【BL・R18】可愛い弟に拘束されているのは何ででしょうか…?

梅花

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4話

首筋に走った、ちくりとした痛み。
座れる感覚に俺は逃げるように顔を背けた。

「兄様、逃げられないよ?
ううん、逃がさないから」

顎を掴まれて強引に上向かされると、唇を奪われた。
小さな時から繰り返している、触れるだけの優しいキスではない噛みつくようなそれ。

「ふっ…ぅ…ん…」

流石にファーストキスではない…いや、家族のもカウントしたらアレクとのがファーストキスか?

「僕のファーストキス、兄様にあげるからね?」

にこにこと笑うアレク。
その指が喉から座骨、そして俺の胸へ触れる。
意思を持って動くアレクの指先が
胸の突起に触れた瞬間、ピリッと電気が走った。

「あぅ…な、何で…」

自分は女性ではないし…そんな場所が気持ち良くなるなんて…

「兄様、効いてきたのかな…良かった」

アレクはうっとりとした表情を浮かべ、俺を見下ろしている。
それに、効いてきたって、何?
まさか、何かを飲ませた…のか?
そう言う薬があるのは聞いたことがあるけれど。

「アレク…俺…に?」

アレクの答えを聞く前に、腹部がじんわりと熱くなってくる気がする。
悶えるようなものではないが、何となく落ち着かない。

「うん。気持ち良くなろうね?兄様」
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