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第2章
よってその後、鳩は焼き鳥となった
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与えられた部屋に『港に行ってくる』と書き置きを置いてあの巻き込まれ三人がいると言う港町に向かった。何か騒いでいたが知らん。
お尋ね者扱いをされているため性転換にローブという服装で探せばーーーーいない。
虱潰しに探していると町の掲示板に紙が貼ってあった。
『クソ王国からのお尋ね者、身元が不明のため一時牢屋へ護送』
なんて隅に乱雑に貼られていた。
あいつら何をしているんだ、おそらく戦争から逃げるために船を使い魔界行きに乗ったっといったところか。そして人間であるため捕まって牢屋送りになったと、つくづく運のない奴らだ。
牢屋と言っても場所を知らない、それに私がそのまま行ってもあいつらは釈放されない。
魔王に頼むか、
「ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!! ひっさしぶりのシャバだ!!」
「あー全身ガチゴチなんだけど? なんで私達だけ拘束されるんだよ、ちゃんと金払ったのに」
「神聖カルットハサーズの冒険者だからだろ。なんとか装備も返して貰えたからどうにか生活出来るさ、この国でまたギルド登録しといたほうがいいな、誤解される。
それよりもありがとうございますろ、ロディ……って呼べばいいか?」
「クロでいい、慣れない事を言われて困る場所では無いからな。ところで何故お前達は牢屋に居たんだ」
「あの種族差別王国で戦争が起きはじめたから難民として逃げてきた」
「俺達も戦争に駆り出されそうだったからな。未練は無いわけではないが仕方ない。俺達はここで言う異世界から来てるんだから干渉しては不味いだろ?」
「そんでお金払って船に乗ったはいいけど間違えて俺が魔界行きの切符買っちゃったから『人間』って事で牢屋にぶち込まれた」
「そうこいつのせい」
「すんません……まあ戦争起きてるから敵国の住民だと警戒されるよな」
牢屋から一転、魔王の居城に連れてこられた三人は与えられた部屋で倒れていた。牢屋は石造りで毛皮すらない場所のようだし体を痛めたようだな。
話を聞くに稔のせいらしいなこの状況は。
そして私はーーーー
「手紙じゃ無くって侍女に連絡してくれないか神様?」
「次からはそうする、だがら離して貰えないか」
何故か魔王に肩を掴まれて揺さぶられていた。言うならばヘッドバンド状態、止めろ。
「だってその、女性の時は見た目綺麗だし心配なんだよ。俺の好みだし」
「そうか、良かったな」
「「「いやそこスルーすんなよ」」」
邪魔な魔王に良かったなと言えば三人から指を指された。木戸ーーー本人らから名前で呼べと言われたためこれからは稔と呼ぶ。その稔から好意を持たれているんだがらどうにしろと言われた。その気が無いなら離れた方がいいとも、
「ならそろそろ魔界を出るか、あのアホを探さなければならないからな。
何、この国での豊穣は約束しよう、ほら」
稔の言葉を噛み砕きしっかりと飲み込んで助言を聴く。
心配されているならばその人間の声をしっかり聴けといつも新月に言われているから助言には従おう。魔王との契約では年月は決まってないから私がアリアスに一言言って神通力を使えばいい話だ。
ついでにあの国からやってきた冒険者という事で除け者として見られているこの三人を連れて行動すればお尋ね者扱いはされない。
という建前があるが実際はそろそろ、少なくともハリスと新月ぐらいは合流しなければ国際犯罪者として指名手配されるやもしれんという思いがあった。特に新月が、
おそらく向こうは受信出来ると信じてアリアスに一言心の中で断りを入れ、手を上げて振る。よし、契約完了だ。
「「「「え、これだけ?」」」」
「ああ、これで不作が起きても一定量は取れる。世話になったな魔王よ、私はこの三人と一緒にアホを探しに行く。
なに、案ずることはない。あの国には私ともう一人分の【天罰】が降る。勝ち戦だがら安心しろ」
「え?
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ???!!!」
手早く貢物を纏めて三人を連れて旅立てば建築物の見た目にそぐわない叫びが後ろから聞こえた。
何故か三人、特に稔の顔が青ざめている。
「どうした稔?」
「いや、なんか俺やばい事やっちゃったかな~って」
「テメェこのもやしみたいなヤツ!!! 覚えておけよぉぉぉおおおおお!!!」
歩きながら話すとさらに後ろから騒音が響き渡り稔は乾いた笑い声を上げていた。
「あははー俺殺されるかも……」
「あとで骨は拾ってやるよ」
「頑張って生きろ」
「扱いがひでぇ」
さも自分は関係がないと言わんばかりに話を聞き流して歩く二人に稔が追い縋る。
山姥のような女と甲冑男は助ける気がないらしい。私も乞われなければしないが、
「じゃあ助けてよ」
「分かった、では死なないようには助ける。五体満足とは限らんが」
「げっ」
げんなりとする稔の肩に手をのせた。よし加護終了、死なないから頑張れ。
『ーーー全ての魔族に告げる!! もやしみたいにへなちょこなやつとそのお仲間を生きて連れてこーーーい!!』
全土に向けてどでかい叫びがまたこだました。今この三人を捕まえられてもな、カルットハサーズの奴らが来られた時に面倒だ。別に私一人でどうにか出来るが。
三人をかき集めて魔界の王都を走り去る。音速で走れば追いつけないだろ。神ぐらいしか出来ないが、
そのまま大陸の端まで向かうと当たり前のように道がない、とすると必要な物が二択だな。
「空路と海路どちらがいい? 一度寄り道はするがな」
「え、いきなり言われてもな」
「はいはいはい!! お尋ね者にされるなら早く逃げたい、ということで空路で!!」
「不味い機内食が出ないなら稔の案に賛成」
いきなり言われて困ると眉を下げた伸を押しのけるように厳つい顔で稔が飛び出す。洋子はなんでもいいらしい、食事付きであるなら。
なら、
「どうだ、快適か?」
「「「はい!!!」」」
プライベートジェットのように小型にはなるが現代のエコノミーよりはいいもの、食事も現代の物で美味とされる物一覧を用意した。
「まじ最高」
ハンバーガーを齧りながら涙を流す稔が印象的だった。
ーーーーー
ツァスタバ
カパズティットの女王に直談判をし、『貴女の御国で宰相をしていた人間がクソ王国にいます。ついでに貴女の首まで取る気ですよ』と教えれば全面的な協力を得ることが出来そうです。
しかしながら国土を荒らす魔獣を倒すのが条件ですが、これも私達を気色の悪い目で見てきた奴をギャフンと言わせるため。大人しく使われてあげましょう。
依頼内容を聞くに私達が依頼されたのはミノタウルスに似た魔獣らしいです。生贄の人間を食べるという迷宮に閉じ込められた怪物ですね、お嬢様がゲームでやっていた物とは雲泥の差がある容姿ですが。
荒野に居座っているとのことで私達だけで向かいます。腕だけではないということを見せろということらしいのですが、
「見つかりませんね」
「ええ、植物に聞いても分からないの一点張りですわ。せめてサボテンの魔獣ならどうにかできましたのに」
珍しく赤いメイド服を着てヒラヒラとさせたロザリアントが硬鞭を持て余しています。前にお嬢様が仮装をしてマスターに剥がされていた女王様という格好そっくりです。
「あーもう! 力を入れた武装も台無しです。せっかくツァスタバに背負わせて走らせたと言うのに」
「おかげで私はもう疲れましたよ。貴女が主力になって下さいね、接近戦なんですから」
「それぐらい軽いものですわ。いざとなったら地中深くにまで沈めてしまえばよろしいのです」
「Moooooーーー」
「メェ~」
おお怖い、
おや?
「Moooooーーー」
「聞き間違えではありませんね」
「はい、向こうから走って来ましたよ。まさに飛んで火に入る夏の虫というものです」
おそらくロザリアントの服のせいだと思いますが言いません。まずはこの筋肉質な牛を倒してしまいましょう。
その場で構えるロザリアントの後ろに移動し銃を構えます。魔力はたっぷり御座いますから楽しんでいただけるでしょうし。
「ではいきますよロザリアント!」
「ええ、いつでもどうぞツァスタバぁ!!」
飛びかかってくる猛牛目掛けて第一発をトリガーを弾き発射、それを合図にロザリアントが硬鞭を振り上げて飛びかかります。
山羊と牛の対決ですが、
「Meeeーー」
面白そうです。
元の姿が隠しきれない程興奮している私は悪くないはず。ロザリアントも狂気的な笑顔で立ち向かって行きましたから。
ーーーー
その頃ケモナー王国の端っこ
とある飲食店
『やばい! ハリス君お金足りないよぉ。・゜・(ノД`)・゜・。
このままじゃ無銭飲食になっちゃう! 働いて返すしか無くなるよぉ~、この白様で玉のお肌を身売りするしか……ちょっとだけよぉ~って』
「アホですかあんた。で、言いたいことは?」
『お金貸して下さい』
「はぁ~」
『ん、どうしましたか?』
「ナルト齧りながらアホ顔見せないで下さいよアリアス様。神様ってこんな奴ばっかなんですか?」
『『(・ω・`)』』
お尋ね者扱いをされているため性転換にローブという服装で探せばーーーーいない。
虱潰しに探していると町の掲示板に紙が貼ってあった。
『クソ王国からのお尋ね者、身元が不明のため一時牢屋へ護送』
なんて隅に乱雑に貼られていた。
あいつら何をしているんだ、おそらく戦争から逃げるために船を使い魔界行きに乗ったっといったところか。そして人間であるため捕まって牢屋送りになったと、つくづく運のない奴らだ。
牢屋と言っても場所を知らない、それに私がそのまま行ってもあいつらは釈放されない。
魔王に頼むか、
「ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!! ひっさしぶりのシャバだ!!」
「あー全身ガチゴチなんだけど? なんで私達だけ拘束されるんだよ、ちゃんと金払ったのに」
「神聖カルットハサーズの冒険者だからだろ。なんとか装備も返して貰えたからどうにか生活出来るさ、この国でまたギルド登録しといたほうがいいな、誤解される。
それよりもありがとうございますろ、ロディ……って呼べばいいか?」
「クロでいい、慣れない事を言われて困る場所では無いからな。ところで何故お前達は牢屋に居たんだ」
「あの種族差別王国で戦争が起きはじめたから難民として逃げてきた」
「俺達も戦争に駆り出されそうだったからな。未練は無いわけではないが仕方ない。俺達はここで言う異世界から来てるんだから干渉しては不味いだろ?」
「そんでお金払って船に乗ったはいいけど間違えて俺が魔界行きの切符買っちゃったから『人間』って事で牢屋にぶち込まれた」
「そうこいつのせい」
「すんません……まあ戦争起きてるから敵国の住民だと警戒されるよな」
牢屋から一転、魔王の居城に連れてこられた三人は与えられた部屋で倒れていた。牢屋は石造りで毛皮すらない場所のようだし体を痛めたようだな。
話を聞くに稔のせいらしいなこの状況は。
そして私はーーーー
「手紙じゃ無くって侍女に連絡してくれないか神様?」
「次からはそうする、だがら離して貰えないか」
何故か魔王に肩を掴まれて揺さぶられていた。言うならばヘッドバンド状態、止めろ。
「だってその、女性の時は見た目綺麗だし心配なんだよ。俺の好みだし」
「そうか、良かったな」
「「「いやそこスルーすんなよ」」」
邪魔な魔王に良かったなと言えば三人から指を指された。木戸ーーー本人らから名前で呼べと言われたためこれからは稔と呼ぶ。その稔から好意を持たれているんだがらどうにしろと言われた。その気が無いなら離れた方がいいとも、
「ならそろそろ魔界を出るか、あのアホを探さなければならないからな。
何、この国での豊穣は約束しよう、ほら」
稔の言葉を噛み砕きしっかりと飲み込んで助言を聴く。
心配されているならばその人間の声をしっかり聴けといつも新月に言われているから助言には従おう。魔王との契約では年月は決まってないから私がアリアスに一言言って神通力を使えばいい話だ。
ついでにあの国からやってきた冒険者という事で除け者として見られているこの三人を連れて行動すればお尋ね者扱いはされない。
という建前があるが実際はそろそろ、少なくともハリスと新月ぐらいは合流しなければ国際犯罪者として指名手配されるやもしれんという思いがあった。特に新月が、
おそらく向こうは受信出来ると信じてアリアスに一言心の中で断りを入れ、手を上げて振る。よし、契約完了だ。
「「「「え、これだけ?」」」」
「ああ、これで不作が起きても一定量は取れる。世話になったな魔王よ、私はこの三人と一緒にアホを探しに行く。
なに、案ずることはない。あの国には私ともう一人分の【天罰】が降る。勝ち戦だがら安心しろ」
「え?
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ???!!!」
手早く貢物を纏めて三人を連れて旅立てば建築物の見た目にそぐわない叫びが後ろから聞こえた。
何故か三人、特に稔の顔が青ざめている。
「どうした稔?」
「いや、なんか俺やばい事やっちゃったかな~って」
「テメェこのもやしみたいなヤツ!!! 覚えておけよぉぉぉおおおおお!!!」
歩きながら話すとさらに後ろから騒音が響き渡り稔は乾いた笑い声を上げていた。
「あははー俺殺されるかも……」
「あとで骨は拾ってやるよ」
「頑張って生きろ」
「扱いがひでぇ」
さも自分は関係がないと言わんばかりに話を聞き流して歩く二人に稔が追い縋る。
山姥のような女と甲冑男は助ける気がないらしい。私も乞われなければしないが、
「じゃあ助けてよ」
「分かった、では死なないようには助ける。五体満足とは限らんが」
「げっ」
げんなりとする稔の肩に手をのせた。よし加護終了、死なないから頑張れ。
『ーーー全ての魔族に告げる!! もやしみたいにへなちょこなやつとそのお仲間を生きて連れてこーーーい!!』
全土に向けてどでかい叫びがまたこだました。今この三人を捕まえられてもな、カルットハサーズの奴らが来られた時に面倒だ。別に私一人でどうにか出来るが。
三人をかき集めて魔界の王都を走り去る。音速で走れば追いつけないだろ。神ぐらいしか出来ないが、
そのまま大陸の端まで向かうと当たり前のように道がない、とすると必要な物が二択だな。
「空路と海路どちらがいい? 一度寄り道はするがな」
「え、いきなり言われてもな」
「はいはいはい!! お尋ね者にされるなら早く逃げたい、ということで空路で!!」
「不味い機内食が出ないなら稔の案に賛成」
いきなり言われて困ると眉を下げた伸を押しのけるように厳つい顔で稔が飛び出す。洋子はなんでもいいらしい、食事付きであるなら。
なら、
「どうだ、快適か?」
「「「はい!!!」」」
プライベートジェットのように小型にはなるが現代のエコノミーよりはいいもの、食事も現代の物で美味とされる物一覧を用意した。
「まじ最高」
ハンバーガーを齧りながら涙を流す稔が印象的だった。
ーーーーー
ツァスタバ
カパズティットの女王に直談判をし、『貴女の御国で宰相をしていた人間がクソ王国にいます。ついでに貴女の首まで取る気ですよ』と教えれば全面的な協力を得ることが出来そうです。
しかしながら国土を荒らす魔獣を倒すのが条件ですが、これも私達を気色の悪い目で見てきた奴をギャフンと言わせるため。大人しく使われてあげましょう。
依頼内容を聞くに私達が依頼されたのはミノタウルスに似た魔獣らしいです。生贄の人間を食べるという迷宮に閉じ込められた怪物ですね、お嬢様がゲームでやっていた物とは雲泥の差がある容姿ですが。
荒野に居座っているとのことで私達だけで向かいます。腕だけではないということを見せろということらしいのですが、
「見つかりませんね」
「ええ、植物に聞いても分からないの一点張りですわ。せめてサボテンの魔獣ならどうにかできましたのに」
珍しく赤いメイド服を着てヒラヒラとさせたロザリアントが硬鞭を持て余しています。前にお嬢様が仮装をしてマスターに剥がされていた女王様という格好そっくりです。
「あーもう! 力を入れた武装も台無しです。せっかくツァスタバに背負わせて走らせたと言うのに」
「おかげで私はもう疲れましたよ。貴女が主力になって下さいね、接近戦なんですから」
「それぐらい軽いものですわ。いざとなったら地中深くにまで沈めてしまえばよろしいのです」
「Moooooーーー」
「メェ~」
おお怖い、
おや?
「Moooooーーー」
「聞き間違えではありませんね」
「はい、向こうから走って来ましたよ。まさに飛んで火に入る夏の虫というものです」
おそらくロザリアントの服のせいだと思いますが言いません。まずはこの筋肉質な牛を倒してしまいましょう。
その場で構えるロザリアントの後ろに移動し銃を構えます。魔力はたっぷり御座いますから楽しんでいただけるでしょうし。
「ではいきますよロザリアント!」
「ええ、いつでもどうぞツァスタバぁ!!」
飛びかかってくる猛牛目掛けて第一発をトリガーを弾き発射、それを合図にロザリアントが硬鞭を振り上げて飛びかかります。
山羊と牛の対決ですが、
「Meeeーー」
面白そうです。
元の姿が隠しきれない程興奮している私は悪くないはず。ロザリアントも狂気的な笑顔で立ち向かって行きましたから。
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その頃ケモナー王国の端っこ
とある飲食店
『やばい! ハリス君お金足りないよぉ。・゜・(ノД`)・゜・。
このままじゃ無銭飲食になっちゃう! 働いて返すしか無くなるよぉ~、この白様で玉のお肌を身売りするしか……ちょっとだけよぉ~って』
「アホですかあんた。で、言いたいことは?」
『お金貸して下さい』
「はぁ~」
『ん、どうしましたか?』
「ナルト齧りながらアホ顔見せないで下さいよアリアス様。神様ってこんな奴ばっかなんですか?」
『『(・ω・`)』』
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