203 / 302
202話 憂う
しおりを挟む
衝撃を受けている真っ最中のジェフェリーさんに追い討ちをかけるようですまないが、まだ話は終わっていない。もうひとりの調査対象であったニコラ・イーストン……彼女についても説明しておかなければならないだろう。中庭から戻って来てから今まで、ジェフェリーさんとリズさんには客室での待機を命じていた。よって、彼らはニコラ・イーストンが消息を絶ったことをまだ知らない。
「ジェフェリーさん。あなたの他にもうひとり、我々が調査を行なっていた人物がおります。それはあなたと同じジェムラート家の使用人で、名前はニコラ・イーストン。彼女はここ数日、体調不良を理由に自室で療養中だと聞かされていたのですが……」
一旦言葉を区切り、ジェフェリーさんとリズさんの様子を伺う。瞳が不安そうに揺れていた。そんな彼らをみていると、話の続きをするのを躊躇してしまう。どのように伝えたところで内容は変わらない。無意味かもしれないけれど、出来るだけ落ち着いて聞いて貰えるように、先ほどよりも喋るスピードを遅くして声のトーンを低くした。
「ニコラ・イーストンの部屋は現在もぬけの殻になっています。そこにいるはずの彼女がいなくなってしまったからです」
「いなくなった……ニコラさんが? どうして……」
「私もミシェルから報告を受けたのはつい先刻で、詳しいことはまだ何も……」
ニコラ・イーストンの事を知ったリズさんは、予想通りの反応を示す。ジェフェリーさんの方はリズさんと違って、ニコラ・イーストンの名前を聞いてもあまり驚いたような素振りはなく、ただ困惑しているといった風だ。もしかして――
「ジェフェリーさん、もしやあなたはニコラ・イーストンを知らないのですか?」
「俺は外の仕事ばっかりだから、お屋敷の侍女達全員の名前をまだ覚えていなくて。顔は分かると思いますが……すみません」
「きちんとした紹介は受けていませんものね。ジェフェリーさんが分からなくても仕方ないです」
リズさんですら接点の薄い侍女達のことはよく分からないと言っていた。まして、ニコラ・イーストンはフィオナ様付きだ。クレハ様と仲の良いジェフェリーさんが、交流を深める機会があったとは到底思えないしな。
「あの、その侍女……ニコラさんも魔法使いかもとか、事件に関わってるかもしれないとか……そういった疑いをかけられているのですか?」
「はい。きっかけは些細なことでした。私の部下が公爵邸を訪問した際、彼女の行動に違和感を覚えたからです」
俺たちはその違和感を深読みしていき、ニコラ・イーストンがクレハ様に危害を加えるかもしれないという考えに至ったのだ。けれど、リズさんという目撃者がいたジェフェリーさんとは違って、ニコラ・イーストンに疑いをかける根拠は薄かった。今回の調査が空振りに終わる可能性も充分にあった。こちらとしては何も無ければそれで良い。そう思っていたのに……
期待を裏切るようにニコラ・イーストンは姿を消してしまった。それも俺たちが来るのが分かっていたかのようなタイミングで。
「違和感ですか……」
「まだ我々の予感が当たっているとは限りません。早ければ明日にでも、私がレオン殿下に要請した増援が公爵邸に到着するでしょう。違和感の正体……ニコラ・イーストンに何が起きたのか。それは今後の調査で明らかになるはずです」
ルーイ先生が立てた仮説を正しいとした場合。釣り堀襲撃事件はクレハ様を狙ったもので、ニコラ・イーストンはそれに何らかの形で関与していた。公爵邸から姿を消したのは、罪が暴かれるのを恐れた為となる。
先生が言うと妙に説得力があって困る。言葉が重いというのだろうか……さすが神様だ。実際先生の予想した通り、ニコラ・イーストンは行方をくらましていたのだしな。
助言は非常に有難い。でも今の段階で決め付けてしまうのは早計だ。あらゆる可能性を考慮して行動しなければならない。それにもし、この仮説が立証されてしまったらクレハ様は……
「今日公爵邸で起きたことは、クレハ様にも伝わっているはずです。ジェフェリーさんの無実が明らかになり、お喜びになっているでしょうね」
「まさかこんな事になるとはちっとも思ってなくて……クレハお嬢様に心労を与えてしまい申し訳なかったです」
カレン嬢の暴走に先生の怪我……更にニコラ・イーストンの失踪。胃が痛くなるような出来事の中で、ジェフェリーさんの疑惑が晴れたというのだけは救いだったな。
「リズさん、それにジェフェリーさん……」
「……はい」
「私が言うのもおかしな話ですが、クレハ様をどうかよろしくお願い致します。あの方が信頼するご友人として、これからも心の支えとなってあげて下さい」
ニコラ・イーストンが本当にクレハ様の命を狙ったのだとしたら動機は……やはりフィオナ様の件での逆恨みだろうか。公爵は箝口令まで敷いていたというのに。身内から犯罪を企てる者が出てきてしまったのなら、いよいよ隠すことは不可能だ。我々が意図的に伝えなかったフィオナ様の現状。彼女が妹に向ける歪んだ感情を……クレハ様も知ることになってしまう。
「もちろんです。何度も言いますが、私が今この場にいるのはクレハ様のため。あの方のお役に立つのであれば何でも致します。ジェフェリーさんもそうですよね?」
「あっ、ああ……うん。当然だよ」
フィオナ様のことをクレハ様が知ったらどうなってしまうのか。ニコラ・イーストンへの疑惑が持ち上がった時からずっと心の隅で考えていた。隠し通すことは無理だと理解しつつも、今までそれとなく誤魔化してきた。
リズさんの言葉に勇気づけられはしたけれど、やはり俺は怖い。クレハ様が傷つく姿を想像するだけで堪らなく胸が苦しくなる。
テーブルの上には3人分のティーカップが置かれている。カップの中身はリズさんとジェフェリーさんのために用意したカモミールティー。自分の物も用意したのは正解だった。俺は手前にあるカップを手に取る。カモミールの鎮静作用にあやかるため、ゆっくりと中身を口へ流し込んだ。
「ジェフェリーさん。あなたの他にもうひとり、我々が調査を行なっていた人物がおります。それはあなたと同じジェムラート家の使用人で、名前はニコラ・イーストン。彼女はここ数日、体調不良を理由に自室で療養中だと聞かされていたのですが……」
一旦言葉を区切り、ジェフェリーさんとリズさんの様子を伺う。瞳が不安そうに揺れていた。そんな彼らをみていると、話の続きをするのを躊躇してしまう。どのように伝えたところで内容は変わらない。無意味かもしれないけれど、出来るだけ落ち着いて聞いて貰えるように、先ほどよりも喋るスピードを遅くして声のトーンを低くした。
「ニコラ・イーストンの部屋は現在もぬけの殻になっています。そこにいるはずの彼女がいなくなってしまったからです」
「いなくなった……ニコラさんが? どうして……」
「私もミシェルから報告を受けたのはつい先刻で、詳しいことはまだ何も……」
ニコラ・イーストンの事を知ったリズさんは、予想通りの反応を示す。ジェフェリーさんの方はリズさんと違って、ニコラ・イーストンの名前を聞いてもあまり驚いたような素振りはなく、ただ困惑しているといった風だ。もしかして――
「ジェフェリーさん、もしやあなたはニコラ・イーストンを知らないのですか?」
「俺は外の仕事ばっかりだから、お屋敷の侍女達全員の名前をまだ覚えていなくて。顔は分かると思いますが……すみません」
「きちんとした紹介は受けていませんものね。ジェフェリーさんが分からなくても仕方ないです」
リズさんですら接点の薄い侍女達のことはよく分からないと言っていた。まして、ニコラ・イーストンはフィオナ様付きだ。クレハ様と仲の良いジェフェリーさんが、交流を深める機会があったとは到底思えないしな。
「あの、その侍女……ニコラさんも魔法使いかもとか、事件に関わってるかもしれないとか……そういった疑いをかけられているのですか?」
「はい。きっかけは些細なことでした。私の部下が公爵邸を訪問した際、彼女の行動に違和感を覚えたからです」
俺たちはその違和感を深読みしていき、ニコラ・イーストンがクレハ様に危害を加えるかもしれないという考えに至ったのだ。けれど、リズさんという目撃者がいたジェフェリーさんとは違って、ニコラ・イーストンに疑いをかける根拠は薄かった。今回の調査が空振りに終わる可能性も充分にあった。こちらとしては何も無ければそれで良い。そう思っていたのに……
期待を裏切るようにニコラ・イーストンは姿を消してしまった。それも俺たちが来るのが分かっていたかのようなタイミングで。
「違和感ですか……」
「まだ我々の予感が当たっているとは限りません。早ければ明日にでも、私がレオン殿下に要請した増援が公爵邸に到着するでしょう。違和感の正体……ニコラ・イーストンに何が起きたのか。それは今後の調査で明らかになるはずです」
ルーイ先生が立てた仮説を正しいとした場合。釣り堀襲撃事件はクレハ様を狙ったもので、ニコラ・イーストンはそれに何らかの形で関与していた。公爵邸から姿を消したのは、罪が暴かれるのを恐れた為となる。
先生が言うと妙に説得力があって困る。言葉が重いというのだろうか……さすが神様だ。実際先生の予想した通り、ニコラ・イーストンは行方をくらましていたのだしな。
助言は非常に有難い。でも今の段階で決め付けてしまうのは早計だ。あらゆる可能性を考慮して行動しなければならない。それにもし、この仮説が立証されてしまったらクレハ様は……
「今日公爵邸で起きたことは、クレハ様にも伝わっているはずです。ジェフェリーさんの無実が明らかになり、お喜びになっているでしょうね」
「まさかこんな事になるとはちっとも思ってなくて……クレハお嬢様に心労を与えてしまい申し訳なかったです」
カレン嬢の暴走に先生の怪我……更にニコラ・イーストンの失踪。胃が痛くなるような出来事の中で、ジェフェリーさんの疑惑が晴れたというのだけは救いだったな。
「リズさん、それにジェフェリーさん……」
「……はい」
「私が言うのもおかしな話ですが、クレハ様をどうかよろしくお願い致します。あの方が信頼するご友人として、これからも心の支えとなってあげて下さい」
ニコラ・イーストンが本当にクレハ様の命を狙ったのだとしたら動機は……やはりフィオナ様の件での逆恨みだろうか。公爵は箝口令まで敷いていたというのに。身内から犯罪を企てる者が出てきてしまったのなら、いよいよ隠すことは不可能だ。我々が意図的に伝えなかったフィオナ様の現状。彼女が妹に向ける歪んだ感情を……クレハ様も知ることになってしまう。
「もちろんです。何度も言いますが、私が今この場にいるのはクレハ様のため。あの方のお役に立つのであれば何でも致します。ジェフェリーさんもそうですよね?」
「あっ、ああ……うん。当然だよ」
フィオナ様のことをクレハ様が知ったらどうなってしまうのか。ニコラ・イーストンへの疑惑が持ち上がった時からずっと心の隅で考えていた。隠し通すことは無理だと理解しつつも、今までそれとなく誤魔化してきた。
リズさんの言葉に勇気づけられはしたけれど、やはり俺は怖い。クレハ様が傷つく姿を想像するだけで堪らなく胸が苦しくなる。
テーブルの上には3人分のティーカップが置かれている。カップの中身はリズさんとジェフェリーさんのために用意したカモミールティー。自分の物も用意したのは正解だった。俺は手前にあるカップを手に取る。カモミールの鎮静作用にあやかるため、ゆっくりと中身を口へ流し込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花
恋愛
おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(月水金21:00更新ー本編16話+後日談6話)
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
何も言わずメイドとして働いてこい!とポイされたら、成り上がり令嬢になりました
さち姫
恋愛
シャーリー・サヴォワは伯爵家の双子の妹として産まれた 。実の父と双子の姉、継母に毎日いじめられ、辛い日々を送っていた。特に綺麗で要領のいい双子の姉のいつも比べられ、卑屈になる日々だった。
そんな事ある日、父が、
何も言わず、メイドして働いてこい、
と会ったこともないのにウインザー子爵家に、ポイされる。
そこで、やっと人として愛される事を知る。
ウインザー子爵家で、父のお酒のおつまみとして作っていた料理が素朴ながらも大人気となり、前向きな自分を取り戻していく。
そこで知り合った、ふたりの男性に戸惑いながらも、楽しい三角関係が出来上がっていく。
やっと人間らしく過ごし始めたのに、邪魔をする家族。
その中で、ウインザー子爵の本当の姿を知る。
前に書いていたいた小説に加筆を加えました。ほぼ同じですのでご了承ください。
また、料理については個人的に普段作っているのをある程度載せていますので、深く突っ込むのはやめてくださいm(*_ _)m
第1部の加筆が終わったので、ここから毎日投稿致しますm(_ _)m
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」
まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。
目が覚めたら、婚約破棄されていた。
理由は「地味で面白みがない」から。
泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。
最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。
でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。
厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。
そして就任スピーチで宣言した。
「500人全員の名前を、覚えます」
冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。
悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。
元婚約者は——後悔し始めていた。
婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。
なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます
ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。
前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。
社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。
けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。
家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士――
五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。
遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。
異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。
女性希少世界で、自分の幸せを選べるようになるまでの逆ハーレム恋愛ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる