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222話 好きのそのあと……
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この人はまた俺の了承も無く強引にっ……。こんな場所で誰かに見られたらどうするんだ。
幸い部屋の近くに人の気配は感じないが、いつ状況が変わるか分からないので油断はできない。ついさっきまでは誰か来いと切に願っていたのに、今度は誰も来るなと念じている。思考が目まぐるしく変化して忙しないことこの上ない。
無理矢理引き寄せられたせいで、先生の上に自分の体がもたれ掛かるような体勢になっているのも気になった。決して軽くはないであろう成人男性の体重を受け止めるなんて、腰周りに負担がかかっているに違いない。痛み止めの効果で多少体を動かせるようになったからといって無茶な真似を……
「ルーイ、せんっ……せい。もう……やめっ……」
いい加減長過ぎだろ。唇が腫れる。俺の抗議の声がようやく耳に届いたのか、先生はゆっくりと離れていく。重なっていた互いの唇との間に唾液が糸を引いて顎を濡らした。手の甲でそれを乱暴に拭う。やっとまともに呼吸ができた。先生と視線がぶつかる。興奮のせいか彼の頬には赤みがさしていた。
「ごめん。我慢できなかった」
「……よそのお屋敷でやることではありませんよ」
「だってセディが可愛いから……ついね。しかもされるがままになってくれるからさ」
「やめて下さいと抗議してましたけど。先生にTPOをわきまえて頂くのは無理だと改めて確信しました」
偉そうに物申しているが、こちらも先生をとやかく言えないのだった。第三者に目撃されることや先生の体への負担は真っ先に心配したけれど、この行為自体の嫌悪感は全くなかったのだから。
もしこれが他の男相手だったとしたらどうだろう。考えるまでもないな。触れることすら許さない。問答無用で殴ってる。そいつは俺ではなく床に口づけする羽目になっているだろう。
以前先生が俺のボーダーラインを決めようと提案してきたことを思い出した。指先や肩など体の一部を順番に触っていき、少しでも不快に感じたらそこで終了という実験のようなものだった。自分との身体的接触をどこまで許容できるのか調べたかったとか言ってたな。結果は触れる場所さえ予告されていれば、どこを触られても基本的に問題はないというものだった。
この結果に対して俺は、神である先生を拒絶するなんてできないからだと言い聞かせていた。でもそれは違っていた。神だからではなく、この人だから……好きな相手だから触られても嫌ではなかったのだ。
思い出すと羞恥で叫びだしそうになる。なんて分かりやすいんだ。先生が揶揄いたくなっても仕方がないだろう。
「そんなことより体は大丈夫なんですか。私が寄りかかったせいでまた痛みだしたのでは?」
「平気だってば。てか、今は腰の痛みなんて気にならない。屋敷の中を走り回れるんじゃないかってくらいテンションも上がってる」
「それは薬のおかげですから。馬鹿なこと言ってないで大人しくしていて下さいよ」
「好きだよ、セディ」
「……知ってます」
先生は満足気に笑うと、俺の体を再び引き寄せた。さっきのような勢い任せではなく慎重に。避けようと思えばいくらでもできたのに、それをしないで彼の好きにさせる。俺は先生の腕の中に包まれた。
やっぱり不快な気持ちは全然感じない。むしろこの緩い拘束感が心地良く、安堵すら覚えてしまうくらいだった。偽る必要がなくなったせい? それとも抑圧していた反動だろうか……自覚したばかりの彼への想いがどんどん強く鮮明になっていくようだった。
「ずっとこうしたかった。嬉しい」
「記憶違いですかね。あなたはこれまでも私に対しては割と好き勝手にしていたように思うのですが」
「一方通行じゃないんだよ。感極まるね」
確かに。以前の自分なら間違いなく過剰反応して先生を責め立てていたはずだ。それが今はこんなにも穏やかな気持ちで受け止めている。まだ俺の心配ごとが解決したわけではないのに……心を通わせただけでこうも変わるのか。
「セディ、もう一回言ってよ」
「…………」
「ねぇ、お願い」
「ちょっ……耳元で喋らないで下さいっ……ひっ!?」
肌にぬるりとした感触が伝わる。驚いて体が椅子から跳ね上がりそうになった。ぴちゃぴちゃという水音を立てながら生き物のように動き回るそれは先生の舌だ。耳の形をなぞり、時折穴の中にも侵入しようとする。ぞわぞわとした感覚が体中を駆け巡る。堪らなくなり声が漏れた。
「あっ、くっ……はっ……」
「ほら、セディ。ご褒美なんでしょ。もっと俺を喜ばせて」
耳を嬲っていた舌が別の場所へ移動していく。顔の輪郭を辿って顎の下まで到着すると、先生はそこで口を離した。ほっとしたのも束の間、その後は首筋に顔を埋められた。皮膚を強く吸われて歯を立てられる。
「もう、これ以上はやめてくだ……いいますから!! すきっ……好きです」
「なんか最初のと違って投げやり感があって不満だな。ちゃんと心込めて」
完全に調子乗ってる。ちゃんとしようにも先生の行動に気を取られてしまい集中できない。ぐだぐだとしているうちに行為は更にエスカレートしていき、俺の思考も鈍っていく。抵抗する力さえも弱くなってされるがまま。上着のボタンに手をかけられ、半分ほど脱がせられたところでようやく正気に戻ったのだった。
「先生っ……!!」
「はいはい、分かってるよ。さすがにここではできないからね。俺の体も万全じゃないし……楽しみは後に取っておこう」
渋々といった様子で先生は俺から離れた。執拗に吸いつかれた首周りがチリチリと痛む。危ない。油断してるとすぐこれだ。さっきはすんでの所で思い止まったけど、ここがジェムラート家の屋敷じゃなくて先生が負傷中でなければどうなっていただろうか。
「セドリック」
先生が俺の名前を呼んだ。それとほぼ同時に唇を柔らかい感触が掠める。久しぶりに愛称ではない名前を呼ばれたこと、挨拶のような気軽さで行われた口づけ……どちらも俺の思考を一瞬停止させるには充分だった。俺がどんな反応をするか見越して、狙ってやったであろう張本人はとても良い笑顔で告げるのだった。
「キス……次はお前からしてね」
幸い部屋の近くに人の気配は感じないが、いつ状況が変わるか分からないので油断はできない。ついさっきまでは誰か来いと切に願っていたのに、今度は誰も来るなと念じている。思考が目まぐるしく変化して忙しないことこの上ない。
無理矢理引き寄せられたせいで、先生の上に自分の体がもたれ掛かるような体勢になっているのも気になった。決して軽くはないであろう成人男性の体重を受け止めるなんて、腰周りに負担がかかっているに違いない。痛み止めの効果で多少体を動かせるようになったからといって無茶な真似を……
「ルーイ、せんっ……せい。もう……やめっ……」
いい加減長過ぎだろ。唇が腫れる。俺の抗議の声がようやく耳に届いたのか、先生はゆっくりと離れていく。重なっていた互いの唇との間に唾液が糸を引いて顎を濡らした。手の甲でそれを乱暴に拭う。やっとまともに呼吸ができた。先生と視線がぶつかる。興奮のせいか彼の頬には赤みがさしていた。
「ごめん。我慢できなかった」
「……よそのお屋敷でやることではありませんよ」
「だってセディが可愛いから……ついね。しかもされるがままになってくれるからさ」
「やめて下さいと抗議してましたけど。先生にTPOをわきまえて頂くのは無理だと改めて確信しました」
偉そうに物申しているが、こちらも先生をとやかく言えないのだった。第三者に目撃されることや先生の体への負担は真っ先に心配したけれど、この行為自体の嫌悪感は全くなかったのだから。
もしこれが他の男相手だったとしたらどうだろう。考えるまでもないな。触れることすら許さない。問答無用で殴ってる。そいつは俺ではなく床に口づけする羽目になっているだろう。
以前先生が俺のボーダーラインを決めようと提案してきたことを思い出した。指先や肩など体の一部を順番に触っていき、少しでも不快に感じたらそこで終了という実験のようなものだった。自分との身体的接触をどこまで許容できるのか調べたかったとか言ってたな。結果は触れる場所さえ予告されていれば、どこを触られても基本的に問題はないというものだった。
この結果に対して俺は、神である先生を拒絶するなんてできないからだと言い聞かせていた。でもそれは違っていた。神だからではなく、この人だから……好きな相手だから触られても嫌ではなかったのだ。
思い出すと羞恥で叫びだしそうになる。なんて分かりやすいんだ。先生が揶揄いたくなっても仕方がないだろう。
「そんなことより体は大丈夫なんですか。私が寄りかかったせいでまた痛みだしたのでは?」
「平気だってば。てか、今は腰の痛みなんて気にならない。屋敷の中を走り回れるんじゃないかってくらいテンションも上がってる」
「それは薬のおかげですから。馬鹿なこと言ってないで大人しくしていて下さいよ」
「好きだよ、セディ」
「……知ってます」
先生は満足気に笑うと、俺の体を再び引き寄せた。さっきのような勢い任せではなく慎重に。避けようと思えばいくらでもできたのに、それをしないで彼の好きにさせる。俺は先生の腕の中に包まれた。
やっぱり不快な気持ちは全然感じない。むしろこの緩い拘束感が心地良く、安堵すら覚えてしまうくらいだった。偽る必要がなくなったせい? それとも抑圧していた反動だろうか……自覚したばかりの彼への想いがどんどん強く鮮明になっていくようだった。
「ずっとこうしたかった。嬉しい」
「記憶違いですかね。あなたはこれまでも私に対しては割と好き勝手にしていたように思うのですが」
「一方通行じゃないんだよ。感極まるね」
確かに。以前の自分なら間違いなく過剰反応して先生を責め立てていたはずだ。それが今はこんなにも穏やかな気持ちで受け止めている。まだ俺の心配ごとが解決したわけではないのに……心を通わせただけでこうも変わるのか。
「セディ、もう一回言ってよ」
「…………」
「ねぇ、お願い」
「ちょっ……耳元で喋らないで下さいっ……ひっ!?」
肌にぬるりとした感触が伝わる。驚いて体が椅子から跳ね上がりそうになった。ぴちゃぴちゃという水音を立てながら生き物のように動き回るそれは先生の舌だ。耳の形をなぞり、時折穴の中にも侵入しようとする。ぞわぞわとした感覚が体中を駆け巡る。堪らなくなり声が漏れた。
「あっ、くっ……はっ……」
「ほら、セディ。ご褒美なんでしょ。もっと俺を喜ばせて」
耳を嬲っていた舌が別の場所へ移動していく。顔の輪郭を辿って顎の下まで到着すると、先生はそこで口を離した。ほっとしたのも束の間、その後は首筋に顔を埋められた。皮膚を強く吸われて歯を立てられる。
「もう、これ以上はやめてくだ……いいますから!! すきっ……好きです」
「なんか最初のと違って投げやり感があって不満だな。ちゃんと心込めて」
完全に調子乗ってる。ちゃんとしようにも先生の行動に気を取られてしまい集中できない。ぐだぐだとしているうちに行為は更にエスカレートしていき、俺の思考も鈍っていく。抵抗する力さえも弱くなってされるがまま。上着のボタンに手をかけられ、半分ほど脱がせられたところでようやく正気に戻ったのだった。
「先生っ……!!」
「はいはい、分かってるよ。さすがにここではできないからね。俺の体も万全じゃないし……楽しみは後に取っておこう」
渋々といった様子で先生は俺から離れた。執拗に吸いつかれた首周りがチリチリと痛む。危ない。油断してるとすぐこれだ。さっきはすんでの所で思い止まったけど、ここがジェムラート家の屋敷じゃなくて先生が負傷中でなければどうなっていただろうか。
「セドリック」
先生が俺の名前を呼んだ。それとほぼ同時に唇を柔らかい感触が掠める。久しぶりに愛称ではない名前を呼ばれたこと、挨拶のような気軽さで行われた口づけ……どちらも俺の思考を一瞬停止させるには充分だった。俺がどんな反応をするか見越して、狙ってやったであろう張本人はとても良い笑顔で告げるのだった。
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