カンゴクノウタ

めでんノベルチーム

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トツゼンノホウソウ

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『キーンコーンカーンコーン♪』

授業中はずっと寝てる僕。僕は成績に関しては優秀だから多少寝ていても問題は無い。

先生「おい、八代!起きろ!」

僕「僕?」

先生「また赤点とる気なのか?お前は!」

そう、僕は赤点常習者なのである!!
…と。まぁ、ごく普通の生徒、ってとこかな。僕の夏休みは人より少ない。

ふわぁ…眠いや。眠ろう。



?「…や…しろ…!」

?「おき…ろ…!」

僕「…ん」

なんだ…まだ寝足りないのに起こされた…何なんだいったい。
周りを見渡した。みんなの落ち着きが無い。なぜ?どうした?

『君たちは完全に包囲されている…』

は?
どういうこと?

葉山さん「うぅ…」

僕「泣いてる?」

文野さん「放送を聞いてみましょ?」

状況がイマイチ読み込めない。なんなんだ?

『れから…ゲーム内容を…』

は?

『説明する…よく聞くよう…に…』

は??何言ってんだこいつ…そもそも誰だ。

『君たちは強制参加してもらう』

僕「やだ」

嫌だ。帰る。
そんなデスゲームにありきたりな展開は僕は嫌だ。僕のいる教室が1階でよかった。窓を開けて外に出た。

は?

ペスト医師のようなマスクをした黒ずくめの連中が学校を囲んでいる。

僕「どういうことだってばよ…」

瞬間、後ろに気配を感じた。振り返るとペスト!!!

僕「うぉ!!」

黒い袋のようなものを被せられてしまった!

僕「ぐわぉ!やめろ!」

息が出来ない!なんか変なガスのような臭いが充満している。意識が遠のいてきた…

…。
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