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完結篇
第3話 聖女の地④
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地上から聖女の地に戻る時は、日差しや月明かりの『光』が充満し、意思を通してイヴやマリアに許可した時に『光』が結晶化し、光の鏡を生み出す。
そして、聖女の地から地上に降りる時は、1か所だけ。
5本の結晶の柱が等間隔で円周に立っている。その中央には地面に虹色の結晶が散らばっている場所『ラスターゲート』だった。
この結晶はイヴやマリアが作った特別製で、行きたい場所を思い浮かびながら結晶に『光』を注ぐことで、人も通れるほどの大きい鏡に結合し、鏡の中へと飛び込めば、地上に降りられる。
ジャンヌは、先回りされる前に地上に降りるしかない。今を逃せば、もうチャンスがない。力が安定しなくても、白い羽に集中すれば、『光』は使える。もうこの羽に頼るしかない。
『ラスターゲート』に着けば、誰もいない。今の内に。
ジャンヌは結晶に集中する。行く先は、本当は嫌だけど、アキセのいるところに。
虹色の結晶は光り、人が通れるほどの大きい鏡へと変わる。
「できた・・」
その時だった。
「そこまで!」
イヴの声がする。
振り向けば、イヴとアガタがいた。
イヴの目がいつもより真面目で厳しい目つきをしている。
「あなたを終わらせるまで眠らせることもできるのよ」
イヴは脅している。
事件が終わるまで聖女の地で眠らせることも可能ということか。それでは復讐は果たせない。
「もういい」
その瞬間、急に眠気が誘う。
イヴの言ったことが実行するとしたら、このまま寝てしまったら、次に目を覚ますのが、終わった後。それだけは。
その時、銀の水が『ラスターゲート』を囲まれていく。
そのおかげで目を覚ませた。
「これって・・・」
見たことがある銀の血。操れる聖女は一人だけ。
「ジャンヌさん・・・」
声をした方へ向けば、キアラがいた。
「なんでこんなことを・・・」
キアラと目線を合わせるようにしゃがむ。
「逃げたってイヴ様とアガタさんが言っていたから・・・」
訊いていたのか。
「ジャンヌさんの役に立てたくて・・・」
役に立ちたい。過去の自分も同じことを思っていた。キアラの想いは分かるが、これ以上巻き込みたくない。
「嬉しいけど・・・ごめん」
手を刀のように伸ばし、キアラの首筋に当てる。眠るように倒れるキアラを受けとめる。
「帰ったら謝るから」
キアラをゆっくり置く。
キアラが気絶したことで銀の水の壁が弱まっている。
早く鏡の中に。鏡の前に立った時だった。
「ジャンヌ!」
緩んだ銀の水の壁から、黄色の雷に包まれながらアガタが飛び込み、鏡の中へと一緒に入ってしまう。
そして、聖女の地から地上に降りる時は、1か所だけ。
5本の結晶の柱が等間隔で円周に立っている。その中央には地面に虹色の結晶が散らばっている場所『ラスターゲート』だった。
この結晶はイヴやマリアが作った特別製で、行きたい場所を思い浮かびながら結晶に『光』を注ぐことで、人も通れるほどの大きい鏡に結合し、鏡の中へと飛び込めば、地上に降りられる。
ジャンヌは、先回りされる前に地上に降りるしかない。今を逃せば、もうチャンスがない。力が安定しなくても、白い羽に集中すれば、『光』は使える。もうこの羽に頼るしかない。
『ラスターゲート』に着けば、誰もいない。今の内に。
ジャンヌは結晶に集中する。行く先は、本当は嫌だけど、アキセのいるところに。
虹色の結晶は光り、人が通れるほどの大きい鏡へと変わる。
「できた・・」
その時だった。
「そこまで!」
イヴの声がする。
振り向けば、イヴとアガタがいた。
イヴの目がいつもより真面目で厳しい目つきをしている。
「あなたを終わらせるまで眠らせることもできるのよ」
イヴは脅している。
事件が終わるまで聖女の地で眠らせることも可能ということか。それでは復讐は果たせない。
「もういい」
その瞬間、急に眠気が誘う。
イヴの言ったことが実行するとしたら、このまま寝てしまったら、次に目を覚ますのが、終わった後。それだけは。
その時、銀の水が『ラスターゲート』を囲まれていく。
そのおかげで目を覚ませた。
「これって・・・」
見たことがある銀の血。操れる聖女は一人だけ。
「ジャンヌさん・・・」
声をした方へ向けば、キアラがいた。
「なんでこんなことを・・・」
キアラと目線を合わせるようにしゃがむ。
「逃げたってイヴ様とアガタさんが言っていたから・・・」
訊いていたのか。
「ジャンヌさんの役に立てたくて・・・」
役に立ちたい。過去の自分も同じことを思っていた。キアラの想いは分かるが、これ以上巻き込みたくない。
「嬉しいけど・・・ごめん」
手を刀のように伸ばし、キアラの首筋に当てる。眠るように倒れるキアラを受けとめる。
「帰ったら謝るから」
キアラをゆっくり置く。
キアラが気絶したことで銀の水の壁が弱まっている。
早く鏡の中に。鏡の前に立った時だった。
「ジャンヌ!」
緩んだ銀の水の壁から、黄色の雷に包まれながらアガタが飛び込み、鏡の中へと一緒に入ってしまう。
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追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
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