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第51話 私はこのパーティーに入れてよかった
「それじゃあ中に入ろ!」
リズの言葉を聞いてみんな建物へ向かっていく。
そのまま私達は木造建ての入り口へ向かう。暖簾をくぐり中へ入ると綺麗なお姉さんが現れ話しかけてくる。
「いらっしゃいませ~、お食事にお泊まりですか?」
そんな聞きなれたような質問をぶつけてくる宿の女将さんに対して私は答える。
「はいそうです」
そして私たちは料金を支払い部屋の中の部屋へ入るための鍵を渡される。
リズ達ははしゃぎながら部屋へと向かっていく。
部屋は離れになっているようで女性陣である私達3人は宿の中でも最も眺めの良い部屋らしい。リズ達がとても興奮しているのが分かるほど反応が大きいものだった。
そんな私も興奮を隠し切れなかったが……。
軽く説明を受けた後、私は部屋に入り寛ぎモードに入ろうとしていた。
部屋の真ん中にある椅子に座りぐ~っと背伸びをする、想像以上に良い部屋で窓から見える景色も格別だった。
「凄い良い景色だね」
「でしょでしょ! ここは私のおすすめなの!」
私達がそんな会話を交わしているとレズリタも私の横に座ってきた。
そして外の風景を見て目を輝かせる。ちなみにエリックは隣部屋にいる。
私と同じくレズリタも大分はしゃいでいるようだな……。
普段見ない顔のレズリタを見て、自然と口元が緩む感じがした。
窓から覗く景色は美しい自然が見えており精神が落ち着く。
「それじゃあ温泉場に行こっか!」
そう言うと私達は部屋を後にし温泉場へと向かう。
温泉宿の浴場は広々としており体を洗う場所などもしっかりと整備されていた。
お湯の種類も多くあり、露天風呂もあるようだ。
「ここ凄い広いんだね」
私は初めてこんなに広い浴場を見るため少し目を見開いて感動をしている。
そしてそれぞれ脱衣所で服を着替え浴場へと足を踏み入れる。
その瞬間からもう分かるぐらいの湯気が立ち上っており辺りの視界を完全に失ってしまうほどの量であった。
浴場の大きさも相まってすごい雰囲気になるんだなと思い言葉が出てくる。
それから私たちは体を洗い露天風呂に入る。
すると大自然という一言に尽きる素晴らしい風景が目に入る。
王都周辺ではまずお目に掛かることはできないほどの大自然に見惚れてしまうほどだ。
遠くの方を見ると連なった山々がはっきりと確認でき、その両側には森も存在していた。
これだけの自然があることを改めて驚かされる。
「今までの疲れが全部吹っ飛ぶよ~」
「間違いない!」
リズとレズリタは湯に浸かりながら言葉を放ち恍惚の表情を浮かべている。
温泉というだけあり心の底から疲労を溶かそうとしている顔だ。
私もそんな2人に引き込まれるように露天風呂へ向かっていき湯に入る、なんというか初めての感覚だ……。
心地よくて全身が解されるような感覚になるな……まるで体に魔法が掛けられている気分になるさ。
温泉場にはたまたま人がいないので貸し切りのような状態になっている。
するとリズがお湯に浸かりながら話してくる。
「龍神教と戦ったり陛下と会ったり、本当に大変だったよね」
「たしかに毎回驚くようなイベントばかりで辛いときもある。でも私はリズ達と会えて良かったと思っているよ」
私がそう返すとリズは照れ臭そうに顔をそむける。
頬が赤くなっているのが分かるな。
横を見るとレズリタもこちらを見てきたと思ったら私の頬をつついてくる。
その行動の意図は理解できなかったが、彼女もなんだか嬉しそうではあった。
「私もだよ~、正直ラゼルとエリックがパーティーに入るまで魔物討伐がうまくいってなかったんだ~」
そういえば私がパーティーに入る時もそんなこと言ってたな。
冒険者パーティーってのはお互い足りない能力を埋め合う。
だからこそお互いの良いところを生かした戦術を取って魔物討伐ができるのだ。
つまり私とエリックにはリズ達のパーティーに元々足りなかった能力を埋めることが出来たからこそ、いろんな事件を乗り越えられたというわけか……。
「やっぱりパーティーってのは良いね。 お互い足りない所をチームで埋めていき力を合わせ助け合う、まさに理想のパーティーだったってわけだ」
私がそう言うとリズとレズリタは子供のような笑顔をこちらに向けてくる。
本当に良い子たちだな……改めて思うよ。
そんな会話をしていると私は少し体が熱くなってきたのでお湯からでることにした。
外の風景を眺めていたい気分ではあるが、こうも熱いと長時間この場に居られないな……。
私は露天風呂を後にして脱衣所に向かった。
タオルで体を拭き、身支度を整えた私だったが体を火照らせてしまったため少し喉が渇いたような感じになる。
なにか飲もうと思って歩くと、館内に設置されている椅子を見かけたので腰を掛けて休憩することに決めた。
すると背後から気配が迫ってくる。
そして私の肩にとても軽い感触が走ると同時に聞きなれた声が耳に入ってきた。
「ラゼル、温泉どうだった?」
後ろにいたのは巨躯な体をしているエリックだった。
髪の毛を見るとまだお風呂から上がったばかりであることが伺える。
「もちろん最高だったよ、エリックは露天風呂入った?」
私が尋ねるとエリックは首を縦に振る。
私とエリックは椅子に座りお互いの話をしながらくつろいだ時間を過ごしたのだった。
そんな時、向こうからリズとレズリタが歩いてくる。
リズの言葉を聞いてみんな建物へ向かっていく。
そのまま私達は木造建ての入り口へ向かう。暖簾をくぐり中へ入ると綺麗なお姉さんが現れ話しかけてくる。
「いらっしゃいませ~、お食事にお泊まりですか?」
そんな聞きなれたような質問をぶつけてくる宿の女将さんに対して私は答える。
「はいそうです」
そして私たちは料金を支払い部屋の中の部屋へ入るための鍵を渡される。
リズ達ははしゃぎながら部屋へと向かっていく。
部屋は離れになっているようで女性陣である私達3人は宿の中でも最も眺めの良い部屋らしい。リズ達がとても興奮しているのが分かるほど反応が大きいものだった。
そんな私も興奮を隠し切れなかったが……。
軽く説明を受けた後、私は部屋に入り寛ぎモードに入ろうとしていた。
部屋の真ん中にある椅子に座りぐ~っと背伸びをする、想像以上に良い部屋で窓から見える景色も格別だった。
「凄い良い景色だね」
「でしょでしょ! ここは私のおすすめなの!」
私達がそんな会話を交わしているとレズリタも私の横に座ってきた。
そして外の風景を見て目を輝かせる。ちなみにエリックは隣部屋にいる。
私と同じくレズリタも大分はしゃいでいるようだな……。
普段見ない顔のレズリタを見て、自然と口元が緩む感じがした。
窓から覗く景色は美しい自然が見えており精神が落ち着く。
「それじゃあ温泉場に行こっか!」
そう言うと私達は部屋を後にし温泉場へと向かう。
温泉宿の浴場は広々としており体を洗う場所などもしっかりと整備されていた。
お湯の種類も多くあり、露天風呂もあるようだ。
「ここ凄い広いんだね」
私は初めてこんなに広い浴場を見るため少し目を見開いて感動をしている。
そしてそれぞれ脱衣所で服を着替え浴場へと足を踏み入れる。
その瞬間からもう分かるぐらいの湯気が立ち上っており辺りの視界を完全に失ってしまうほどの量であった。
浴場の大きさも相まってすごい雰囲気になるんだなと思い言葉が出てくる。
それから私たちは体を洗い露天風呂に入る。
すると大自然という一言に尽きる素晴らしい風景が目に入る。
王都周辺ではまずお目に掛かることはできないほどの大自然に見惚れてしまうほどだ。
遠くの方を見ると連なった山々がはっきりと確認でき、その両側には森も存在していた。
これだけの自然があることを改めて驚かされる。
「今までの疲れが全部吹っ飛ぶよ~」
「間違いない!」
リズとレズリタは湯に浸かりながら言葉を放ち恍惚の表情を浮かべている。
温泉というだけあり心の底から疲労を溶かそうとしている顔だ。
私もそんな2人に引き込まれるように露天風呂へ向かっていき湯に入る、なんというか初めての感覚だ……。
心地よくて全身が解されるような感覚になるな……まるで体に魔法が掛けられている気分になるさ。
温泉場にはたまたま人がいないので貸し切りのような状態になっている。
するとリズがお湯に浸かりながら話してくる。
「龍神教と戦ったり陛下と会ったり、本当に大変だったよね」
「たしかに毎回驚くようなイベントばかりで辛いときもある。でも私はリズ達と会えて良かったと思っているよ」
私がそう返すとリズは照れ臭そうに顔をそむける。
頬が赤くなっているのが分かるな。
横を見るとレズリタもこちらを見てきたと思ったら私の頬をつついてくる。
その行動の意図は理解できなかったが、彼女もなんだか嬉しそうではあった。
「私もだよ~、正直ラゼルとエリックがパーティーに入るまで魔物討伐がうまくいってなかったんだ~」
そういえば私がパーティーに入る時もそんなこと言ってたな。
冒険者パーティーってのはお互い足りない能力を埋め合う。
だからこそお互いの良いところを生かした戦術を取って魔物討伐ができるのだ。
つまり私とエリックにはリズ達のパーティーに元々足りなかった能力を埋めることが出来たからこそ、いろんな事件を乗り越えられたというわけか……。
「やっぱりパーティーってのは良いね。 お互い足りない所をチームで埋めていき力を合わせ助け合う、まさに理想のパーティーだったってわけだ」
私がそう言うとリズとレズリタは子供のような笑顔をこちらに向けてくる。
本当に良い子たちだな……改めて思うよ。
そんな会話をしていると私は少し体が熱くなってきたのでお湯からでることにした。
外の風景を眺めていたい気分ではあるが、こうも熱いと長時間この場に居られないな……。
私は露天風呂を後にして脱衣所に向かった。
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すると背後から気配が迫ってくる。
そして私の肩にとても軽い感触が走ると同時に聞きなれた声が耳に入ってきた。
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髪の毛を見るとまだお風呂から上がったばかりであることが伺える。
「もちろん最高だったよ、エリックは露天風呂入った?」
私が尋ねるとエリックは首を縦に振る。
私とエリックは椅子に座りお互いの話をしながらくつろいだ時間を過ごしたのだった。
そんな時、向こうからリズとレズリタが歩いてくる。
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