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ミシェラン侯爵と国王陛下
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奴隷市で購入したムッサリさんとジータさんが、ミシェランにあるブライトン侯爵邸へやってきた。お二人とも、本当に姿勢も所作も綺麗だし、何より驚くほど働き者だった。彼らが来ただけで、屋敷の中が活気づいたように感じる。
一日でも早く孫のジルに会わせて、安心させてあげたいと思っていた矢先、お父様が私たちに、明日には国王陛下の謁見もあるので王都に行くつもりだ、と教えてくれた。ジルのことも、これで一安心だ。
そして次の日の朝。なぜなのかは分からなかったけれど、お父様のお父様、つまり私たちにとってのお祖父様にお会いするため、街中から馬車で三十分ほど、街を見下ろす高台にあるミシェラン侯爵邸へ向かった。
「父さん、今日は王都へ向かう予定ではなかったんですか?」
マッドが尋ねると、お父様は少し考えてから答えた。
「ああ、それもあってミシェラン侯爵邸へ向かうんだ。いいか、お前たち。お祖父様は気難しいわけではないが、礼儀作法には厳しい人だから、余計なことを質問したりするなよ。それからマッドは、お祖父様の鑑定をしないようにしてくれ、分かったか?」
「父さん、どうしてマッドは鑑定してはいけないの?」
リオが尋ねると、お父様は丁寧に教えてくれた。
「お祖父様も鑑定持ちだからだよ。マッドが鑑定スキルを使うと、おそらくお祖父様はマッドも鑑定スキルを持っているのではないかと疑うと思う。俺でさえ疑ったくらいだからな」
「父さんは、マッドが鑑定スキルを使った時に何か感じたの?」
リオが食い下がると、お父様はマッドに問いかけた。
「マッドは、初めてルルソン村の冒険者ギルドに来た時に私の鑑定をしただろう?」
「はい、しました。あの時は初めて出会う人には必ず鑑定をして確認するようにしていましたし、能力をどこまで表示させればいいのか分からなかったので、それを知るためにも使用していました」
「俺はその時から違和感を覚えたよ。鑑定スキルはレアスキルだと言われてはいるが、大きな街には必ず二人くらいはいるものだから、気を付けて使うんだぞ。それから他のスキルだって同様に気付かれることがあるかもしれないからな。分かったかい、キャロル」
なぜ私を名指しするんだろう?私はそんなに不用心に見えるのかな?
そんな話をしているうちに、ミシェラン侯爵の屋敷に着いたようだ。
すごく広くて、まるで巨大な公園みたいだ。屋敷の建物は古くて重厚な感じで、ちょっと夜は怖いかもしれない。一人でトイレに行くのは無理そうだ、と内心思った。
屋敷にはたくさんの使用人がいて、高そうな壺や鎧が飾ってある。ブライトン侯爵邸と比べると、ずいぶんと雰囲気が違う。こちらは、いかにも「貴族の館」という感じだ。
ソファーに座って待っていると、お祖父様が部屋に入ってきた。どこかお父様に似ている。やっぱり親子なんだな、と改めて思った。
マッドが自己紹介を終えると、次はリオが話し始めた。さあ、次は私の番だ、と思うと途端に緊張してしまい、思わず深呼吸をした。すると、隣に座っていたお母様が、そっと私の手を握ってくれて、心が落ち着いた。
なんとか無事に挨拶を済ませると、お祖父様が私たちに話しかけてきた。
「魔法学院に行くと聞いたが、なぜだ?貴族学校ではだめなのか?」
「魔法学院は、自分の才能を高めることもできますし、将来のためにもなると考えました。それに、キャロルの年齢でも試験に受かれば一緒に入学もできますので、俺たちにとってはありがたい学校です」
マッドが淀みなく答えるとお祖父様は笑みを浮かべて話し出す。
「マッドと言ったかな。君は鑑定スキル持ちだね。別に答えなくてもいいが、これからは鑑定に惑わされずに人に接するといい。そうすることで、今まで見えなかった物が見えてくるはずだ」
マッドは鑑定を使ってしまったのだろうか?私が不思議な顔をしていると、お祖父様が穏やかに話された。
「私くらいの年齢になれば、スキルを使わなくても何となく分かってしまうものだよ」
えっ、私の考えていることまで分かってしまうの!?心臓がドキリとした。
横を見ると、リオがなぜか笑いを堪えている。彼には私の考えていることが筒抜けなのだろうか。
「学校の話に戻るが、魔法学院は山奥だからクマとかオオカミが出没する。キャロルには危険なんじゃないのか?やはり貴族学校の方がいいのではないか?」
「父さん、この子たちには強力な味方もいますから問題ありませんよ。おそらく貴族学校では、この子たちは羽ばたけないでしょう。それより、王都行きは問題ないんでしょうね?」
「ああ、問題ないぞ。奴隷商会にも行くのであれば、人生経験豊富な私もついていこう。では、出発するとするか」
私は馬車で王都へ行くのかと思っていたが、どうやら違うらしい。私たちは魔法陣を使い、一瞬で王都に行くようだった。魔法陣の中には魔力が充満していて、魔力酔いを起こす人もいるようだが、私たち三人は何の問題もないようだ。
「お前たちは魔力が高いのか、全く問題はなさそうだな。では、一気に行くとするか!」
お祖父様がそう言うと、マッドが私とリオに説明をしてくれた。
「魔法陣での魔力酔いは、ひどいと命に関わることもあるんだ。だから、徐々に慣らしていく必要があるため、普通は少しずつ飛ぶんだよ」
「ほほう、マッドは魔法陣について詳しいな。もしかして、描いたりするのか?」
なかなか抜け目がないお祖父様だ。マッドは一瞬、言葉に詰まったように見えたが、お父様がすぐに助け舟を出した。
「父さん、マッドは本が好きで、魔法陣に関する本も多く読んでいるんです。それより、早く行きましょう!」
魔法陣、素晴らしい!光に包まれたと思った次の瞬間、目の前には王都の景色が広がっていた。まさに一瞬で到着だ。
王都の街中から少し外れた屋敷の中で入門検査を受けてから、私たちはお母様のお兄様である国王陛下に挨拶に伺った。どうやらお祖父様もついてきてくれるようだ。
馬車に三十分揺られて王宮に着いたと思ったら、ここからさらに二十分かかり、ようやく門の前まで到着した。馬車から降りて謁見室まで行くのに、すでに三十分以上は歩いていると思うが、まだ到着しない。
私は思った。ここで皆とはぐれたら、完全に迷子になってしまうだろう。
ようやく案内された部屋は、意外にも普通の応接室といった感じだった。お母様に聞くと、「親しい人とはこちらでお会いするのよ」と教えてくれた。美味しい茶菓子と紅茶をいただいているうちに、いつの間にか緊張もなくなっていた。
しばらくすると、陛下が部屋に来られた。
陛下はどこかお母様と似ている。優しい目元や、穏やかな雰囲気がそっくりだ。陛下はお母様を見て、慈愛に満ちた眼差しを浮かべながら話された。
「ミラン、久しいな。以前会った時より元気そうで安心したよ。これも君たち三人のおかげだろうな。心から感謝する」
陛下のお言葉の後に、私たちは順番に挨拶をしていった。
そしてここでも貴族学校の話が出ると、先ほどお祖父様にしたのと同じように、マッドは落ち着いて返答をしていた。
一通りの会話が済むと、国王陛下はリオに質問をしてきた。
「リオにはまだ婚約者はいないな。君の好みの女性を聞いてもいいかい?」
「一緒にいて居心地の良い女性がいいです」
「ふむ、なるほど。外見とかの好みはあるのか?」
「今はまだよく分かりません」
「実は、紹介したい娘がいるんだが……」
陛下の言葉を、お母様は鋭く遮った。
「お兄様、そのお話は私がはっきりとお断りしましたよね?リオには好きなようにさせたいと、私は何度も手紙で申したはずです!」
お母様、すごい!国王陛下に対して、こんなにきっぱりと意見を言えるなんて。これって不敬にならないのだろうか、と私はヒヤヒヤした。
「そうだな。まあ、この件はまた今度にするとしよう。それと、叔父として君たちに何か贈りたいと思っているのだが、欲しい物があれば教えてくれないか?」
私とリオも黙っていると、マッドが冷静に答えてくれた。
「今は特にありませんので、お気持ちだけ頂きます」
「ふむ、リオはどうだ?」
「僕もマッドと同じで、お気持ちだけで充分です」
「キャロルはドレスとか欲しくはないか?」
「ドレスは、お母様が充分すぎるぐらい用意してくださったので、必要ありません」
「ふむ、困ったな。ミラン、何か子供たちが喜びそうな物を教えてくれないか?」
お母様は考えることなく、即座に答えた。その顔には、私たちへの愛情が溢れているようだった。
「キャロルは先ほどいただいた茶菓子を美味しそうに食べていましたよ。マッドは本なら何でも喜びます。リオは釣りに関する本がいいと思います」
横でお父様とお祖父様が、まるで感心したように口を開けていた。お母様の洞察力に驚いているのだろうか。
「ふむふむ。では、すぐに茶菓子は用意しよう。それと、本は簡単には手に入らないようなとっておきを贈るとしよう」
「お兄様、でしたらキャロルにも外国のもので美しい挿絵のあるお伽話の本をお願いします!」
お母様の言葉を聞いて、私はすごく嬉しくなって、胸が高鳴った。外国の挿絵があるお伽話なんて、想像するだけで素敵だ。
陛下がそんな私の顔を見て、楽しそうに笑って言った。
「キャロルには特別に二冊贈るとしよう」
最後は皆が笑顔になり、陛下との謁見も無事に終了した。
一日でも早く孫のジルに会わせて、安心させてあげたいと思っていた矢先、お父様が私たちに、明日には国王陛下の謁見もあるので王都に行くつもりだ、と教えてくれた。ジルのことも、これで一安心だ。
そして次の日の朝。なぜなのかは分からなかったけれど、お父様のお父様、つまり私たちにとってのお祖父様にお会いするため、街中から馬車で三十分ほど、街を見下ろす高台にあるミシェラン侯爵邸へ向かった。
「父さん、今日は王都へ向かう予定ではなかったんですか?」
マッドが尋ねると、お父様は少し考えてから答えた。
「ああ、それもあってミシェラン侯爵邸へ向かうんだ。いいか、お前たち。お祖父様は気難しいわけではないが、礼儀作法には厳しい人だから、余計なことを質問したりするなよ。それからマッドは、お祖父様の鑑定をしないようにしてくれ、分かったか?」
「父さん、どうしてマッドは鑑定してはいけないの?」
リオが尋ねると、お父様は丁寧に教えてくれた。
「お祖父様も鑑定持ちだからだよ。マッドが鑑定スキルを使うと、おそらくお祖父様はマッドも鑑定スキルを持っているのではないかと疑うと思う。俺でさえ疑ったくらいだからな」
「父さんは、マッドが鑑定スキルを使った時に何か感じたの?」
リオが食い下がると、お父様はマッドに問いかけた。
「マッドは、初めてルルソン村の冒険者ギルドに来た時に私の鑑定をしただろう?」
「はい、しました。あの時は初めて出会う人には必ず鑑定をして確認するようにしていましたし、能力をどこまで表示させればいいのか分からなかったので、それを知るためにも使用していました」
「俺はその時から違和感を覚えたよ。鑑定スキルはレアスキルだと言われてはいるが、大きな街には必ず二人くらいはいるものだから、気を付けて使うんだぞ。それから他のスキルだって同様に気付かれることがあるかもしれないからな。分かったかい、キャロル」
なぜ私を名指しするんだろう?私はそんなに不用心に見えるのかな?
そんな話をしているうちに、ミシェラン侯爵の屋敷に着いたようだ。
すごく広くて、まるで巨大な公園みたいだ。屋敷の建物は古くて重厚な感じで、ちょっと夜は怖いかもしれない。一人でトイレに行くのは無理そうだ、と内心思った。
屋敷にはたくさんの使用人がいて、高そうな壺や鎧が飾ってある。ブライトン侯爵邸と比べると、ずいぶんと雰囲気が違う。こちらは、いかにも「貴族の館」という感じだ。
ソファーに座って待っていると、お祖父様が部屋に入ってきた。どこかお父様に似ている。やっぱり親子なんだな、と改めて思った。
マッドが自己紹介を終えると、次はリオが話し始めた。さあ、次は私の番だ、と思うと途端に緊張してしまい、思わず深呼吸をした。すると、隣に座っていたお母様が、そっと私の手を握ってくれて、心が落ち着いた。
なんとか無事に挨拶を済ませると、お祖父様が私たちに話しかけてきた。
「魔法学院に行くと聞いたが、なぜだ?貴族学校ではだめなのか?」
「魔法学院は、自分の才能を高めることもできますし、将来のためにもなると考えました。それに、キャロルの年齢でも試験に受かれば一緒に入学もできますので、俺たちにとってはありがたい学校です」
マッドが淀みなく答えるとお祖父様は笑みを浮かべて話し出す。
「マッドと言ったかな。君は鑑定スキル持ちだね。別に答えなくてもいいが、これからは鑑定に惑わされずに人に接するといい。そうすることで、今まで見えなかった物が見えてくるはずだ」
マッドは鑑定を使ってしまったのだろうか?私が不思議な顔をしていると、お祖父様が穏やかに話された。
「私くらいの年齢になれば、スキルを使わなくても何となく分かってしまうものだよ」
えっ、私の考えていることまで分かってしまうの!?心臓がドキリとした。
横を見ると、リオがなぜか笑いを堪えている。彼には私の考えていることが筒抜けなのだろうか。
「学校の話に戻るが、魔法学院は山奥だからクマとかオオカミが出没する。キャロルには危険なんじゃないのか?やはり貴族学校の方がいいのではないか?」
「父さん、この子たちには強力な味方もいますから問題ありませんよ。おそらく貴族学校では、この子たちは羽ばたけないでしょう。それより、王都行きは問題ないんでしょうね?」
「ああ、問題ないぞ。奴隷商会にも行くのであれば、人生経験豊富な私もついていこう。では、出発するとするか」
私は馬車で王都へ行くのかと思っていたが、どうやら違うらしい。私たちは魔法陣を使い、一瞬で王都に行くようだった。魔法陣の中には魔力が充満していて、魔力酔いを起こす人もいるようだが、私たち三人は何の問題もないようだ。
「お前たちは魔力が高いのか、全く問題はなさそうだな。では、一気に行くとするか!」
お祖父様がそう言うと、マッドが私とリオに説明をしてくれた。
「魔法陣での魔力酔いは、ひどいと命に関わることもあるんだ。だから、徐々に慣らしていく必要があるため、普通は少しずつ飛ぶんだよ」
「ほほう、マッドは魔法陣について詳しいな。もしかして、描いたりするのか?」
なかなか抜け目がないお祖父様だ。マッドは一瞬、言葉に詰まったように見えたが、お父様がすぐに助け舟を出した。
「父さん、マッドは本が好きで、魔法陣に関する本も多く読んでいるんです。それより、早く行きましょう!」
魔法陣、素晴らしい!光に包まれたと思った次の瞬間、目の前には王都の景色が広がっていた。まさに一瞬で到着だ。
王都の街中から少し外れた屋敷の中で入門検査を受けてから、私たちはお母様のお兄様である国王陛下に挨拶に伺った。どうやらお祖父様もついてきてくれるようだ。
馬車に三十分揺られて王宮に着いたと思ったら、ここからさらに二十分かかり、ようやく門の前まで到着した。馬車から降りて謁見室まで行くのに、すでに三十分以上は歩いていると思うが、まだ到着しない。
私は思った。ここで皆とはぐれたら、完全に迷子になってしまうだろう。
ようやく案内された部屋は、意外にも普通の応接室といった感じだった。お母様に聞くと、「親しい人とはこちらでお会いするのよ」と教えてくれた。美味しい茶菓子と紅茶をいただいているうちに、いつの間にか緊張もなくなっていた。
しばらくすると、陛下が部屋に来られた。
陛下はどこかお母様と似ている。優しい目元や、穏やかな雰囲気がそっくりだ。陛下はお母様を見て、慈愛に満ちた眼差しを浮かべながら話された。
「ミラン、久しいな。以前会った時より元気そうで安心したよ。これも君たち三人のおかげだろうな。心から感謝する」
陛下のお言葉の後に、私たちは順番に挨拶をしていった。
そしてここでも貴族学校の話が出ると、先ほどお祖父様にしたのと同じように、マッドは落ち着いて返答をしていた。
一通りの会話が済むと、国王陛下はリオに質問をしてきた。
「リオにはまだ婚約者はいないな。君の好みの女性を聞いてもいいかい?」
「一緒にいて居心地の良い女性がいいです」
「ふむ、なるほど。外見とかの好みはあるのか?」
「今はまだよく分かりません」
「実は、紹介したい娘がいるんだが……」
陛下の言葉を、お母様は鋭く遮った。
「お兄様、そのお話は私がはっきりとお断りしましたよね?リオには好きなようにさせたいと、私は何度も手紙で申したはずです!」
お母様、すごい!国王陛下に対して、こんなにきっぱりと意見を言えるなんて。これって不敬にならないのだろうか、と私はヒヤヒヤした。
「そうだな。まあ、この件はまた今度にするとしよう。それと、叔父として君たちに何か贈りたいと思っているのだが、欲しい物があれば教えてくれないか?」
私とリオも黙っていると、マッドが冷静に答えてくれた。
「今は特にありませんので、お気持ちだけ頂きます」
「ふむ、リオはどうだ?」
「僕もマッドと同じで、お気持ちだけで充分です」
「キャロルはドレスとか欲しくはないか?」
「ドレスは、お母様が充分すぎるぐらい用意してくださったので、必要ありません」
「ふむ、困ったな。ミラン、何か子供たちが喜びそうな物を教えてくれないか?」
お母様は考えることなく、即座に答えた。その顔には、私たちへの愛情が溢れているようだった。
「キャロルは先ほどいただいた茶菓子を美味しそうに食べていましたよ。マッドは本なら何でも喜びます。リオは釣りに関する本がいいと思います」
横でお父様とお祖父様が、まるで感心したように口を開けていた。お母様の洞察力に驚いているのだろうか。
「ふむふむ。では、すぐに茶菓子は用意しよう。それと、本は簡単には手に入らないようなとっておきを贈るとしよう」
「お兄様、でしたらキャロルにも外国のもので美しい挿絵のあるお伽話の本をお願いします!」
お母様の言葉を聞いて、私はすごく嬉しくなって、胸が高鳴った。外国の挿絵があるお伽話なんて、想像するだけで素敵だ。
陛下がそんな私の顔を見て、楽しそうに笑って言った。
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