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第11章、 私の名前を言ってみて!
悪役が集まっちゃったよΣ(ノд<)
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「 僕も行きたい。 連れて行って」
ラファルかが私に可愛らしくおねだりしてきた。
もちろん、喜んで連れて行くに決まってるよね!
「 私も同行させてもらいたいわ」
「はーはっはっはー! 私もお供しよう。 礼には及ばんよ」
クレアとアウェイクまで !?
「ラファルは ともかく、どうして二人はここにいるの!?」
「 なぜか色々と元に戻ってるから、原因を探るためにあなたに会いに来たのよ」
クレアは 私と同じく前の記憶があって、今の 状況の違和感に気づいているようだ。
転生者だからだろうか。
分からないことは後回しでいいや。
何が起こったのか調べるためには人手は多い方がいいよね。
「クレアも 一緒に来てくれる?」
「 もちろん、協力するわよ」
「 じゃあ早速、アンダー村に行きましょう」
「アレクと イチャイチャするだけの簡単なお仕事でもするのかしら」
「 そうだったらいいんだけどね」
「 もっと面白い反応しなさいよ!」
「 むちゃぶり酷いよ!?」
クレアは すっかり明るくなったみたいだね。よかったよかった。
アンジェリカは 少しだけ拗ねたような顔になっている。
「 エリスちゃんの一番の友達は私なのに」
「 それは言うまでもないよ」
「 私はエリスと同じ境遇の仲間だけどね」
「 私とエリスちゃんは隣の家同士の幼馴染なんだからね!」
「 私のために争わないで!」
いつものアンジェリカじゃないよ!?
クレアも 煽るようなこと言わないで!
どうして喧嘩になっちゃうのかな。 そんなに相性が悪いの?
エリス、 わかんない。教えて教えて。
なんて現実逃避してる場合じゃないよね。
すぐにでも出発したいところだよ。
「アウェイクも ついて来るつもりなんだよね?」
「 当然だ!」
「 好きにして」
アウェイクは 喋り口調がうざいけど、実力は本物だからね。 いざという時は捨て駒・・・・・・ 殿として役に立ってもらおう。
私、ラファル、クレア、アウェイク。
この四人って、ゲームの中で敵対勢力だよ・・・・・・。
まあ、 別に弊害があるわけじゃないからいいけどね。
アンダー村にはあっという間に着きました。
メンバーがメンバーだからね。その辺のザコモンスターに苦戦なんかするわけないよ。
クレア意外は 弱体化しているはずなんだけどね。
チートがなくなっても攻撃力が半端ないよ。
アレクはどこかな。 彼の仲間にでも接続したいところだけど・・・・・・。アンダーソンズの全員が 村の中にはいなかった。
「 妖精祭りがあるみたいだね」
アンジェリカが 指摘した。
よく見ると、子供たちが妖精の 着ぐるみを着ている。 実に楽しそうだ。
でも、なぜか大人達は 暗い表情を浮かべている。
「 祭りのことで 何か問題でも起きたのかな」
「 きっと、妖精がいないからだよ」
「妖精・・・・・・?」
クレアは アルファインではなくセントレガルの出身だから、 分からなくて首をかしげた。
アルファイン王国では 1年に一度、 人間の街に妖精が遊びに来る。 その日に 妖精の祭りが行われるのだ。
妖精にお菓子をあげないとイタズラされてしまう。
ハロウィンのようなお祭りなんだよね。
本物の妖精と 妖精の仮想をした子供達が可愛すぎるんだよ!
思わず 悶えちゃうね。
ところが、今日は妖精の祭りなのに妖精がいないようだ。
妖精は気まぐれで昼寝していることもあるからね。
アレクたちが妖精たちを迎えに行ったってところかな。
とっくに 帰り着いてもいい時間なのに、 なぜか戻ってこない。 それで大人達は浮かない顔しているんだろうね。
レベルに合わないモンスターでも現れたのかもしれない。
「 私たちも妖精の森に行こうよ」
ラファルかが私に可愛らしくおねだりしてきた。
もちろん、喜んで連れて行くに決まってるよね!
「 私も同行させてもらいたいわ」
「はーはっはっはー! 私もお供しよう。 礼には及ばんよ」
クレアとアウェイクまで !?
「ラファルは ともかく、どうして二人はここにいるの!?」
「 なぜか色々と元に戻ってるから、原因を探るためにあなたに会いに来たのよ」
クレアは 私と同じく前の記憶があって、今の 状況の違和感に気づいているようだ。
転生者だからだろうか。
分からないことは後回しでいいや。
何が起こったのか調べるためには人手は多い方がいいよね。
「クレアも 一緒に来てくれる?」
「 もちろん、協力するわよ」
「 じゃあ早速、アンダー村に行きましょう」
「アレクと イチャイチャするだけの簡単なお仕事でもするのかしら」
「 そうだったらいいんだけどね」
「 もっと面白い反応しなさいよ!」
「 むちゃぶり酷いよ!?」
クレアは すっかり明るくなったみたいだね。よかったよかった。
アンジェリカは 少しだけ拗ねたような顔になっている。
「 エリスちゃんの一番の友達は私なのに」
「 それは言うまでもないよ」
「 私はエリスと同じ境遇の仲間だけどね」
「 私とエリスちゃんは隣の家同士の幼馴染なんだからね!」
「 私のために争わないで!」
いつものアンジェリカじゃないよ!?
クレアも 煽るようなこと言わないで!
どうして喧嘩になっちゃうのかな。 そんなに相性が悪いの?
エリス、 わかんない。教えて教えて。
なんて現実逃避してる場合じゃないよね。
すぐにでも出発したいところだよ。
「アウェイクも ついて来るつもりなんだよね?」
「 当然だ!」
「 好きにして」
アウェイクは 喋り口調がうざいけど、実力は本物だからね。 いざという時は捨て駒・・・・・・ 殿として役に立ってもらおう。
私、ラファル、クレア、アウェイク。
この四人って、ゲームの中で敵対勢力だよ・・・・・・。
まあ、 別に弊害があるわけじゃないからいいけどね。
アンダー村にはあっという間に着きました。
メンバーがメンバーだからね。その辺のザコモンスターに苦戦なんかするわけないよ。
クレア意外は 弱体化しているはずなんだけどね。
チートがなくなっても攻撃力が半端ないよ。
アレクはどこかな。 彼の仲間にでも接続したいところだけど・・・・・・。アンダーソンズの全員が 村の中にはいなかった。
「 妖精祭りがあるみたいだね」
アンジェリカが 指摘した。
よく見ると、子供たちが妖精の 着ぐるみを着ている。 実に楽しそうだ。
でも、なぜか大人達は 暗い表情を浮かべている。
「 祭りのことで 何か問題でも起きたのかな」
「 きっと、妖精がいないからだよ」
「妖精・・・・・・?」
クレアは アルファインではなくセントレガルの出身だから、 分からなくて首をかしげた。
アルファイン王国では 1年に一度、 人間の街に妖精が遊びに来る。 その日に 妖精の祭りが行われるのだ。
妖精にお菓子をあげないとイタズラされてしまう。
ハロウィンのようなお祭りなんだよね。
本物の妖精と 妖精の仮想をした子供達が可愛すぎるんだよ!
思わず 悶えちゃうね。
ところが、今日は妖精の祭りなのに妖精がいないようだ。
妖精は気まぐれで昼寝していることもあるからね。
アレクたちが妖精たちを迎えに行ったってところかな。
とっくに 帰り着いてもいい時間なのに、 なぜか戻ってこない。 それで大人達は浮かない顔しているんだろうね。
レベルに合わないモンスターでも現れたのかもしれない。
「 私たちも妖精の森に行こうよ」
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