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本編
424話
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リルに抱かれたまま運ばれてリルの膝の上で食事をしてそのままキャリッジへ。
恥ずかしさはあったが仕方ないとそのまま一日を過ごす事になった。
「リル……そのくらい俺にもできるから」
「いいから、やらせろよ。リクトの面倒を見られるなんてご褒美だろう?普段あまり甘えないからな」
全てがリルの膝の上。
ちなみに明日は俺だなとレヴィが言っているが、レヴィの膝にも可愛い双子が鎮座している。
「あー……きらきらしてる」
ルスがキャリッジの窓から外を見て指をさした。
「わぁ、本当だ」
木々の向こう、何かがきらきらと輝いている。
「ライも、見えるかな?きらきらだね」
「うん」
レヴィの膝から飛び出して窓に駆け寄った小さな尻尾たちが揺れている。
「湖の端が見えてきたな……対岸が見えないくらいの大きさの湖だ」
「だから、船が行き来できるんだろ?」
膝の上が無くなったレヴィがゆっくり近付いてきて、俺の頭を撫でる。
大柄な男二人で狭いかと思っていたキャリッジだったが、こうしてくっついていれば、狭さはあまり感じなかった。
「それにしても、道はいいのに建物が無いね」
道は一本道なのに、獣人たちが住む村や街がない。
一軒家すら無いのだ。
「まぁ、湖の近くにはあるからな。それにこの街道はごく稀に魔獣も出ることもあるからな……」
魔獣という単語に反応してしまう俺はあの襲われた時の事を思い出してしまう。
それを、大丈夫だと二人の伴侶が安心させてくれた。
「あぁ、そうか……この辺りには聖樹が無いのかな……シャーラが気に入って根付いてくれれば街になると良いのにね」
葉っぱを揺らすシャーラが、段々元気になっていくように見えた。
「もう、一刻くらいで到着するぜ?」
「子供たちは水場が危ないのを教えなきゃね?」
まだ、簡単な水遊びと入浴しかしていないため、泳ぐことも教えないといけないなと笑うとふたりにかなり驚かれた。
「リクト泳げるのか?」
「早くは無いけど人並みに?リルもレヴィも水は平気だもんね」
虎も熊も水が好きで泳げた記憶がある。
「リクトと、水遊びくらいしかしてねぇのに……良く知ってるな」
リルが驚いたように俺を見下ろしている。
「うん、俺の世界にもリルやレヴィが獣化したときの姿の獣がいるんだけど、確か泳ぎは得意なのを見た記憶があってさ?」
俺が説明すると、ふたりは何故かむっとした表情を浮かべた。
え?
「最初に獣化したとき、それほどリクトは驚かなかったから不思議だったんだけどな、俺らみてぇな獣がいたのかよ……」
「え、あー……ふふ、いたけどこうして触れる事はなかったよ、俺たちの言葉は伝わらないし向こうの言葉も俺たちはわからないから。だから、獣とはいつ襲われるかわからないから見る時は檻で隔てられていて触れることすら出来なかったんだよ?だから、俺の初めてはリルとレヴィだからね」
チュッとふたりにキスをして抱きついた。
恥ずかしさはあったが仕方ないとそのまま一日を過ごす事になった。
「リル……そのくらい俺にもできるから」
「いいから、やらせろよ。リクトの面倒を見られるなんてご褒美だろう?普段あまり甘えないからな」
全てがリルの膝の上。
ちなみに明日は俺だなとレヴィが言っているが、レヴィの膝にも可愛い双子が鎮座している。
「あー……きらきらしてる」
ルスがキャリッジの窓から外を見て指をさした。
「わぁ、本当だ」
木々の向こう、何かがきらきらと輝いている。
「ライも、見えるかな?きらきらだね」
「うん」
レヴィの膝から飛び出して窓に駆け寄った小さな尻尾たちが揺れている。
「湖の端が見えてきたな……対岸が見えないくらいの大きさの湖だ」
「だから、船が行き来できるんだろ?」
膝の上が無くなったレヴィがゆっくり近付いてきて、俺の頭を撫でる。
大柄な男二人で狭いかと思っていたキャリッジだったが、こうしてくっついていれば、狭さはあまり感じなかった。
「それにしても、道はいいのに建物が無いね」
道は一本道なのに、獣人たちが住む村や街がない。
一軒家すら無いのだ。
「まぁ、湖の近くにはあるからな。それにこの街道はごく稀に魔獣も出ることもあるからな……」
魔獣という単語に反応してしまう俺はあの襲われた時の事を思い出してしまう。
それを、大丈夫だと二人の伴侶が安心させてくれた。
「あぁ、そうか……この辺りには聖樹が無いのかな……シャーラが気に入って根付いてくれれば街になると良いのにね」
葉っぱを揺らすシャーラが、段々元気になっていくように見えた。
「もう、一刻くらいで到着するぜ?」
「子供たちは水場が危ないのを教えなきゃね?」
まだ、簡単な水遊びと入浴しかしていないため、泳ぐことも教えないといけないなと笑うとふたりにかなり驚かれた。
「リクト泳げるのか?」
「早くは無いけど人並みに?リルもレヴィも水は平気だもんね」
虎も熊も水が好きで泳げた記憶がある。
「リクトと、水遊びくらいしかしてねぇのに……良く知ってるな」
リルが驚いたように俺を見下ろしている。
「うん、俺の世界にもリルやレヴィが獣化したときの姿の獣がいるんだけど、確か泳ぎは得意なのを見た記憶があってさ?」
俺が説明すると、ふたりは何故かむっとした表情を浮かべた。
え?
「最初に獣化したとき、それほどリクトは驚かなかったから不思議だったんだけどな、俺らみてぇな獣がいたのかよ……」
「え、あー……ふふ、いたけどこうして触れる事はなかったよ、俺たちの言葉は伝わらないし向こうの言葉も俺たちはわからないから。だから、獣とはいつ襲われるかわからないから見る時は檻で隔てられていて触れることすら出来なかったんだよ?だから、俺の初めてはリルとレヴィだからね」
チュッとふたりにキスをして抱きついた。
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