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本編
164話
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「リル、リル達の髪ってそれ以上伸びないの?」
リルの髪を洗いながら聞いてみる。
「伸びるぜ?こまめに切ってる」
「そうなの?」
「だって、おふくろはそれなりに長いだろ?」
「そっか」
同じ種族でも、髪の長さにばらつきがあるのは、そういうことなのかと理解した。
「俺もだいぶ長くなってきたからさ……切ろうかなって思ったんだけど……リルが行ってるお店紹介してくれる?」
髪はやはり短い方が洗いやすい。
それに、乾かすのにも一苦労するのだ。
ペットショップにいたときはトリミングとかは好きな作業だったのだ。
と、言うか自分の面倒を見るのが面倒くさいだけなのだけれど。
「長めの髪型もいいけどな?」
「そう?」
リルの髪についた石鹸を丁寧に流してやると、タオルで軽く拭き上げてやった。
「終わり」
「ありがとな?」
「うん、お湯浸かろうか」
ゆっくりと手足を伸ばしたい。
3人で入っても余裕な大きさの湯船は本当に幸せだ。
「リクトは、風呂が好きだよな」
「まぁね、俺のいた世界は島国でさ、火山が多く温泉が湧き出る地域もあって、水資源が豊富でお湯に浸かる文化があったんだよね。お湯に浸かるのが普通のことだったんだよ」
聞かれると、普通にしていたことが懐かしく思える。
「勿論、水資源が少ない場所もあったりお湯に浸かるよりは掛け流すだけで済ませるところもあるし……世界は広かったから色々な場所があったんだ」
足からゆっくりとお湯に浸かる。
リルの好みに合わせて少し熱つめにしてあるお湯は、俺には熱すぎて長くは入っていられない。
「リル、熱くない?」
抱き上げられて膝の上に乗せられるのはいつものこと。
「大丈夫だ、リクトには少し熱いだろ?早めに上がろうな」
レヴィと比べてしまうが、リルもかなりの気遣いなのだ。
粗暴に見えるけれど。
た
「リルはゆっくりと入りたくないの?」
「俺はリクトがいればいいからな、気にしなくていい」
包み込まれる気持ちよさに、そっとリルに身体を預けた。
何でリルやレヴィの腕の中はこんなにも気持ちいいのだろうか。
疲れも出てしまったのか、ついうとうとしてしまうと、お湯から抱き上げられて重力がかかる。
「ごめ、寝て……た?」
あたたかいとうとうとしちゃうのは子供か!と、突っ込まれそうになるけれど仕方ない。
安心できてしまうのだから。
「大丈夫、ゆっくりしような?そのままベッドに連れていくからそのまま寝てろ」
リルの優しい声に目を伏せた。
リルの髪を洗いながら聞いてみる。
「伸びるぜ?こまめに切ってる」
「そうなの?」
「だって、おふくろはそれなりに長いだろ?」
「そっか」
同じ種族でも、髪の長さにばらつきがあるのは、そういうことなのかと理解した。
「俺もだいぶ長くなってきたからさ……切ろうかなって思ったんだけど……リルが行ってるお店紹介してくれる?」
髪はやはり短い方が洗いやすい。
それに、乾かすのにも一苦労するのだ。
ペットショップにいたときはトリミングとかは好きな作業だったのだ。
と、言うか自分の面倒を見るのが面倒くさいだけなのだけれど。
「長めの髪型もいいけどな?」
「そう?」
リルの髪についた石鹸を丁寧に流してやると、タオルで軽く拭き上げてやった。
「終わり」
「ありがとな?」
「うん、お湯浸かろうか」
ゆっくりと手足を伸ばしたい。
3人で入っても余裕な大きさの湯船は本当に幸せだ。
「リクトは、風呂が好きだよな」
「まぁね、俺のいた世界は島国でさ、火山が多く温泉が湧き出る地域もあって、水資源が豊富でお湯に浸かる文化があったんだよね。お湯に浸かるのが普通のことだったんだよ」
聞かれると、普通にしていたことが懐かしく思える。
「勿論、水資源が少ない場所もあったりお湯に浸かるよりは掛け流すだけで済ませるところもあるし……世界は広かったから色々な場所があったんだ」
足からゆっくりとお湯に浸かる。
リルの好みに合わせて少し熱つめにしてあるお湯は、俺には熱すぎて長くは入っていられない。
「リル、熱くない?」
抱き上げられて膝の上に乗せられるのはいつものこと。
「大丈夫だ、リクトには少し熱いだろ?早めに上がろうな」
レヴィと比べてしまうが、リルもかなりの気遣いなのだ。
粗暴に見えるけれど。
た
「リルはゆっくりと入りたくないの?」
「俺はリクトがいればいいからな、気にしなくていい」
包み込まれる気持ちよさに、そっとリルに身体を預けた。
何でリルやレヴィの腕の中はこんなにも気持ちいいのだろうか。
疲れも出てしまったのか、ついうとうとしてしまうと、お湯から抱き上げられて重力がかかる。
「ごめ、寝て……た?」
あたたかいとうとうとしちゃうのは子供か!と、突っ込まれそうになるけれど仕方ない。
安心できてしまうのだから。
「大丈夫、ゆっくりしような?そのままベッドに連れていくからそのまま寝てろ」
リルの優しい声に目を伏せた。
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