【BL】転生したら獣人の世界で何故か肉食獣に愛されています。

梅花

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本編

31話

あれからレヴィを散々構い倒してからリルへと移る。
しなやかな身体とはしる縞模様はうっとりするくらい美しい。

レヴィは少し硬い肉球だったが、リルの肉球は正しく猫のそれ。
ぷにッと押すとプルンと震えた。
気持ちいい。
その肉球で母猫の如くふみふみされたいな。なんて思いながら指の間に指を入れる。
指の間に生える毛が可愛い。

レヴィのプルプル震える丸く小さな尻尾もいいが、太くて長いリルの尻尾がゆらゆら揺れるのもいい。
もう、モフモフが大好きだ!!

気のすむまでふたりをモフると、リルがくいっと服を引っ張る。
そして連れていかれたのは、リルのでもレヴィのでもない別の部屋だった。

「何?」
『開けてみろ…』

リルの促しに俺は扉に手を掛けてゆっくり引くと、其処にあったのは
キングサイズよりも大きな寝台。
ベッドではなく、巨大な厚手のマットレスが床に直に置いてあるだけ。
寝台とわかるのは、大きめなクッションがいくつも置いてあるからだった。

「えっ…これ?」
『寝台だ、これなら3人で寝られるだろう?』
『ほら、寝てみろ』

ふたりに勧められて寝台に上がると、程よく硬く程よくふわっと沈む高級だとわかる寝台だった。

「気持ちいい!」
『良かった。じゃあ、3人で寝るときはこの部屋な?』
「え、俺の部屋に寝台あるよ?」
『まぁ、それは使わなくていい』

使わなくていいって…
リルもレヴィものそっと寝台に上がり、俺を中心にごろりと横になる。
大きな肉食獣だから、かなりの圧迫感があるけれど、モフモフ好きな俺にとっては幸せな空間だ。

「じゃあ、3人でいるときは此処で、ふたりのときは?」
『自分の部屋でもいいし、残った奴と部屋で寝てもいいが、この部屋は3人でいるときだけな?』
「わかった、嬉しいな!でも、俺寝相よくないかも」
『ちょっとくらい蹴られても大丈夫、気にするな』

軽い会話をしながら、収まりがいい場所を探して電気を消した。

ふたりの体温が眠気を誘う。
感想 250

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