268 / 606
第4章 記憶と思惑のフィアンツ帝国
第252話 あの子を助けたい!
しおりを挟む
ラピスとカトレアの覚悟を聞いたレクシャは、『とりあえず、朝食と支度を済ませてから話そう』と一旦話を畳んだ。
そして暫く、朝食を済ませた王国一行は全員支度を整えると、マクシェルと研究者達はホテル近くに待機させていた馬車に乗り込み、護衛役の騎士達や宮廷魔法師達は手筈通りの配置についた。
「それじゃあ、ラピス。カトレア様と共にマクシェル様の護衛を頼んだぞ」
「はい!」
先輩騎士からマクシェルの護衛を任されたラピスは、同じように先輩宮廷魔法師から任されたカトレアと共にマクシェルが乗る馬車に乗りこんだ。
「それでは、出発致します」
先導を担う騎士の合図で動き始めた馬車は、一列に並んで朝から賑わう帝都の街の大通りを走る。
「短い滞在期間でしたが、とても有意義な時間が過ごせました」
「えぇ、王国では食べられない異国の料理に舌鼓を打つことが出来ましたし、少しだけでしたが活気ある帝都の雰囲気が味わえて良かったです」
窓から見える街並みを横目にマクシェルとラピスが穏やかな会話を交わしていると、ラピスの隣に座っていたカトレアが懐から魔道具を取り出す。
そして、魔道具を起動させると馬車の天井に張り付けた。
その様子を一瞥したマクシェルは、少しだけ笑みを潜めると向かい側にいる2人に目を向ける。
「さて、先程私に『聞きたいことがある』と言っていたが、どんなことが聞きたい?」
「っ!?」
(さすが切れ者宰相。穏やかな顔をしつつも私に対して静かにプレッシャーをかけている)
認識阻害魔法が付与された魔道具が起動している車内で、膝に置いている手を強く握ったカトレアは、マクシェル……レクシャに対して口を開いた。
「マーザス様から聞いていると思いますが、私たちは何者かにかけられていた改竄魔法が解かれています。故に、宰相であるはずのあなた様が下級文官のような格好でいることも、『王国の陰』であるインベック伯爵家が宰相家を名乗っているのかも違和感でしかありません」
(それに、本物の『稀代の天才魔法師』が私の小間使いをしているのも、どうして私が師匠の二つ名を名乗り、あのアバズレ女を親友と呼んでいたのも、本物の親友が木こりの格好をしているのも……記憶を思い出した今なら、その全てが違和感でしかない)
強く拳を握ったカトレアが、レクシャに問い質す。
「そこで、単刀直入に申し上げます。私たちに、今の王国の現状について教えていただいてもよろしいでしょうか?」
「どうして、それを知りたいんだい?」
カトレアからの問いに、一瞬目を見開いたレクシャは笑みを潜めた。
「先程も申し上げましたが、親友を救うためです」
「親友……私の娘を救うために知りたいというのか?」
「はい。ですから、王国の現状をご存じであるあなた様から聞きたいのです」
(本当は、『誰が改竄魔法をかけたのか』も聞きたい。でも、この方が改竄魔法をかけた人物を知っているとは考えにくい)
カトレアの真面目な答えに、小さく溜息をついたレクシャは目を細める。
「……もう1つだけ、聞いてもいいかい?」
「はっ、はい!」
(どうしたのかしら? 急に眼光を鋭くされて……)
レクシャの豹変にカトレアが背を正すと、警戒心を露にしたレクシャが問いた。
「君は、それを知ってどうするつもりだい?」
「えっ?」
眉を顰めたカトレアとラピスに、冷たい表情をしたレクシャは厳しいことを告げる。
「君は今朝、私に『親友を助けたい』と言った。だったら、わざわざそんなことを私に聞かなくても良いじゃないか」
「でっ、ですが……」
「そもそも、親友を助けたければ勝手に助ければいい。次男の弟子ある君なら、親友の場所も何となく分かるんじゃないかい?」
「そっ、それは……」
(確かに、親友の居場所には見当はついている。でも……)
「それに」
一呼吸置いたレクシャは2人に警告する。
「私が君たちに王国の現状を話した場合、真実を知った君たちは、間違いなく国の反逆者として捕らえられてもおかしくない立場になる」
「っ!? 確かに、そうかもしれません」
俯く2人に、レクシャは小さく息を吐いた。
「あのノルベルトのことだ。君たち2人が真実を知ったと分かった瞬間、絶対に消しに来るだろう」
「廃人ではなくて?」
「あぁ、とにかくあいつは、自分に逆らった奴を見せしめとして大衆の面前で貶めたいらしい」
(実際、領地で改竄魔法の練習をしていた時、自分に逆らった使用人に冤罪をかけ、それを領民の記憶に改竄魔法で刷り込ませ、広場の真ん中で処刑したらしい)
「っ!? ですが、今の俺たちは宮廷魔法師と近衛騎士で……」
「それでも、ノルベルトにとって君たちは、自分にとっての都合の良い駒としか思っていない。だから、君たちにありもしない冤罪をかけ、それを改竄魔法で国民の記憶に刷り込ませ、大勢の前で君たちを処刑するだろう」
「そっ、そんな……」
(だから私は、娘の親友であり次男の弟子であるカトレア嬢と、その婚約者で娘の友人であるラピス君にはそうなって欲しくない)
啞然とするラピスを一瞥したレクシャは、僅かに悲しげな表情をした。
「先程も言ったが、娘を助けるだけなら王国の現状を知る必要なんてない。だから……」
「いいえ」
レクシャの言葉を遮ったカトレアは、固い決意を宿した薄紫色の瞳でレクシャを見つめた。
「親友を助けるには、どうしてもあなた様から……切れ者宰相であるあなた様から王国の現状を知らなければいけないのです」
そして暫く、朝食を済ませた王国一行は全員支度を整えると、マクシェルと研究者達はホテル近くに待機させていた馬車に乗り込み、護衛役の騎士達や宮廷魔法師達は手筈通りの配置についた。
「それじゃあ、ラピス。カトレア様と共にマクシェル様の護衛を頼んだぞ」
「はい!」
先輩騎士からマクシェルの護衛を任されたラピスは、同じように先輩宮廷魔法師から任されたカトレアと共にマクシェルが乗る馬車に乗りこんだ。
「それでは、出発致します」
先導を担う騎士の合図で動き始めた馬車は、一列に並んで朝から賑わう帝都の街の大通りを走る。
「短い滞在期間でしたが、とても有意義な時間が過ごせました」
「えぇ、王国では食べられない異国の料理に舌鼓を打つことが出来ましたし、少しだけでしたが活気ある帝都の雰囲気が味わえて良かったです」
窓から見える街並みを横目にマクシェルとラピスが穏やかな会話を交わしていると、ラピスの隣に座っていたカトレアが懐から魔道具を取り出す。
そして、魔道具を起動させると馬車の天井に張り付けた。
その様子を一瞥したマクシェルは、少しだけ笑みを潜めると向かい側にいる2人に目を向ける。
「さて、先程私に『聞きたいことがある』と言っていたが、どんなことが聞きたい?」
「っ!?」
(さすが切れ者宰相。穏やかな顔をしつつも私に対して静かにプレッシャーをかけている)
認識阻害魔法が付与された魔道具が起動している車内で、膝に置いている手を強く握ったカトレアは、マクシェル……レクシャに対して口を開いた。
「マーザス様から聞いていると思いますが、私たちは何者かにかけられていた改竄魔法が解かれています。故に、宰相であるはずのあなた様が下級文官のような格好でいることも、『王国の陰』であるインベック伯爵家が宰相家を名乗っているのかも違和感でしかありません」
(それに、本物の『稀代の天才魔法師』が私の小間使いをしているのも、どうして私が師匠の二つ名を名乗り、あのアバズレ女を親友と呼んでいたのも、本物の親友が木こりの格好をしているのも……記憶を思い出した今なら、その全てが違和感でしかない)
強く拳を握ったカトレアが、レクシャに問い質す。
「そこで、単刀直入に申し上げます。私たちに、今の王国の現状について教えていただいてもよろしいでしょうか?」
「どうして、それを知りたいんだい?」
カトレアからの問いに、一瞬目を見開いたレクシャは笑みを潜めた。
「先程も申し上げましたが、親友を救うためです」
「親友……私の娘を救うために知りたいというのか?」
「はい。ですから、王国の現状をご存じであるあなた様から聞きたいのです」
(本当は、『誰が改竄魔法をかけたのか』も聞きたい。でも、この方が改竄魔法をかけた人物を知っているとは考えにくい)
カトレアの真面目な答えに、小さく溜息をついたレクシャは目を細める。
「……もう1つだけ、聞いてもいいかい?」
「はっ、はい!」
(どうしたのかしら? 急に眼光を鋭くされて……)
レクシャの豹変にカトレアが背を正すと、警戒心を露にしたレクシャが問いた。
「君は、それを知ってどうするつもりだい?」
「えっ?」
眉を顰めたカトレアとラピスに、冷たい表情をしたレクシャは厳しいことを告げる。
「君は今朝、私に『親友を助けたい』と言った。だったら、わざわざそんなことを私に聞かなくても良いじゃないか」
「でっ、ですが……」
「そもそも、親友を助けたければ勝手に助ければいい。次男の弟子ある君なら、親友の場所も何となく分かるんじゃないかい?」
「そっ、それは……」
(確かに、親友の居場所には見当はついている。でも……)
「それに」
一呼吸置いたレクシャは2人に警告する。
「私が君たちに王国の現状を話した場合、真実を知った君たちは、間違いなく国の反逆者として捕らえられてもおかしくない立場になる」
「っ!? 確かに、そうかもしれません」
俯く2人に、レクシャは小さく息を吐いた。
「あのノルベルトのことだ。君たち2人が真実を知ったと分かった瞬間、絶対に消しに来るだろう」
「廃人ではなくて?」
「あぁ、とにかくあいつは、自分に逆らった奴を見せしめとして大衆の面前で貶めたいらしい」
(実際、領地で改竄魔法の練習をしていた時、自分に逆らった使用人に冤罪をかけ、それを領民の記憶に改竄魔法で刷り込ませ、広場の真ん中で処刑したらしい)
「っ!? ですが、今の俺たちは宮廷魔法師と近衛騎士で……」
「それでも、ノルベルトにとって君たちは、自分にとっての都合の良い駒としか思っていない。だから、君たちにありもしない冤罪をかけ、それを改竄魔法で国民の記憶に刷り込ませ、大勢の前で君たちを処刑するだろう」
「そっ、そんな……」
(だから私は、娘の親友であり次男の弟子であるカトレア嬢と、その婚約者で娘の友人であるラピス君にはそうなって欲しくない)
啞然とするラピスを一瞥したレクシャは、僅かに悲しげな表情をした。
「先程も言ったが、娘を助けるだけなら王国の現状を知る必要なんてない。だから……」
「いいえ」
レクシャの言葉を遮ったカトレアは、固い決意を宿した薄紫色の瞳でレクシャを見つめた。
「親友を助けるには、どうしてもあなた様から……切れ者宰相であるあなた様から王国の現状を知らなければいけないのです」
7
あなたにおすすめの小説
追放された落ちこぼれ令嬢ですが、氷血公爵様と辺境でスローライフを始めたら、天性の才能で領地がとんでもないことになっちゃいました!!
六角
恋愛
「君は公爵夫人に相応しくない」――王太子から突然婚約破棄を告げられた令嬢リナ。濡れ衣を着せられ、悪女の烙印を押された彼女が追放された先は、"氷血公爵"と恐れられるアレクシスが治める極寒の辺境領地だった。
家族にも見捨てられ、絶望の淵に立たされたリナだったが、彼女には秘密があった。それは、前世の知識と、誰にも真似できない天性の《領地経営》の才能!
「ここなら、自由に生きられるかもしれない」
活気のない領地に、リナは次々と革命を起こしていく。寂れた市場は活気あふれる商業区へ、痩せた土地は黄金色の麦畑へ。彼女の魔法のような手腕に、最初は冷ややかだった領民たちも、そして氷のように冷たいはずのアレクシスも、次第に心を溶かされていく。
「リナ、君は私の領地だけの女神ではない。……私だけの、女神だ」
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
【完結】捨てられた皇子の探し人 ~偽物公女は「大嫌い」と言われても殿下の幸せを願います~
ゆきのひ
恋愛
二度目の人生は、前世で慕われていた皇子から、憎悪される運命でした…。
騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。
母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せたリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。
そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘……。
望まぬ形で二度目の生を享けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が、本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。
※本作は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さんにも投稿しています。
※表紙画像はAIで作成したものです
冷酷侯爵と政略結婚したら、実家がざまぁされました
鍛高譚
恋愛
「この結婚は、家のため。ただの政略結婚よ」
そう言い聞かせ、愛のない結婚を受け入れた公爵令嬢リゼット。
しかし、挙式後すぐに父が「婚約破棄しろ」と命じてきた!?
だが、夫であるアレクシス・フォン・シュヴァルツ侯爵は冷たく言い放つ。
「彼女を渡すつもりはない」
冷酷無慈悲と噂される侯爵が、なぜかリゼットを溺愛し始める!?
毎日甘やかされ、守られ、気づけば逃げ場なし!
さらに、父の不正が明るみに出て、公爵家は失墜――
リゼットを道具として利用しようとした者たちに、ざまぁの鉄槌が下される!
政略結婚から始まる、甘々溺愛ラブストーリー!
「愛なんてないはずなのに……どうしてこんなに大切にされるの?」
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
白い結婚で結構ですわ。愛人持ちの夫に興味はありません
鍛高譚
恋愛
公爵令嬢ルチアーナは、王太子アルベルトとの政略結婚を命じられた。だが彼にはすでに愛する女性がいた。そこでルチアーナは、夫婦の義務を果たさない“白い結婚”を提案し、お互いに干渉しない関係を築くことに成功する。
「夫婦としての役目を求めないでくださいませ。その代わり、わたくしも自由にさせていただきますわ」
そうして始まった王太子妃としての優雅な生活。社交界では完璧な妃を演じつつ、裏では趣味の読書やお茶会を存分に楽しみ、面倒ごととは距離を置くつもりだった。
——だが、夫は次第にルチアーナを気にし始める。
「最近、おまえが気になるんだ」
「もっと夫婦としての時間を持たないか?」
今さらそんなことを言われても、もう遅いのですわ。
愛人を優先しておいて、後になって本妻に興味を持つなんて、そんな都合の良い話はお断り。
わたくしは、自由を守るために、今日も紅茶を嗜みながら優雅に過ごしますわ——。
政略結婚から始まる痛快ざまぁ! 夫の後悔なんて知りませんわ
“白い結婚”を謳歌する令嬢の、自由気ままなラブ&ざまぁストーリー!
無能だとクビになったメイドですが、今は王宮で筆頭メイドをしています
如月ぐるぐる
恋愛
「お前の様な役立たずは首だ! さっさと出て行け!」
何年も仕えていた男爵家を追い出され、途方に暮れるシルヴィア。
しかし街の人々はシルビアを優しく受け入れ、宿屋で住み込みで働く事になる。
様々な理由により職を転々とするが、ある日、男爵家は爵位剥奪となり、近隣の子爵家の代理人が統治する事になる。
この地域に詳しく、元男爵家に仕えていた事もあり、代理人がシルヴィアに協力を求めて来たのだが……
男爵メイドから王宮筆頭メイドになるシルビアの物語が、今始まった。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる