である森下が、群衆の誤解を解くための説明を続ける。人々は徐々に道を開け始めた。
「ありがとう、森下」宅男が無線で礼を言う。
新宿のビルに到着すると、今度は別の問題が待っていた。商業ビルの非常電源が、補強ブロックの電力需要に対応できないのだ。
「消費電力、予想の一・五倍」作良が困った顔をする。「このままだと建物の電源がパンクする」
「魔鉄片の共振換装で最適化できる?」宅男が提案する。
「やってみます」作良が追加の魔鉄片を取り出し、ブロック内部の回路を調整し始める。「結、遠隔補助お願いします」
「了解」結の声が無線から聞こえる。新宿の空に、より強い魔力の流れが形成される。
しばらくして、ブロックの消費電力が適正レベルまで下がった。
「成功」作良が汗を拭う。「これで建物への負荷も問題なし」
三番目のノードへ向かう途中、不可解な現象が起きた。気温が突然下がり、結界の光が脈を打つように明滅を始める。
「何だ?」米田が警戒する。
根黒凪の声が無線に割り込んだ。「影がうねってる。これは自然現象じゃない」
凪は近くの廃ビルの影に身を潜めながら、周囲を監視していた。彼女の感覚が、何か異常な存在を捉えている。
「非常階段に不審な機器」凪が報告する。「送信機らしきものを発見。回収に向かう」
「気をつけて」宅男が心配そうに言う。
その時、設置作業中の作良たちの前で、資材の山が崩れかけた。重いコンクリートブロックが雪崩のように落下し始める。
「危ない!」米田が叫ぶ。
その瞬間、斎藤勇が現れた。彼の手には何も見えないが、不可視の聖剣が倒壊する資材を受け流していく。まるで見えない盾が資材の軌道を変え、作良たちから逸らしている。
「面受けで安定させた」勇が冷静に報告する。「けが人なし」
同時に、上空から赤城龍一とシルフが舞い降りる。資材の崩落で舞い上がった粉じんを、ドラゴンの風で散らしていく。
「視界確保」龍一が親指を立てる。「作業続行可能」
「助かった」作良が安堵の表情を見せる。
凪が非常階段から戻ってきた。手には小型の送信機らしき装置が握られている。
「白影の仕業」凪が装置を示す。「微弱な妨害波を発信してた。これで結界の同調を狂わせようとしてたんだ」
「白影め」宅男が歯ぎしりする。「だが、これで妨害は止まるはずだ」
実際、送信機の除去後、結界の明滅は止まり、安定を取り戻した。
作業は順調に進み、夕方までに予定していたノードの七割強の設置に成功した。複数のブロックが同時に起動すると、青白い輪唱のような共鳴音が空に響く。上空の結界網が、たわみから張りへと変化していく。
地上の人々が一斉に顔を上げる。結界がより美しく、より安定した光を放っているのが分かる。
「すげぇ」避難民の一人が呟く。「本当に守ってくれるのか」
「結界強度、大幅回復」結が報告する。「東側の弱点、ほぼ解消されました」
しかし、宅男の端末には赤い警告点が三つ残っていた。物理的に到達困難な場所にあるノードだ。
「残り三点は厳しい」作良が歯を食いしばる。「高層ビルの先端、橋脚の水中部、地下深くの換気塔。通常の搬送では無理」
「夜間便を追加確保する」秋奈が断言する。「ヘリコプター、潜水設備、地下作業班。カネに糸目はつけない」
「でも時間が」米田が不安そうに言う。
「大丈夫」宅男が自信を込めて言う。「七割でもかなりの強化になった。残りは明日の空挺迎撃で補完する。龍一、準備はどうだ?」
「シルフと一緒に特訓中」龍一が上空から答える。「明日は空から頑張るぜ」
太陽が西に傾き、東京の街に夕闇が迫っていた。結界は夕日を受けて金色に輝き、都市を優しく包んでいる。避難民たちも次第に落ち着きを取り戻し、避難所で静かに過ごしている。
「今日はお疲れさま」宅男が全員に声をかける。「補強チームの奔走、見事だった。結界の安定化に成功した」
作良は工具を片付けながら、満足そうな表情を浮かべていた。現場での即席加工、電力問題の解決、同調の最適化。彼女の技術力が遺憾なく発揮された一日だった。
秋奈は端末で明日の準備を進めている。ヘリコプターの手配、潜水設備のレンタル、地下作業班の編成。カネと人脈を総動員した采配だった。
米田は部下たちと今日の作業を振り返っていた。群衆整理、危険排除、通路確保。市民との摩擦を最小限に抑えながら、作業を成功に導いた。
「でも、まだ終わりじゃない」宅男が空を見上げる。「白影は次の手を打ってくる。明日の空挺迎撃に備えよう」
結界の向こうから、微かに星が見え始めていた。東京の夜が始まろうとしている。明日は本格的な迎撃戦が待っている。
「みんな、ありがとう」宅男が心から感謝の言葉を述べる。「君たちがいなければ、絶対に無理だった」
補強チームの奔走は成功を収めた。しかし、これはまだ序章に過ぎない。真の戦いは明日から始まる。
第27話 終わり
「優先ノード配列、更新する」宅男の声が無線に響く。「港区プライマリー三点、新宿セカンダリー二点、湾岸ターシャリー四点。順番に回って補強ブロックを設置してくれ。プロトコル確認、停止語は?」
「カット」作良、秋奈、米田の三人が同時に答える。
「退避方向は?」
「右後方」
「第三者接触時は?」
「即停止」宅男が満足そうに頷く。「よし、それでいく。作良、準備はどうだ?」
小林作良は搬送車の荷台で、補強ブロックの最終チェックを行っていた。魔鉄片を核にした触媒結晶と、それを包む金属フレーム。一つ一つが彼女の工房で丁寧に作り上げられたものだ。
「二十四基準備完了。予備の魔鉄片も持参済み」作良が報告する。「現場合わせで出力調整も可能です」
「秋奈、搬送ルートは?」
箱根秋奈は手にした端末で、リアルタイムの交通情報を確認していた。メイン通りは避難車両で詰まり、裏道も報道陣や野次馬で混雑している。
「正直、予定ルートは全滅」秋奈が苦笑いを浮かべる。「でも抜け道は確保した。路地からの搬入、貨物用リフト、屋上ヘリポート。カネと口約束で道を開く」
「米田さん」宅男が陸自特殊作戦群の隊員に声をかける。「護衛の準備は?」
米田美咲は無線機を調整しながら答える。「四人一組で三チーム配置済み。群衆整理、危険排除、通路確保。市民への説明は『訓練』で統一」
「よし」宅男が深呼吸する。「それじゃあ始めよう。第一ノード、港区虎ノ門の高層ビル屋上。出発」
搬送車が静かに動き出した。運転席には米田の部下が座り、助手席に秋奈、荷台に作良と補強ブロックが積まれている。米田自身は別の車両で前方を警戒していた。
都心の街並みは異様な光景だった。上空には青白い結界が張られ、まるで巨大なドームの下にいるような感覚。道路には避難する人々の列が続き、その隙間を縫うように報道陣が行き交っている。
「結界、きれいですね」作良が上を見上げて呟く。
「でも不安定だ」秋奈が端末を見ながら言う。「東側の強度、まだ予定より十五パーセント低い。早く補強しないと」
最初の目的地である虎ノ門の高層ビルに到着すると、既に野次馬の群衆が集まっていた。ビルの管理人は困惑した表情で、米田の説明を聞いている。
「政府の訓練ですので、屋上への立ち入りをお願いします」米田が丁寧に説明する。
「でも、テナントさんへの説明が」管理人が戸惑う。
秋奈が前に出た。「追加の保証金をお支払いします。即金で」彼女がアイテムボックスから封筒を取り出す。「それと、政府からの正式な許可証も」
管理人の表情が変わった。「それなら、どうぞ」
エレベーターで屋上に上がると、作良が素早く作業を開始した。補強ブロックを所定の位置に設置し、魔力導管を引き回す。金属製のアンカーをコンクリートに打ち込む音が響く。
「同調開始」作良が両手をブロックにかざす。青白い光が彼女の手から流れ、ブロック内部の魔鉄片が共振を始める。低い発振音が空気を震わせる。
「上空の結、聞こえる?」宅男が無線で呼びかける。
「はい、感じます」結の声が微かに聞こえる。彼女は新宿の屋上から都市全体の結界を維持しながら、各ノードの同調に力を貸している。「第一ノード、接続確認」
ブロックが完全に起動すると、上空の結界にわずかな変化が現れた。東側の不安定だった部分が、少し安定を取り戻している。
「よし、成功」宅男が安堵の声を上げる。「次、新宿のセカンダリーノードへ移動」
しかし、新宿への道のりは困難を極めた。避難車両で渋滞した道路を避け、秋奈が手配した裏ルートを使うが、そこにも群衆が押し寄せている。
「正面は無理」米田が報告する。「搬入路に避難民の列が」
「任せて」秋奈が車から降りる。彼女は避難民の列の先頭にいる老夫婦に近づいた。
「すみません、緊急の設備点検で通らせていただけませんか」秋奈が丁寧に頭を下げる。「皆さんの安全のためです」
「設備点検?」老夫婦が疑問顔を見せる。
そこに森下優斗の声が拡声器から響いた。「皆さん、落ち着いてください。現在の光は政府の新しい防災システムのテストです。安全確保のため、作業員の通行にご協力ください」
フリー記者である森下が、群衆の誤解を解くための説明を続ける。人々は徐々に道を開け始めた。
「ありがとう、森下」宅男が無線で礼を言う。
新宿のビルに到着すると、今度は別の問題が待っていた。商業ビルの非常電源が、補強ブロックの電力需要に対応できないのだ。
「消費電力、予想の一・五倍」作良が困った顔をする。「このままだと建物の電源がパンクする」
「魔鉄片の共振換装で最適化できる?」宅男が提案する。
「やってみます」作良が追加の魔鉄片を取り出し、ブロック内部の回路を調整し始める。「結、遠隔補助お願いします」
「了解」結の声が無線から聞こえる。新宿の空に、より強い魔力の流れが形成される。
しばらくして、ブロックの消費電力が適正レベルまで下がった。
「成功」作良が汗を拭う。「これで建物への負荷も問題なし」
三番目のノードへ向かう途中、不可解な現象が起きた。気温が突然下がり、結界の光が脈を打つように明滅を始める。
「何だ?」米田が警戒する。
根黒凪の声が無線に割り込んだ。「影がうねってる。これは自然現象じゃない」
凪は近くの廃ビルの影に身を潜めながら、周囲を監視していた。彼女の感覚が、何か異常な存在を捉えている。
「非常階段に不審な機器」凪が報告する。「送信機らしきものを発見。回収に向かう」
「気をつけて」宅男が心配そうに言う。
その時、設置作業中の作良たちの前で、資材の山が崩れかけた。重いコンクリートブロックが雪崩のように落下し始める。
「危ない!」米田が叫ぶ。
その瞬間、斎藤勇が現れた。彼の手には何も見えないが、不可視の聖剣が倒壊する資材を受け流していく。まるで見えない盾が資材の軌道を変え、作良たちから逸らしている。
「面受けで安定させた」勇が冷静に報告する。「けが人なし」
同時に、上空から赤城龍一とシルフが舞い降りる。資材の崩落で舞い上がった粉じんを、ドラゴンの風で散らしていく。
「視界確保」龍一が親指を立てる。「作業続行可能」
「助かった」作良が安堵の表情を見せる。
凪が非常階段から戻ってきた。手には小型の送信機らしき装置が握られている。
「白影の仕業」凪が装置を示す。「微弱な妨害波を発信してた。これで結界の同調を狂わせようとしてたんだ」
「白影め」宅男が歯ぎしりする。「だが、これで妨害は止まるはずだ」
実際、送信機の除去後、結界の明滅は止まり、安定を取り戻した。
作業は順調に進み、夕方までに予定していたノードの七割強の設置に成功した。複数のブロックが同時に起動すると、青白い輪唱のような共鳴音が空に響く。上空の結界網が、たわみから張りへと変化していく。
地上の人々が一斉に顔を上げる。結界がより美しく、より安定した光を放っているのが分かる。
「すげぇ」避難民の一人が呟く。「本当に守ってくれるのか」
「結界強度、大幅回復」結が報告する。「東側の弱点、ほぼ解消されました」
しかし、宅男の端末には赤い警告点が三つ残っていた。物理的に到達困難な場所にあるノードだ。
「残り三点は厳しい」作良が歯を食いしばる。「高層ビルの先端、橋脚の水中部、地下深くの換気塔。通常の搬送では無理」
「夜間便を追加確保する」秋奈が断言する。「ヘリコプター、潜水設備、地下作業班。カネに糸目はつけない」
「でも時間が」米田が不安そうに言う。
「大丈夫」宅男が自信を込めて言う。「七割でもかなりの強化になった。残りは明日の空挺迎撃で補完する。龍一、準備はどうだ?」
「シルフと一緒に特訓中」龍一が上空から答える。「明日は空から頑張るぜ」
太陽が西に傾き、東京の街に夕闇が迫っていた。結界は夕日を受けて金色に輝き、都市を優しく包んでいる。避難民たちも次第に落ち着きを取り戻し、避難所で静かに過ごしている。
「今日はお疲れさま」宅男が全員に声をかける。「補強チームの奔走、見事だった。結界の安定化に成功した」
作良は工具を片付けながら、満足そうな表情を浮かべていた。現場での即席加工、電力問題の解決、同調の最適化。彼女の技術力が遺憾なく発揮された一日だった。
秋奈は端末で明日の準備を進めている。ヘリコプターの手配、潜水設備のレンタル、地下作業班の編成。カネと人脈を総動員した采配だった。
米田は部下たちと今日の作業を振り返っていた。群衆整理、危険排除、通路確保。市民との摩擦を最小限に抑えながら、作業を成功に導いた。
「でも、まだ終わりじゃない」宅男が空を見上げる。「白影は次の手を打ってくる。明日の空挺迎撃に備えよう」
結界の向こうから、微かに星が見え始めていた。東京の夜が始まろうとしている。明日は本格的な迎撃戦が待っている。
「みんな、ありがとう」宅男が心から感謝の言葉を述べる。「君たちがいなければ、絶対に無理だった」
補強チームの奔走は成功を収めた。しかし、これはまだ序章に過ぎない。真の戦いは明日から始まる。
第27話 終わり
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