6 / 10
第一章 恩人
ギルド
しおりを挟む
街へ入って思ったことだが
人がとてつもなく多い
日中ということもあるだろうがそれでもだ
「すごいな」
初めて街へ来たのだ、驚くのも無理はない
「ギルドはもう少し行ったところだよ」
人でいっぱいになった道を歩きながらゼシカ嬢は言った
***
数分後
星の形をした看板の建物の前にきた
「ここが冒険者ギルドだよ」
そう言いながらゼシカ嬢は大きな扉を開ける
扉が大きいのはそれほど冒険者の出入りが多いと推測できる
扉を開け中に入ると私の推測は間違っておらず多くの冒険者がいた
依頼の張り紙を見ているもの、待合所でガヤガヤと話しているもの、カウンターで受付係と話しているもの、パーティーの勧誘らしきことを行っているものと多種多様だ
私たちが入ってきたとき一瞬こちらを見るがすぐ先程とおなじことをしだした
ゼシカ嬢そんなことははお構いなくカウンターの方へ歩いていく
「あら、ゼシカさんこんにちは。依頼の報告ですか?」
話しかけてきたのはショートヘアー水色の髪の女性の受付係さんだ
身長は170センチ程だろう、女性にしては背が高い
「はい。それとこの人の冒険者登録をお願いします」
ゼシカ嬢がそう言うと私は一歩前へでて
「ジスだ。よろしく頼む」
そう言うと受付係の女性は
「ようこそ、冒険者ギルドへ。私はミリと申します。ジスさんでしたね、よろしくお願いします」
そう言いながらミリさんはお辞儀をする
「冒険者登録ということでしたね。それではこちらの書類をお書き下さい。もし文字が書けない場合は代筆が可能です」
「いや、自分で書ける」
「かしこまりました。それで書き終わりましたら、声をかけてください」
「わかった」
そう言うとミリは報告の終わったゼシカ嬢と何やら話し始めたが私は書類を書くのに集中しよう
「ちょっと、ゼシカちゃんあのカッコいい人誰よ?彼氏とか?」
「か、っかれ、かれ、彼氏!?ち、ちちち、違います!」
顔を真っ赤にしながらゼシカは答える
「へぇー」
ミリはそう言いながらニヤニヤしている
「でさ、あの服装って東の方にあるサライーム国の服じゃない?」
サライーム国
アドミナス王国から1ヶ月ほど東へ進むと見えてくる国
サライーム国にはジスの着ている袴や着物などの服や美味しい料理が特徴
「ジスはわからないって言ってたよ」
「わからない?」
「グィーネの森の深層入口付近で空腹で倒れてたジスを見つけてセーフハウスに運んだの」
「うーん、それだけ謎が多いとギルドとしては注意が必要ね…」
そんな話をしていると
「ミリさん、書類を書き終わったんだが」
「はい。えーっと、ジス・フィーナスさん…あれ?フィーナス?」
ミリさんは頭の上に?を浮かべていたが
「あぁ!なんだゼシカ、あんた結婚したの?」
「け、けっ、結婚!?」
ミリさんがそう言うとゼシカ嬢の顔はみるみるうちに赤く染まっていった
「なんだ、もっと早く言いなさいよ。んでなに、もうヤったの?」
ミリさんは以外とグイグイ話す人なのかと思っていると
「だ、だから、そんなんじゃないですーーーーーーー!!!!」
ゼシカ嬢の叫びは街中に響いた
お待たせ致しました
お気に入り数が11になりました
嬉しい(*´v`)
私「一日二本あげると言ったな、あれは嘘だ」
読者「ウゥワァァァァァァ!」
申し訳ございませんでした orz
時間がなかったんだ!
信じてくれよ!(藤〇竜也風)
人がとてつもなく多い
日中ということもあるだろうがそれでもだ
「すごいな」
初めて街へ来たのだ、驚くのも無理はない
「ギルドはもう少し行ったところだよ」
人でいっぱいになった道を歩きながらゼシカ嬢は言った
***
数分後
星の形をした看板の建物の前にきた
「ここが冒険者ギルドだよ」
そう言いながらゼシカ嬢は大きな扉を開ける
扉が大きいのはそれほど冒険者の出入りが多いと推測できる
扉を開け中に入ると私の推測は間違っておらず多くの冒険者がいた
依頼の張り紙を見ているもの、待合所でガヤガヤと話しているもの、カウンターで受付係と話しているもの、パーティーの勧誘らしきことを行っているものと多種多様だ
私たちが入ってきたとき一瞬こちらを見るがすぐ先程とおなじことをしだした
ゼシカ嬢そんなことははお構いなくカウンターの方へ歩いていく
「あら、ゼシカさんこんにちは。依頼の報告ですか?」
話しかけてきたのはショートヘアー水色の髪の女性の受付係さんだ
身長は170センチ程だろう、女性にしては背が高い
「はい。それとこの人の冒険者登録をお願いします」
ゼシカ嬢がそう言うと私は一歩前へでて
「ジスだ。よろしく頼む」
そう言うと受付係の女性は
「ようこそ、冒険者ギルドへ。私はミリと申します。ジスさんでしたね、よろしくお願いします」
そう言いながらミリさんはお辞儀をする
「冒険者登録ということでしたね。それではこちらの書類をお書き下さい。もし文字が書けない場合は代筆が可能です」
「いや、自分で書ける」
「かしこまりました。それで書き終わりましたら、声をかけてください」
「わかった」
そう言うとミリは報告の終わったゼシカ嬢と何やら話し始めたが私は書類を書くのに集中しよう
「ちょっと、ゼシカちゃんあのカッコいい人誰よ?彼氏とか?」
「か、っかれ、かれ、彼氏!?ち、ちちち、違います!」
顔を真っ赤にしながらゼシカは答える
「へぇー」
ミリはそう言いながらニヤニヤしている
「でさ、あの服装って東の方にあるサライーム国の服じゃない?」
サライーム国
アドミナス王国から1ヶ月ほど東へ進むと見えてくる国
サライーム国にはジスの着ている袴や着物などの服や美味しい料理が特徴
「ジスはわからないって言ってたよ」
「わからない?」
「グィーネの森の深層入口付近で空腹で倒れてたジスを見つけてセーフハウスに運んだの」
「うーん、それだけ謎が多いとギルドとしては注意が必要ね…」
そんな話をしていると
「ミリさん、書類を書き終わったんだが」
「はい。えーっと、ジス・フィーナスさん…あれ?フィーナス?」
ミリさんは頭の上に?を浮かべていたが
「あぁ!なんだゼシカ、あんた結婚したの?」
「け、けっ、結婚!?」
ミリさんがそう言うとゼシカ嬢の顔はみるみるうちに赤く染まっていった
「なんだ、もっと早く言いなさいよ。んでなに、もうヤったの?」
ミリさんは以外とグイグイ話す人なのかと思っていると
「だ、だから、そんなんじゃないですーーーーーーー!!!!」
ゼシカ嬢の叫びは街中に響いた
お待たせ致しました
お気に入り数が11になりました
嬉しい(*´v`)
私「一日二本あげると言ったな、あれは嘘だ」
読者「ウゥワァァァァァァ!」
申し訳ございませんでした orz
時間がなかったんだ!
信じてくれよ!(藤〇竜也風)
0
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる