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第26話、ゾンビ戦1
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「うめき声が聞こえます! なのでおそらく、ゾンビです!」
ZOMBI!? 流石異世界、そんなのもいるのか!
ゾンビと言えば作品によってタイプが異なるはずだ。基本的には徒歩移動のゾンビが主流だと思うが、もしも走るタイプのゾンビだった場合かなり不味い。当
然恐怖的な意味合いでだ。絶対こわい。
「……ゾンビはゴブリンよりも強いのか?」
「ゾンビ自体はそこまで強くないけど、頭を潰さない限り動き続けるから厄介よ。しかもゾンビはゴブリンと違って、絶対に複数体で行動するのよ。だから正直数次第ね……十体以上ってなると少し厳しいわ。」
「……視認できるだけでも、おそらく二十体以上はいます……!」
「……不味いわね。今の私達でその数のゾンビを同時に相手するのは……」
今日は一体何なんだ……? 雌のオークと言いゾンビと言い……呪われてるとしか思えない展開が続いている。こういう目に遭うのは、物語の主人公みたいな奴だけでいいじゃあないか? それともこの世界の神様は、俺を主人公だと勘違いしているのか? それだったらもっとこう、シンプルに強い力が欲しかったんだが。
「どうする? ここは尻尾を巻いて逃げるか?」
「こんな暗闇の中で闇雲に逃げ回っても、上手く逃げ切れるとは思えない……ここは覚悟を決めて戦うしかないわ! あんたも覚悟を決めなさい!」
覚悟を決めろと言われてもな。ゴブリン程度でひぃひぃ言う程度の俺が、ルビサファ姉妹でも狼狽えるような相手に勝てるわけないじゃあないか。一対一ならまだしも、俺に複数体の相手を同時に処理する力はない。フッ……短い、人生だったな……
……いや、待てよ……? もしかしたらこの状況、何とかなるとまでは言わないでも、多少なら状況を打開することができるかもしれないぞ。そもそもこの世界で通用するのか分からない上に、仮に通用するのだとしても俺の”アレ”が効くのかはかなり怪しい所である。だがやってみる価値はあるはずだ。どうせこのまま普通に戦っても死ぬ可能性が高いのなら、やるだけやって死ぬ方がいい。
よし、思い立ったが吉日。俺は下半身を防護している布類を全て取り払い、俺の息子を自由の身にした。当然、既に準備は万端だ。
「!? ちょっとあんた何してんの!? こんな時にふざけてる場合じゃないでしょ!?」
隣にいたルビーが何やら騒いでいるが、俺はいたって真面目だ。何もふざけて等いない。俺は真面目に下半身を露出し、息子を臨戦態勢にしただけだ。
「……!? あれが、ザーメンさんの……!」
後ろを振り向いて俺の方を見たサファイアの視線が、準備万端な俺の息子を捉えて離さない。あの村でも思ったが、サファイアはやはり男性経験がないんだろうな。初い奴め。まぁ俺も女性経験等ないのだが。
「俺に、考えがある。」
「あんた、ゾンビ目の前にした状態で男性器露出させて何言ってるの!? いいから早くソレしまいなさいよ!」
「まぁ見ていろ……俺がこの状況、突破してやる!」
ZOMBI!? 流石異世界、そんなのもいるのか!
ゾンビと言えば作品によってタイプが異なるはずだ。基本的には徒歩移動のゾンビが主流だと思うが、もしも走るタイプのゾンビだった場合かなり不味い。当
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「ゾンビ自体はそこまで強くないけど、頭を潰さない限り動き続けるから厄介よ。しかもゾンビはゴブリンと違って、絶対に複数体で行動するのよ。だから正直数次第ね……十体以上ってなると少し厳しいわ。」
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「……不味いわね。今の私達でその数のゾンビを同時に相手するのは……」
今日は一体何なんだ……? 雌のオークと言いゾンビと言い……呪われてるとしか思えない展開が続いている。こういう目に遭うのは、物語の主人公みたいな奴だけでいいじゃあないか? それともこの世界の神様は、俺を主人公だと勘違いしているのか? それだったらもっとこう、シンプルに強い力が欲しかったんだが。
「どうする? ここは尻尾を巻いて逃げるか?」
「こんな暗闇の中で闇雲に逃げ回っても、上手く逃げ切れるとは思えない……ここは覚悟を決めて戦うしかないわ! あんたも覚悟を決めなさい!」
覚悟を決めろと言われてもな。ゴブリン程度でひぃひぃ言う程度の俺が、ルビサファ姉妹でも狼狽えるような相手に勝てるわけないじゃあないか。一対一ならまだしも、俺に複数体の相手を同時に処理する力はない。フッ……短い、人生だったな……
……いや、待てよ……? もしかしたらこの状況、何とかなるとまでは言わないでも、多少なら状況を打開することができるかもしれないぞ。そもそもこの世界で通用するのか分からない上に、仮に通用するのだとしても俺の”アレ”が効くのかはかなり怪しい所である。だがやってみる価値はあるはずだ。どうせこのまま普通に戦っても死ぬ可能性が高いのなら、やるだけやって死ぬ方がいい。
よし、思い立ったが吉日。俺は下半身を防護している布類を全て取り払い、俺の息子を自由の身にした。当然、既に準備は万端だ。
「!? ちょっとあんた何してんの!? こんな時にふざけてる場合じゃないでしょ!?」
隣にいたルビーが何やら騒いでいるが、俺はいたって真面目だ。何もふざけて等いない。俺は真面目に下半身を露出し、息子を臨戦態勢にしただけだ。
「……!? あれが、ザーメンさんの……!」
後ろを振り向いて俺の方を見たサファイアの視線が、準備万端な俺の息子を捉えて離さない。あの村でも思ったが、サファイアはやはり男性経験がないんだろうな。初い奴め。まぁ俺も女性経験等ないのだが。
「俺に、考えがある。」
「あんた、ゾンビ目の前にした状態で男性器露出させて何言ってるの!? いいから早くソレしまいなさいよ!」
「まぁ見ていろ……俺がこの状況、突破してやる!」
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