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僕の服を纏って影武者となったラドが、狼に跨って城から兵力を引き出していたその頃、
僕はミレと初老の男、それと戦闘力の比較的高い人間の男2人を含んだ5人でパーティーを組み、城のかなり近くまで距離を詰めていた。
僕たちは敵の炎の呪文で、ラドが作戦を決行したことを確認し、レッドドラゴン3匹が城から飛び出していったことで成功を確信した。
更に城の近く。草むらの陰で息を潜めていた5人。レッドドラゴンが飛び出してから、180秒をカウントする。
…カウントが終わる。
「時間との勝負だ。一気に突破する。」
僕は4人にそうつぶやくと、草むらから姿を一人現した。
そして、キングラビットの巣食う城、正面の城門へと突撃した。
僕はミレと初老の男、それと戦闘力の比較的高い人間の男2人を含んだ5人でパーティーを組み、城のかなり近くまで距離を詰めていた。
僕たちは敵の炎の呪文で、ラドが作戦を決行したことを確認し、レッドドラゴン3匹が城から飛び出していったことで成功を確信した。
更に城の近く。草むらの陰で息を潜めていた5人。レッドドラゴンが飛び出してから、180秒をカウントする。
…カウントが終わる。
「時間との勝負だ。一気に突破する。」
僕は4人にそうつぶやくと、草むらから姿を一人現した。
そして、キングラビットの巣食う城、正面の城門へと突撃した。
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