異世界から転生

omot

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二日目終了

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僕は勇者の剣を持って、部屋に戻った。
ユーゴはそのままキッチンに向かい、夕食を作り始めた。
僕は勇者の剣をさやから抜き、眺めた。
そして、すこし素振りをしてみた。
僕が異世界で愛用していた剣と、同じような握りごごちだった。
すごいな。
武器強化魔法コーティングを使って、武器の精度をあげたいな。
あ、魔法使わない方がいいんだ。
このままでも十分だし。
「晩飯できたぞ。」 
ユーゴが僕を呼ぶ声が聞こえた。
「はーい。」
今日の夕食は、焼きそば。
「ごちそうさまでした。」
僕は風呂に入り、ユーゴと一緒に漫画を読んだ。
勇者の剣が出てくる話も読んだ。
「僕が異世界に戻れたら、ユーゴを招待してあげる。異世界に。」
「本当か。うれしいな。一刻も早く異世界に戻る方法を見つけよう。」
気がつくと、漫画を持ったまま二人とも寝ていた。
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