転生者の物語

omot

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異世界

全面激突

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僕は全魔物を引き連れて勇者を倒しに向かった。
はずだった。
いくら知能の低い魔物とは言え、一度やられたことのある相手を見ると危険を感知し、一目散に逃げていった。
結局、僕一人で勇者の仲間たちと戦うことになった。
僕は勇者のいる村から少し離れた森の中で、勇者の仲間たちと対峙した。
僕は今まで会ってきた冒険者の使えそうな記憶は、全て奪って自分のものにしてきた。
魔法の使い方、魔物の特性、武術。
そして、勇者たちの情報も。
勇者のパーティーは勇者を入れて5人。
勇者タンク、ヒーラー、そして遠距離が二人、近距離が一人。
一番厄介なのは、遠距離から攻撃をしてくるアーチャーだ。
魔法で強化した矢を弓で放つ。
しかも、どんなに小さな物でも、どんなに遠くの物でも百発百中らしい。
「お前は誰だ。例の魔王か?」
近距離が話しかけてきた。
「魔王ではない。僕は...復讐者。」
「復讐?」
「勇者を出せ。そうすれば手加減してやる。」
「はぁ。そう来るんだったら、こっちもやるしかないか。」
近距離が言い終わると同時に、矢が飛んできた。
僕は咄嗟に腕で防ごうとした。
飛んできた矢は、僕の右腕に刺さった。
矢の飛んできた方向を見ると、僕から約15mくらい離れたところにいるアーチャーと目が合った。
見つけた。
「記憶操作。」
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