復讐計画

絶望

雨が激しく降っている。
ずぶ濡れになりながらも何も考えずに走っていた。
人がいないところへ
見つかれば終わる。
俺は捕まる訳にはいかない
まだアイツらに復讐出来てないんだ
「そんなに急いでどこえやら？」
どこか聞き覚えのある声だ
振り向くとそこには高瀬鈴が立っていた
「高瀬…お前、どーして…」
「まあ、確かに居酒屋で復讐に協力するとは言った。言ったがお前のほうに加担するとは言ってないだろ？ほんとに翔太は単純だなー」
「なんでだよ…俺は高瀬を信じてたのに！！！」
「そんなの知らねーよ。あ、もうすぐで18時だ。ゲームの始まりだね！」
「ゲーム？なんだよそれ。」
「あー、そっか翔太にはまだ説明してなかったか、翔太の身体のどこかにGPSが埋め込まれてる。つまりあなたのいる場所は世界に拡散されるの。明日の18時までに翔太を殺すことが出来たならその人には賞金1億円が与えられる。楽しみだね！翔太くん」高瀬は少しニヤっと笑いながら去って行った。
今の時間は17時55分
あと5分で俺は狙われる。
見つかれば殺される
殺される訳にはいかない、、、