人類、火星へ

めでんノベルチーム

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鈴京都国2日目

コロニー鈴木③

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タクシー車内

真琴「大所たいしょまでお願いできますか?」

運転手「え?大所たいしょですか!けっこうお時間いただきますけど大丈夫ですか?」

真琴「はい!けっこう距離ありますけどお願いします」

運転手「駅でよろしいですか?」

真琴「あ、はい、大所駅たいしょえきで大丈夫です」

運転手「わかりました、出発します」

真琴「はいお願いします」

自分「しかしここ、本当に火星なのか?」

真琴「うん」

自分「運転手さん、ここって火星ですか?」

運転手「あ、はい、火星ですがもしかして火星はじめての方?観光ですか?」

自分「…まじでか…」

真琴「まだ疑ってるのね」

自分「いや…だって…SFの世界じゃねえか…」

真琴「いや、わかるよ気持ちは」

自分「もう理解が追いつかんのよ」

真琴「鈴京での技術は地球に貢献するためにあるからね」

自分「そうなのか?例えば何がある?」

真琴「いや、私もよくわからないけど」

自分「じゃあ言うなや」
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