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第2章
第7話 走ってばかりの一日
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走って学校に到着した3人は、息をつく暇もなく作業を開始した。
道具を運んでくる霜矢に向かって、夏樹が叫ぶ。
「須縄、写真の提出は消印有効だろ? 何時までならいける?」
「ええと、近くの郵便受けの回収が17時だから、それまでかな」
授業開始まで2時間と少し、昼休みに1時間、放課後に約2時間。
写真のプリントの手間も考えると、本当に時間がない。
「俺は雲を彫る。須縄と真城さんは体部分の形を荒く削りだして。細かいところは俺が調整する」
「オッケー。深冬ちゃん、そっちをお願い」
3人で叫び合いながら、金属のスコップとヘラでがつがつ雪を叩いていく。
雲だ。雲を彫れ。なるべくふわふわに。早く、正確に、彫れ。どんどん彫れ。
めまぐるしく手を動かして、雲を形作っていく。
舞い上がった雪片が朝日に透けて、まるで空に戻りたがっている雲のかけらのように踊った。
深冬が悲鳴を上げる。
「ごめん霜矢、右腕のところが折れちゃった!」
「わかった、もう一本作っとく! 深冬ちゃんはあとは脚を頼む。時原、雲の進捗は?」
「3割、いや3割弱」
ふいに、正門の方から声が聞こえた。
「あの人たち、何やってるんだろ」
「除雪、じゃないよね? 美術部かな?」
朝練に来た運動部たちだった。
思わず、手が震えて雲にこぶし大の穴が開いた。
見られている。
自分の彫る姿を、観察されている。
俺の作品を、みんなが下手だと笑う。下手だと……。
霜矢が額の汗をぬぐって、夏樹の方を見下ろした。
「よーし、なんとか腕直せたぞ。時原、ちょっとバランス見てくんない?……時原?」
霜矢がぎょっとして、夏樹のところまで下りてくる。
「時原、大丈夫か?」
「あ……俺……」
「ちょっとこっち来い!」
霜矢が夏樹を用具入れの裏までぐいぐい引っ張っていく。
「どうした時原、体調悪いか?」
「ごめん、俺、手が、震えて」
「深呼吸して。ゆっくり、吸って、吐いて」
「はあっ、ひゅっ、はっ……」
霜矢が少し背伸びして、夏樹の体を抱きしめた。
「大丈夫。大丈夫。な?」
背中を優しくたたかれて、少しずつ呼吸が落ち着いていく。
「みんな時原の腕前に感心してるんだよ。お前の華麗な手さばきに見とれてんだ。俺たちの作ってる姿、学校の奴らに見せびらかしてやろうぜ」
「はっ……なんだよそれ」
「よし、顔色戻ってきたな」
霜矢が体を離して笑う。
「時原、もう大丈夫?」
「ああ……悪いな」
「いいって」
二人で雪山に戻ると、深冬が半べそで雪像を彫っていた。
「霜矢~顔のバランスがうまく取れないよう」
「よし、俺に任せろ!」
持ち場に戻って、雪をがりがり彫りながら、夏樹は霜矢の方を見ずに尋ねた。
「須縄、お前、人を落ち着かせるの得意なの?」
霜矢も作業に集中しながら答える。
「んー? 従兄の兄ちゃんが昔よくやってくれたんだよなあ」
「ふーん」
不思議だった。さっきまで震えていた手が、今はまるで芯を持ったように動く。
霜矢の言葉は、雪の中でもちゃんとあたたかかった。
その後も、予鈴が鳴るまで雪を削り続けた。
昼休みにも何も食べずに正門前に集合し、放課後も教室を飛び出してひたすら彫った。
空が少し暗くなり始めた頃。
ようやく夏樹はスコップとヘラを置いた。
「で、できた……須縄、そっちは?」
「こっちもできた! ありがとう、時原、深冬ちゃん!」
「とにかく撮るぞ!」
大慌てで写真を撮り、コンビニまで走ってプリントし、封筒に宛先を書いて走って郵便ポストに向かう。
ちょうど郵便局員がポストの鍵を閉めて、バイクで出発しようとしているところだった。
「あっ、待って! お兄さん!」
霜矢が走りながら大声で叫ぶが、声が届いていないようだ。
夏樹もぜえぜえ言いながらバイクに向かって叫ぶが、郵便局員には届かない。
「霜矢、それ貸して!」
深冬が霜矢の手から封筒をひったくり、とんでもない速さで走り出した。
「待ってくださーい! 郵便屋さーん!」
ようやく赤いバイクが停車する。
深冬が郵便局員に封筒を手渡すのを遠目に眺めながら、夏樹は地面にへたり込んだ。
「はあ、はあ、何、あれ、真城さん、足、速すぎねえ……?」
「はあ、はあ、深冬ちゃん、元陸上部だから……」
深冬が笑顔で走って戻ってくる。
「渡せた! 今日の消印で出してくれるって!」
霜矢が空に向かって拳を突き上げる。
「やったー! やったよ俺たち!」
まだぜえぜえ言っている夏樹に向かって、霜矢が笑いかける。
「なんか走ってばっかの一日だったな。時原、深冬ちゃん、どうする? ラーメンとか行く?」
「体力お化けかよ。俺は帰ってすぐ寝たい」
「あはは、私もー」
3人は顔を見合わせて笑った。
あたりはもうかなり暗かったが、霜矢の笑う顔が眩しかった。
ああ、もうだめだ。俺、こいつのこと好きだ。
実感すると、顔に血がのぼって、夏樹は膝の間に顔を隠した。
「それでさ、時原に聞きたいんだけど」
霜矢がいきなりもじもじし始める。
「ああ?」
「雪像班に正式入部、しない?」
霜矢と深冬が期待のこもった目でじーとこちらを見てくる。
夏樹は呆れたように笑った。
どうしようもなく心が満ちて、何かが柔らかく決壊する音がした気がした。
もう抗う理由なんてどこにもない。
「ああ、するよ」
霜矢と深冬の目がうるっと丸くなり、喉がきゅっとなる。
「やったー!」
「わーい!」
飛び跳ねる2人を見て、夏樹も笑った。
白く染まった放課後に、はじめて本当の「放課後」を見つけた気がした。
道具を運んでくる霜矢に向かって、夏樹が叫ぶ。
「須縄、写真の提出は消印有効だろ? 何時までならいける?」
「ええと、近くの郵便受けの回収が17時だから、それまでかな」
授業開始まで2時間と少し、昼休みに1時間、放課後に約2時間。
写真のプリントの手間も考えると、本当に時間がない。
「俺は雲を彫る。須縄と真城さんは体部分の形を荒く削りだして。細かいところは俺が調整する」
「オッケー。深冬ちゃん、そっちをお願い」
3人で叫び合いながら、金属のスコップとヘラでがつがつ雪を叩いていく。
雲だ。雲を彫れ。なるべくふわふわに。早く、正確に、彫れ。どんどん彫れ。
めまぐるしく手を動かして、雲を形作っていく。
舞い上がった雪片が朝日に透けて、まるで空に戻りたがっている雲のかけらのように踊った。
深冬が悲鳴を上げる。
「ごめん霜矢、右腕のところが折れちゃった!」
「わかった、もう一本作っとく! 深冬ちゃんはあとは脚を頼む。時原、雲の進捗は?」
「3割、いや3割弱」
ふいに、正門の方から声が聞こえた。
「あの人たち、何やってるんだろ」
「除雪、じゃないよね? 美術部かな?」
朝練に来た運動部たちだった。
思わず、手が震えて雲にこぶし大の穴が開いた。
見られている。
自分の彫る姿を、観察されている。
俺の作品を、みんなが下手だと笑う。下手だと……。
霜矢が額の汗をぬぐって、夏樹の方を見下ろした。
「よーし、なんとか腕直せたぞ。時原、ちょっとバランス見てくんない?……時原?」
霜矢がぎょっとして、夏樹のところまで下りてくる。
「時原、大丈夫か?」
「あ……俺……」
「ちょっとこっち来い!」
霜矢が夏樹を用具入れの裏までぐいぐい引っ張っていく。
「どうした時原、体調悪いか?」
「ごめん、俺、手が、震えて」
「深呼吸して。ゆっくり、吸って、吐いて」
「はあっ、ひゅっ、はっ……」
霜矢が少し背伸びして、夏樹の体を抱きしめた。
「大丈夫。大丈夫。な?」
背中を優しくたたかれて、少しずつ呼吸が落ち着いていく。
「みんな時原の腕前に感心してるんだよ。お前の華麗な手さばきに見とれてんだ。俺たちの作ってる姿、学校の奴らに見せびらかしてやろうぜ」
「はっ……なんだよそれ」
「よし、顔色戻ってきたな」
霜矢が体を離して笑う。
「時原、もう大丈夫?」
「ああ……悪いな」
「いいって」
二人で雪山に戻ると、深冬が半べそで雪像を彫っていた。
「霜矢~顔のバランスがうまく取れないよう」
「よし、俺に任せろ!」
持ち場に戻って、雪をがりがり彫りながら、夏樹は霜矢の方を見ずに尋ねた。
「須縄、お前、人を落ち着かせるの得意なの?」
霜矢も作業に集中しながら答える。
「んー? 従兄の兄ちゃんが昔よくやってくれたんだよなあ」
「ふーん」
不思議だった。さっきまで震えていた手が、今はまるで芯を持ったように動く。
霜矢の言葉は、雪の中でもちゃんとあたたかかった。
その後も、予鈴が鳴るまで雪を削り続けた。
昼休みにも何も食べずに正門前に集合し、放課後も教室を飛び出してひたすら彫った。
空が少し暗くなり始めた頃。
ようやく夏樹はスコップとヘラを置いた。
「で、できた……須縄、そっちは?」
「こっちもできた! ありがとう、時原、深冬ちゃん!」
「とにかく撮るぞ!」
大慌てで写真を撮り、コンビニまで走ってプリントし、封筒に宛先を書いて走って郵便ポストに向かう。
ちょうど郵便局員がポストの鍵を閉めて、バイクで出発しようとしているところだった。
「あっ、待って! お兄さん!」
霜矢が走りながら大声で叫ぶが、声が届いていないようだ。
夏樹もぜえぜえ言いながらバイクに向かって叫ぶが、郵便局員には届かない。
「霜矢、それ貸して!」
深冬が霜矢の手から封筒をひったくり、とんでもない速さで走り出した。
「待ってくださーい! 郵便屋さーん!」
ようやく赤いバイクが停車する。
深冬が郵便局員に封筒を手渡すのを遠目に眺めながら、夏樹は地面にへたり込んだ。
「はあ、はあ、何、あれ、真城さん、足、速すぎねえ……?」
「はあ、はあ、深冬ちゃん、元陸上部だから……」
深冬が笑顔で走って戻ってくる。
「渡せた! 今日の消印で出してくれるって!」
霜矢が空に向かって拳を突き上げる。
「やったー! やったよ俺たち!」
まだぜえぜえ言っている夏樹に向かって、霜矢が笑いかける。
「なんか走ってばっかの一日だったな。時原、深冬ちゃん、どうする? ラーメンとか行く?」
「体力お化けかよ。俺は帰ってすぐ寝たい」
「あはは、私もー」
3人は顔を見合わせて笑った。
あたりはもうかなり暗かったが、霜矢の笑う顔が眩しかった。
ああ、もうだめだ。俺、こいつのこと好きだ。
実感すると、顔に血がのぼって、夏樹は膝の間に顔を隠した。
「それでさ、時原に聞きたいんだけど」
霜矢がいきなりもじもじし始める。
「ああ?」
「雪像班に正式入部、しない?」
霜矢と深冬が期待のこもった目でじーとこちらを見てくる。
夏樹は呆れたように笑った。
どうしようもなく心が満ちて、何かが柔らかく決壊する音がした気がした。
もう抗う理由なんてどこにもない。
「ああ、するよ」
霜矢と深冬の目がうるっと丸くなり、喉がきゅっとなる。
「やったー!」
「わーい!」
飛び跳ねる2人を見て、夏樹も笑った。
白く染まった放課後に、はじめて本当の「放課後」を見つけた気がした。
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