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西暦1999年、世界に穴が空いた。
太平洋の海とその上空に黒く塗りつぶされた穴。
そこから異形の怪獣たちが押し寄せ、世界1回滅亡した。
10年続いた新世紀黙示録と呼ばれる戦いから20年、世界は元に、されど歪に平穏さを取り戻した。
新西暦26年、太平洋上に浮かぶ穴の周囲に造られた人工島【ニューアトランティス】。
穴を見下ろすことのできる広場に佇む黒髪に紺のジャンパースカートを着た〔首輪〕の付いた少女が1人。
《EN-183:YUI、通称ユイ》
それが少女、かつて少年だった少女がの名前である。
ポケットからコールの音が鳴り響く。
時間だ。これが鳴ればユイは穴に行かなくてはならない。
穴の入口、厳重に管理された未知から既知になった素材で造られた強固な壁と門。
またポケットからコールの音が鳴る。
ユイは音のなってる手のひらサイズの板を取り出す。
ユイは少々出るのを渋った。数秒たって受話器のボタン押す。
〈遅い。〉
板の画面に映るのは金髪サイドショートテールの少女。
彼女がスポンサーであり、雇い主であり、探索者協会からユイを買った本人である。
「えぇー。アリシアはいつも愛でてくるからやだな……。」
〈だってユイが可愛いのが悪いだもん。〉
全く迷惑な話である。ユイがコールを渋る理由もそれ。アリシアがユイを買ったのも、スポンサーになったのも、新装備を提供するのも可愛いからである。
《アリシア・マギリス》
魔法少女系ガンド=アーマーを主力とするマギカ=カンパニーの社長令嬢である。
「で、依頼内容は?。」
ユイが本題に意識を向かせる。
〈今回の依頼主は《セースア採掘会社》。〉
ガンドニウム鉱石の採掘会社である。
〈レイヤー33にあるLP22採掘場予定地の主《ガーラ》の討伐。〉
レイヤーは穴の階層。主は怪獣である。
「レイヤー33…。」
ユイが小言を漏らす。
〈ユイがいくらギフテッドだからって、単騎撃破はないでしょ。〉
「まあ、あっちも倒産の危機だから是が非でも取りたいだろう。」
ギフテッド。それはこの世界ではガンドニウムに適応した人類を指す。
穴はレイヤーが下がるごとにガンドニウム鉱石の純度が増すが、同時にガンドニウム粒子によりギフテッド以外の人類はたちまち感染、全身の結晶化という末路を辿る。
「行ってくる。」
〈気をつけてね…。〉
アリシアが心配な声でユイを見送る。
ユイが杖のようなものを取り出す。
先端に鉱石のような半透明の石があり、棒の部分にはボタンのような部分が1つある。
ユイが杖のボタンを1回押すとボタンが浮き上がる。浮き上がったボタン押してもう1回押すと、ユイの全身が光のリボンに包まれてその姿はさながら卵のよう。
卵の形のリボン紐が砕かれると魔法少女へと変身したユイが姿を表す。
長袖、ミニスカートのインナーワンピースに、ボレロ風セーラー服の上着を着込み、サイハイブーツとホットパンツほどのスパッツの絶対領域がスカートからチラ見えする。
ユイの目の前にある門の扉が重い音を立てながら、赤い警告の光と共に異世界への入口を開かれる。
門を通過し扉が閉まる。
ユイは左手を前に出すと0と1で構成された魔法陣が現界し、ユイの背丈ほどあるサイバーパンク系の杖へと姿を変えた。
〔意思拡張AIへのニューロリンクを開始〕
杖から発する音声に合わせるようにユイは目をつむった。
「《ガンドリンク:Lスコア44》」
その言葉を合図に黒髪から白っぽい桜色の髪へと変わり、眼が青く輝く。魔力が使える状態に身体が変異した証である。
「さて降りますか。」
ユイは足にある機械から光の翼を展開し、手馴れた動作で門から勢いよく走り出して穴に堕ちた。
《レイヤー33》
到達者が3社ほどしかいない人類が最も深淵に近いとされる穴の奥底である。
大きく翼を展開し少し上昇させて減速し降着を成功させる。
降着後直ぐに周囲を見渡し、着地点にビーコンと安全確保のためのシールド装置に設置する。
「これで良しっと…。」
一息ついた後、ゆっくりと周囲を見渡す。
まず目につくのは背丈をこえるほど大きくなキノコの森、ツタで構成された原生林、発光する球体がぶら下がった植物、山を背負った亀のような生物が背景に溶け込むかのように歩いている。
さながらセンターオブジアースや不思議の国のアリスのワンダーワールドに迷い込んでしまったような感覚である。
しばらく森を歩いて行くと、植物でいっぱいだったところからステージの境目のように綺麗に分断された結晶の森に足を踏み入れる。
ガンドニウム領域と呼ばれる地域がレイヤーごとにそれぞれ存在しており、ここレイヤー33ではこの森である。
そこに住まう主《ガーラ》、マルクト級怪獣。
宝石のような青い眼、岩のような外骨格、各所からガンドニウム鉱石が突き出ていて、さながら虫のようである。
ユイが近づくと、ガーラの眼が青から赤へと変わる。
戦闘開始の合図。
ガーラはユイめがけて外骨格の隙間から触手状のゲル体を伸ばす。
ユイは翼を展開して避けるが壁に当たったゲル体が弾け、1部が衣装に当たる。
たちまち衣装の腐食が始まり溶け始めるとユイは魔力を込めて衣装を修復する。
(厄介だなぁ…)
そう思いながらも隙間を縫うようにガーラの攻撃を避けるユイ。
装甲の1部を分離、杖を砲撃向けの形状へ変化させる。
ユイがガーラの攻撃予定軌道真正面に右手を向けると分離した装甲が集まって傘のような盾となり彼女を守る。
ガーラの攻撃が盾に当たり、ガーラに向かって攻撃が跳ね返る。
跳ね返った攻撃の粒がガーラの外骨格と目に当たり、飛び跳ねるように後退する。
ユイのその瞬間を見逃さす、盾を分離しガーラへと装甲と杖の砲身を向けた。
ユイを目を見開くと同時にガーラの各部位を照準を固定、装甲の砲撃の雨がガーラを襲う。
関節は引き裂かれ、外骨格は削げ落ち、中からガーラの意思の入ったガンドニウムコア結晶が露出する。
結晶を確認次第ユイは杖の引き金を引いて結晶を撃ち抜いた。
それと同時ににガーラは全身が結晶化した後、昆虫の羽に似た4枚の光の羽と光の輪を出現させながら形状崩壊して崩れ落ちた。
「討伐完了…と。」
〔お疲れ様です。YUI様。〕
ユイの言葉足らず杖が答える形で依頼は終了した。
ビーコンを頼りにレイヤー33の拠点へと戻ってきたユイは光の翼を展開して飛び立ち、入ってきた門の前に帰ってきた。
重い扉が開くとユイ途端に面倒くさそうな顔で門をくぐった。
それもそのはず、アリシアがユイを迎えに来たのである。
「おかえりユイ。」
キラキラした笑顔でユイに抱きついてきた。
ユイはそれをひらりとかわしたが、アリシアは体勢を崩すことなく抱きついた。
そして顔をスリスリした後に深くまるでユイの空気を取り込むように吸い込んだ。
(えぇ…。)
漫画だったらユイは細い目をしている表情で変身を解除した。
ユイとアリシアの2人は今、ニューアトランティスにあるアリシアの別荘の大浴場に仲良く?入浴している。
「今日の怪獣はどうだった?。」
「今日のは服を溶かしてくるやつでちょっと大変だった。」
「Hなやつ!?」
とアリシアがキラキラした目でユイを見つめる。
(いったい何を期待している…)と言った表情で目をそらす。
アリシアに買われてからというものの、大概こういう話が多く。ユイがアリシアが苦手な原因でもある。
「なんだ…。」
杖に記録された先の戦闘の映像を見たアリシアのセリフがこれである。かなりガッカリした様子で、どうやら魔法少女敗北系のアレを少し期待していたようである。ユイにははた迷惑な感想で深いため息をついているとアリシアが特殊金属でできたユイの首輪に触れる。
等間隔で配置された赤い結晶と、電子回路のような赤い光の線が走っている。
「こんなのが必要ない世界になって欲しいのに…。」
そんなアリシアの小声の願いが聞こえてしまったユイは少し目をつむった。
《ガンド=リング》
ギフテッドに装着が義務付けされている強制自爆装置であり、ニューアトランティスの外側に対する安全と安心、そして保険と信頼の証でもある。
大浴場を出て自分の部屋に帰ったユイは窓から見えるビル群の光の森を見ていた。
首輪を優しく撫でながら記憶に微かに残ってる唄を歌いながらここにくる前の記憶、少年だった頃の記憶を思い出そうとしたが、霧がかかったように曖昧に思い出せるがそれ以上はやはり無理だった。
朝を迎えたユイは、ベッドから目を覚まし、白いシャツにジャンパースカート、ボレロからなるアリシアの用意した制服を着て、アリシアの待つ食卓に向かった。
太平洋の海とその上空に黒く塗りつぶされた穴。
そこから異形の怪獣たちが押し寄せ、世界1回滅亡した。
10年続いた新世紀黙示録と呼ばれる戦いから20年、世界は元に、されど歪に平穏さを取り戻した。
新西暦26年、太平洋上に浮かぶ穴の周囲に造られた人工島【ニューアトランティス】。
穴を見下ろすことのできる広場に佇む黒髪に紺のジャンパースカートを着た〔首輪〕の付いた少女が1人。
《EN-183:YUI、通称ユイ》
それが少女、かつて少年だった少女がの名前である。
ポケットからコールの音が鳴り響く。
時間だ。これが鳴ればユイは穴に行かなくてはならない。
穴の入口、厳重に管理された未知から既知になった素材で造られた強固な壁と門。
またポケットからコールの音が鳴る。
ユイは音のなってる手のひらサイズの板を取り出す。
ユイは少々出るのを渋った。数秒たって受話器のボタン押す。
〈遅い。〉
板の画面に映るのは金髪サイドショートテールの少女。
彼女がスポンサーであり、雇い主であり、探索者協会からユイを買った本人である。
「えぇー。アリシアはいつも愛でてくるからやだな……。」
〈だってユイが可愛いのが悪いだもん。〉
全く迷惑な話である。ユイがコールを渋る理由もそれ。アリシアがユイを買ったのも、スポンサーになったのも、新装備を提供するのも可愛いからである。
《アリシア・マギリス》
魔法少女系ガンド=アーマーを主力とするマギカ=カンパニーの社長令嬢である。
「で、依頼内容は?。」
ユイが本題に意識を向かせる。
〈今回の依頼主は《セースア採掘会社》。〉
ガンドニウム鉱石の採掘会社である。
〈レイヤー33にあるLP22採掘場予定地の主《ガーラ》の討伐。〉
レイヤーは穴の階層。主は怪獣である。
「レイヤー33…。」
ユイが小言を漏らす。
〈ユイがいくらギフテッドだからって、単騎撃破はないでしょ。〉
「まあ、あっちも倒産の危機だから是が非でも取りたいだろう。」
ギフテッド。それはこの世界ではガンドニウムに適応した人類を指す。
穴はレイヤーが下がるごとにガンドニウム鉱石の純度が増すが、同時にガンドニウム粒子によりギフテッド以外の人類はたちまち感染、全身の結晶化という末路を辿る。
「行ってくる。」
〈気をつけてね…。〉
アリシアが心配な声でユイを見送る。
ユイが杖のようなものを取り出す。
先端に鉱石のような半透明の石があり、棒の部分にはボタンのような部分が1つある。
ユイが杖のボタンを1回押すとボタンが浮き上がる。浮き上がったボタン押してもう1回押すと、ユイの全身が光のリボンに包まれてその姿はさながら卵のよう。
卵の形のリボン紐が砕かれると魔法少女へと変身したユイが姿を表す。
長袖、ミニスカートのインナーワンピースに、ボレロ風セーラー服の上着を着込み、サイハイブーツとホットパンツほどのスパッツの絶対領域がスカートからチラ見えする。
ユイの目の前にある門の扉が重い音を立てながら、赤い警告の光と共に異世界への入口を開かれる。
門を通過し扉が閉まる。
ユイは左手を前に出すと0と1で構成された魔法陣が現界し、ユイの背丈ほどあるサイバーパンク系の杖へと姿を変えた。
〔意思拡張AIへのニューロリンクを開始〕
杖から発する音声に合わせるようにユイは目をつむった。
「《ガンドリンク:Lスコア44》」
その言葉を合図に黒髪から白っぽい桜色の髪へと変わり、眼が青く輝く。魔力が使える状態に身体が変異した証である。
「さて降りますか。」
ユイは足にある機械から光の翼を展開し、手馴れた動作で門から勢いよく走り出して穴に堕ちた。
《レイヤー33》
到達者が3社ほどしかいない人類が最も深淵に近いとされる穴の奥底である。
大きく翼を展開し少し上昇させて減速し降着を成功させる。
降着後直ぐに周囲を見渡し、着地点にビーコンと安全確保のためのシールド装置に設置する。
「これで良しっと…。」
一息ついた後、ゆっくりと周囲を見渡す。
まず目につくのは背丈をこえるほど大きくなキノコの森、ツタで構成された原生林、発光する球体がぶら下がった植物、山を背負った亀のような生物が背景に溶け込むかのように歩いている。
さながらセンターオブジアースや不思議の国のアリスのワンダーワールドに迷い込んでしまったような感覚である。
しばらく森を歩いて行くと、植物でいっぱいだったところからステージの境目のように綺麗に分断された結晶の森に足を踏み入れる。
ガンドニウム領域と呼ばれる地域がレイヤーごとにそれぞれ存在しており、ここレイヤー33ではこの森である。
そこに住まう主《ガーラ》、マルクト級怪獣。
宝石のような青い眼、岩のような外骨格、各所からガンドニウム鉱石が突き出ていて、さながら虫のようである。
ユイが近づくと、ガーラの眼が青から赤へと変わる。
戦闘開始の合図。
ガーラはユイめがけて外骨格の隙間から触手状のゲル体を伸ばす。
ユイは翼を展開して避けるが壁に当たったゲル体が弾け、1部が衣装に当たる。
たちまち衣装の腐食が始まり溶け始めるとユイは魔力を込めて衣装を修復する。
(厄介だなぁ…)
そう思いながらも隙間を縫うようにガーラの攻撃を避けるユイ。
装甲の1部を分離、杖を砲撃向けの形状へ変化させる。
ユイがガーラの攻撃予定軌道真正面に右手を向けると分離した装甲が集まって傘のような盾となり彼女を守る。
ガーラの攻撃が盾に当たり、ガーラに向かって攻撃が跳ね返る。
跳ね返った攻撃の粒がガーラの外骨格と目に当たり、飛び跳ねるように後退する。
ユイのその瞬間を見逃さす、盾を分離しガーラへと装甲と杖の砲身を向けた。
ユイを目を見開くと同時にガーラの各部位を照準を固定、装甲の砲撃の雨がガーラを襲う。
関節は引き裂かれ、外骨格は削げ落ち、中からガーラの意思の入ったガンドニウムコア結晶が露出する。
結晶を確認次第ユイは杖の引き金を引いて結晶を撃ち抜いた。
それと同時ににガーラは全身が結晶化した後、昆虫の羽に似た4枚の光の羽と光の輪を出現させながら形状崩壊して崩れ落ちた。
「討伐完了…と。」
〔お疲れ様です。YUI様。〕
ユイの言葉足らず杖が答える形で依頼は終了した。
ビーコンを頼りにレイヤー33の拠点へと戻ってきたユイは光の翼を展開して飛び立ち、入ってきた門の前に帰ってきた。
重い扉が開くとユイ途端に面倒くさそうな顔で門をくぐった。
それもそのはず、アリシアがユイを迎えに来たのである。
「おかえりユイ。」
キラキラした笑顔でユイに抱きついてきた。
ユイはそれをひらりとかわしたが、アリシアは体勢を崩すことなく抱きついた。
そして顔をスリスリした後に深くまるでユイの空気を取り込むように吸い込んだ。
(えぇ…。)
漫画だったらユイは細い目をしている表情で変身を解除した。
ユイとアリシアの2人は今、ニューアトランティスにあるアリシアの別荘の大浴場に仲良く?入浴している。
「今日の怪獣はどうだった?。」
「今日のは服を溶かしてくるやつでちょっと大変だった。」
「Hなやつ!?」
とアリシアがキラキラした目でユイを見つめる。
(いったい何を期待している…)と言った表情で目をそらす。
アリシアに買われてからというものの、大概こういう話が多く。ユイがアリシアが苦手な原因でもある。
「なんだ…。」
杖に記録された先の戦闘の映像を見たアリシアのセリフがこれである。かなりガッカリした様子で、どうやら魔法少女敗北系のアレを少し期待していたようである。ユイにははた迷惑な感想で深いため息をついているとアリシアが特殊金属でできたユイの首輪に触れる。
等間隔で配置された赤い結晶と、電子回路のような赤い光の線が走っている。
「こんなのが必要ない世界になって欲しいのに…。」
そんなアリシアの小声の願いが聞こえてしまったユイは少し目をつむった。
《ガンド=リング》
ギフテッドに装着が義務付けされている強制自爆装置であり、ニューアトランティスの外側に対する安全と安心、そして保険と信頼の証でもある。
大浴場を出て自分の部屋に帰ったユイは窓から見えるビル群の光の森を見ていた。
首輪を優しく撫でながら記憶に微かに残ってる唄を歌いながらここにくる前の記憶、少年だった頃の記憶を思い出そうとしたが、霧がかかったように曖昧に思い出せるがそれ以上はやはり無理だった。
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