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1章
第9話 炎の魔法が使えるのですね!?
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(契約してもいいけど条件があります)
おお、条件付きか、まあさすがにすぐに契約という訳には行かないよな。
精霊は赤い光の玉の姿で俺の心に話しかけてくる。
(私はずっと一人で森を彷徨ってきました、だから契約するなら私とずっと一緒にいてください)
赤い精霊はそう言って俺の周りをぐるぐると回り始めた。
意外と寂しい思いをしていたらしいな。
まあずっと森で一人だったならそうなっても仕方ないか……。
俺は赤い精霊に向かって優しく声をかける。
「もちろん、一緒にいるよ」
すると赤い精霊は俺の体の中に入ってくる。
その瞬間に体が一気に熱くなるような感覚に襲われる。
(これで契約は完了です)
(そうか、これからよろしくな)
俺がそう言うと赤い光も俺と同じように答えるように輝くのであった……。
「タツキ、精霊との契約は出来たのです?」
「おう」
キリアンがそう聞いてくるので俺は頷いて答える。
するとキリアンは目を輝かせて俺を見ていた。
そんなに珍しいのか?まあ確かに俺も初めて精霊と契約をしたからよく分からんけども……。
「てことは炎の魔法が使えるのですね!?」
赤い精霊と契約したってことは炎の魔法が使えるって事みたいだ。
攻撃手段が増えたからこれからは戦闘でもかなり役に立つようになるかもな!
そう思っているとまだキリアンはキラキラした目で俺を見ている。
どうやら攻撃系の魔法がかなり好きなご様子……。
「さて、そろそろ森から出るぞ」
「たしかに暗くなりそうな時間なのです」
そうして俺らは数時間歩き森から無事に脱出するのだった。
おお、条件付きか、まあさすがにすぐに契約という訳には行かないよな。
精霊は赤い光の玉の姿で俺の心に話しかけてくる。
(私はずっと一人で森を彷徨ってきました、だから契約するなら私とずっと一緒にいてください)
赤い精霊はそう言って俺の周りをぐるぐると回り始めた。
意外と寂しい思いをしていたらしいな。
まあずっと森で一人だったならそうなっても仕方ないか……。
俺は赤い精霊に向かって優しく声をかける。
「もちろん、一緒にいるよ」
すると赤い精霊は俺の体の中に入ってくる。
その瞬間に体が一気に熱くなるような感覚に襲われる。
(これで契約は完了です)
(そうか、これからよろしくな)
俺がそう言うと赤い光も俺と同じように答えるように輝くのであった……。
「タツキ、精霊との契約は出来たのです?」
「おう」
キリアンがそう聞いてくるので俺は頷いて答える。
するとキリアンは目を輝かせて俺を見ていた。
そんなに珍しいのか?まあ確かに俺も初めて精霊と契約をしたからよく分からんけども……。
「てことは炎の魔法が使えるのですね!?」
赤い精霊と契約したってことは炎の魔法が使えるって事みたいだ。
攻撃手段が増えたからこれからは戦闘でもかなり役に立つようになるかもな!
そう思っているとまだキリアンはキラキラした目で俺を見ている。
どうやら攻撃系の魔法がかなり好きなご様子……。
「さて、そろそろ森から出るぞ」
「たしかに暗くなりそうな時間なのです」
そうして俺らは数時間歩き森から無事に脱出するのだった。
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