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序章
俺のターン2
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最初にガイン達が来た時、これから長い付き合いになるかもしれないからっていうのが引っかかっていたし、アーシェスも準備よく俺のバックを出したし…
「なぁ!
なんで俺なんだ?理由が知りたいんだが?」
するとアーシェスが話し出す。
「ディオニの魔法は守護者召喚でした。
まず、地球で転移とか異世界というワードにあまり抵抗のない国の人間を選ぼうとしました。
すると日本がその類については抵抗が少ない様でした。
次に守護する仕事をしている人間の中でその天職を持つ者を探しました。
様々な業種を調べて適合者を絞りました。それが顕一です。」
ほぉぉ
天職を持つ適合者ねぇ…
「で?
その適合者とやらに選ばれたのはいいが、何が適合なの?ただ天職だっただけじゃなさそうだな?
もうここまで話したら全部言ってくれよ。
じゃないと協力はしない。」
すると先程までずっと黙っていたガインが顔を真っ赤にしてアーシェスに言った。
「アーシェス、だから言ったではないか!何が餌を目の前に出せばじゃ?
代わりも含めて何人かの人選をするべきだったんじゃ!
これで顕一がアストラシアに行かなんだら、お主にも重い罰をぉぉぉ…」
ガインの醜態を見ていたら…つい我慢が出来なくて、俺はガインの顳顬を拳でグリグリしていた…
「ガイン、ちょっと黙ってくれないか?
アーシェスが正直に話そうとしているのに横ヤリ入れないでくれ。
ガインが親バカって事は充分理解したから喋るな!
創造神なんだろ?
ガインは偉いんだろ?
だったら威厳を保てよ!
今の現状では、アーシェスとクルゥの話を聞いた上で色々考えたい。
ガインが口を挟むとややこしいから黙ってお茶飲んでろ!」
アーシェスとクルゥは目が点になっていた…
そりゃそうだよなぁ…
我慢が出来なかったとは言え、1番偉い神であるガインに手を出すとか…
しかも今更だけど…
俺、神に対してタメ口だった…
最初は真実を知るためとはいえ、タメ口で強気に出たのはまずかったかな…
俯く神達を見ながら再びタバコに火を付けて深く吸い込む…
この沈黙嫌なんだけどなぁ…
コーヒー飲みたいなぁ…
「なぁアーシェス、缶コーヒーまだある?」
結局タメ口でアーシェスに問い掛ける俺だった…
ポーチから黙って缶コーヒーを出してくるアーシェス…
ちょっと困った顔が色気がある。
ここに連れてこられた事でイラッとしていた俺は余り見てなかったが、改めてよく見るとアーシェスは結構な美人だった。
ガインは黙って真剣な面持ちで威厳を保っていたら、西洋の王様の様な感じで格好いいと思う。
クルゥもあどけなさはあるが可愛いと思う。
神に対して思う事ではないんだろうけど、こんな事でも考えてコーヒー飲まなきゃ落ち着けない。
タバコの煙を吐きながら、ふとアーシェスに
「よく見るとアーシェスって美人だなぁ」って言ってしまった…
「ンンッ!?」
アーシェスはその一言で顔を真っ赤にして目をパチクリさせていた。
クルゥは今までの緊張した感じから少し力が抜けた様だ。
「なぁ!
なんで俺なんだ?理由が知りたいんだが?」
するとアーシェスが話し出す。
「ディオニの魔法は守護者召喚でした。
まず、地球で転移とか異世界というワードにあまり抵抗のない国の人間を選ぼうとしました。
すると日本がその類については抵抗が少ない様でした。
次に守護する仕事をしている人間の中でその天職を持つ者を探しました。
様々な業種を調べて適合者を絞りました。それが顕一です。」
ほぉぉ
天職を持つ適合者ねぇ…
「で?
その適合者とやらに選ばれたのはいいが、何が適合なの?ただ天職だっただけじゃなさそうだな?
もうここまで話したら全部言ってくれよ。
じゃないと協力はしない。」
すると先程までずっと黙っていたガインが顔を真っ赤にしてアーシェスに言った。
「アーシェス、だから言ったではないか!何が餌を目の前に出せばじゃ?
代わりも含めて何人かの人選をするべきだったんじゃ!
これで顕一がアストラシアに行かなんだら、お主にも重い罰をぉぉぉ…」
ガインの醜態を見ていたら…つい我慢が出来なくて、俺はガインの顳顬を拳でグリグリしていた…
「ガイン、ちょっと黙ってくれないか?
アーシェスが正直に話そうとしているのに横ヤリ入れないでくれ。
ガインが親バカって事は充分理解したから喋るな!
創造神なんだろ?
ガインは偉いんだろ?
だったら威厳を保てよ!
今の現状では、アーシェスとクルゥの話を聞いた上で色々考えたい。
ガインが口を挟むとややこしいから黙ってお茶飲んでろ!」
アーシェスとクルゥは目が点になっていた…
そりゃそうだよなぁ…
我慢が出来なかったとは言え、1番偉い神であるガインに手を出すとか…
しかも今更だけど…
俺、神に対してタメ口だった…
最初は真実を知るためとはいえ、タメ口で強気に出たのはまずかったかな…
俯く神達を見ながら再びタバコに火を付けて深く吸い込む…
この沈黙嫌なんだけどなぁ…
コーヒー飲みたいなぁ…
「なぁアーシェス、缶コーヒーまだある?」
結局タメ口でアーシェスに問い掛ける俺だった…
ポーチから黙って缶コーヒーを出してくるアーシェス…
ちょっと困った顔が色気がある。
ここに連れてこられた事でイラッとしていた俺は余り見てなかったが、改めてよく見るとアーシェスは結構な美人だった。
ガインは黙って真剣な面持ちで威厳を保っていたら、西洋の王様の様な感じで格好いいと思う。
クルゥもあどけなさはあるが可愛いと思う。
神に対して思う事ではないんだろうけど、こんな事でも考えてコーヒー飲まなきゃ落ち着けない。
タバコの煙を吐きながら、ふとアーシェスに
「よく見るとアーシェスって美人だなぁ」って言ってしまった…
「ンンッ!?」
アーシェスはその一言で顔を真っ赤にして目をパチクリさせていた。
クルゥは今までの緊張した感じから少し力が抜けた様だ。
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