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49話
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「養蜂?」
「はい、蜂蜜を作る蜜蜂の巣の中から女王蜂ごと連れてきて花の咲く所で飼う……」
そう美南が説明を始めると、ベルゴッドは食べている手を止めて足を組み直した。
「続けて?」
「え?」
「蜂を飼うなんてことができるのか?」
「私も詳しくないですが……」
と、言いながら美南は知っている範囲の情報をベルゴッドに伝える。
美南の知識は教育農業番組からの知識だけだったが。
「蜂蜜には殺菌作用がありますので、飴にして喉が痛い時に舐めるとかもいいかもしれませんね」
「美南はその知識を何処から仕入れてくる?此処へ来る前の知識か?」
「色々な事を見たり聞いたりしましたから……フレイアも言っていましたが、砂糖や塩の作り方も簡単にならお伝えできます。今度、レシピにでもしますか?」
そう美南が伝えると、ベルゴッドの腰がソファーから浮いた。
「本当か?それは確認をしたいが……ミナミそれを知っているのはフレイア以外に居るのか?」
「フレイアに止められましたからフレイアも詳しくは知らないです」
美南の言葉にベルゴッドは安堵したように息を吐いた。
「それは、国家機密になり得るからな……当面の間は黙っていてくれ……頼む」
「フレイアにも言われましたから……もしかして、口にしたら首をはねられるとか……ありますか?」
「無いから心配するな。場合によっては報酬が出るかもしれないぞ?」
ベルゴッドはそう言いながら紅茶を飲み干した。
「食事を取ってくるか……」
ソファーから立ち上がると、美南もそれに続く。
「私が行ってきます。二人分ならワゴンを借りますし」
「それなら二人で取りに行けばいい」
「でもっ!」
「気にするな、美南は俺の侍従も兼ねているが、今日は非番なのだから俺の面倒を見る必要は無い」
普段ですら、侍従の真似事だってしていないのだけれど。
美南はベルゴッドを見上げた。
「なら一緒に行きましょう。ベルゴッド様は好き嫌いはありませんか?」
美南が行きましょうと、ベルゴッドを促すと頷いたベルゴッドは扉を押して廊下へと出る。
「基本は無いが、匂いのきつい香草は無くていい」
「あ、私もです」
「そうか」
他愛もない話をしながら食堂へ向かうと、ちらほらと食事を始めた騎士たちが一斉に立ち上がった。
ベルゴッドは何も言わずに手を上げると、立ち上がった騎士たちを制する。
騎士たちはその指示を受けて静かに座り食事を始める。
「いらっしゃい団長、ミナミもか」
ひらひらと手を振った料理人が、ひょいひょいと皿に盛った料理を差し出してきた。
「はい、蜂蜜を作る蜜蜂の巣の中から女王蜂ごと連れてきて花の咲く所で飼う……」
そう美南が説明を始めると、ベルゴッドは食べている手を止めて足を組み直した。
「続けて?」
「え?」
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「私も詳しくないですが……」
と、言いながら美南は知っている範囲の情報をベルゴッドに伝える。
美南の知識は教育農業番組からの知識だけだったが。
「蜂蜜には殺菌作用がありますので、飴にして喉が痛い時に舐めるとかもいいかもしれませんね」
「美南はその知識を何処から仕入れてくる?此処へ来る前の知識か?」
「色々な事を見たり聞いたりしましたから……フレイアも言っていましたが、砂糖や塩の作り方も簡単にならお伝えできます。今度、レシピにでもしますか?」
そう美南が伝えると、ベルゴッドの腰がソファーから浮いた。
「本当か?それは確認をしたいが……ミナミそれを知っているのはフレイア以外に居るのか?」
「フレイアに止められましたからフレイアも詳しくは知らないです」
美南の言葉にベルゴッドは安堵したように息を吐いた。
「それは、国家機密になり得るからな……当面の間は黙っていてくれ……頼む」
「フレイアにも言われましたから……もしかして、口にしたら首をはねられるとか……ありますか?」
「無いから心配するな。場合によっては報酬が出るかもしれないぞ?」
ベルゴッドはそう言いながら紅茶を飲み干した。
「食事を取ってくるか……」
ソファーから立ち上がると、美南もそれに続く。
「私が行ってきます。二人分ならワゴンを借りますし」
「それなら二人で取りに行けばいい」
「でもっ!」
「気にするな、美南は俺の侍従も兼ねているが、今日は非番なのだから俺の面倒を見る必要は無い」
普段ですら、侍従の真似事だってしていないのだけれど。
美南はベルゴッドを見上げた。
「なら一緒に行きましょう。ベルゴッド様は好き嫌いはありませんか?」
美南が行きましょうと、ベルゴッドを促すと頷いたベルゴッドは扉を押して廊下へと出る。
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「あ、私もです」
「そうか」
他愛もない話をしながら食堂へ向かうと、ちらほらと食事を始めた騎士たちが一斉に立ち上がった。
ベルゴッドは何も言わずに手を上げると、立ち上がった騎士たちを制する。
騎士たちはその指示を受けて静かに座り食事を始める。
「いらっしゃい団長、ミナミもか」
ひらひらと手を振った料理人が、ひょいひょいと皿に盛った料理を差し出してきた。
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