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本編
15・16話☆
ふたりが満足したらしく、俺は火を止めてから洗い物をする。
「食べられた?」
「おう、旨かったぜ?」
「あぁ、毎日でも食べたい」
リルもレヴィも美味しいと言ってくれ、俺は良かったと笑みを浮かべた。
「じゃあ、俺……何日かでいいから、ここに家政婦として置いてくれると嬉しいんだけど」
慣れない世界に安心する二人のところに少しだけでいいから置いて欲しい。
半ばお願いに似た問いかけをすると
「「居てくれ!」」
綺麗にハモった言葉が嬉しい。
ふたりが許可してくれたから、少しの間は甘えられる。
だけど、ここに居られるうちは、やれることをやろうと決めて、ケチャップを作ってしまおうとトマトっぽい野菜を手にした。
「ふたりとも野菜の嫌いなものある? あるなら使うのを気を付けるけど……」
今回はリルが買っているから、箱の中にはリルの嫌いな野菜はないだろうけれど、レヴィはどうだろう。
箱の中身を見ながら聞くと、驚きの回答が返ってくる。
「え……全般……食べなくてもいい……?」
んっ!?
まさかのレヴィさん!?野菜全般苦手?
何処の子供?
可愛いけどさ。
でも、二人とも肉食獣だからそれでもいいのかなぁ。
いや、そんなことは無いだろう。
「レヴィ、えっと……ちょっとこっちのスープ飲んでみてくれるかな」
俺は慌てて新しく作ったスープを少しだけカップに移してレヴィに差し出す。
こっちは野菜を細かくしてはあるが、野菜たっぷりになっているからだ。
駄目なら作り直さないととレヴィの様子を見ながらも、手元はケチャップの用意をしていく。
「美味い……が?」
怪訝そうにスープを飲んでから俺を見るレヴィ。
「本当に?このスープ、リルが買ってきてくれた野菜がたっぷり入っているから……食べられるなら良かった」
食べず嫌いなのかもしれない。
俺も苦手はあるけど、ふたりに野菜が美味しいって思ってもらえればいいななんて思いながらケチャップを煮詰めていくのだった。
レヴィはと言うと、スープと俺を交互に見ながらも結局は全部飲み干してくれた。
ちょっと嬉しいなと思いながら、俺はケチャップの味をみる。
酸味が強いのはトマトの種類の問題かな?
そんな事を考えながら俺は煮沸した瓶に出来上がったケチャップを詰めるのだった。
「できたぁ!」
コンロの火を止めて声を上げると、何だ何だと振り向いたリルとレヴィにごめんと謝る。
「ケチャップとマヨネーズだけど」
こっちの世界にあるのかな……なんて思いながら作ったけれど。
ケチャップはいいとして、玉子の衛生面とか気になったから聞いたら、リル曰く浄化の作用が掛けてあるから生でも食べられるらしい。
酢もあったし。でもこれって米酢じゃなさそうなんだよね……何の酢だろう。
俺は瓶にそれぞれ詰めながら、キュウリを取り出してスティック状に切る。
あれ、リルさんスープに入れる野菜を買いに行ったのにキュウリ? そう思うも
まぁ、味噌汁とかに入れるところもあるみたいだから……ありなのかもしれないけど。
「何だ? けちゃっ……まよ?」
「うん、調味料の一種だけど、ドレッシングの代わりとかにも使えて美味しいよ?ふたりとも味見する?」
野菜に付けるけど食べるかなと思いながら聞くと
「「する!」」
ガタガタと椅子から立ち上がったふたりがキッチンに入ってくる。
せ、狭い……ガタイのいいお兄さんふたりが来ると狭いよ……と言うか、圧迫感が半端ない。
キュウリだけじゃ足りないから、ニンジンとダイコンもスティックにしてグラスに立てる。
棚からみっつ小鉢を取り出して瓶の中からケチャップとマヨネーズを移し、ふたつはそのまま。
ひとつはケチャップとマヨネーズを混ぜたオーロラソースにした。
「ほら、この野菜で掬って食べる。お酒のおつまみとかにもいいよ?」
酒という単語に、ふたりの目がキランと光り、いそいそと棚から自分達の好みの酒の瓶を取り出している。
ふたりは好みの酒が違うようだけれど……ちょっとまて!せめてグラスに注ごうか。
グラスを用意しないふたりに驚きながら俺はグラスを取り出しダイニングに移動する。
瓶の口にそのまま口を付けて飲み始めたふたり。
それって飲み干すからグラスいらないってことだよね?
そんなふたりに頭を抱えつつも俺は調味料の味の反応を気にするのだった。
「食べられた?」
「おう、旨かったぜ?」
「あぁ、毎日でも食べたい」
リルもレヴィも美味しいと言ってくれ、俺は良かったと笑みを浮かべた。
「じゃあ、俺……何日かでいいから、ここに家政婦として置いてくれると嬉しいんだけど」
慣れない世界に安心する二人のところに少しだけでいいから置いて欲しい。
半ばお願いに似た問いかけをすると
「「居てくれ!」」
綺麗にハモった言葉が嬉しい。
ふたりが許可してくれたから、少しの間は甘えられる。
だけど、ここに居られるうちは、やれることをやろうと決めて、ケチャップを作ってしまおうとトマトっぽい野菜を手にした。
「ふたりとも野菜の嫌いなものある? あるなら使うのを気を付けるけど……」
今回はリルが買っているから、箱の中にはリルの嫌いな野菜はないだろうけれど、レヴィはどうだろう。
箱の中身を見ながら聞くと、驚きの回答が返ってくる。
「え……全般……食べなくてもいい……?」
んっ!?
まさかのレヴィさん!?野菜全般苦手?
何処の子供?
可愛いけどさ。
でも、二人とも肉食獣だからそれでもいいのかなぁ。
いや、そんなことは無いだろう。
「レヴィ、えっと……ちょっとこっちのスープ飲んでみてくれるかな」
俺は慌てて新しく作ったスープを少しだけカップに移してレヴィに差し出す。
こっちは野菜を細かくしてはあるが、野菜たっぷりになっているからだ。
駄目なら作り直さないととレヴィの様子を見ながらも、手元はケチャップの用意をしていく。
「美味い……が?」
怪訝そうにスープを飲んでから俺を見るレヴィ。
「本当に?このスープ、リルが買ってきてくれた野菜がたっぷり入っているから……食べられるなら良かった」
食べず嫌いなのかもしれない。
俺も苦手はあるけど、ふたりに野菜が美味しいって思ってもらえればいいななんて思いながらケチャップを煮詰めていくのだった。
レヴィはと言うと、スープと俺を交互に見ながらも結局は全部飲み干してくれた。
ちょっと嬉しいなと思いながら、俺はケチャップの味をみる。
酸味が強いのはトマトの種類の問題かな?
そんな事を考えながら俺は煮沸した瓶に出来上がったケチャップを詰めるのだった。
「できたぁ!」
コンロの火を止めて声を上げると、何だ何だと振り向いたリルとレヴィにごめんと謝る。
「ケチャップとマヨネーズだけど」
こっちの世界にあるのかな……なんて思いながら作ったけれど。
ケチャップはいいとして、玉子の衛生面とか気になったから聞いたら、リル曰く浄化の作用が掛けてあるから生でも食べられるらしい。
酢もあったし。でもこれって米酢じゃなさそうなんだよね……何の酢だろう。
俺は瓶にそれぞれ詰めながら、キュウリを取り出してスティック状に切る。
あれ、リルさんスープに入れる野菜を買いに行ったのにキュウリ? そう思うも
まぁ、味噌汁とかに入れるところもあるみたいだから……ありなのかもしれないけど。
「何だ? けちゃっ……まよ?」
「うん、調味料の一種だけど、ドレッシングの代わりとかにも使えて美味しいよ?ふたりとも味見する?」
野菜に付けるけど食べるかなと思いながら聞くと
「「する!」」
ガタガタと椅子から立ち上がったふたりがキッチンに入ってくる。
せ、狭い……ガタイのいいお兄さんふたりが来ると狭いよ……と言うか、圧迫感が半端ない。
キュウリだけじゃ足りないから、ニンジンとダイコンもスティックにしてグラスに立てる。
棚からみっつ小鉢を取り出して瓶の中からケチャップとマヨネーズを移し、ふたつはそのまま。
ひとつはケチャップとマヨネーズを混ぜたオーロラソースにした。
「ほら、この野菜で掬って食べる。お酒のおつまみとかにもいいよ?」
酒という単語に、ふたりの目がキランと光り、いそいそと棚から自分達の好みの酒の瓶を取り出している。
ふたりは好みの酒が違うようだけれど……ちょっとまて!せめてグラスに注ごうか。
グラスを用意しないふたりに驚きながら俺はグラスを取り出しダイニングに移動する。
瓶の口にそのまま口を付けて飲み始めたふたり。
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そんなふたりに頭を抱えつつも俺は調味料の味の反応を気にするのだった。
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