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第34話、友人一行2
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どうやら俺の考えは甘かったようだ。治療所とやらに到着して真珠達の状態を見てもらったのだが、何とも言えない結果となった。
まず、真珠の腕は治せない。身体に負った傷の大半はなんとかなるらしいが、治ったとしても傷跡は残るらしい。
この世界ではなくなった腕を生やしたりする方法もあるにはあるらしいが、最高級の回復薬を使用するか、最上級の回復魔法を使うかするしかないらしい。
回復薬がレアなのは当然として、最上級の回復魔法の使い手も世界に数人いるかいないか程度との事。少なくともこの町やその周辺にはいないようだ。
そして当然ビッチの喉も治らない。真珠達は現在意識を失っているので詳しい事は分からないが、もしかしたら魔法に関係があるのかもしれないとサファイアが言っていた。
この世界で魔法を使用する際は、必ず詠唱を声に出さないといけないらしく、そのため喉さえ潰してしまえば魔法使いはその時点でゴミクズ同然になるとの事。ゴミクズってのは俺が勝手に言っているだけで、サファイアはそんな汚い言葉を使っていない。念の為。
とりあえず今は身体の傷を治療してもらっているが、怪我が怪我なので治るまでにかなりの時間がかかるらしい。命に別状はないようだが、戦うのはまず不可能だろうとの事だ。まぁつまり何だ、真珠達を救えるのは俺しかいないってことだな。
「……どうするの? あんたならこの人達を救えると思うんだけど。」
ルビーがこんな事を言ってくる。だがこんな人がたくさんいる状況で、いきなり男性器を露出するわけにもいかないだろう。そんな事をしようものなら、まず牢屋行きは避けられない。
今の所命に別状はないようなので、真珠達が意識を取り戻すのを待つのがいいかもしれないな。治すかどうかの判断は、それからでも遅くないだろう。
「今日の所はとりあえず帰ろう。治すにしても、こんな人前じゃできないしな。」
「……あんたがそれでいいなら、私達も文句はないわ。でもいいの? この二人、特にこの腕を失ってる人。この人ってあんたの大事な人とかなんじゃないの?」
……こいつは一体何を言っているんだ? 確かに真珠は中学時代からの友人だ。大事かどうかと言えば大事だろう。それなりに付き合いも長いしな。だがこんな人前で息子を露出して、牢屋へ打ち込まれる危険を負ってまで早く治す程の仲でもない。言ってしまえばただの男友達だしな。
「……? いや、別にそんな事はないぞ。真珠は俺の友人だが、言ってしまえばただの男友達だしな。命に別状はないようだし、別に危険を負ってまで治す程でもないだろう。それにそっちの女はただの顔見知り程度だ。なおさら治す理由がない。」
「……あんたそれ本気で言ってるの?」
「……ザーメンさん、それは流石にないと思いますよ。」
ルビサファ姉妹が急に、心底呆れたと言った態度になった。俺は今何か変な事を言っただろうか。もしかしてこいつらは俺を、正義のヒーローか何かと勘違いしているんじゃあないだろうな。見返りがあるわけでもないのに、危険を犯してまで治療をする必要なんかないだろう。
「……まぁいいわ。事実を知った時のあんたの反応、楽しみにしておくわ。」
「そうですね。私も楽しみにしておきます。」
「事実?」
本当に何なんだ、こいつらは。事実を知った時の俺の反応? 何か俺が知らないで、ルビサファ姉妹は知っている何か重大な事でもあると言うのか?
「おい、何ださっきから。俺は何か変な事を言ったか?」
「……別にー? その人達が目覚めたら、聞いてみればいいんじゃない?」
本当に意味が分からん。まぁ分からんものは幾ら考えても分からんからな。二人が目覚めたら、色々聞いてみればいいだろう。とりあえず今日はこのまま飯を食べて、それから寝るとしよう。
まず、真珠の腕は治せない。身体に負った傷の大半はなんとかなるらしいが、治ったとしても傷跡は残るらしい。
この世界ではなくなった腕を生やしたりする方法もあるにはあるらしいが、最高級の回復薬を使用するか、最上級の回復魔法を使うかするしかないらしい。
回復薬がレアなのは当然として、最上級の回復魔法の使い手も世界に数人いるかいないか程度との事。少なくともこの町やその周辺にはいないようだ。
そして当然ビッチの喉も治らない。真珠達は現在意識を失っているので詳しい事は分からないが、もしかしたら魔法に関係があるのかもしれないとサファイアが言っていた。
この世界で魔法を使用する際は、必ず詠唱を声に出さないといけないらしく、そのため喉さえ潰してしまえば魔法使いはその時点でゴミクズ同然になるとの事。ゴミクズってのは俺が勝手に言っているだけで、サファイアはそんな汚い言葉を使っていない。念の為。
とりあえず今は身体の傷を治療してもらっているが、怪我が怪我なので治るまでにかなりの時間がかかるらしい。命に別状はないようだが、戦うのはまず不可能だろうとの事だ。まぁつまり何だ、真珠達を救えるのは俺しかいないってことだな。
「……どうするの? あんたならこの人達を救えると思うんだけど。」
ルビーがこんな事を言ってくる。だがこんな人がたくさんいる状況で、いきなり男性器を露出するわけにもいかないだろう。そんな事をしようものなら、まず牢屋行きは避けられない。
今の所命に別状はないようなので、真珠達が意識を取り戻すのを待つのがいいかもしれないな。治すかどうかの判断は、それからでも遅くないだろう。
「今日の所はとりあえず帰ろう。治すにしても、こんな人前じゃできないしな。」
「……あんたがそれでいいなら、私達も文句はないわ。でもいいの? この二人、特にこの腕を失ってる人。この人ってあんたの大事な人とかなんじゃないの?」
……こいつは一体何を言っているんだ? 確かに真珠は中学時代からの友人だ。大事かどうかと言えば大事だろう。それなりに付き合いも長いしな。だがこんな人前で息子を露出して、牢屋へ打ち込まれる危険を負ってまで早く治す程の仲でもない。言ってしまえばただの男友達だしな。
「……? いや、別にそんな事はないぞ。真珠は俺の友人だが、言ってしまえばただの男友達だしな。命に別状はないようだし、別に危険を負ってまで治す程でもないだろう。それにそっちの女はただの顔見知り程度だ。なおさら治す理由がない。」
「……あんたそれ本気で言ってるの?」
「……ザーメンさん、それは流石にないと思いますよ。」
ルビサファ姉妹が急に、心底呆れたと言った態度になった。俺は今何か変な事を言っただろうか。もしかしてこいつらは俺を、正義のヒーローか何かと勘違いしているんじゃあないだろうな。見返りがあるわけでもないのに、危険を犯してまで治療をする必要なんかないだろう。
「……まぁいいわ。事実を知った時のあんたの反応、楽しみにしておくわ。」
「そうですね。私も楽しみにしておきます。」
「事実?」
本当に何なんだ、こいつらは。事実を知った時の俺の反応? 何か俺が知らないで、ルビサファ姉妹は知っている何か重大な事でもあると言うのか?
「おい、何ださっきから。俺は何か変な事を言ったか?」
「……別にー? その人達が目覚めたら、聞いてみればいいんじゃない?」
本当に意味が分からん。まぁ分からんものは幾ら考えても分からんからな。二人が目覚めたら、色々聞いてみればいいだろう。とりあえず今日はこのまま飯を食べて、それから寝るとしよう。
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