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本編
541話
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あれから少し並ぶと店が開店した。
個室は無いが、子連れだからと店の端にある席をお願いして、俺たちはテーブルにつく。
面白い形でこの席は壁に向いて半円を描くテーブルに俺たちは扇形に座った。
こうすれば、確かに皆で皿から取りやすい。
「面白いね……」
「たろ、ピザをイメージしてるんだと」
そう言われて俺は納得した。
俺が真ん中、両脇に双子。一番外に伴侶たち。
「いらっしゃいませ、お決まりになったらお呼びください」
店員がメニューを持って店員がやって来た。
耳がケモ耳ではないが、その背中には長ーく細いしっぽがゆらゆらしていた。
「猿の獣人さん?」
「はい、猿族です。お兄さんもですか?」
「え、えぇ。初めて猿族の方にお会いしたので驚いてしまいました」
「確かに少ないかもしれませんね。じゃあゆっくりどうぞ」
そう言って別のテーブルの注文を取りに行った定員さんを見送って俺は腰を落ち着けた。
「リクト、大丈夫か?」
レヴィが心配そうに俺を見ている。
「うん、ちょっとびっくりしただけ……俺も猿族に見えるのかな」
「確かに見えなくはない……か」
「じゃあ、これから何かあれば猿族になろうかな……えーと、俺はマルゲリータかな」
メニューを見ながらそう言いながら、ルスとライにもメニューを見せた。
「ふたりは何がいい?メニュー読めるかな」
「……ちきん、ちーず」
ライがメニューを読み始める。
「うん、あたりライはそれにする?」
「うん!」
「とまと……さらみ?」
「ルスも読めたね偉いね……」
双子の頭を撫でるとリルが注文をしてくれる。
直ぐにテーブルに置かれたのは、ふたつのオレンジジュースと、二杯のジョッキビールと、冷たい果実水。
もちろんジュースは子供たちでビールは伴侶たち。
「いただきます」
俺は果実水を口にすると喉を滑り落ちる感覚に喉が渇いていたのだと気付いた。
「ぷはー」
コッコッコッとビールを飲み干したふたりは追加を頼んでいた。
流石に昨夜の一件があると俺も酒には敏感になってしまう。
リルもレヴィも俺にビールをすすめなかった。
それから直ぐに新しいビールと、ピザが運ばれてくる。
俺が頼んだマルゲリータにカッターを入れてみんなの皿に取り分ける。
トマトソースとモッツァレラチーズだろうか、それとバジルの組み合わせが今まで食べてきたピザと良く似ている。
生地はクリスピータイプ。
ザクッ、パリっとした軽い食感でたくさん食べられそうだった。
子供たちが食べ始めるのを見ながら、ルスとライの頼んだピザにもカッターを入れていく。
自由に食べられるようにだ。
俺のマルゲリータを取り分けてしまうと、俺の分はちょうど半分。
これで足りなかったら次かなと思いながら食べていると、ルスとライは自分たちのを半分こしている。
ライが頼んだのはテリヤキソースのような色味のチキンとチーズが乗っているピザ。
ルスはペパロニだろう。
どちらも美味しそうだった。
個室は無いが、子連れだからと店の端にある席をお願いして、俺たちはテーブルにつく。
面白い形でこの席は壁に向いて半円を描くテーブルに俺たちは扇形に座った。
こうすれば、確かに皆で皿から取りやすい。
「面白いね……」
「たろ、ピザをイメージしてるんだと」
そう言われて俺は納得した。
俺が真ん中、両脇に双子。一番外に伴侶たち。
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耳がケモ耳ではないが、その背中には長ーく細いしっぽがゆらゆらしていた。
「猿の獣人さん?」
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「確かに少ないかもしれませんね。じゃあゆっくりどうぞ」
そう言って別のテーブルの注文を取りに行った定員さんを見送って俺は腰を落ち着けた。
「リクト、大丈夫か?」
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「うん、ちょっとびっくりしただけ……俺も猿族に見えるのかな」
「確かに見えなくはない……か」
「じゃあ、これから何かあれば猿族になろうかな……えーと、俺はマルゲリータかな」
メニューを見ながらそう言いながら、ルスとライにもメニューを見せた。
「ふたりは何がいい?メニュー読めるかな」
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「うん、あたりライはそれにする?」
「うん!」
「とまと……さらみ?」
「ルスも読めたね偉いね……」
双子の頭を撫でるとリルが注文をしてくれる。
直ぐにテーブルに置かれたのは、ふたつのオレンジジュースと、二杯のジョッキビールと、冷たい果実水。
もちろんジュースは子供たちでビールは伴侶たち。
「いただきます」
俺は果実水を口にすると喉を滑り落ちる感覚に喉が渇いていたのだと気付いた。
「ぷはー」
コッコッコッとビールを飲み干したふたりは追加を頼んでいた。
流石に昨夜の一件があると俺も酒には敏感になってしまう。
リルもレヴィも俺にビールをすすめなかった。
それから直ぐに新しいビールと、ピザが運ばれてくる。
俺が頼んだマルゲリータにカッターを入れてみんなの皿に取り分ける。
トマトソースとモッツァレラチーズだろうか、それとバジルの組み合わせが今まで食べてきたピザと良く似ている。
生地はクリスピータイプ。
ザクッ、パリっとした軽い食感でたくさん食べられそうだった。
子供たちが食べ始めるのを見ながら、ルスとライの頼んだピザにもカッターを入れていく。
自由に食べられるようにだ。
俺のマルゲリータを取り分けてしまうと、俺の分はちょうど半分。
これで足りなかったら次かなと思いながら食べていると、ルスとライは自分たちのを半分こしている。
ライが頼んだのはテリヤキソースのような色味のチキンとチーズが乗っているピザ。
ルスはペパロニだろう。
どちらも美味しそうだった。
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