異世界から転生

番外編

再会？

はっ、と目が覚めると、隣でソラが眠っていた。
近くには、異世界転生ものの漫画が散乱していた。
そうか、昨日寝落ちしちゃったな。
夢か。
漫画の読みすぎだな。
俺は、ソラの頭をそっと撫でた。
「いつか、異世界に連れていってくれよ。」
って、もうこんな時間か。
時計は、9時過ぎを指していた。
朝食は何にしよう。
昨日ご飯を炊いておいて良かった。
あとは、卵焼きでも焼くか。
それだけじゃ寂しいな。
インスタントの味噌汁で良いか。
俺は急いで、お湯を沸かし卵を焼いた。
「起きろ、ソラ。」
ソラは目を擦りながら、起き上がった。
「ご飯できてるぞ。」