【BL】転生したら獣人の世界で何故か肉食獣に愛されています。

梅花

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本編

392話

リル曰く、ルーファスさんたちは、色々な場所を転々として仕入れを行うため、各地に倉庫のようなものがあるらしい。
「親父の倉庫なら商業ギルドに行けば何とかしてくれるだろ。近いうちに行ってみようぜ?」
「それでいいのかな、お父さんの物なら販売してくれるかな?」
「在庫があるなら大丈夫だろ?何なら手紙か何かで聞いとくけど」
「お願いしていい?お米が無くなっちゃったら、当分の間はパンかパスタ……あ、うどんとかなら作ってもいいかも?」
今まで作ったことが無いうどん。
小麦粉があれば何とかなるだろうか。
足で踏むイメージがあるけれど、どうだろう。やったことが無いから少し不安ではあるけれどと、思いながら炊き上がったお米を蒸らしながら夕飯までの時間を確認した。
揚げ物がひと段落すると、千切りキャベツを作り始める。
スライサーと包丁だと、食感が包丁で切った方が好きだからつい千切りをしてしまう。
大きめのボウルに千切りキャベツと水を入れてから軽く洗って水をきる。
沢山作りすぎたらお好み焼きもいいなぁと思いながらお好み焼きもやったことが無いと、俺は少しショックを受けながら天かすや紅しょうがが無いからお好み焼きは諦めた。
「ランチは米だと助かるんだが」
ひょこりと顔を出したレヴィ。
「だよね、少量でもお腹に貯まるからね」
おにぎり好きのふたり。
そもそもランチなんて無かったのに、お弁当を持たせてから癖になったらしい。
「あぁ、しかもリクトが握るのが一番美味い」
最近はお握りの専門店ができたらしいが、どうもレヴィは握り方やサイズが気に入らないのだと初めて聞いた。
「そんなに俺のお握りが好き?」
「美味い、握り方もふわりとしている」
「そっか、じゃあ今夜もお握りにしようか」
俺がそう問い掛けると、リルが焼鮭!と、中の具材をリクエストして来る。
「レヴィは?」
レヴィはツナと言いながら、ルスを抱き上げ右手を挙げさせ小さな高い声を作り唐揚げと言う。
その姿がお茶目に見えて俺は吹き出した。
唐揚げマヨとか、コンビニのお握りでもあったなぁなんて思いながら、それは今度にしようかと笑う。
ダシに使われたルスはわかっていないのかキョトンとしており、リルはレヴィに俺みたいな事をするなよとジト目を向けていた。
リルは、自覚があるんだね?
それが更に俺の笑いを誘った。
感想 250

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