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第1章、ときめきを探そう
勉強会
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「いっえーい! ゴールデンウィーク!」
「その初日から勉強会ですがね」
「だ、大丈夫! 今日で全て終わらせれば良いの!」
まぁ、それが出来そうに無いから、こうやって勉強会をしているわけだし。
そもそも、この人がこう言う状況で勉強できるのか?
「さて、折角皆集まってるし! 今日もときめきを!」
「「勉強しろ!」」
「あぅ!」
暴走しそうになった香苗先輩を瑠衣先輩、小菜先輩が大声で制した。
流石に不意打ちを受けたからか、香苗先輩もしょんぼりしている。
「うぅ、そうだね・・・・」
異常な程にテンションが下がったからか、鞄から宿題を出した。
それと同時に、真ん中に下手なドクロマークが書いてある球体を取り出した。
「「「「は!?」」」」
その行動を見た俺達は、同時に疑問の声が出てしまった。
「ふ、ふふふ、宿題なんか炭にしちゃえば良いんだよ!」
「馬鹿かお前は!」
「いったぁ!」
素早く反応した瑠衣先輩が、暴走している香苗先輩を攻撃した。
どうやら、加減などはしていなかったようで、結構強烈そうな音が聞えた。
その時、手に持っていた球体は下に落下しそうになった。
「あぁ! しまったぁ!」
「間に合って-!」
急いで小菜先輩がそれを取ろうと飛びかかったが
「あ」
間に合わずに、その球体は地面に落下、そして、その球体は破裂した。
「・・・・・・」
その中に入っていたのは水だったらしく、破裂したドクロの球体から水が弾けた。
そして、その水は近くにいた小菜先輩の顔に思いっきり掛った。
「あ、ごめん」
「・・・・・・びしょびしょなんだけど」
「あ、あはは、そ、その、水風船を黒く塗って、ドクロを書いたんだけど、爆弾っぽかった?」
「なんでそんな真似をしたんですか?」
「いやぁ、面白いかなぁって、止められなかったらノートに水を掛けようかなっと」
子供かよ・・・・高校3年生なのに、単純でふざけて・・・・馬鹿だなぁ。
「香苗先輩って、馬鹿ですよね」
「は、ハッキリ言いすぎだよ!」
「そうだぞ、もう少しオブラードに包んで、馬鹿な子供見たいって言わないと」
「もっと酷くないかな!? かな!?」
「そうだぞ、香苗は単純なだけなんだ、馬鹿では無い」
「瑠衣ちゃん、少し傷付いたけど、ありが」
「なんせ、馬鹿は上手くいけば歴史に名を残すからな、こいつにそんな才能は無い」
「あ、あれ? 庇ってくれたのかと思ったら貶されてた? も、もしかして味方不在?」
「そうなるね」
「こ、小菜ちゃんは、そ、そんな事無いよね?」
「・・・・・・」
「何か言ってよぉ!」
香苗先輩に集中砲火が始まった、まぁ、馬鹿な事をした報いだろう。
「まぁ、こんな会話は置いておいて、さっさと勉強を始めよう」
「うぅ・・・・そ、そうだね」
香苗先輩はかなりがっくりしながら、机の上に広げている宿題を見た。
そして、少しだけ睨めっこをしたと思うと、今度は宿題に顔を埋めた。
「香苗先輩、何してるんですか?」
「・・・・数式を見てたら、頭痛くなった、もう見たくない」
「顔を埋めているんだから更に近くに見てるって言えるかも知れないのに」
彼女のつっこみは少しだけ呆れた様な感じだった。
まぁ、実際は見えてないだろうがな、あんなに至近距離だとさ。
「香苗、起きろ」
「痛い痛い! 髪の毛を引っ張るってどうなの!?」
「あ、す、すまない、掴みやすかったから」
「酷いよ! 髪の毛はとっても大事なんだからね! 抜けちゃったらどうするの」
「す、すまない、反省している・・・・そうだよな、流石に髪を掴むのは駄目だよな」
「そうそう、まぁ、良いけどさ、うぅ、でも、宿題かぁ」
香苗先輩はボサボサの頭のまま、もう一度宿題を見た。
普通は髪の毛を整えそうだけど、そんな事はしないんだな。
もしかして、この人って結構ズボラ?
「香苗ちゃん、髪の毛を整えなくても良いの?」
「髪の毛とかどうでも良いじゃん?」
「さっきと言ってることが違うじゃ無いか!」
「いやぁ、痛かったし? それに、髪の毛が抜けるのは痛いじゃん」
うん、やっぱりこの人はズボラだな、この言葉で確信できた。
やっぱり、香苗先輩の頭の中はときめきとやらを探す事しか考えてないらしい。
「はぁ、まぁ、良い・・・・とりあえずやるぞ」
「うぅ・・・・じゃあ、教えてよ、これって何?」
「あぁ、これはまず、この数字をここに代入して」
あぁ、やっと宿題タイムが始まったか、それじゃあ、俺も始めるとしようか。
まずは、この数式からっと、そんなに難しい無いようじゃないしすぐだろう。
「随分とぬるいな、手加減してるのか」
「・・・・私のクラスは手加減無しですけど」
隣に座っている彼女が顔面蒼白とまでは言わないが、かなり顔を青くして宿題を見ている。
ちょっと気になって、その宿題の内容を見てみたが、難しくは無い問題ばかりだ。
「どうしたんだ?」
「いや、その、訳が分からなくて」
「・・・・そんなに難しいか?」
「私には難易度が高すぎるんです」
どうやら、この子はそこまで頭が良いわけじゃ無いようだ。
俺からしてみれば、そんなに難しい問題じゃ無いのだがな。
まぁ、俺は高校2年、この子は高校1年だし、色々と違うのだろう。
「そうだな、これは単純だ、まずはこの文字を無くすために、z=2X×3yにして」
「・・・・え?」
どうやら、俺の軽い説明では分からなかったようだ。
仕方ないから、俺はこの解き方をトコトンまで教え込んだ。
人に物を教えるのは難しいが、その相手がゆっくりとでも成長していると分かると
多少自分の時間を削ってでも教えたいと思うな。
何かをやって、成果が上がっているという実感があるのは大切だよな。
何も実感が無いままで生きてきたから、俺にはそれがよく分かる。
「出来ました!」
「よし、よくやったな、それじゃあ、俺もさっさと終わらせるか」
「うわぁぁぁ! 理解不能! 理解不能! 訳が分からないよ!
勉強なんて要らないよ! 宿題よりも楽しい事をやりたい!」
「その楽しい事をやるために勉強が必要なんだ、やれ」
「あんまりだぁぁぁーー!! 私の大切な時間がぁぁ--!!」
「でぇい! わがまま言うな!」
と言うか、本来は瑠衣先輩が教える相手は俺だったはずなのに。
何であの人は香苗先輩を教えているんだろうか。
「小菜先輩、どうして瑠衣先輩が香苗先輩を教えているのでしょうか」
「それは・・・・本当はあそこまで暴走する筈無いって思ってたんだけど、やっぱり無理でね
だから、香苗ちゃんを制することが出来る瑠衣ちゃんが自然と教えちゃったって事だね」
あぁ、自然の流れで瑠衣先輩が香苗先輩を教えていると言う事か。
まぁ、確かにあの暴走している先輩を抑えられるのって、瑠衣先輩くらいだろうしな。
「それで、陽志君は勉強できたのかな?」
「大丈夫ですよ、宿題はある程度終わらせましたから、後は家でやります」
「そう、早いね、ずっと恋ちゃんに教えてたのに」
「まぁ、今回の宿題は楽だったんで」
「へぇ、頭良いんだね」
「そんな事はありませんよ」
俺は暇つぶしに勉強をしていただけだからな、頭が良くなるわけが無い。
「うわぁぁ! あぁ、え、英単語が私を襲う!」
「幻覚だ!」
「べ、勉強嫌だぁー! 英語なんて覚えて無くても生きていけるもんね!
そもそもさ! ひらがたとカタカナと少し字を読めて、足し算引き算が出来れば
生きていくことくらい出来るもん! むしろ、変な知識が無い分、記憶力が良くなるって!」
「文句を垂れるな! 必要ない知識だったとしても、就職をするためには実績が必要なんだ!
精神、生き方、過去等は尊く数字に出来ないだろう? だから知力と能力を数字にして
それで判断をするんだ、だから勉強は必要なんだ!」
「うわぁ! 夢も希望も無い事を言わないで!」
「うるさい! 早くしろ!」
「あんまりだぁぁぁーー!!」
瑠衣先輩の威圧的な言葉に負け、香苗先輩は半泣き状態で宿題を始めた。
やっぱり、瑠衣先輩は怖いな、容赦ない、まぁ、正論なんだけどさ。
それから、3時間ほど経ち、外は日が落ち始めてきた。
その間に、本来は家でやるつもりだった宿題を俺は全て片付けた。
最初の1時間程度で出来たな、それにしても。
「・・・・もうだめぽ」
「うむ、よくやったな、しばらく休め」
「あい・・・・」
香苗先輩はまるで魂が抜けたようにグッタリとしている。
何か、色も無い様に見える気がするが、それは気のせいだろうな。
しかし、大丈夫か? あの人は・・・・いや、心配するだけ無駄か。
どうせ少ししたら完全回復して、ときめきを探そう! とか言いそうだし。
「その初日から勉強会ですがね」
「だ、大丈夫! 今日で全て終わらせれば良いの!」
まぁ、それが出来そうに無いから、こうやって勉強会をしているわけだし。
そもそも、この人がこう言う状況で勉強できるのか?
「さて、折角皆集まってるし! 今日もときめきを!」
「「勉強しろ!」」
「あぅ!」
暴走しそうになった香苗先輩を瑠衣先輩、小菜先輩が大声で制した。
流石に不意打ちを受けたからか、香苗先輩もしょんぼりしている。
「うぅ、そうだね・・・・」
異常な程にテンションが下がったからか、鞄から宿題を出した。
それと同時に、真ん中に下手なドクロマークが書いてある球体を取り出した。
「「「「は!?」」」」
その行動を見た俺達は、同時に疑問の声が出てしまった。
「ふ、ふふふ、宿題なんか炭にしちゃえば良いんだよ!」
「馬鹿かお前は!」
「いったぁ!」
素早く反応した瑠衣先輩が、暴走している香苗先輩を攻撃した。
どうやら、加減などはしていなかったようで、結構強烈そうな音が聞えた。
その時、手に持っていた球体は下に落下しそうになった。
「あぁ! しまったぁ!」
「間に合って-!」
急いで小菜先輩がそれを取ろうと飛びかかったが
「あ」
間に合わずに、その球体は地面に落下、そして、その球体は破裂した。
「・・・・・・」
その中に入っていたのは水だったらしく、破裂したドクロの球体から水が弾けた。
そして、その水は近くにいた小菜先輩の顔に思いっきり掛った。
「あ、ごめん」
「・・・・・・びしょびしょなんだけど」
「あ、あはは、そ、その、水風船を黒く塗って、ドクロを書いたんだけど、爆弾っぽかった?」
「なんでそんな真似をしたんですか?」
「いやぁ、面白いかなぁって、止められなかったらノートに水を掛けようかなっと」
子供かよ・・・・高校3年生なのに、単純でふざけて・・・・馬鹿だなぁ。
「香苗先輩って、馬鹿ですよね」
「は、ハッキリ言いすぎだよ!」
「そうだぞ、もう少しオブラードに包んで、馬鹿な子供見たいって言わないと」
「もっと酷くないかな!? かな!?」
「そうだぞ、香苗は単純なだけなんだ、馬鹿では無い」
「瑠衣ちゃん、少し傷付いたけど、ありが」
「なんせ、馬鹿は上手くいけば歴史に名を残すからな、こいつにそんな才能は無い」
「あ、あれ? 庇ってくれたのかと思ったら貶されてた? も、もしかして味方不在?」
「そうなるね」
「こ、小菜ちゃんは、そ、そんな事無いよね?」
「・・・・・・」
「何か言ってよぉ!」
香苗先輩に集中砲火が始まった、まぁ、馬鹿な事をした報いだろう。
「まぁ、こんな会話は置いておいて、さっさと勉強を始めよう」
「うぅ・・・・そ、そうだね」
香苗先輩はかなりがっくりしながら、机の上に広げている宿題を見た。
そして、少しだけ睨めっこをしたと思うと、今度は宿題に顔を埋めた。
「香苗先輩、何してるんですか?」
「・・・・数式を見てたら、頭痛くなった、もう見たくない」
「顔を埋めているんだから更に近くに見てるって言えるかも知れないのに」
彼女のつっこみは少しだけ呆れた様な感じだった。
まぁ、実際は見えてないだろうがな、あんなに至近距離だとさ。
「香苗、起きろ」
「痛い痛い! 髪の毛を引っ張るってどうなの!?」
「あ、す、すまない、掴みやすかったから」
「酷いよ! 髪の毛はとっても大事なんだからね! 抜けちゃったらどうするの」
「す、すまない、反省している・・・・そうだよな、流石に髪を掴むのは駄目だよな」
「そうそう、まぁ、良いけどさ、うぅ、でも、宿題かぁ」
香苗先輩はボサボサの頭のまま、もう一度宿題を見た。
普通は髪の毛を整えそうだけど、そんな事はしないんだな。
もしかして、この人って結構ズボラ?
「香苗ちゃん、髪の毛を整えなくても良いの?」
「髪の毛とかどうでも良いじゃん?」
「さっきと言ってることが違うじゃ無いか!」
「いやぁ、痛かったし? それに、髪の毛が抜けるのは痛いじゃん」
うん、やっぱりこの人はズボラだな、この言葉で確信できた。
やっぱり、香苗先輩の頭の中はときめきとやらを探す事しか考えてないらしい。
「はぁ、まぁ、良い・・・・とりあえずやるぞ」
「うぅ・・・・じゃあ、教えてよ、これって何?」
「あぁ、これはまず、この数字をここに代入して」
あぁ、やっと宿題タイムが始まったか、それじゃあ、俺も始めるとしようか。
まずは、この数式からっと、そんなに難しい無いようじゃないしすぐだろう。
「随分とぬるいな、手加減してるのか」
「・・・・私のクラスは手加減無しですけど」
隣に座っている彼女が顔面蒼白とまでは言わないが、かなり顔を青くして宿題を見ている。
ちょっと気になって、その宿題の内容を見てみたが、難しくは無い問題ばかりだ。
「どうしたんだ?」
「いや、その、訳が分からなくて」
「・・・・そんなに難しいか?」
「私には難易度が高すぎるんです」
どうやら、この子はそこまで頭が良いわけじゃ無いようだ。
俺からしてみれば、そんなに難しい問題じゃ無いのだがな。
まぁ、俺は高校2年、この子は高校1年だし、色々と違うのだろう。
「そうだな、これは単純だ、まずはこの文字を無くすために、z=2X×3yにして」
「・・・・え?」
どうやら、俺の軽い説明では分からなかったようだ。
仕方ないから、俺はこの解き方をトコトンまで教え込んだ。
人に物を教えるのは難しいが、その相手がゆっくりとでも成長していると分かると
多少自分の時間を削ってでも教えたいと思うな。
何かをやって、成果が上がっているという実感があるのは大切だよな。
何も実感が無いままで生きてきたから、俺にはそれがよく分かる。
「出来ました!」
「よし、よくやったな、それじゃあ、俺もさっさと終わらせるか」
「うわぁぁぁ! 理解不能! 理解不能! 訳が分からないよ!
勉強なんて要らないよ! 宿題よりも楽しい事をやりたい!」
「その楽しい事をやるために勉強が必要なんだ、やれ」
「あんまりだぁぁぁーー!! 私の大切な時間がぁぁ--!!」
「でぇい! わがまま言うな!」
と言うか、本来は瑠衣先輩が教える相手は俺だったはずなのに。
何であの人は香苗先輩を教えているんだろうか。
「小菜先輩、どうして瑠衣先輩が香苗先輩を教えているのでしょうか」
「それは・・・・本当はあそこまで暴走する筈無いって思ってたんだけど、やっぱり無理でね
だから、香苗ちゃんを制することが出来る瑠衣ちゃんが自然と教えちゃったって事だね」
あぁ、自然の流れで瑠衣先輩が香苗先輩を教えていると言う事か。
まぁ、確かにあの暴走している先輩を抑えられるのって、瑠衣先輩くらいだろうしな。
「それで、陽志君は勉強できたのかな?」
「大丈夫ですよ、宿題はある程度終わらせましたから、後は家でやります」
「そう、早いね、ずっと恋ちゃんに教えてたのに」
「まぁ、今回の宿題は楽だったんで」
「へぇ、頭良いんだね」
「そんな事はありませんよ」
俺は暇つぶしに勉強をしていただけだからな、頭が良くなるわけが無い。
「うわぁぁ! あぁ、え、英単語が私を襲う!」
「幻覚だ!」
「べ、勉強嫌だぁー! 英語なんて覚えて無くても生きていけるもんね!
そもそもさ! ひらがたとカタカナと少し字を読めて、足し算引き算が出来れば
生きていくことくらい出来るもん! むしろ、変な知識が無い分、記憶力が良くなるって!」
「文句を垂れるな! 必要ない知識だったとしても、就職をするためには実績が必要なんだ!
精神、生き方、過去等は尊く数字に出来ないだろう? だから知力と能力を数字にして
それで判断をするんだ、だから勉強は必要なんだ!」
「うわぁ! 夢も希望も無い事を言わないで!」
「うるさい! 早くしろ!」
「あんまりだぁぁぁーー!!」
瑠衣先輩の威圧的な言葉に負け、香苗先輩は半泣き状態で宿題を始めた。
やっぱり、瑠衣先輩は怖いな、容赦ない、まぁ、正論なんだけどさ。
それから、3時間ほど経ち、外は日が落ち始めてきた。
その間に、本来は家でやるつもりだった宿題を俺は全て片付けた。
最初の1時間程度で出来たな、それにしても。
「・・・・もうだめぽ」
「うむ、よくやったな、しばらく休め」
「あい・・・・」
香苗先輩はまるで魂が抜けたようにグッタリとしている。
何か、色も無い様に見える気がするが、それは気のせいだろうな。
しかし、大丈夫か? あの人は・・・・いや、心配するだけ無駄か。
どうせ少ししたら完全回復して、ときめきを探そう! とか言いそうだし。
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