大惨事世界大戦

絢麗夢華。

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世界大戦Ⅲ

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2045年10月27日、世界は再び、争いを始めた。

奇しくも日本国が終戦、敗北を認め、大国に下った100年後。

終わったはずの争いが再び幕を開ける。

尤も戦争が終わったと思っていたのは、哀れな日本人だけだったのだが。

「銃弾を込めろ!急げ!何をしている!」

そんな言葉が各国軍から流れる戦場。

そんな旧世代の争いでの会話等、現代の戦場には流れない。

現代の戦場は、一般人の少ない開けた荒野。

その様な訳がなかった。

敵国どころか自国民さえ犠牲を厭わない戦争。

殺し合いと言うにはあまりに間接的。

銃も戦車も、歩兵さえ居ない戦場。

一般市民や、一般市民や、あと一般市民が 無様に散っていく。

一方的で、絶望的な戦場。

護るべき国民なんていなくて、殺すべき敵軍なんて無くて、ただただ命が

どんどん散っていく戦場。

優秀な人間が生きて、無能な人間は死ぬ。

かつての日本国が経済的社会的理由でそうあった絶対のルールが新しい理由

で、適用される。

奪う側が少ない命で、奪われる側が沢山の命。

終わりのない泥沼。

輝きも名誉も激動すら無い醜い殺戮が、世界の全て。

終わりの始まり。

世界が滅びを迎える記録が記される。

生き抜くべき世界を追われた人類が、歩んだ過ちが今。
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