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初冒険と鉱床探索
第40話 真の黒魔法使いアス
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「いやーー。スズヤの剣さばきは見事な物だったよ~~♪」
「アスちゃんも、的確な魔法攻撃だった~~♪」
「ゴブリンは焼くのが、一番効果有るからね!♪」
コハルは笑顔で、俺とアスに向けて話す。
俺は困った微笑み表情で、コハルに話し始める。
「日頃の鍛錬の賜物ですよ!///」
「私も、スズヤさんと同文です!///」
「ちぇ………」
アスも、俺と同じ表情でコハルに話す。
リンは戦闘に参加出来なかったので、少し残念そうな表情をしていた。
コハルは俺たち三人に向けて、和やかな表情で話し始める。
「じゃあ、鉱床内に入りましょうか!」
「道は有る程度、覚えているから!!」
こうして、俺たちはリュウガンロ鉱床に足を踏み入れる。
……
鉱床内は手掘りのトンネルを、木材等で補強して有る。
順列は俺が先頭で有り、その後ろをリン、アス、コハルと続く。
鉱床内は当然暗闇で有るが、コハルが魔法か能力で、コハル自身を光らせているので松明やランプは必要無いぐらい明るい!
道も分かれ道が幾つも有るが……コハルのお陰で、迷う事は無く鉱床探索が進んで行く。
多数の魔物が鉱床内に居ると俺は予測していたが、魔物が多数居る感じはしない。
大型コウモリや大鼠が中心で有り、俺たち三人が恐れる敵では無かった……
リンが歩きながら、和やかな表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「なんか、この感じですと……初日で鉱石の採取が出来そうですね!!」
「何か……そんな感じがしてきたな。リン!」
「思い切って、予定を早めるか!!」
俺も少し緊張が解けて、穏やかな表情でリンに話す。
だが、アスは俺やリンに向けて、注意する口調で言い始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「油断は禁物ですよ!!」
「手前に雑魚を配置させて、私たちを誘き寄せている可能性も有るのですから!///」
(アスは本当に用心深いな…!)
(だが、アスの言う事も一理ある!!)
「……!」
すると、コハルが何かに気付いた口調で、俺たち三人に言い始める。
「……あそこの小屋怪しいね」
「多分だけど、居ると思う!!」
坑道内でも開けた場所が所々有る。
俺たちが歩く先には開けた場所が有り、その右側には木造の小屋が建っている。
小屋には窓が付いているが、明かりは付いていない。
その小屋が気に成った俺はコハルの方に顔を振り向かせて、尋ねる表情で話し始めた。
「コハルさん!」
「あの小屋は、何の小屋か分かります?」
「あの小屋は多分……作業員の休憩所だった思う」
「そして……確実に居るね!」
「私のセンサーにビンビン感じる!!」
コハルは目を細めながら俺からの質問に答え、最後は魔物が居る事も言う。
大蛇は触角なんて無いのに、何処にセンサーなんて有るんだ!?
だが、魔物が本当に小屋内へ居るのなら、俺たちの声や光で既に気付いているだろう。
でも、魔物が小屋から出て来る気配を見せない?
すると、アスが目を細めながら俺に言い始める。
「スズヤさん!」
「間違いなく、小屋に何かが潜んでいると感じます!!」
「興味本位で扉を開けた時に、奇襲を仕掛けるつもりなんでしょう!」
「……私の魔法で、先制攻撃をしてもよろしいでしょうか?」
「!?」
「ちょっと、待って。アス!///」
「小屋には何かが居るだろうけど、人間の可能性だって有るだろ!?」
アスの発言に対して、俺は焦った表情でアスに言う。
先制攻撃をして中に人間がいたら、人間は確実に死ぬ!
アスは『やれやれ』の表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん……この場所に人間はもういません」
「こんな場所で、人間が暮らせるわけが無いでしょうに……」
「……」
(アスは言い切るか!)
(最悪、責任は俺が取る事に成るが、魔物から奇襲を受けるのも嫌だし……此処はアスの言葉や、コハルセンサーを信じよう!!)
俺は覚悟決めた表情で、アスに話し始める。
「分かった。アス!」
「アスの魔法で先制攻撃をしよう!!」
「ありがとうございます。スズヤさん!」
「では、実戦では初めてに成ります、ストッレアエルツを使います!!」
「これはブランドの発展魔法で有り、ブランドより遙かに強力で、遠距離攻撃も可能です!!」
俺の言葉の後。アスは穏やかな表情で俺に話す。
俺たちと小屋の距離は数十メートル離れている。
アスの言葉を聞いていたコハルは、嬉しそうな表情でアスに話し始める。
「おっ、アスちゃん! ストッレアエルツを使いますか!♪」
「それだと一気に、魔物をBBQに出来ちゃうね!!♪」
(コハルが喜ぶ程の黒魔法か……どれだけ凄いのだろう?)
「では、行きます」
「……ストッレアエルツ!」
『ゴオォォォーーー』
『ドカーン!』
アスが右手を広げて、小屋に向けて魔法を唱えると、右手からは凄まじい大火球が飛び出て、大火球は一気に小屋へ向って小屋に当たると、爆発する様に小屋全体が燃え始める!!
『ゴオォォォーーー、パチパチ、―――』←小屋の燃える音
「…………」
「…………」
燃えさかる小屋を遠くから、俺とリンは呆然と眺めている。
『ブランド』と比べて桁違いの火力だ!!
『バタン!』
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
小屋のドアが突然開いて、ゴブリンよりでかい魔物三体が、悲鳴を上げながら出て来た!!
それを見たリンは、仰天した表情で声を上げる。
「わっ! アレはオークじゃ無いですか!?///」
「おまけに三体も居ます///」
「あんなのに奇襲を受けていたら、私たちは一溜まりも無かったでしょう…!///」
「アスちゃんは流石です!///」
小屋から飛び出して来た魔物はオークと言うらしい。
先制攻撃のお陰で、オークはかなりのダメージを受けている。
もし、これを真正面や奇襲を受けていたのなら、俺たちは大ピンチに陥っていただろう……
「アスちゃんも、的確な魔法攻撃だった~~♪」
「ゴブリンは焼くのが、一番効果有るからね!♪」
コハルは笑顔で、俺とアスに向けて話す。
俺は困った微笑み表情で、コハルに話し始める。
「日頃の鍛錬の賜物ですよ!///」
「私も、スズヤさんと同文です!///」
「ちぇ………」
アスも、俺と同じ表情でコハルに話す。
リンは戦闘に参加出来なかったので、少し残念そうな表情をしていた。
コハルは俺たち三人に向けて、和やかな表情で話し始める。
「じゃあ、鉱床内に入りましょうか!」
「道は有る程度、覚えているから!!」
こうして、俺たちはリュウガンロ鉱床に足を踏み入れる。
……
鉱床内は手掘りのトンネルを、木材等で補強して有る。
順列は俺が先頭で有り、その後ろをリン、アス、コハルと続く。
鉱床内は当然暗闇で有るが、コハルが魔法か能力で、コハル自身を光らせているので松明やランプは必要無いぐらい明るい!
道も分かれ道が幾つも有るが……コハルのお陰で、迷う事は無く鉱床探索が進んで行く。
多数の魔物が鉱床内に居ると俺は予測していたが、魔物が多数居る感じはしない。
大型コウモリや大鼠が中心で有り、俺たち三人が恐れる敵では無かった……
リンが歩きながら、和やかな表情で俺に話し始める。
「スズヤ!」
「なんか、この感じですと……初日で鉱石の採取が出来そうですね!!」
「何か……そんな感じがしてきたな。リン!」
「思い切って、予定を早めるか!!」
俺も少し緊張が解けて、穏やかな表情でリンに話す。
だが、アスは俺やリンに向けて、注意する口調で言い始める。
「スズヤさん、リンさん!」
「油断は禁物ですよ!!」
「手前に雑魚を配置させて、私たちを誘き寄せている可能性も有るのですから!///」
(アスは本当に用心深いな…!)
(だが、アスの言う事も一理ある!!)
「……!」
すると、コハルが何かに気付いた口調で、俺たち三人に言い始める。
「……あそこの小屋怪しいね」
「多分だけど、居ると思う!!」
坑道内でも開けた場所が所々有る。
俺たちが歩く先には開けた場所が有り、その右側には木造の小屋が建っている。
小屋には窓が付いているが、明かりは付いていない。
その小屋が気に成った俺はコハルの方に顔を振り向かせて、尋ねる表情で話し始めた。
「コハルさん!」
「あの小屋は、何の小屋か分かります?」
「あの小屋は多分……作業員の休憩所だった思う」
「そして……確実に居るね!」
「私のセンサーにビンビン感じる!!」
コハルは目を細めながら俺からの質問に答え、最後は魔物が居る事も言う。
大蛇は触角なんて無いのに、何処にセンサーなんて有るんだ!?
だが、魔物が本当に小屋内へ居るのなら、俺たちの声や光で既に気付いているだろう。
でも、魔物が小屋から出て来る気配を見せない?
すると、アスが目を細めながら俺に言い始める。
「スズヤさん!」
「間違いなく、小屋に何かが潜んでいると感じます!!」
「興味本位で扉を開けた時に、奇襲を仕掛けるつもりなんでしょう!」
「……私の魔法で、先制攻撃をしてもよろしいでしょうか?」
「!?」
「ちょっと、待って。アス!///」
「小屋には何かが居るだろうけど、人間の可能性だって有るだろ!?」
アスの発言に対して、俺は焦った表情でアスに言う。
先制攻撃をして中に人間がいたら、人間は確実に死ぬ!
アスは『やれやれ』の表情で、俺に話し始める。
「スズヤさん……この場所に人間はもういません」
「こんな場所で、人間が暮らせるわけが無いでしょうに……」
「……」
(アスは言い切るか!)
(最悪、責任は俺が取る事に成るが、魔物から奇襲を受けるのも嫌だし……此処はアスの言葉や、コハルセンサーを信じよう!!)
俺は覚悟決めた表情で、アスに話し始める。
「分かった。アス!」
「アスの魔法で先制攻撃をしよう!!」
「ありがとうございます。スズヤさん!」
「では、実戦では初めてに成ります、ストッレアエルツを使います!!」
「これはブランドの発展魔法で有り、ブランドより遙かに強力で、遠距離攻撃も可能です!!」
俺の言葉の後。アスは穏やかな表情で俺に話す。
俺たちと小屋の距離は数十メートル離れている。
アスの言葉を聞いていたコハルは、嬉しそうな表情でアスに話し始める。
「おっ、アスちゃん! ストッレアエルツを使いますか!♪」
「それだと一気に、魔物をBBQに出来ちゃうね!!♪」
(コハルが喜ぶ程の黒魔法か……どれだけ凄いのだろう?)
「では、行きます」
「……ストッレアエルツ!」
『ゴオォォォーーー』
『ドカーン!』
アスが右手を広げて、小屋に向けて魔法を唱えると、右手からは凄まじい大火球が飛び出て、大火球は一気に小屋へ向って小屋に当たると、爆発する様に小屋全体が燃え始める!!
『ゴオォォォーーー、パチパチ、―――』←小屋の燃える音
「…………」
「…………」
燃えさかる小屋を遠くから、俺とリンは呆然と眺めている。
『ブランド』と比べて桁違いの火力だ!!
『バタン!』
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
「ギャオォォンン~~」
小屋のドアが突然開いて、ゴブリンよりでかい魔物三体が、悲鳴を上げながら出て来た!!
それを見たリンは、仰天した表情で声を上げる。
「わっ! アレはオークじゃ無いですか!?///」
「おまけに三体も居ます///」
「あんなのに奇襲を受けていたら、私たちは一溜まりも無かったでしょう…!///」
「アスちゃんは流石です!///」
小屋から飛び出して来た魔物はオークと言うらしい。
先制攻撃のお陰で、オークはかなりのダメージを受けている。
もし、これを真正面や奇襲を受けていたのなら、俺たちは大ピンチに陥っていただろう……
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