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長い休息
第8話 最悪な事態 その3
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(スズヤさん達は王国城か……今から私が走って行っても、メルコの体が多分持たない)
(神父やシスターも居ないから、馬車なども手配は出来ない……)
私には大ピンチが訪れていた。
大型コウモリは退治出来たが、メルコの状態がかなり不味い。
(あれを使うと……すごく怒られると思うけど、あれを使うしか無い!)
「メルコ!」
「直ぐに助けを呼んでくるからね!!」
「ナツはメルコの側に居て、元気付けて!!」
「あはは……私はまだ、大丈夫だよアス……///」
「あっ……うん……アス先生//////」
私は焦った表情で、メルコとナツに言う。
メルコはかなり苦しいのだろう。乾いた笑いで話しているが、私を平気で呼び捨てしているのに気付かない……←(アスも基本。心に余裕が有る子です///)
ナツは戸惑いながらも返事をする。
私はメルコの元から離れて、伝書鳩が飼育されている場所に向かう。
伝書鳩を飼育している部屋
この国の通信手段は伝書鳩である。
私は通信の仕事も任されているから、伝書鳩の世話もしているし、使い方も把握している。
「これは……私が、使って良い鳩では無いけど……」
私は躊躇った表情で、とある鳩を掴みながら呟く。
教会は王国城と関わりが深い関係で有るし、神父は王国軍の元大将で有るから、王とは蜜月の関係である。
なので、伝書鳩も通常用と非常用の二種類の鳩が居る。
私が今。手に掴んでいる鳩は非常用の鳩だ。
この鳩で王国城に飛ばせば、ホットラインの様に検閲等も無しで、無条件に王や関連機関に届く。
おまけに飛ぶスピードも、通常の倍で飛んで行けるように、特殊な魔法を掛けられている。
神父もやむを得ない事情で、私を過度に叱責をしないだろう……
『さら、さら、―――』
私は達筆で素早く伝言文を書く。
伝言文は読みやすさより、簡潔に纏めるのが筋で有る。
『スズヤ。ジケンハッセイ』
『メルコヒンシ。シキュウシエン』
スズヤがまだ王国城内にいれば、直ぐに伝わるはずだ。
おまけに差出人が教会非常用の鳩で有るし、私たちの存在を知らない城内の人は居ないから確実に届く!
『ババッ、ババッ、―――』
伝言文を鳩の足に括り付けて、私は鳩を飛ばす。
非常用の鳩で有るから、屋外に離せば勝手に王国城へ飛んで行く。
鳩を見送った後。私は急ぎ足でメルコの元に戻った……
……スズヤとリンの状況
「えっと、なになに……これは私宛では無いね…」
「……」
「……」
受付のマユから受け取った伝言文を、コハルが澄ました表情で読んでいる。
コハルは手が無いのが、不思議な力で伝言文を浮かばせながら読んでいる。
俺とリンは、その様子を静かに見守っている。
マユが素っ頓狂な表情で入って来たのは、教会非常用の鳩が飛んで来たからの理由だ。
悪戯で鳩を飛ばす事は無いはずだから、教会で何かが起きたのだろう……まさか、アスが自殺したとかは無いよね!?///
伝言文を読み終えたコハルは、尋ねる表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「メルコって誰?」
「メルコ?」
「あーー。現在は養護施設。子どもたちの副纏め役をしている子だよ。コハルさん!」
俺は澄ました表情で、コハルからの質問に答える。
コハルは困った微笑み表情をしながら、俺とリンに向けて伝言を見せながら話し始める。
「メルコ瀕死だって!」
「どうやら、魔物が早速現われたようだね!!」
「!?//////」
「!?//////」
俺とリンは著しく驚く。
コハルは大した事ない表情で言っているが、俺とリンにとっては仰天どころでは無い!!///
何で、行き成りメルコが瀕死の状態なんだ!///
それに、この伝書鳩の発信者は誰なんだ!?///
「スズヤ!///」
「急いで戻らないと!!///」
リンは血相を変えながら俺に話す。
非常用の伝書鳩が飛んで来るぐらい何だから、一刻を争うのだろう。
俺はコハルに、緊迫した表情で話し始める。
「コハルさん……これは一大事です!」
「俺たちは直ぐに教会に戻らないと、メルコが死ぬ可能性が有ります!!」
俺はそう言うが……コハルは和やかな表情で、俺とリンに言い始める。
「なら、私も一緒に行こうか?♪」
「私も、その状況が見てみたいし!♪」
「……」
「……」
俺とリンは、開いた口がふさがらなかった。
やはり、コハルは言葉が喋れる蛇で有った事を、痛感させられる言葉で有った。
だが、コハルは澄ました表情で、俺とリンに言い始める。
「?……一刻の猶予も無いのでしょ!」
「早く行くよ!!」
「あっ……はい」
「えっと……はい///」
俺は戸惑いながらもコハルに返事をして、リンもどうしようもない表情で返事をする。
コハルは和やかな表情で、マユに話し始める。
「マユちゃん!」
「緊急事態だから、少し行ってくるね♪」
「はっ、はい。行ってらっしゃいませ。コハル様!///」
マユも慣れているのだろうか、驚きながらも冷静な態度でコハルに応対をする。
コハルは普段から天真爛漫なのだろう!?
「えっと……テレポリエタ。教会……養護施設へ!」
コハルは考えながら、瞬間移動の魔法を唱える。
言葉に間が有るのは、コハル自身の力でメルコの居場所を探したのだろう?
その言葉で、俺とリン。コハルと共に瞬間移動を始める。
メルコまだ死ぬなよ……今すぐ、リンと言う優秀な白魔法使いを連れて行くからな!
(神父やシスターも居ないから、馬車なども手配は出来ない……)
私には大ピンチが訪れていた。
大型コウモリは退治出来たが、メルコの状態がかなり不味い。
(あれを使うと……すごく怒られると思うけど、あれを使うしか無い!)
「メルコ!」
「直ぐに助けを呼んでくるからね!!」
「ナツはメルコの側に居て、元気付けて!!」
「あはは……私はまだ、大丈夫だよアス……///」
「あっ……うん……アス先生//////」
私は焦った表情で、メルコとナツに言う。
メルコはかなり苦しいのだろう。乾いた笑いで話しているが、私を平気で呼び捨てしているのに気付かない……←(アスも基本。心に余裕が有る子です///)
ナツは戸惑いながらも返事をする。
私はメルコの元から離れて、伝書鳩が飼育されている場所に向かう。
伝書鳩を飼育している部屋
この国の通信手段は伝書鳩である。
私は通信の仕事も任されているから、伝書鳩の世話もしているし、使い方も把握している。
「これは……私が、使って良い鳩では無いけど……」
私は躊躇った表情で、とある鳩を掴みながら呟く。
教会は王国城と関わりが深い関係で有るし、神父は王国軍の元大将で有るから、王とは蜜月の関係である。
なので、伝書鳩も通常用と非常用の二種類の鳩が居る。
私が今。手に掴んでいる鳩は非常用の鳩だ。
この鳩で王国城に飛ばせば、ホットラインの様に検閲等も無しで、無条件に王や関連機関に届く。
おまけに飛ぶスピードも、通常の倍で飛んで行けるように、特殊な魔法を掛けられている。
神父もやむを得ない事情で、私を過度に叱責をしないだろう……
『さら、さら、―――』
私は達筆で素早く伝言文を書く。
伝言文は読みやすさより、簡潔に纏めるのが筋で有る。
『スズヤ。ジケンハッセイ』
『メルコヒンシ。シキュウシエン』
スズヤがまだ王国城内にいれば、直ぐに伝わるはずだ。
おまけに差出人が教会非常用の鳩で有るし、私たちの存在を知らない城内の人は居ないから確実に届く!
『ババッ、ババッ、―――』
伝言文を鳩の足に括り付けて、私は鳩を飛ばす。
非常用の鳩で有るから、屋外に離せば勝手に王国城へ飛んで行く。
鳩を見送った後。私は急ぎ足でメルコの元に戻った……
……スズヤとリンの状況
「えっと、なになに……これは私宛では無いね…」
「……」
「……」
受付のマユから受け取った伝言文を、コハルが澄ました表情で読んでいる。
コハルは手が無いのが、不思議な力で伝言文を浮かばせながら読んでいる。
俺とリンは、その様子を静かに見守っている。
マユが素っ頓狂な表情で入って来たのは、教会非常用の鳩が飛んで来たからの理由だ。
悪戯で鳩を飛ばす事は無いはずだから、教会で何かが起きたのだろう……まさか、アスが自殺したとかは無いよね!?///
伝言文を読み終えたコハルは、尋ねる表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「メルコって誰?」
「メルコ?」
「あーー。現在は養護施設。子どもたちの副纏め役をしている子だよ。コハルさん!」
俺は澄ました表情で、コハルからの質問に答える。
コハルは困った微笑み表情をしながら、俺とリンに向けて伝言を見せながら話し始める。
「メルコ瀕死だって!」
「どうやら、魔物が早速現われたようだね!!」
「!?//////」
「!?//////」
俺とリンは著しく驚く。
コハルは大した事ない表情で言っているが、俺とリンにとっては仰天どころでは無い!!///
何で、行き成りメルコが瀕死の状態なんだ!///
それに、この伝書鳩の発信者は誰なんだ!?///
「スズヤ!///」
「急いで戻らないと!!///」
リンは血相を変えながら俺に話す。
非常用の伝書鳩が飛んで来るぐらい何だから、一刻を争うのだろう。
俺はコハルに、緊迫した表情で話し始める。
「コハルさん……これは一大事です!」
「俺たちは直ぐに教会に戻らないと、メルコが死ぬ可能性が有ります!!」
俺はそう言うが……コハルは和やかな表情で、俺とリンに言い始める。
「なら、私も一緒に行こうか?♪」
「私も、その状況が見てみたいし!♪」
「……」
「……」
俺とリンは、開いた口がふさがらなかった。
やはり、コハルは言葉が喋れる蛇で有った事を、痛感させられる言葉で有った。
だが、コハルは澄ました表情で、俺とリンに言い始める。
「?……一刻の猶予も無いのでしょ!」
「早く行くよ!!」
「あっ……はい」
「えっと……はい///」
俺は戸惑いながらもコハルに返事をして、リンもどうしようもない表情で返事をする。
コハルは和やかな表情で、マユに話し始める。
「マユちゃん!」
「緊急事態だから、少し行ってくるね♪」
「はっ、はい。行ってらっしゃいませ。コハル様!///」
マユも慣れているのだろうか、驚きながらも冷静な態度でコハルに応対をする。
コハルは普段から天真爛漫なのだろう!?
「えっと……テレポリエタ。教会……養護施設へ!」
コハルは考えながら、瞬間移動の魔法を唱える。
言葉に間が有るのは、コハル自身の力でメルコの居場所を探したのだろう?
その言葉で、俺とリン。コハルと共に瞬間移動を始める。
メルコまだ死ぬなよ……今すぐ、リンと言う優秀な白魔法使いを連れて行くからな!
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