34 / 98
第1部 星霊隊結成
第7話(2)助けを求める2人
しおりを挟む
6月19日 午前10:30 福富県 羽沼市の外れ
幸紀たち一行は、日菜子の運転するバスに乗って清峰侯爵の屋敷を目指していた。
このあたりの街もやはり悪魔に破壊されており、道路も建物も荒れ果てている。幸紀たち一行は、それをバスの中から眺めていた。
「日菜子、運転、交代しましょう」
「え、璃子さん、運転できるんですか?」
「えぇ。救急車も免許は同じだから。適当なところで交代しましょう」
「はい!じゃあ、次止まった時にお願いします!」
運転席では日菜子と璃子が雑談を交わす。
その後ろの普通の座席では、雪奈と晴夏が新たに仲間に加わった麗奈に話しかけていた。
「雪奈はよくわからないのですけど…麗奈さんは…ロボットなのですか?」
「いいえ。私はA-5007、アンドロイドです。私の記憶メモリーに断片的に残された記録によれば、私は悪魔軍に鹵獲され、霊力と魔力を注ぎ込まれた結果、体の90%が人間と同様のものになったようです」
「90%って、ほぼ人間じゃん。逆にどこが人間じゃないわけ?」
「頭脳及び一部の神経と骨格です。悪魔軍が私の視神経を利用して諜報するために残したのでしょう。幸紀に使われたリセット用のプログラムのおかげで、そのデータも消去できました」
「ふぅーん、てことは…」
晴夏はそう言いながら麗奈の胸に目をやる。黒い軍服のような薄着に包まれた麗奈の体は、非常に均整の取れた女性的な体をしていた。
「うへへ…ここも当然、人間っぽくなってんだよなぁ?」
晴夏が汚い笑みを浮かべながら両手をせわしなく動かしつつ麗奈の胸に近づけようとする。その瞬間、晴夏の両手に、鋭いビンタが飛んできたのと同時に、後ろから四葉の怒鳴り声が聞こえてきた。
「イテェッ!」
「こらぁっ!!セクハラです!!反省文です!!原稿用紙12枚です!」
「待ってくれよ生徒会長!麗奈だってそんな嫌がっては…」
「児玉さんは普通の人間になってから時間が経っていません!人間の普通の生活に基づいた社会的な判断をするのはまだ難しいはずです!それを利用してセクハラなんて最低です!反省してください!」
「うう…すみませんでした…」
四葉の凄まじい剣幕のお説教に、晴夏は小さくなって頭を下げる。そんな様子をよそに、麗奈は自分の胸に手を当て、軽く揉みしだく。雪奈は反射的にそんな光景に顔を隠した。
「ご指摘のとおり、私の胸部も人間と同様のものになっているようです」
「れ、麗奈さん、人前でそういうことをしちゃダメですよ」
「承知しました」
雪奈に小さく指摘され、麗奈は自分の胸を触るのをやめる。麗奈はすぐに背筋を正して座り直したが、直後、麗奈から空腹を知らせる腹の音が響いた。
「この音はなんでしょう」
麗奈は周囲にいたメンバーたちに尋ねる。すぐに四葉が微笑みながら話し始めた。
「人間はお腹が空くとそういう音が鳴ります。エネルギー供給が必要というサインです!」
「わかりました。ではエネルギーを供給してください」
「飯を食わせろってこと?うーん、タイミング大丈夫かな」
晴夏は疑問に思うと、座席から立ち、前の方の席に座っている幸紀の横にやってきた。
「幸紀さん、どっかで昼飯でも買いませんか?みんなそろそろ腹減ってきちゃってるっすよ」
晴夏に言われると、幸紀は食料がないことに気づき、運転席の近くに座っている璃子に声をかけた。
「そうだな。璃子、この辺りには詳しいだろう。どこか案内してくれないか」
「そうね…」
「あ、ちょっと待ってください!給油できるところも教えてくれませんか?そろそろガス欠になりそうなんで…」
幸紀と璃子が話していると、運転席の日菜子も璃子に尋ねる。璃子はそれを聞くと答え始めた。
「少し先にガソリンスタンドがあったはず。その近くにはコンビニもあるはずだから、そこを目指すのがいいんじゃないかしら」
「決まりだ。璃子、日菜子を案内してやってくれ」
「了解」
幸紀の指示を受け、璃子は運転席の横に立ち、日菜子に案内を始める。幸紀はそれを見ると、再び座席に背中を預けるのだった。
30分後 午前11:00 ガソリンスタンド
「着きました!」
日菜子の運転するバスが、荒れ果てたガソリンスタンドに到着する。バスの車内では、四葉が立ち上がって指示を出し始めた。
「それでは二手に分かれましょう!バスに給油するグループと食料を調達するグループです!」
「私と璃子さんで給油するから、結依と弥生は私たちの護衛をお願い!残りのメンバーは四葉の指示にしたがって食料をお願い!」
四葉と日菜子が指示を出し、メンバーたちは返事をする。幸紀はその一連の流れを横で見ており、日菜子は幸紀に尋ねた。
「これでいいですよね、幸紀さん?」
「あぁ。俺はここでお前たちの護衛をやる」
幸紀と日菜子が話しているうちに、四葉はメンバーたちを引き連れてバスから降りていく。幸紀は大勢の女性たちがバスを降りたのを見届けると、ゆっくり立ち上がった。
「それじゃあ、私たちも始めよう!」
日菜子はバスの中に残っていた、璃子、結依、弥生の3人に声をかけると、ガソリンスタンドへと降りていくのだった。
幸紀も日菜子たちから少し遅れてバスを降りる。ガソリンスタンドの給油ステーションに日菜子たちが駆けて行ったのを見送った幸紀は、バスに寄りかかって周囲を見回した。
(この辺りには悪魔はいないか…もう荒らすだけ荒らしたということか…)
「ねぇ、そこのお兄さん」
幸紀がそんなことを考えていると、横から女の声が聞こえてくる。幸紀がそちらに振り向くと、濃紺のショートヘアで露出度の高い服を着た女性と、真っ白な長髪にメガネとスーツの女性が、幸紀に向けて走ってきていた。
「そこのバス、あなたの?」
「まぁそうだな」
青髪の女性が息を切らしながら尋ねる。幸紀がそっけなく頷くと、白髪の女性が話し始めた。
「私たち、悪魔から逃げて来たんです~。まだ結構な数の悪魔があっちにいて、逃げたいんですよ~」
「お願い…私たちを乗せてちょうだい…怖いの…!殺される…!助けて…!」
青髪の女性はそう言って涙ぐみながら幸紀の胸元に顔をうずめ、幸紀に体を密着させる。幸紀は冷ややかな表情でその女性を見下ろしたが、小さくため息を吐いて指示を出した。
「お前たち、名前は?」
幸紀たち一行は、日菜子の運転するバスに乗って清峰侯爵の屋敷を目指していた。
このあたりの街もやはり悪魔に破壊されており、道路も建物も荒れ果てている。幸紀たち一行は、それをバスの中から眺めていた。
「日菜子、運転、交代しましょう」
「え、璃子さん、運転できるんですか?」
「えぇ。救急車も免許は同じだから。適当なところで交代しましょう」
「はい!じゃあ、次止まった時にお願いします!」
運転席では日菜子と璃子が雑談を交わす。
その後ろの普通の座席では、雪奈と晴夏が新たに仲間に加わった麗奈に話しかけていた。
「雪奈はよくわからないのですけど…麗奈さんは…ロボットなのですか?」
「いいえ。私はA-5007、アンドロイドです。私の記憶メモリーに断片的に残された記録によれば、私は悪魔軍に鹵獲され、霊力と魔力を注ぎ込まれた結果、体の90%が人間と同様のものになったようです」
「90%って、ほぼ人間じゃん。逆にどこが人間じゃないわけ?」
「頭脳及び一部の神経と骨格です。悪魔軍が私の視神経を利用して諜報するために残したのでしょう。幸紀に使われたリセット用のプログラムのおかげで、そのデータも消去できました」
「ふぅーん、てことは…」
晴夏はそう言いながら麗奈の胸に目をやる。黒い軍服のような薄着に包まれた麗奈の体は、非常に均整の取れた女性的な体をしていた。
「うへへ…ここも当然、人間っぽくなってんだよなぁ?」
晴夏が汚い笑みを浮かべながら両手をせわしなく動かしつつ麗奈の胸に近づけようとする。その瞬間、晴夏の両手に、鋭いビンタが飛んできたのと同時に、後ろから四葉の怒鳴り声が聞こえてきた。
「イテェッ!」
「こらぁっ!!セクハラです!!反省文です!!原稿用紙12枚です!」
「待ってくれよ生徒会長!麗奈だってそんな嫌がっては…」
「児玉さんは普通の人間になってから時間が経っていません!人間の普通の生活に基づいた社会的な判断をするのはまだ難しいはずです!それを利用してセクハラなんて最低です!反省してください!」
「うう…すみませんでした…」
四葉の凄まじい剣幕のお説教に、晴夏は小さくなって頭を下げる。そんな様子をよそに、麗奈は自分の胸に手を当て、軽く揉みしだく。雪奈は反射的にそんな光景に顔を隠した。
「ご指摘のとおり、私の胸部も人間と同様のものになっているようです」
「れ、麗奈さん、人前でそういうことをしちゃダメですよ」
「承知しました」
雪奈に小さく指摘され、麗奈は自分の胸を触るのをやめる。麗奈はすぐに背筋を正して座り直したが、直後、麗奈から空腹を知らせる腹の音が響いた。
「この音はなんでしょう」
麗奈は周囲にいたメンバーたちに尋ねる。すぐに四葉が微笑みながら話し始めた。
「人間はお腹が空くとそういう音が鳴ります。エネルギー供給が必要というサインです!」
「わかりました。ではエネルギーを供給してください」
「飯を食わせろってこと?うーん、タイミング大丈夫かな」
晴夏は疑問に思うと、座席から立ち、前の方の席に座っている幸紀の横にやってきた。
「幸紀さん、どっかで昼飯でも買いませんか?みんなそろそろ腹減ってきちゃってるっすよ」
晴夏に言われると、幸紀は食料がないことに気づき、運転席の近くに座っている璃子に声をかけた。
「そうだな。璃子、この辺りには詳しいだろう。どこか案内してくれないか」
「そうね…」
「あ、ちょっと待ってください!給油できるところも教えてくれませんか?そろそろガス欠になりそうなんで…」
幸紀と璃子が話していると、運転席の日菜子も璃子に尋ねる。璃子はそれを聞くと答え始めた。
「少し先にガソリンスタンドがあったはず。その近くにはコンビニもあるはずだから、そこを目指すのがいいんじゃないかしら」
「決まりだ。璃子、日菜子を案内してやってくれ」
「了解」
幸紀の指示を受け、璃子は運転席の横に立ち、日菜子に案内を始める。幸紀はそれを見ると、再び座席に背中を預けるのだった。
30分後 午前11:00 ガソリンスタンド
「着きました!」
日菜子の運転するバスが、荒れ果てたガソリンスタンドに到着する。バスの車内では、四葉が立ち上がって指示を出し始めた。
「それでは二手に分かれましょう!バスに給油するグループと食料を調達するグループです!」
「私と璃子さんで給油するから、結依と弥生は私たちの護衛をお願い!残りのメンバーは四葉の指示にしたがって食料をお願い!」
四葉と日菜子が指示を出し、メンバーたちは返事をする。幸紀はその一連の流れを横で見ており、日菜子は幸紀に尋ねた。
「これでいいですよね、幸紀さん?」
「あぁ。俺はここでお前たちの護衛をやる」
幸紀と日菜子が話しているうちに、四葉はメンバーたちを引き連れてバスから降りていく。幸紀は大勢の女性たちがバスを降りたのを見届けると、ゆっくり立ち上がった。
「それじゃあ、私たちも始めよう!」
日菜子はバスの中に残っていた、璃子、結依、弥生の3人に声をかけると、ガソリンスタンドへと降りていくのだった。
幸紀も日菜子たちから少し遅れてバスを降りる。ガソリンスタンドの給油ステーションに日菜子たちが駆けて行ったのを見送った幸紀は、バスに寄りかかって周囲を見回した。
(この辺りには悪魔はいないか…もう荒らすだけ荒らしたということか…)
「ねぇ、そこのお兄さん」
幸紀がそんなことを考えていると、横から女の声が聞こえてくる。幸紀がそちらに振り向くと、濃紺のショートヘアで露出度の高い服を着た女性と、真っ白な長髪にメガネとスーツの女性が、幸紀に向けて走ってきていた。
「そこのバス、あなたの?」
「まぁそうだな」
青髪の女性が息を切らしながら尋ねる。幸紀がそっけなく頷くと、白髪の女性が話し始めた。
「私たち、悪魔から逃げて来たんです~。まだ結構な数の悪魔があっちにいて、逃げたいんですよ~」
「お願い…私たちを乗せてちょうだい…怖いの…!殺される…!助けて…!」
青髪の女性はそう言って涙ぐみながら幸紀の胸元に顔をうずめ、幸紀に体を密着させる。幸紀は冷ややかな表情でその女性を見下ろしたが、小さくため息を吐いて指示を出した。
「お前たち、名前は?」
10
あなたにおすすめの小説
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる