烙印

絢麗夢華。

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序章

終幕

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「爆散……」「氷結……」

2人の少女が闘っている。
見た目からは分かりづらいが、2人とも相当疲弊している筈だ。
それぞれが、得意分野に特化した強化スーツを装着している。
違う分野のスーツなれど、互角にぶつかり合っている。
搭載された小型エンジンは限界を迎え、異常な動きをしている。
何度もダメージからの強制装甲解除を迎えながら、装着を繰り返している。
腕や脚等、所々装甲がは外れてしまっている。
重厚な装甲が、脚元に転がっている。
それでも2人は互いを傷付け続ける。
バッテリー残量もギリギリな筈だ。
ゼロになればその装甲は完全に機能を停止する。
きっとあの二人は、それでも闘い続ける。
生身で殴り合うのだろう。
この闘いの決着は、どちらの死で決着をつけるのだろう。
或いは、どちらもの死でしか決着は付かないのかもしれない。
周囲にはもう誰も居ない。
崩れた建物の跡地で2人は闘っている。
瓦礫の上でバランスを崩しながら。
お互いの持てる力をぶつけ合っている。

「そろそろ終わりにする。」
「私も限界。次で決める。」

強烈な一撃を互いに叩き込む。
お互いの装甲が弾き飛び、ぶつかり飛び散る。
砕け散った破片が、もう一度の装着は不可能だと物語っていた。

生身になった2人には殆ど力が残っていなかった。
それでも起き上がり、互いの想いをぶつけ合う。
スーツと共に傷付き、下に来ていた服も、破れている。
それなりに発達した乳房が少し顕になり、臀部も太腿も見え、恥部も見えかけている。
それでも彼女達はそんな事を気にしない。
使命は時に我を忘れさせる。
しかしそれ以上に、この街にはもう人は居ないと言うのが、彼女達を此処まで駆り立てる要因の大部分を占める。
次の瞬間、眩い光が2人を包む。
勝敗は決した様だった。
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