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Deep inside▶︎Side 蒼真
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「……同じ“形”なの、嫌じゃない?」
琉生が不安げにこちらを見上げる。
俺のより淡く慎ましいのに、反り返って雄らしさを主張している。——美味しそう。舐めてみたい。
喉の奥まで咥えたら、琉生はどんな顔をするだろう?見たい。想像するだけで身体の熱が急速に上がっていく。
まだ、ダメだ。もっと紳士的に。
タダでさえ年下なんだ、ここでがっつくのはダサい。
自分より小さい身体を抱きしめる。骨格は硬いのに、肌は柔らかい。ずっと願ってきたものが腕の中にある。ゾワゾワとした喜びに酔いそうだ。
唇を寄せ、手のひらで琉生をなぞる。小さな顔、長い首、浮き出た鎖骨、尖る乳首、薄く引き締まった腹筋、張り出す腰骨、丸みを帯びた尻。——濡れている。
男ならあり得ない。けれどΩである琉生は、女性のように受け入れる準備が整っていた。
枕の下にはローションを忍ばせていたが、必要なさそうだ。
指に自然な潤いをまとわせ、そっと触れると、そこは想像を超えて柔らかく、抵抗もなく俺の指を迎え入れる。
肉壁がチュッチュと吸い付いてくる感覚に、ここへ自身を挿れたらどうなるのかと想像し、欲望がさらに膨らんだ。
むちゃくちゃ可愛い。食べたい。
そう思って顔を寄せると、琉生は唇をそっと開いて受け入れてくれる。言葉にせずとも気持ちが伝わったことが嬉しくて、唇を重ねた。
琉生の唇は驚くほど柔らかい。舌は小さく、唾液は冷たく澄んでいて、必死に俺の舌に応えようとチロチロと吸い付いてくる。
その健気さが愛しくて堪らない。気づけば、しなやかな脚が俺の腰を絡め取り、身体ごと拘束されていた。細い脚が肌を滑る感覚に、脳が灼ける。
それでも俺は指の動きを止めず、彼を気持ちよくさせる一点を探る。
初めて電車で一緒に帰った夜、琉生が「帝王切開」と何気なく口にしたとき、彼が“産む性”だと気づき、劣情が一気に火を噴いたのを思い出した。
華奢な身体を組み敷して、中に挿れる──。そんな衝動に支配され、あの夜、ベッドの上で思わず「Ω 性感帯」と検索していた。
女性としか経験がなく、自分に導けるのか不安もあった。
それでも琉生は、俺の拙い愛撫に「もっと……ちょうだい」と応えてくれる。
その声が、俺の奥底に眠っていた野性を一層揺り起こしていく。
琉生の兆したものに触れれば、すぐに精液を溢し、前立腺を潰せばビクッと跳ねる。耳も、体臭さえも、俺の刺激に応える。その反応が、たまらなく愛しい。もっと、見たくなる。
正常位で互いに果てた後、後背位で挿入し直した。見下ろす先の琉生は、完璧だった。真っ白で滑らかな背中は羽のように肩甲骨を動かしながら俺を受け止める。
甘えるような嬌声を上げながら、琉生は、自ら腰を振っていいところを合わせる。互いを高め合おうとするその積極さが、この欲に溺れているのが俺だけじゃないと気づかせてくれる。それが、嬉しい。
俺は、ただのβ。αのように、物語の主役にはなれない。どこにでもいる、ただの人間。
そんな俺を、琉生は選んでくれた。
だから、手放すなんてできない。
一瞬たりとも。
一生でも。
離したくない。
腰骨を掴み、奥に擦り付ける。
琉生の内側は甘えるように俺を締めつけ、吸い寄せてくる。
ああ──もう、果てそうだ。そう思った瞬間、甲高い声を上げていた琉生が震えながら振り返り、俺の手を掴んだ。
「……僕も、蒼真を気持ちよくさせたい」
「後ろ、気持ちよくなかった?」
不安になって尋ねると、琉生は小さく首を振った。
「そんなことない。後ろ、大好き。イキすぎて、頭おかしくなりそうだった。でも……僕も男だから。好きな人を、ちゃんと高めたいんだ」
琉生は、見た目は可愛いのに、中身は本当にかっこいい。
結合が解け、琉生が優しく俺を押し倒す。
彼が俺の上にまたがる姿勢は、昨日の車内の記憶を呼び起こした。
伏し目がちな大きな瞳。長いまつ毛が影を落とす。
血流で染まった唇と乳首は紅くて、黒い髪と白い肌のコントラストがエロい。目線を上げれば、快楽に溶けた顔で微笑んでいた。もうダメ……見た目だけでイキそう……。
琉生は俺を掴み、自らの内に導き入れる。最奥を探るように角度を変えながら、細い腰でゆっくりと律動を重ねる。
騎乗位なんて、見かけ倒しで大して気持ちよくない──そう思ってきた俺の認識を吹き飛ばすほどの威力が、その腰使いには、あった。
「琉生、待って……良すぎておかしくなる、待って……」
「蒼真も気持ちいい? 嬉しい♡」
瞳と同じように、思考も蕩けているのか。俺の声は届かない。
俺の両手を掴み、彼の胸へと導かれる。ここに触れてほしい──そう言われた気がした。
吐息とともに琉生の吐き出したもので濡れて光る先端を、そっと指先で摘む。
「んん……ん、ぅ」
琉生の身体が小さく跳ね、震える。快感が高まるたびに、内側の締めつけも激しくなっていく。
焦りに駆られ、琉生の腰を掴んで持ち上げようとした。
だが、その指の力さえも快楽に変わったのか、琉生は恍惚の表情を浮かべ、
「はぁ……」
甘く、蕩けるような吐息を零した。
「琉生! ダメっ……!」
その瞬間、俺は堪えきれず、暴発した。
一気に力が抜け、頭がぼんやりする。今なら何でもできそうだ。琉生の腰を抱えて持ち上げると、ずるりと分身が抜け落ちた。
「あっ……」
おやつを落とした子どものような、切ない声が漏れる。
そのまま彼を横たえ、腰のものを手早く処理してゴミ箱に捨てる。
そして琉生の首の下に腕を回し、ぎゅっと抱きしめた。
「蒼真……好き……」
譫言のように囁く声。俺はすっかり賢者タイムなのに、琉生はまだ蕩けている。可愛くて仕方がない。
「琉生、可愛いし……すごかった。俺も大好きだよ」
そう返すと、彼は俺の頬にそっと口づけを残し、動きを止めた。細い脚を絡めたまま、眠気に負けてしまったようだ。
足元からブランケットを引き寄せ、二人を包み込む。
甘いピロータイムもいい。けれど、こうして愛おしい寝顔を眺めていられること──これもまた、幸せだ。
琉生が不安げにこちらを見上げる。
俺のより淡く慎ましいのに、反り返って雄らしさを主張している。——美味しそう。舐めてみたい。
喉の奥まで咥えたら、琉生はどんな顔をするだろう?見たい。想像するだけで身体の熱が急速に上がっていく。
まだ、ダメだ。もっと紳士的に。
タダでさえ年下なんだ、ここでがっつくのはダサい。
自分より小さい身体を抱きしめる。骨格は硬いのに、肌は柔らかい。ずっと願ってきたものが腕の中にある。ゾワゾワとした喜びに酔いそうだ。
唇を寄せ、手のひらで琉生をなぞる。小さな顔、長い首、浮き出た鎖骨、尖る乳首、薄く引き締まった腹筋、張り出す腰骨、丸みを帯びた尻。——濡れている。
男ならあり得ない。けれどΩである琉生は、女性のように受け入れる準備が整っていた。
枕の下にはローションを忍ばせていたが、必要なさそうだ。
指に自然な潤いをまとわせ、そっと触れると、そこは想像を超えて柔らかく、抵抗もなく俺の指を迎え入れる。
肉壁がチュッチュと吸い付いてくる感覚に、ここへ自身を挿れたらどうなるのかと想像し、欲望がさらに膨らんだ。
むちゃくちゃ可愛い。食べたい。
そう思って顔を寄せると、琉生は唇をそっと開いて受け入れてくれる。言葉にせずとも気持ちが伝わったことが嬉しくて、唇を重ねた。
琉生の唇は驚くほど柔らかい。舌は小さく、唾液は冷たく澄んでいて、必死に俺の舌に応えようとチロチロと吸い付いてくる。
その健気さが愛しくて堪らない。気づけば、しなやかな脚が俺の腰を絡め取り、身体ごと拘束されていた。細い脚が肌を滑る感覚に、脳が灼ける。
それでも俺は指の動きを止めず、彼を気持ちよくさせる一点を探る。
初めて電車で一緒に帰った夜、琉生が「帝王切開」と何気なく口にしたとき、彼が“産む性”だと気づき、劣情が一気に火を噴いたのを思い出した。
華奢な身体を組み敷して、中に挿れる──。そんな衝動に支配され、あの夜、ベッドの上で思わず「Ω 性感帯」と検索していた。
女性としか経験がなく、自分に導けるのか不安もあった。
それでも琉生は、俺の拙い愛撫に「もっと……ちょうだい」と応えてくれる。
その声が、俺の奥底に眠っていた野性を一層揺り起こしていく。
琉生の兆したものに触れれば、すぐに精液を溢し、前立腺を潰せばビクッと跳ねる。耳も、体臭さえも、俺の刺激に応える。その反応が、たまらなく愛しい。もっと、見たくなる。
正常位で互いに果てた後、後背位で挿入し直した。見下ろす先の琉生は、完璧だった。真っ白で滑らかな背中は羽のように肩甲骨を動かしながら俺を受け止める。
甘えるような嬌声を上げながら、琉生は、自ら腰を振っていいところを合わせる。互いを高め合おうとするその積極さが、この欲に溺れているのが俺だけじゃないと気づかせてくれる。それが、嬉しい。
俺は、ただのβ。αのように、物語の主役にはなれない。どこにでもいる、ただの人間。
そんな俺を、琉生は選んでくれた。
だから、手放すなんてできない。
一瞬たりとも。
一生でも。
離したくない。
腰骨を掴み、奥に擦り付ける。
琉生の内側は甘えるように俺を締めつけ、吸い寄せてくる。
ああ──もう、果てそうだ。そう思った瞬間、甲高い声を上げていた琉生が震えながら振り返り、俺の手を掴んだ。
「……僕も、蒼真を気持ちよくさせたい」
「後ろ、気持ちよくなかった?」
不安になって尋ねると、琉生は小さく首を振った。
「そんなことない。後ろ、大好き。イキすぎて、頭おかしくなりそうだった。でも……僕も男だから。好きな人を、ちゃんと高めたいんだ」
琉生は、見た目は可愛いのに、中身は本当にかっこいい。
結合が解け、琉生が優しく俺を押し倒す。
彼が俺の上にまたがる姿勢は、昨日の車内の記憶を呼び起こした。
伏し目がちな大きな瞳。長いまつ毛が影を落とす。
血流で染まった唇と乳首は紅くて、黒い髪と白い肌のコントラストがエロい。目線を上げれば、快楽に溶けた顔で微笑んでいた。もうダメ……見た目だけでイキそう……。
琉生は俺を掴み、自らの内に導き入れる。最奥を探るように角度を変えながら、細い腰でゆっくりと律動を重ねる。
騎乗位なんて、見かけ倒しで大して気持ちよくない──そう思ってきた俺の認識を吹き飛ばすほどの威力が、その腰使いには、あった。
「琉生、待って……良すぎておかしくなる、待って……」
「蒼真も気持ちいい? 嬉しい♡」
瞳と同じように、思考も蕩けているのか。俺の声は届かない。
俺の両手を掴み、彼の胸へと導かれる。ここに触れてほしい──そう言われた気がした。
吐息とともに琉生の吐き出したもので濡れて光る先端を、そっと指先で摘む。
「んん……ん、ぅ」
琉生の身体が小さく跳ね、震える。快感が高まるたびに、内側の締めつけも激しくなっていく。
焦りに駆られ、琉生の腰を掴んで持ち上げようとした。
だが、その指の力さえも快楽に変わったのか、琉生は恍惚の表情を浮かべ、
「はぁ……」
甘く、蕩けるような吐息を零した。
「琉生! ダメっ……!」
その瞬間、俺は堪えきれず、暴発した。
一気に力が抜け、頭がぼんやりする。今なら何でもできそうだ。琉生の腰を抱えて持ち上げると、ずるりと分身が抜け落ちた。
「あっ……」
おやつを落とした子どものような、切ない声が漏れる。
そのまま彼を横たえ、腰のものを手早く処理してゴミ箱に捨てる。
そして琉生の首の下に腕を回し、ぎゅっと抱きしめた。
「蒼真……好き……」
譫言のように囁く声。俺はすっかり賢者タイムなのに、琉生はまだ蕩けている。可愛くて仕方がない。
「琉生、可愛いし……すごかった。俺も大好きだよ」
そう返すと、彼は俺の頬にそっと口づけを残し、動きを止めた。細い脚を絡めたまま、眠気に負けてしまったようだ。
足元からブランケットを引き寄せ、二人を包み込む。
甘いピロータイムもいい。けれど、こうして愛おしい寝顔を眺めていられること──これもまた、幸せだ。
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